ツリーガード(ELDEN RING)

登録日:2023/05/08 (月曜日) 16:08:54
更新日:2025/04/04 Fri 12:44:53
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ここが狭間の地かー、よーしとりあえず探索しよ…

ん?なんだあの金色のやつ…?NPCか…?

とりあえず近づいて…

(♩〜突然流れ出すBGM〜♪)

ツ リ ー ガ ー ド

あれこっち攻撃してき…

YOU DIED


ツリーガードとは、『ELDEN RING』のボスである。


概要


ELDEN RINGに登場するボスである、黄金の鎧に身を包んだ騎馬騎士といった趣であり、手に持ったハルバードを振り回し攻撃してくる。攻撃力は高いが攻撃は全体的に大振りである。

これだけ見るとなんの変哲もないボスであるが、問題は登場時期
こいつが出るのは…














チュートリアルを終えた直後











である


何かの間違いかと思ったそこのアナタ、間違いでもなんでもない。
チュートリアルであるステージ「学びの洞窟」を超え、第一ステージであるリムグレイブにある最初の祝福(ダークソウルで言う篝火、わからない方はセーブポイントと考えてくれればOK)のある崖。

そこを降りた真ん前にいる

しかもその次の目的地はツリーガードの向こうにある教会…これみよがしに「次はここですよ!」といった感じで崖から覗くことができるため何も考えずに近づいた初心者褪せ人達を無慈悲に葬り去る門番である。さすがフロム、初心者相手にもやることがドS
序盤のボスなので倒しやすい…と思いきや高火力かつ範囲の広い攻撃を振り回してくる上、引っ掛かれば大体は即死。即死しなくてもHPは7〜8割は消え去る。しかもHPを減らすと攻撃パターンが追加され、持っていたでぶん殴ってくる。こちらはかなり判定が広く、見た目以上に避けづらくなるためさらに厄介である。
じゃあ遠距離、今作にある「魔術」で攻めた場合はどうか。フロムの答えは「そんなもんで楽できると思ったか」である。魔術を放つと黄金の紋章と共に盾を構えてガード、魔法を反射してくる。いくらなんでも無茶苦茶である。
圧倒的初見殺しであるためか、フロムが発表した「プレイヤーの挑戦回数が多いボス」のランキングではフロムゲー屈指の難敵として有名なミケラの刃 マレニアやみんなのトラウマ忌み鬼、マルギットに並び第3位にノミネート、これら以外のボスは大体ストーリーにおける重要人物であるため一般ボスがここまで食い込むのは珍しい。

対処法


こんな強敵、挑むレベルを間違えていると思ったあなた。

大正解である

今作はオープンワールドRPG、実はこいつ無視できるのである。
要は「こういう強い敵もいるから時にスルーすることが大事だぞ」というフロム流のチュートリアルである。
故に正解は大回りして見つからないように歩くこと。

何かとネタにされがちだがそれとは裏腹にチュートリアルとしては至って真っ当なものであり、
まずフィールドボスは今作の新要素でスルー可能というのは説明が必須。
適正な強さのボスを置いてしまうと逃げようとすることなくそのまま倒してしまうだろうしそれでは意味がない。
システムメッセージでの味気ない説明ではなく、ユーザーにゲーム体験の中で気づいてもらうなら、
あの位置にあの強さのツリーガードを配置するのはマストというわけである。


いずれにせよ、ゲーム開始直後は無視し主人公が十分に育ってからリベンジするのが明らかに想定された手順なのだが、
過去に狩人忍びを経験した歴戦の猛者たちは立ちふさがるのであれば何度敗れても必ず倒せるはずだと彼に挑みかかることを恐れなかった…。

倒す場合の対処法


まずこのボスの攻撃を喰らうと先述の通りかなり体力を削られてしまう。そのため「喰らわない」立ち回りが必要である。
幸い、攻撃は大振りではあるものの隙が少ないわけではないので隙を見つけ次第殴る戦い方がいいだろう。
この手のボスには珍しくパリィも有効、ハルバードを使用した攻撃は大半がパリィ可能であるので狙えるなら狙ってみよう。致命の一撃は入れることができないものの、体制を崩し、その間は与えるダメージが増える。
盾攻撃はパリィできないが、幸い移動距離は短い攻撃が多いのでいっそのことガン逃げするのも手。鎧に身を包んで入るが、状態異常系は効くので安心していい。
特に素性「侍」の初期装備である「打刀」、「盗賊」の初期装備である「大型ナイフ」は出血効果を持つので有効、どちらもパリィしやすい「小盾」を持っているのでパリィで手数を稼いでもいいだろう。
魔法は反射されるが、ELDEN RINGの敵モブは実は魔法に反応して避けるのではなく、「魔法を使う際のボタン入力」に反応して避ける仕様がある。このため時間差で攻撃する魔法や移動が遅い魔法は避けきれないことが多く、そのまま喰らってしまう。素性「囚人」が持つ魔法「魔術の輝剣」であれば連発をしない限り数発は入れることができる。
初見でこそびびるものの、所詮は序盤に配置されてるボスだけあって全体的に隙が大きく攻撃のタイミングが分かりやすいため、慣れれば初期パラメータに毛が生えた程度でも充分に対処は可能と言える。

倒すと斧槍「黄金のハルバード」を確定でドロップする。
そこそこ優秀なバフ戦技「黄金樹に誓って」と聖攻撃力を持つが、必要パラメータが力30/技量14/信仰12と高めの要求値のため序盤に入手しても満足に扱う事は難しい。
この点からも無理して最序盤から倒すメリットはあまりなく、十分に強くなってから挑むべきボスと言えるだろう。

派生種


ツリーガード(二人)


リムグレイブ、湖のリエーニエ、ケイリッドを超えた先、アルター高原から王都ローデイルに至る道を守る門番として出てくる個体。
バリスタと大弓騎士を倒しor駆け抜けた先で待ち構えているのは、

 今 度 は 二 人 
 二 体 の ツ リ ー ガ ー ド

であった。リムグレイブと同じ盾持ちと新個体の松明持ちのコンビとなる。
最初は階段を上がってくることになるため、同時に二人に接敵することとなる。
一見すると二対一のボスに見えるが、実は前方以外の索敵範囲がかなり狭く、背後から仕掛ければ一対一で処理できる。
おあつらえ向きにこの二体が待ち構える門を超えた先に祝福があるので、最初はこいつらを無視して駆け抜けて祝福に触れると配置がリセットされて簡単に背後を取ることが出来る。そのまま片方を門の中に引き入れれば分断もしやすい。
戦闘が長引いて不用意に門を超えてしまうともう一体の索敵範囲内に入ってニ対一となってしまうので、外に出ないように気を付けたい。
門の外側限定になるが遺灰による霊体召喚も可能。あえて2対1を挑むなら囮として片方を引き付けてもらえば安心して戦える。
また祝福に触れて仕切り直す事も一応可能。が、その場合は仮に片方を倒していても復活してしまう点に注意。

初見では度肝を抜かれるかもしれないがここまで来ればこちらの装備、アイテム、武器も整ってくる頃合い。
相手のステータスは相応に上がっているがこちらはもっと強くなっているだろう。最初に初見殺しをされたことを思い出しながら、一人一人潰してあげよう。

両方を倒すとツリーガードが使っていた盾反射の戦技「黄金の返報」を持つ大盾「黄金樹の大盾」が手に入る。

竜のツリーガード


 門 番 再 び 

王都ローデイルの門前に佇む異形の鎧を身に纏ったツリーガード。ハルバードではなくハンマーを持っている。
他のツリーガード系は全てスルーできるが、この個体のみストーリー進行において撃破が必須となっている。
ツリーガード同様、HPを減らすと攻撃に追加派生が出るが、こちらは赤い雷を用いたド派手なもの。動きはハンマーの振り下ろす攻撃が多い以外あまりツリーガードと変わらないが、を吐いてくるため遠距離にも対応してくる点には注意。
ゲームにおける最終ダンジョン「崩れゆくファルム・アズラ」にも同様の個体が出現する。
ちなみにどちらも戦闘開始まで一切動かず、回り込みや姿を消すなどで背後に回れるため毒霧暗殺で戦わずに突破することも可能。

親衛騎士・ローレッタ/聖樹騎士・ローレッタ


カッコイイ戦技(強いとはいってない)

ツリーガードと同じ騎兵タイプとして解説。騎兵タイプで唯一のネームドボスである。
湖のリエーニエ「カーリアの城館」では“親衛騎士・ローレッタ“として霊体の姿で登場。霊体なので状態異常系が全て無効なので注意。
「聖樹の支え、エブレフェール」では“聖樹騎士・ローレッタ“として生身の個体が登場する。
大柄、重厚といった風情のツリーガードと違い、比較的細身で素早く、また魔術を併用した戦闘が特徴的。
「同じ騎兵だから」というノリで挑むとコンパクトな物理攻撃と隙を補うような魔術で圧殺されかねない。



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最終更新:2025年04月04日 12:44