登録日:2023/11/19(日) 14:51:10
更新日:2025/02/23 Sun 16:29:05
所要時間:約 4 分で読めます
「エイリス覚醒により生まれた時空の裂け目」
「それがカオルを飲み込んじまった」
「幼い息子・雷牙を残し」
「時空の裂け目へ旅立つことを決意する鋼牙」
「今、黄金騎士・冴島鋼牙の新たな物語が幕を開ける...」
【概要】
サンセイから出ている『
CR牙狼』シリーズの、『P牙狼冴島鋼牙』に搭載された映像をまとめた動画。YouTubeのサンセイチャンネル公式で配信されており、『牙狼ぴあ History Book』でも紹介されている。
『P牙狼冴島鋼牙』の映像のダイジェストであり、カットされている部分も多く存在している。
CR牙狼シリーズでは初の雨宮慶太監督脚本・演出の映像となっており、『
阿修羅』と『
魔戒ノ花』の間に位置し補完する物語となっている。なのだが、微妙に食い違っている描写も存在している。『
魔戒烈伝』の「金字塔」との時系列の兼ね合いは不明。
約束の地やクロマルなど、『
蒼哭ノ魔竜』で使用された要素が多く登場する。
【登場人物】
妻・カオルが約束の地に行ってしまったため、探しに行くことになった
魔戒騎士。暗黒騎士の襲撃を受け、約束の地で再びモノの力を借りることに。クライマックスでは、モノの力とカオル(とクロマルと零)の想いで、
大巌獣身・牙狼に進化し、暗黒邪眼竜・呀を破った。戦いの後、約束の地で
エイリスに敗北する
ハガネを纏う雷牙のビジョンを目撃し、牙狼の鎧を手放すことを決意する。
冒頭の通り、エイリスのせいで生じた時空の裂け目に吸い込まれたはずの鋼牙の妻。なぜか本作の映像では、クロマルに付いていったせいで約束の地に足を踏み入れてしまった感じになっている。暗黒騎士・呀に再び囚われてしまい、趣味の悪いドレスを着せられ監禁されてしまう。母親だけあって、約束の地に映し出された大人の雷牙の姿を、一瞬で我が子だと理解した。
黄金騎士・牙狼の相棒の
魔導輪。本映像では、冒頭のナレーションも務めている。牙狼の鎧を雷牙に託す決心をした鋼牙の意を汲み、鋼牙とカオルに別れを告げた。
かつて、冴島鋼牙と死闘を繰り広げた、暗黒騎士の鎧。滅びたはずだったが、約束の地に足を踏み入れたカオルを捕らえ、鋼牙のための人質とした。鋼牙との戦いで最終形態の暗黒邪眼竜・呀となるものの、大巌獣身・牙狼に敗北する。
『
月虹ノ旅人』では、もはやバラゴですらない、鎧の怨霊と明かされている。『月虹ノ旅人』で希望の塊である、雷牙の誕生に呼応し目覚めたと語っており、本作で鋼牙を倒せなかったため、雷牙に標的合わせたと考えると、本作との辻褄は意外にも合っていたりする。
冴島鋼牙の戦友の魔戒騎士。約束の地に旅立つ鋼牙と決闘を行う。実は引き留める気はさらさらなく、
烈火から魔界竜を預かっており、決闘で負けた後鋼牙に託した。鋼牙の去り際に雷牙に修行を付ける約束をしている。本映像で絶狼の鎧を纏うことはないが、鋼牙との決闘の演出で絶狼の鎧が登場する。
鋼牙とカオルの息子。姿は出ないものの、本映像の時点ではまだ6歳。終盤、約束の地に映し出された映像の中では大人の姿で映り、牙狼の鎧が鋼牙の手にある状態のため、エイリスにハガネで挑んで負けるifの姿が描かれる。
エイリスに辿り着いたことを考えると、ハガネの状態で魔戒ノ花の最終決戦に至るまでの死線はくぐったものだと推測される。さすが最強の黄金騎士になる男だけのことはある。
『蒼哭ノ魔竜』にも登場した、モノの1人。映画での末路を考えると、別個体だと思われる。エイリスが開けた穴から、カオルを呼び寄せ仲間たちの治療を手伝わせた。ある意味で、本映像の事件の元凶とも言える。
追記・修正お願いします
- 厳密にはこの作品における雷牙の鎧は素のハガネではなく金色かつ細部の造形も異なる雷牙の影響を受けて独自の変化を遂げたもの。これで物語前半頑張る展開にした方がキャラ立ったかもしれない -- 名無しさん (2023-11-20 11:26:51)
最終更新:2025年02月23日 16:29