登録日:2023/08/18(金) 00:17:00
更新日:2025/04/12 Sat 20:32:22
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バカね……
あなたにず~っと片想いしてるからに決まってるでしょ?
雨城瑠璃とは、漫画・ゲーム『
名探偵コナン』の登場人物。
CV:島津冴子
▽目次
人物
女優として活動しており、元癒やし系No.1女優。
口元のホクロが色っぽいのが特徴。
なお、タバコは吸っていない。
毛利小五郎と
妃英理とは幼稚園からの幼馴染であり、中学校まで一緒。
小五郎の事を「小五郎ちゃん」と呼んでおり、小五郎からは「瑠璃っぺ」と呼ばれているが、現在と違って中学生の頃は牛乳ビンの底みたいな眼鏡をかけた地味な少女だった為、再会時も小五郎は最初は気づかず、口元のホクロを見て気づいている。
当然ながら小五郎と英理の関係も知っており、冷静な英理が小五郎相手だとムキになって痴話喧嘩になったり、小学校時代には家庭科の授業で目玉焼きに何をかけるかで喧嘩するもその後に作った料理の食べる順序が全く同じだった事を小五郎と英理の娘である
蘭に教えている。
独身だが、結婚していない理由は小五郎にずっと片想いしているからとの事。
片想いされている小五郎だが、女優に片想いされている点は
コナン(
新一)も同じである。
家族構成
小五郎達と同級生だった頃の苗字は「土井垣」だが、父親は小五郎の知っている人物とは異なり、彼女の実父は俳優の南雲暁。
その理由は、南雲が売れない劇団員だった頃に同じく劇団員だった母親と付き合っており、生まれる前に母親とは破局。
母親は破局後に退団し、小五郎の知る父親と付き合い後に結婚しているが、妊娠が発覚したのは土井垣夫妻が付き合い出した頃だった。
この事実は、南雲とドラマで共演した時にかつての自分の母親(瑠璃の内祖母)に似ていると南雲が言い出した事がきっかけ。
母親から真相を聞き、文句を言う為に南雲と密会し、その際に厳しい口調で責めるもその言葉に南雲が涙を流した事で思い直すようになり、その後も人目を阻んで実の父親と何度か会うようになった。
なお、小五郎は南雲から声をかけられて言葉を交わした時に南雲と瑠璃の関係が親子だと気づいている。
その理由は、小五郎が英理の父親に結婚の挨拶に行った時に味わった感覚があり、その事を思い出した小五郎は南雲が父親として瑠璃を心配していると悟り、この一言二言交わしただけでほんの一瞬だけ見せた「父親の顔」を見逃さなかった。
逆にコナンは2人の関係を愛人関係と推理しており、小五郎とコナンの人生経験の違いを表している。
関連エピソード
- 第37巻『見えない容疑者』(アニメ第305・306話。2003年1月13日・20日放送)
瑠璃の指名で、俳優の代役として推理ドラマの前説をする事になった小五郎。
小五郎はコナンと蘭を連れて富士の山奥にあるロケ現場の洋館を訪れるが、30分の休憩中に共演者の風見良輝が殺害される事件が発生し、遺体の側では手を血で染めた瑠璃が呆然としており……。
瑠璃が登場したのはこのエピソードだけだが、原作エピソードだと『小五郎の同窓会殺人事件』や『妃弁護士SOS』、劇場版だと『
水平線上の陰謀』と並んで、カッコいい小五郎が見れるエピソードのひとつである。
余談
名前の由来は
妃英理の名前の元ネタでもある推理作家エラリィ・クイーンがバーナビー・ロス名義で発表した小説に登場する探偵「ドルリー・レーン」と思われる。
(どい+るり→どるりい、雨→レイン→レーン)
『コナン』では、基本的にゲストキャラの苗字は実在するものを使用しているが、某名字サイトによると瑠璃の苗字である「雨城」は存在しない。
両親の苗字が「土井垣」、実の父親の苗字が「南雲」だと考えると、「雨城」は芸名の可能性がある。
瑠璃を演じた島津冴子は、『
うる星やつら(1981年版)』で三宅しのぶを演じている。
しのぶは面堂財閥の御曹司である面堂終太郎に惚れているが、1981年版で面堂を演じていたのは2009年9月まで小五郎を演じていた
神谷明である。
追記・修正は、人生経験が豊富な人にお願いします。
- いい人ではあるんだけど独身貫いてる理由が、片想いの相手が結婚してるから(なお相手は結婚して既に18年近く経過)っていうのが重いねぇ。 -- 名無しさん (2023-08-18 00:26:55)
- 原作、アニオリでおっちゃんメイン回ではおっちゃんと親しい人が犯人の前例があったから見えない容疑者は違っていて安心した -- 名無しさん (2023-08-20 12:54:17)
最終更新:2025年04月12日 20:32