エイリス
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もうすぐ我は覚醒する。偉大なる覇者・メシアの涙となり、花となるのだ
「メシアの涙」と称される、アディーの石版に封じられていた古のホラー。
第2期・MAKAISENKIに登場した古の赤き魔獣、『メシアの牙』・
ギャノンと同格の上級ホラーと思われる。
植物に似た生態を持ち、覚醒し開花の時を迎えるまでは『種』となって他のホラーの体内に潜伏する性質がある。
エイリスが完全に覚醒すれば人間界と魔界が1つに繋がってしまうとされる一方、
その花には死者を蘇らせる力を持つという言い伝えもあり、エイジが道を踏み外したのも後者の伝承に一縷の望みを賭けたからである。
しかし、実際のところは遺髪などの死者の身体の一部から肉体を復元するクローン止まりの効能であり、
死んだ人間の魂を保存する技術は無いため、眉唾ものだったと言える。
エイジの誤算
エイジは過去に自分に触れたマユリが初対面の自分の名を呼んだことから、彼女の体内にある『籠』の中に
ホラー同様アカリの魂も封印されていると考え、エイリスの力で復元された肉体に
マユリの中にあるアカリの魂を移し替えることで彼女を蘇らせようと目論んでいた。
しかし、現実には当時のマユリがエイジの中にあるアカリの記憶を読み取り半ば無意識にその名を口にしただけであり、マユリには人間の魂を保存する能力などない。
後にマユリ本人からそれを聴き、エイジは己の愚かな心得違いを悟るのだった。
当初の宿主は石板にいたホラー・イドラだが、潜伏したホラーが封印されるごとに違う石板のホラーの体内へ転移を繰り返し、
イドラ撃破後もゴギート、ジエンダと宿主を乗り換えていった。
種の状態では、半透明の胚のような本体から長い触手(鞭毛?)を生やしたプランクトンめいた姿をしている。
この段階でも人語を介し意思疎通も可能で、会話の際は単眼を開き、ますますデカいミジンコちっくな雰囲気に。
時たまピチピチと音を立てて動くのが非常にキモイ。
この状態では文字通り手も足も出ないため、機動性は皆無。他者の肉体に潜伏するのも、
『開花の地』へと自分を運ぶ乗り物として利用するためである。
ただし、そこは上級ホラー、クロウの決死の攻撃でも破れないほど強固な結界を展開し、
触手を鞭のように操ることで敵を打ち据える。ミジンコTUEEEEEEEEEEEEEEEEEE!?!?!?
また、潜伏したホラーや人間の潜在能力をブーストすることも可能で、
エイリスに取り憑かれたクロウはこれまでの不振ぶりが嘘のような爆発的強化を遂げ、
消耗していたとはいえ雷牙とエイジを同時に相手取りこれを圧倒していた。
エイジの手でジエンダから抽出されたエイリスの種は、アカリを蘇らせる代償に、
開花の地へと自身を運ぶ器としてマユリの肉身を欲する。しかし、マユリを犠牲にすることが許せないクロウが
「空を飛べる」ことを交渉材料にしたことで身代わりとなり、
エイリスは彼の肉体を乗っ取った上で吼狼の鎧の力で開花の地へと飛ぶ。
無数の素体ホラーが湖底に潜む『慟哭の湖』に到着したエイリスはそこでクロウの肉体を棄て、
湖底に根を張ることで真の姿を顕す。なお、根を張る直前の姿は白いウェットスーツを着た女性のような妙な姿で、
ファンからはリアル白ピクミンなどとネタにされている(画像はその状態)。
時間操作の応用で口移しに魔戒騎士の鎧のタイムリミットを加速させ、強制的に心滅獣身に導くことも可能。
このプロセスを経ると装着した騎士は怒りに心を支配された通常の心滅とは違い、意識は明瞭ながら鎧の中の異空間で素体ホラーに拘束され、
身体を制御できないというやや特殊な状況に置かれる。雷牙を心滅させた際にこれが逆転の糸口となり、
託された想いを胸に心滅獣身を克服した雷牙が新たな境地、光覚獣身・牙狼となったことで形勢が逆転。
牙狼の繰り出した光覚斬馬剣の一撃でその身を貫かれ、大樹もろとも五体を砕かれる。
四肢を失い宙に投げ出されてもなお抵抗を試みたが、これまで封印した9つの石板の欠片の力を借りたマユリの手により、
再びアディーの石板の中に封印された。