登録日:2023/12/17 Sun 19:45:40
更新日:2025/01/23 Thu 20:25:56
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マーリンマンとは、漫画『
キン肉マン』に登場するキャラクター。
【プロフィール】
【概要】
2012年~2018年まで、週プレNEWSにてWEB連載されたシリーズに登場。
完璧・無量大数軍の第一陣として登場した、
『完刺』の異名を持つ完璧超人。
上顎に鋭く尖った口吻「カジキ通し」を備えたカジキの化身超人。水中戦を得意とする。また受け身が巧みで技も多彩。
無量大数軍が襲来した際にはまだ姿を見せておらず、アイドル超人軍との試合に向けて7人のメンバーが必要となった際に追加で召喚された。
そのためか序盤は非常に影が薄く、台詞も少ない。
口癖は「ピョピョー」。
他の完璧超人と同じく、他の超人や人間を「下等」と見下したり、自らの実力を高く評価する傲慢で自信家な性格をしている。
水中戦でこそ本領を発揮するが、陸上戦においても巧みな受け身で投げ技を物ともしないという特長がある。
また、真下からカジキ通しでキャンバスを切り抜くことで、相手を無理矢理水中に引きずり込んでしまうことも可能。
間違えやすいが、“marine”(海洋)マンではなく、“marlin”(カジキ)マンである。
もちろん、アーサー王伝説などに登場する魔術師とは関係ない。
【劇中での活躍】
イギリスのテムズ河でこの国を故郷とする
ロビンマスクを待つも、水中から襲撃してきた
悪魔超人アトランティスと交戦。
最初は水中での戦いは五分だと思ったアトランティスにより陸上で戦ったが、水中戦に拘るマーリンマンが途中でアトランティスを引きずり込む形で水中戦に移行。
水中でアトランティスを追い詰めるがロビンマスクを侮辱したことに怒ったアトランティスに
「アトランティスドライバー」を仕掛けられるも、
カジキ通しを螺旋状に変形させて海底を突くことによって技の衝撃を無効化し脱出、
即座に反撃に移り、カジキ通しで心臓を貫き致命傷を与えるという、完璧超人の恐ろしさを見せた。
しかし、最後の力を振り絞ったアトランティスが放った掟破りの
「タワーブリッジ」で自らも息の根を止められ、試合は両者死亡の引き分けとなった…。
おそらく水棲超人としての身体機能ではマーリンマンの方が優れていたのだろうが、アトランティスの潜在パワーを見誤りトドメを刺し損ねたのが最大の過ちだった。
卑劣ではないものの、アトランティスを殺害したことを周りに誇ろうとし、それを歓迎しなかった観客を罵るなど精神的に未熟な面が見受けられる。
そういった性格が災いし、勝った試合を油断から取りこぼし無様な最期を見せたため、
武道や
ネメシスには軽蔑されている。
のちに、
プラネットマンが始祖としての正体をあらわにした
グリムリパーことサイコマンと対決して追い込まれた際に魔技・人面プラネットでプラネットマンの左手首(金星)に拘束されるが、彼らを仲間扱いしていないサイコマンに
マックス・ラジアルが速攻でキックで潰されてしまったのを目の当たりにして「ラジアルになんてことを~!」と抗議するもすぐさま彼も裏拳で潰されてしまう。
他のメンバーはグリムの正体が
始祖であることを知り動揺していたのだが、あくまでも同僚として咎めようとした胆力はある意味すごいかもしれない。
【必殺技】
上顎のカジキ通しで相手を刺し貫く。この技を出した際には、岩や水中カメラが砕けて水中の生物が吹き飛ばされるほどの衝撃波が発生する。
基本技。スピア・フィッシングを陸上で放つとこの技になり、陸上ではロープのリバウンドの勢いで突進する。
ロープワークを駆使したキックターンでの連続攻撃でもあるため、全て回避するのは極めて困難。
カジキ通しを横に薙ぎ払う斬撃技。
ただし、作中ではアトランティスが作り出した水粒カーテンを切り裂いたのみなので、斬撃の威力は不明。
密着した相手に対して頭部のヒレを高速回転し切り裂く。
悪魔の種子のゲッパーランドもにたような技を使用している。
喉から浮き袋を出して相手の攻撃の衝撃を吸収する。
上述の「アトランティスドライバー」からの脱出時に使った、カジキ通しを螺旋状に変形し回転させる技。
両手で相手の頭部を、両足で相手の肩をクラッチして相手を頭部から地面へと叩きつける。
ふーむなるほど、下等なアニヲタほど完璧な項目を目の当たりにすると
その存在を信じようとしない拒否反応が起こるというからな~!
- アニメでセリフ増やしてやっても良かったような。ダルメシマンやクラッシュマンのセリフをマーリンマンに回してやるとか。 -- 名無しさん (2024-08-13 20:40:54)
- 確かにアウェイだけど自分が得意な水中戦リングを構えたり、九分九厘勝利していた(武道談)のに引き分けに持ち込まれるなど詰めの甘さが感じられる。(ネメシスなんか○んで当然、武道も完璧無量大数軍を名乗っていたことを恥じろと酷評してる) -- 名無しさん (2024-08-13 20:49:35)
- アトランティスとの戦いで勝敗を分けたのは敗北を糧にする悪魔超人と敗北を認めない完璧超人のイデオロギーの差だったと思う もしあの戦いで生き残ってたら驕りからくる隙とかもなくなってたんだろうと思うともったいないな -- 名無しさん (2024-08-17 02:32:20)
- マーリンマンの声優まだ若手なのに小物な怪人感を出すのがめっちゃ上手い。 -- 名無しさん (2024-08-26 21:27:31)
- 改めてアニメで見ると、あの地上で生きるために必死に跳ねてる魚の動きを=で受け身が巧みと解釈したゆでのアイディアが光ってるなと感じた。シリアスな笑いなのに謎に説得力がありすぎるんよ(笑) -- 名無しさん (2024-08-26 22:39:55)
- 働く方のゆでが最初は書くのを嫌がった超人。働かない方に魚図鑑とかを見せられてようやくやる気出したとか。 -- 名無しさん (2024-08-27 13:30:33)
- ↑4 まさにシルバーマンが指摘しているように「敗北から学ぶことがないから進歩もない」と。 -- 名無しさん (2024-08-27 15:11:05)
- アニメはステカセのウォーズマンへの憧れを変更してまで悪魔超人のイデオロギー(正義超人との戦いを糧に泥臭くも強くなることを選んだ)と完璧超人のイデオロギー(自らが名乗った完璧に至らなければその時点で価値なし)を際立たせてる感じよね。特訓シーンの追加やロビン殺法とか悪役扱いだが本質はスパルタ体育会系なんだよな(笑) -- 名無しさん (2024-08-27 15:16:44)
- 声が付くことで深みが増すマーリンマンのリアクションのでかさ -- 名無しさん (2024-08-27 20:30:50)
- 受け身で投げ技無効、ヒレノコギリで組み技無効、ソードスパイラルで頭部落下技無効……普通に強いわこいつ、相手の攻撃を受け切って一撃で仕留めるという完璧超人の理念にも近いスタイルだし -- 名無しさん (2024-08-27 23:39:20)
- 精神面があまりにダメすぎただけで、実力自体は本当に完璧といっていいレベルだったのよね。それこそ敗北を糧に出来る悪魔陣営あたりにいたらどこまで伸びていたことか -- 名無しさん (2024-09-05 22:55:04)
- がっつりヒール役で来たくせに観客に賞賛を求めちゃうところは、ネプチューンマンの完璧入り経緯に似た感触がある。技術のレベルの高さは申し分ないが、やはり精神に未熟なものがある気が… -- 名無しさん (2024-10-07 01:03:06)
最終更新:2025年01月23日 20:25