特殊ワールド/フラッグ(バディファイト)

登録日:2023/10/14 Sat 23:25:31
更新日:2025/02/10 Mon 00:11:11
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現在、確認されているワールドは、全部で9種…

ドラゴンワールド
デンジャーワールド
マジックワールド
カタナワールド
エンシェントワールド
ダンジョンワールド
レジェンドワールド
ヒーローワールド
そしてダークネスドラゴンワールド!!*1

キョウヤのフラッグはその中のどのワールドでもないんだ。

まったく別のワールドってことか…

いや…、その…逆だよ…。



全てのワールド!!

臥炎キョウヤは、あらゆる、全てのワールドから─、最強モンスターである「竜」を呼ぶ事が出来るんだ!!

ここでは、TCGフューチャーカード バディファイト』に登場する特殊なフラッグについて記す。


【概要】

第2弾から追加ターン持ちカードが出たりと、初期から派手なカードが大量に登場してきたバディファイト。
その物語の最後を飾るラスボスの使用カードは、必然的に超派手なカードが相応しい。
そういった思想から産まれたのが、彼ら専用のフラッグである。

【一覧】

ファイト開始時に置ける特殊フラッグ

◆ドラゴン・アイン

初の特殊フラッグ。
属性に「ドラゴン」か「竜」という文字を含むカードをワールドを問わず使用できる。他〈ジェネリック〉も使用可能。
どう見てもドラゴンでカード名にも「ドラゴン」や「竜」と入っている《怒羅魂頭(どらごんヘッド)》はルビが「どらごん」とひらがななので使用できない一方、ドラゴン要素がなく竜という字の読み方も「りゅう」ではない《竜装機(ドラグアームズ)》は使用可能。
また、ファイト開始時の手札が4枚に減る代わりにライフが12に増える。
シンボルマークは3つの魔法陣に重なったアジ・ダハーカの顔。

百鬼夜行(ひゃっきやこう)

『100』から登場。《百鬼》と〈ジェネリック〉のカードを使える。
ファイト開始時の準備は特に通常フラッグとは変わらないが、本来のワールドが存在しない、属性のみを持つカードはここから登場しており、そういった意味では偉大な先人ともいえる。
テーマとしては相手が指定した行動をとる度にダメージを与える〈爆雷〉が特徴。
シンボルマークはヤミゲドウの紋章。

楽園天国(らくえんてんごく)

『DDD』から登場。《天国》と〈ジェネリック〉のカードを使える。アニメ・漫画では、特殊フラッグでは珍しく一般に流通している。
ファイト開始時のゲージが1に減る代わりにライフが12に増える。
《天国》にはライフ回復効果を持つカードが多く、守りに長ける。
この他《天国》の特徴として、ドロップゾーンにカードが少なければ少ないほど強くなるという独特の性能を持つ。ドロップゾーンのカードをデッキに戻すことで効果を発揮するカードも。
《天国》は〈ドラゴンワールド〉〈エンシェントワールド〉〈ダンジョンワールド〉〈ヒーローワールド〉〈スタードラゴンワールド〉にメインに所属しており、〈デンジャーワールド〉〈カタナワールド〉〈ダークネスドラゴンワールド〉には《地獄》複合のみ存在、〈マジックワールド〉に至っては1枚も存在しない。
シンボルマークは天使っぽい高貴な模様。

灼熱地獄(しゃくねつじごく)

『DDD』から登場。《地獄》と〈ジェネリック〉のカードを使える。アニメ・漫画では「楽園天国」同様一般に流通している。
ファイト開始時のライフが8に減る代わりにゲージが4に増える。序盤から強力なカードをガンガン使っていくことができ、攻めに長ける。
この他《地獄》の特徴として、ドロップゾーンにカードが多ければ多いほど強くなるという性能を持つ。使ったゲージはドロップゾーンに置かれるので、ゲージを使えばその分強くなれる。
《地獄》は〈デンジャーワールド〉〈マジックワールド〉〈カタナワールド〉〈レジェンドワールド〉〈ダークネスドラゴンワールド〉にメインに所属しており、〈ドラゴンワールド〉〈ヒーローワールド〉には《天国》複合のみ存在、〈エンシェントワールド〉〈スタードラゴンワールド〉に至っては1枚も存在しない。
シンボルマークはガガルガリオスの顔。

◆ドラゴン・ツヴァイ

『DDD』から登場。漫画・アニメでは3期でキョウヤが使用した。
属性に「ドラゴン」か「竜」という文字を含むモンスターをワールドを問わず使用できる。
使えるのはあくまで「モンスター」のみなので、モンスターの能力でアイテムとして装備する事も出来ない。一方で、手札から捨てることで能力を発揮するモンスターは普通に使えるので、それらを魔法の代用にできる。
必殺モンスターはモンスターとしても扱うので問題なく使用可能。
また初のジェネリックを使用できないフラッグであり、これ以降の特殊フラッグはジェネリックが使えない。
最大の特徴は、ファイト開始時に手札が4枚に減る代わりにライフが20に増える事。魔法が使えない分どうしても防御は手薄になるが、元々のライフが通常の倍なのであまり問題にならない。
シンボルマークは数字の「2」に重なったアジ・ダハーカの顔。

the Chaos(ザ・カオス)

『X』から登場。漫画・アニメでは4期のラスボス・ウィズダムが、手にしたものにふさわしいカードに変化する「ミラージュカード」を変化させて入手し使用。この設定のため1枚しかないはずだが、なぜかウィズダム配下のロボットも使用した。
《カオス》のカードを使える。また、ファイト開始時の手札が4枚に減ってしまうが、その代わり場にサイズの合計が99になるまでモンスターを置ける。
殆どがサイズ3であるカオスのモンスターも問題なく複数並べることが可能。高スペックのモンスターを並べて相手を圧倒できる。
またフラッグとしては初の直接カードに干渉する効果を有しており、自分の場のサイズ30以上のモンスターは全ては、効果で破壊されず、能力は無効化されなくなる効果も持つ。
シンボルマークは2つの四角形が斜めに重なった上に、アルファベットの「C」の文字が3つ描かれ、「C」の隙間部分は目玉のような模様が描かれている。
アニメでのミラージュカードと同様裏面の色が紫のカードもリアルでのカードに存在。ファイト開始時から公開しているので問題はない。

竜牙雷帝(りゅうがらいてい)

『X』から登場。漫画・アニメでは初の主人公・未門牙王が使用する特殊フラッグ。
《雷帝軍》のカードを使える。このカードの登場と共に、それまで〈ドラゴンワールド〉にしかいなかった雷帝軍は全ワールドに登場した。
さらにファイト開始時のゲージが1に減る代わりに、ライフが11、手札が7枚に増える。どんなTCGでも手札は命なので、唯一手札が増えるこのフラッグはかなり強力。
シンボルマークはバッツの顔。
アニメでは2枚目のミラージュカードを牙王が手にして変化させたので、2枚目のミラージュカードと同様裏面の色が赤のカードもリアルでのカードに存在。こちらもファイト開始時から公開しているので問題はない。
『神』でも引き続き牙王が使用している。

◆ゴッドクロック

『神』で登場。漫画では6期、及びシリーズ全体のラスボスの神宮時計が使用。
「クロック-(ワン)」「クロック-(ツー)」「クロック-(スリー)と4枚併せて1つのフラッグとして扱う。
全ての《タイムドラゴン》を使用可能。また、一ターンに一回条件を満たすことで「クロック-Ⅰ」「クロック-Ⅱ」「クロック-Ⅲ」を裏返し(これを『反刻(はんこく)』と呼ぶ)、
相手ターン終了時にそれら3枚すべてが『反刻』していれば場か手札のタイムルーラー・ドラゴンをドロップに置くことで「ゴッドクロック」も『反刻』し、下記の「真なる時の神 ジ・エンドルーラー・ドラゴン」へと変化する。
《タイムドラゴン》には『反刻』すればするほど強くなるカードが多く、反刻を繰り返すほどに有利になっていく。
嫌らしいことに、殆どのカードは『反刻』カードの枚数では無く「回数」を参照するため、途中で《ロストワールド》を重ねたとしても回数はリセットされない。
なお後述の合体ギミックとの兼ね合いか、属性《タイムドラゴン》を持つアイテムは存在せず、このフラッグではアイテムを装備して戦うことは無い。
プレイヤーが武器を担いで相棒と肩を並べ戦うというバディファイトの前提すら破壊しているのは、ある意味最後のラスボスにふさわしいというべきか。
シンボルマークは時計。

・クロック-(ワン)
デッキの上から3枚を見て、1枚を手札に加え残りのカードを捨てる。いわゆるダリルベルク効果。
タイムルーラー・ドラゴンの持つ「未来を視る能力」
・クロック-(ツー)
バトルを強制終了させる。
タイムルーラー・ドラゴンの持つ「時を飛ばす能力」
・クロック-(スリー)
ドロップゾーンの《タイムドラゴン》を、コールコストを払ってコールできる。
タイムルーラー・ドラゴンの持つ「過去に戻る能力」
この能力でドロップにあるタイムルーラーを復活させることで、後述の「ジ/エンドルーラードラゴン」の条件をすぐに達成できる。

ファイト中に使う特殊フラッグ

◆ドラゴン・ドライ

ファイト開始時に選んだフラッグが「ドラゴン・ツヴァイ」なら4枚までデッキに入れることができ、ライフ0になった時手札から「ドラゴン・ツヴァイ」に重ねてライフ5で復活できる。
属性に「竜」か「ドラゴン」を含む元々がモンスターのカードを使えるので、モンスターをアイテムとして装備することも可能。
シンボルマークは数字の「3」に重なったアジ・ダハーカ “ダ・エーワ”の顔。このカードの登場当初のアジ・ダハーカ “ダ・エーワ”関連のカードはドラゴン・ドライでは使えないのだが。

∞ the Chaos ∞(インフィニティ・ザ・カオス)

ファイト開始時に選んだフラッグが「the Chaos」なら、その下に1枚重ねて置いて置ける。初お披露目の際、コスモMはこのカードをプレイマットの下に隠すという演出を行ったが、実際のファイトでは相手からも見える位置にセットする必要がある。
魔法「ザ・カオス・アップグレード」を使うことでフラッグの上に重ねることが可能。この魔法も「ファイト開始時に選んだフラッグが「the Chaos」なら使える」ので、例えフラッグが「the Chaos」で無くなっていても使える。つまり、《究極大魔法 ワールド・パンデミック!》で裏返ったフラッグやロストワールドを出せてしまう。
効果は「the Chaos」から更に強化され、サイズの合計が∞までモンスターを置ける。このゲームにおいてモンスターの最大サイズは10000(後述)なので実質サイズ上限がなくなり、あまり意味は無いがギアゴッドを複数並べることも可能。
「the Chaos」にあった「君の場のサイズ30以上のモンスターは全ては、効果で破壊されず、能力は無効化されない。」という能力ももちろん健在。
そして初の「フラッグが攻撃力・防御力・打撃力を持つカード」。攻撃力10000・防御力10000・打撃力3のカードとしてファイトに参加でき、フラッグ・ギアゴッド・強力なサイズ3モンスター3枚、アイテム1枚という、合計6面展開による物量で相手を圧殺することができ、しかもギアゴッド1000の逆天殺を挟めば、その布陣をⅠターン目に整えることすら容易である。
さらにさらにフラッグであるため、場から除去する方法は殆ど無い。強いて言えばフラッグそのものを封印する《究極大魔法 ワールド・パンデミック!》があるが、専用構築が必要なほど手間がかかる上に誤ってアップグレード前の「the Chaos」を封印してしまうと、その裏返しのフラッグの下から普通にこのフラッグが生えてくる。というか根本的にカードパワーの差がありすぎるため、その前に轢き殺されるのがオチ。
イラストには「the Chaos」のマークが描かれた機械の塔のようなものが描かれており、漫画・アニメではその上の椅子にウィズダムが乗り込んで操縦していた。

◆ロストワールド

『神』に登場。漫画・アニメでは5期のラスボス・乱魔(加古川ランマ)が使用。
TCGでも珍しい、対戦中にデッキそのものを丸ごと入れ替える「デッキチェンジ」を行うフラッグ。
クロスシリーズを除くあらゆるデッキに2枚まで入れることができ、相手のターン終了時にゲージ2を払うことで、手札からフラッグの上に重ね使う。これは“ロスト化”(アニメでは「オーバー・ザ・フラッグ」)と言い、1回のファイトに1回だけ使える。
使う際にはロストワールドのカード30枚で構成された「ロストデッキ」を事前に用意しておき、“ロスト化”と共にデッキを全てファイトから取り除き、新たにロストデッキをシャッフルして置く。この時元々のデッキにあったカードはすべてゲームから除外されるが、ロストワールドのフラッグは下にあるフラッグのテキストを全て引き継ぐため、すでに「場」「ソウル」「手札」「ゲージ」「ドロップゾーン」にあるカードは引き続き使用できる。
ロストデッキは30枚ちょうどでなければならず、それより多くても少なくてもダメ。

出すのに手間がかかるだけあって、ロストデッキのカードはそもそも以下のような仕様を前提とする。
  • モンスターはサイズがなく、場に出せる上限の数までならどのような組み合わせでも出せるうえ、一体一体が他のワールドのサイズ3モンスターと同等かそれ以上に強力。
  • それ以外の種類のカードも他のワールドとは比較にならないほど強い。
それらを踏まえた上で、登場初期から次のようなカードが登場し続けた。
  • ノーコストで出てくる攻撃力80000、打撃力8のモンスター
  • ノーコストでライフを10回復する魔法
  • ノーコストで相手に5ダメージ飛ばす必殺技
  • ゲージ1で出てくる上に、相手のライトかレフトを使用不能にし、反撃とソウルガード持ちの上にゲージを1払えば破壊から復活でき、ターン終了までに除去できなければ3ダメージを与えてくる、しかもサイズの概念がないので複数体並べられるモンスター
  • 天使の施しまんまのカード、しかも性質上強いカードを引けることが確約している。
  • ゲージ10支払う代わりに攻防50000、打撃力5、ソウル5枚なのに『移動』『貫通』『3回攻撃』『ソウルガード』『反撃』持ち。
  • 手札のカード全てのコストを失わせる為、上記のカード達をなんのデメリットも無しに使えるようになる。


などなど、バディファイトどころかTCG全体で見てのルールすら逸脱した強力なカードばかりである。

◆真なる時の神 ジ・エンドルーラー・ドラゴン

『神』に登場。使用者である計のバディ・タイムルーラードラゴンの真の姿。
「ゴッドクロック」「クロック-Ⅰ」「クロック-Ⅱ」「クロック-Ⅲ」全てが『反刻』することで別のフラッグになる。
攻撃力・防御力共に12000、打撃力4の『3回攻撃』持ち
さらにこのカードが1枚で攻撃した時、そのバトル中、相手のカード全てと相手の時を止める“永遠の時”という能力を持つ。
時を止められたカードは能力の使用宣言もキーワード能力の使用も出来ず、時を止められたファイターはカードや能力の使用宣言を行えない。しかも相手は“永遠の時”に【対抗】できない。
+ そして更なる秘密が…
◆オーバーゴッド “(レイ)
『神』に登場。ジ・エンドルーラー・ドラゴンのさらなる真の姿にして、神二期のラスボス。
「真なる時の神 ジ・エンドルーラー・ドラゴン」を『反刻』することで、手札からフラッグの上に重ね使用できる。一応フラッグによる使用制限がないのでドラゴン・アインにも入れられるが、使用条件の関係で実質ゴッドクロックデッキ専用。
これを見越して、ゴッドクロックのカードは一部分を銀はがしの要領で削れるようになっており、封印を解くことでオーバーゴッド"0"を表す「零」のマークが浮かび上がるギミックがある。
攻撃力と防御力は0になってしまっているが、打撃力は全カード中最高の12
こちらも“永遠の時”を持っており、手札6枚を捨て、ゲージ6を払うか、君の手札の「オーバーゴッド“0”」1枚を捨てることで、そのターン中、相手の場のカード全ての防御力を0に減らし、相手のカード全てと相手の時を止めることができる。しかも相手はこの能力に【対抗】できない。

ただでさえ強力なゴッドクロックの切り札だが、環境においては、序盤では腐ってしまうこのカードを複数積みしたり、手札6ゲージ6という非現実的なコストを払ったりするよりも、途中で2ゲージ払いロスト化した方が火力も安定してデッキアウト対策にもなって合理的なためか、このカードが使われることはあまりなかった。

【主な使用キャラクター】

臥炎キョウヤ

1期・3期のラスボスを務めた、大企業「臥炎グループ」の御曹司にして総帥。
未来を信じている為に現在を滅ぼそうとする、いかにもラスボスらしい男。最強の存在となるため「プロジェクトDDD」を推し進め、牙王達を狙う。
バディは「アジ・ダハーカ」、ドラゴン・アイン時はサイズ4の《終焉魔竜 アジ・ダハーカ》に、ドラゴン・ツヴァイ時には破壊されても手札を捨てれば場に留まりライフ10以下なら3回攻撃できる《終末の大魔竜 アジ・ダハーカ》、ライフを支払う度に再攻撃出来る《黒天太陽竜 アジ・ダハーカ “ダ・エーワ”》となる。
いずれも所属ワールド自体はダークネスドラゴンワールドだが、ルールや自身の効果によってそれぞれのフラッグでしか使用できない。

ドラゴン・ドライ使用時は人間の身体を捨ててバディと一体化し、《黒き太陽の魔竜神 ガエン》へと変身を遂げる。
「プロジェクトDDD」の最終目的は、全てのバディモンスターを従えるフラッグを作ることであると明かされたが、その後、ワールドによる構築制限を取っ払った「キョウヤの野望フラッグ」での対戦動画を公式が上げて、野望の行き着く先が破滅的なソリティアゲーになることを見せつけた。

4期(バッツ編)以降、それ以上のソリティアゲーが横行することを誰も知る由がなかった。

イカヅチ

2期のメインライバルである謎の雷男。
主人公である牙王に初の敗北を味合わせた男でもある。
バディは「ヤミゲドウ」、物語が進むにつれ、自身の攻撃が無効化されると爆雷でダメージを与える《大魍魎ヤミゲドウ》→相手がドローする度に爆雷でダメージを与える《闇荒御魂オオヤミゲドウ》と進化していっている。

ウィズダム

4期のラスボスを務める大企業「カオス・コントロール・カンパニー」のCEO。
全てのモンスターを自らの支配下に置き、人間にとっての楽園を作り上げようとする。
バディは「ギアゴッド」、初期状態でもサイズ30であり、パワーアップするにつれ90、その果てには10000とインフレを数値で表した1枚。

未門牙王

初代主人公も4年目にしてとうとう自分だけの専用フラッグを入手。
ぶんぶく師匠から貰った2枚目のミラージュカードから竜牙雷帝を生み出した。
成人してからも引き続き使用しており、漫画版ではバディのバッツと共に息子である友牙を大人気なく叩き潰していた。

乱魔

友牙の大親友・加古川ランマがバディを持つファイターへの嫉妬の余り呼び寄せた〈ロストワールド〉のカードによって変身した姿。
神1期のラスボスを務める。
バディは「ヴァニティ」こと《凶乱魔竜 ヴァニティ・骸・デストロイヤー》、ロストワールドにフラッグを変更しなければ使用できない都合ファイト開始時はその姿を現さない。

神宮時 計

「万能の神」の異名をとる、神2期のラスボス。
相棒学園を解体して新たな学園「ワールド・バディ・アカデミア」を創立したり、裏でドクター・ガラを引き入れたりと不穏な動きを見せる。
バディは《時の神 タイムルーラー・ドラゴン》。自身の効果によっていくらでもソウルを復活させられる他、ジ・エンドルーラー・ドラゴンを場に出す為の条件でもある。
ゴッドクロックによる時空改変を目論んだが、その真の目的は「バディファイトで一度だけ敗北した過去を消す」という非常にちっぽけなものである。付き合わされたディザスターやガラはいい迷惑であった。
これが神バディの話数縮小を受けた結果なのか、元々の構想だったのかは不明。

【実際にアニメ・漫画でラスボスを務めたカード】

◆終焉魔剣 アクワルタ・グワルナフ

アジ・ダハーカが場から離れたときのみ装備出来るアイテム。
攻撃力12000・打撃力5を誇り、攻撃したモンスターのソウルガードを無効化してしまう。
武器しかないんならこっちへの攻撃素通りじゃないの?と思った方ご安心を、単体での攻撃を無効化してきます
この効果で最終決戦に勝利したと思われたが…?

◆災禍の大邪神 ヒャクガンヤミゲドウ

“地の半身”と“天の半身”からなる二枚一組のカード。
単体では使用できない為、感覚的には「遊戯王ラッシュデュエル」の「マキシマム召喚」が近いか。
まどろっこしい条件がある分出せた時のスペックは圧倒的で、攻撃力は他のTCGでも素の数値としては前例のない100万
ターン終了時までライトとレフトの百鬼のサイズを0にする効果を持ち、単騎なので攻め切れなくなる状況も減らせる。
そしてデッキの上から5枚を破棄することによる耐性も持ち、ロマン加減も相まって実にラスボスらしいカードだろう。
最終決戦では専用の100枚デッキを用意してくることで効果を最大限に生かし、牙王を追い詰めた。

防御力自体はたったの5000の為ジャスティス・ドラムは天敵、牙王は多分ヒーローワールドデッキで挑んだ方が楽に勝ててた

◆黒き太陽の魔竜神 ガエン

キョウヤが人を捨て神になった姿。
サイズ10のモンスターの為普通にコールすることはできず、自身の効果でファイター自身が「変身」することになる。
ライフ回復効果を持ち、ドラゴン・ドライへのフラッグチェンジ時効果と合わせて合計ライフ30、攻撃するたびに相手モンスター全破壊と圧倒的な性能を誇るが、もっとも重要なのは、登場した次の相手ターン中の一切のドローを封じる極悪ロック効果。
フューチャーカードの名に反する「未来を封殺する」効果である。

究極に至るC(アルティメット・カオス) ギアゴッド ver.1ØØØØ(コンプリート)

ウィズダムが繰り出した最強のギアゴッド。
サイズ10000の為フラッグが∞ the Chaos ∞でないと場に出せないが、攻撃力は10万、更に逆天殺ReBOOTによって墓地のモンスター3体蘇生+ライフ3以下の場合10まで回復とこれまでのラスボスと違い物量戦を重視したスペック。

◆凶乱魔骸神竜 ヴァニティ・終・デストロイヤー

最強のヴァニティ。
コールコストで手札を全てソウルにし、出たときデッキも全てソウルにしてしまう。
ここだけ書くと自爆用のカードだが、自身の効果によってライフ0になってもデッキ0枚になっても敗北しなくなる完全無敵状態になれる。
解除するには終デストロイヤーを倒すしかないが、防御力こそヒャクガンヤミゲドウすら下回る1000の為除去自体は簡単なものの、ロストデッキ全て+ロスト化前の手札という圧倒的な厚みのソウルの前にはジリ貧になりやすい。
一応専用効果の“次元の扉-急-”によって自分からソウルを減らす事はあるものの、ロストデッキが全てソウルになっている以上デッキから任意サーチしていることに変わりない。
これまでのラスボスカードに欠けていた安定性をも兼ね備える切り札である。


追記・修正は100枚デッキを組み、手札7枚・ゲージ4枚・ライフ20からスタートしてお願いします。

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最終更新:2025年02月10日 00:11

*1 引用元である漫画「フューチャーカード バディファイト」3巻はまだスタードラゴンワールド実装前である点に注意