登録日:2024/01/17 Wed 06:40:11
更新日:2025/03/18 Tue 01:50:45
所要時間:約 13 分で読めます
昔、この菩薩峠には彌五郎一味という山賊がおってなあ
ある年、彌五郎は手下を連れ、小さな港町を襲撃した
殺すだけ殺し、奪うだけ奪った。辛うじて生き残った者は、彌五郎に戯れで生かされた子供ひとり
その子供も、屍山血河の中で自らの運命を悟ったろうよ
お終い
この日々もいずれ終わる
生き残ったならば。死せず、勝利を手にしていたならば
再び、俺の日々は凪ぐのだろう―――
身長:175cm
体重:65kg
出典:史実
地域:日本
魔術回路:質 C/量 C/編成 正常
設定担当:桜井光、
奈須きのこ
ILLUST:渡れい
CV:河西健吾
◆概要
忌み名は「
貞次」。とある並行世界……
ひとつの剪定事象における慶安4年(1651年)の江戸・浅草に暮らす青年。
かの大剣豪・
宮本武蔵の弟子にして養子であり、二天一流を修めた剣士。
が、奥義を伝授される前に武蔵が逝去してしまったため、定職に就かず、日銭を稼ぎながら剣を極めるために鍛錬を積む生活をしている。
七人のマスターと七騎の
サーヴァントによる願望機『盈月』の争奪戦『
盈月の儀』に巻き込まれ、
マスターとして、契約したサーヴァント・
セイバーと共に儀を勝ち抜いていく。
◆史実:宮本伊織
慶長17年(1612年)に宮本武蔵の甥として生まれ、15歳の頃に宮本武蔵の養子となり、播州明石藩主・小笠原忠真に仕官。
その後20歳で家老となり、忠真に従い入った小倉藩にて侍大将として島原の乱に出陣。そこでの功績により小笠原家筆頭家老にまで上り詰めた。
……オーケー、もう少し噛み砕いて解説しよう。
まず「仕官」というのは、ざっくりと「武家に就職する」こと。現代で言えば中~大企業への就職にあたるか。
このあたりの時代はまだ武芸の比重が高く、武蔵の弟子である伊織の仕官は後の時代に比べればさほど難しくなかったともされる。
……15歳の若さでそのレベルの武芸を修めているのがまずおかしい?それはそう。
で、彼が20歳で就いたという「家老」というのは、武家の家臣団のうち最高の地位にあった役職のこと。
先ほどの大企業の喩えで言えば概ね役員会議に出席するレベルの人たちであり、言うまでもなく重役である。
そして筆頭となるととどのつまりその多数存在する家老達のリストに最初に書かれるポスト。はっきり言えば家老のトップなので重役どころか副社長のレベルである。
そして宮本伊織が出陣した島原の乱は寛永15年、西暦1638年のこと。30代にもなってねぇ。
しかもそこで筆頭家老、つまりは家老でいちばん偉い立場に就くレベルで功績を挙げているというのだから無茶苦茶である。
この後も小笠原家の筆頭家老は宮本家が世襲しており、現在まで続く家柄となっている。
これら以外でも窮地に追い込まれた小倉藩細川家の支援をしたり、武蔵と
佐々木小次郎の巌流島での決闘を石碑に残したり。
宮本武蔵という剣士が与太話レベルではなく史実として後世に残っているのは、この伊織の功績によるところが大きいとも言われる。
「宮本武蔵の養子」という部分が取り沙汰されやすいが、このとおりどうかしてるレベルで優秀な大人物なのである。
◆人物像
史実ではそんな出世街道まっしぐらのエリートだった伊織だが、前述のとおりこのあり得ざるIF世界においては仕官せず、浪人として粗末な長屋でその日暮らしをしている。
生まれ年もどうやら史実より10~20年ほど遅いようで、島原の乱にも関与しておらず、剣の腕を戦場で発揮したことはない。
また「小笠原カヤ」という義妹がおり、武蔵亡き後小笠原家に引き取られた彼女のことをとても気にかけている。
性格は冷静沈着かつ、豪胆で、かつ常に相手の気持ちを考え無辜の民が傷つくことを良しとしない心優しい人物。
その善良さは自分が命を狙われている状況であること、セイバーの剣が途方もない威力を持った武器であることを理解しながら、セイバーに「(町や人に被害が出るから)その剣を水の鞘から抜くな」と厳命している。
順応性や観察力も高く、突然襲ってきた刺客にも対応し、自分が盈月の儀に巻き込まれマスターとなったことにも多少困惑する程度で呑み込んでいた。
極めつけは吉原で襲撃を受けたバーサーカー・
女武蔵への反応で、剣筋から彼女が「宮本武蔵」その人であることを見抜き、
その上で彼女の特殊な事情を聞いてすぐに「師匠は師匠であって師匠でなく、女である」「概ね同一人物だがやや別人」と受け入れている。
これら順応性・観察力はコミュニケーション能力としても発揮されており、他陣営や逸れのサーヴァントとの友誼を深めるのに一役買っていた。
盈月にかける願いもなく、むしろ儀に対しても無辜の民が巻き込まれ被害に遭うことから「悪しきこと、許されぬこと」「人の道に反する」として否定的な立場。
これには江戸の民のみならずカヤへの思慕が多分に含まれており、剣の道に生きる中でも彼女を気にかけている。
しかし、武蔵の語るところによれば、伊織は「優しすぎる」「武蔵の教えなどお前には苦痛でしかない」「生まれる時代を間違えた」。
特に「優しい」と「生まれる時代を間違えた」に関しては伊織の性根を知る、あるいは見抜いた相手からは必ずと言っていいほど言われている。
◆能力
武蔵から教わった二天一流の使い手。
物語開始までに5つある型のうち、一刀による防御に適した「地の型」、二刀による素早い連撃の「水の型」の2つを修得、状況に応じて使い分けている。
その技量を活かして町の同心・助之進から用心棒や荒くれ者の退治、借金の取り立てなどを請け負っており、他の町にも「情け容赦のない借金取り」として噂が広まっているほど。「俺だそれは」
とはいえ、儀によって湧き出す怪異はともかくサーヴァントに通用するほどではなく、序~中盤はセイバーから何度も「弱い」と断じられている。
剣を振るだけで相手が死んでいくレベルの力を持つセイバーが強すぎるというのは大いにあるが、
セイバーの儀への理解・知識不足などもあって他陣営からの扱いは軽く、特に最序盤は「同盟を結ぶ利点もない、いつでも倒せる相手」と判断されていた。
武蔵曰く「他の者とは頭の出来が違う」。柔軟さ、慎ましさ、穏やかさ、その上で合理を選び取る勘の良さを持つ。
彼が伊織を弟子に取ったのもこの才覚を見抜いてのもの。
さらには武蔵の遺した意志持つ魔導書・紅玉から教わって、貴石という触媒を用いた宝石魔術も修得しているが、
魔術回路の質と量が示すように魔術の才覚がある訳ではない……というかまるでダメダメ。
紅玉の書の助力なしの自力では長屋に構えた魔術工房をそのへんの怪異に気取られる程度の腕しかなく、魔術を交えた伊織独自の剣技「風の型」でも補助程度に収まっている。
伊織本人的にもあくまで「剣を極めるための手段のひとつ」でしかないようで、儀が始まって以降も本分とはしていない。
それ以外では、現状を把握して次の行動を選択したり、(プレイヤーの技量にもよるが)江戸各地の霊地争奪を的確に進めたりする戦略眼も持つ。
このとおり強くはあるが人間の範疇を出ず、「時代の割に腕の立つ剣士」程度でしかなかったのだが……。
転機は物語中盤。セイバーの『絶技・八岐怒濤』を目の当たりにしたことで、伊織の運命は一段と動き始める。
……すべてはこの体に。
故に、眼を開け。
目覚めよ―――我が二刀。
―――退け、我が余分。
―――極限の道のみ求め、己が全霊を以て、天に奉る。
我は、二天を掴めと定められたる者也。
我は、二天を制すと師父に誓いし者也。
我は、二天の果てに零と無限の螺旋を見出す者也。
我は、我こそは―――
――――――二天一流・宮本伊織、也!
伊織はセイバーとカヤの見届ける中瞑想し、イメージの中で己と対峙。
死に瀕するほどに研ぎ澄まされる剛の二刀流「火の型」へと開眼する。
これによる伊織の変わりようは女武蔵も一目置くほど。
だが、散々伊織を「弱い」と評したセイバーはその変化を沈痛な面持で迎え、女武蔵は「当世の人が持ってていいアレじゃあ、ないんだけどな」と語っており……?
◆劇中での活躍(以降ネタバレあり)
『Samurai Remnant』
太平の世が訪れて久しい慶安4年、浪人として生きていた伊織はある日、忍と異様な黒鎧の武者、そして
由井正雪と名乗る女人からの襲撃を受ける。
絶体絶命の窮地に陥ったその時彼を救ったのは、古めかしい和装束に身を包み、剣を手にした少年とも少女ともつかぬ剣士・セイバーだった。
武者、そして割り入ってきた陰気な二槍使いを退け、自分が盈月の儀と呼ばれる儀式に巻き込まれたことを知る伊織。
セイバーのマスターとして、生き残るため、江戸の町を守るため、盈月の儀に参加することを決める。
当初は絶技の使用を禁じたり、敵であっても殺さぬよう命じたりと人と町を気にかける伊織のスタンスに否定的だったセイバーとも、交流を重ねるうち次第に打ち解けていく。
そして、儀の見届け役でありながらキャスターのマスターでもあった土御門の謀略で精神支配されたセイバーを捨て身の覚悟で救い出したことで、伊織とセイバーの絆は確かなものとなる。
それからも盈月の儀は激しさを増し、退去するサーヴァントや命を落とすマスターも現れる中、セイバーは伊織の過去を夢に見た。
武蔵の死後、霊厳洞に一人の老年の剣士が訪れたときのこと。
随分と昔、藩の名誉を懸けて仕合した仲でな
結果はこやつの見事な作戦勝ちよ。天の理、地の理のみならず、刻の理まで持ち込んでの
それは見事な早業であった
それは、どこで
巌流島
伊織はその剣士の正体を悟り、弟子入りを申し入れる。武蔵が恐れた剣なれば。天下一の剣士となるために。
それから時が経ち、儀をくぐり抜けるうち伊織の技量が磨かれ第5の型「空の型」にも開眼する中、伊織とセイバーはついに由井正雪とそのサーヴァント・ライダーと対峙する。
盈月は正しき人の道には在ってはならぬもの。そう断じ、その上で正雪の願いを問う伊織に正雪は語る。
すべては世にあるあやまちを正すため。真に平らかなる世を造り出すため。
平らかなる世において、それでも涙を流す無辜の民を見過ごせないと語る彼女の願いを肯定した上で、伊織は剣を取る。
だが戦いの中、黒鎧に覆われていたライダーの本性が顕となり、江戸は
未曾有の脅威に晒されることに。
セイバー陣営・ランサー陣営・バーサーカー陣営・正雪による連合を組んでライダーを討伐する事態にまで発展した。
ライダーの件が落着したのも束の間、女武蔵は自らがこの江戸に留まれる時間が僅かであると悟る。
伊織は彼女の心残りを果たすため、「宮本武蔵」への真剣勝負の死合いを申し込む。
宮本武蔵が養子にして一番弟子、二天一流、宮本伊織貞次。
ここに我が師との果たし合いを所望す!
よろしい!
二天一流開祖、新免武蔵守藤原玄信。
その挑戦、受けて立ちましょう!
いざ、尋常に
勝負
この時ばかりは盈月も何もかも忘れ、剣を構え、名乗りを上げて向かい合うふたりの二天一流。
剣戟を重ね、ついに女武蔵が体勢を崩したその瞬間、伊織が強く踏み込み、その二刀を振り抜いた。
放たれた斬撃の数は、6。
『秘剣・燕返し 比翼の段』。それはまさに、二天一流と巌流の融合。
ふたりの剣豪に師事しふたつの剣を学んだ、この禁断の世界、この伊織でしか到達し得なかった独自の秘剣は、ついに師さえ破ったのだった。
そして儀を終わらせるべく、盈月へと手を伸ばす伊織。
だが、ここから彼の運命は大きく枝分かれする。
怨讐の焔
盈月を破壊しようとする伊織へ、完全に不意を突くかたちで凶槍が振るわれる。残り機会をうかがっていた、ランサーによるものだった。
ランサーのマスター・地右衛門はカヤを人質に取り、カヤごと盈月を連れ去ってしまう。
カヤを取り戻すため、江戸に地獄を顕現させようとする地右衛門を殺すため。地右衛門により占拠された江戸城へ向かう伊織とセイバー。
立ち塞がる地右衛門とランサーを追い詰めるが、地右衛門はカヤとランサーを取り込み、盈月の力で自らを巨大な怪異に変貌させる。
地右衛門を倒し、カヤを救う。これ以上ない幕引きのはずであるのに、伊織は何故か迷ってしまう。
だがそれでも。伊織は自らの迷いごと砕いてもらうべくセイバーに願い、ついに盈月の破壊を成し遂げる。
伊織はカヤを抱きかかえ、以前の凪いだ日常へと帰っていった。
一条の光
盈月を破壊すべく手を伸ばす伊織。が、それを妨害すべく地右衛門が割って入る。
魔術で炎を纏わせた拳で殴りかかってきた地右衛門に反応しきれなかった伊織を庇ったのは、なんと正雪だった。
咄嗟に地右衛門を斬り伏せた伊織だったが、正雪は重症。手当てのために一度長屋へ戻ることを強いられる。
それでも正雪の献身を無駄にしないため盈月を斬ろうとしたそのとき、敗退したはずのアーチャーのマスター・鄭成功が現れた。
鄭とはアサシン陣営打倒のため、肩を並べて戦った仲。盈月を求める理由も、その願いの強さも伊織は承知の上。
それでもあくまで盈月を否定する伊織へ、鄭はマスターを失ったところを再契約したキャスターを差し向けた。
そして、セイバーを識る口ぶりのキャスターが放った怪異への対処を強いられているうち、盈月は鄭に奪われてしまう。
鄭とキャスターを追走する伊織とセイバー、正雪。キャスターの宝具により窮地に陥りかけるものの、伊織とセイバーはそれをも乗り越える。
盈月を取り込んで顕現したキャスターの真の宝具に対しセイバーの宝具を解放、盈月を破壊して儀を終わらせた。
可惜夜に希う
※注意※
この先には『Samurai Remnant』2周目以降のネタバレが含まれています。
2周目以降でのみ開放されるエンディング。
分岐以外にも1周目では見ることのできなかった『Samurai Remnant』という物語における、宮本伊織の核心に迫るイベントやボイス・テキストが追加されている。
―――退け、我が五輪。
セイバーの絶技を目にし、瞑想に取り組む伊織。
彼がその中で切り捨てたのは、自分にとっての五輪。そして、セイバーいわく「捨ててはいけない弱さ」。
伊織は常に相手の気持ちを考えて振る舞っている。だがそれは―――自分が勝つため。
敵味方の区別なく、確実に、いつでも相手を殺せるように。
そこにある余分な癖を、捨てた。
―――幼少期のこと。戯れで生かされた子供以外の町の住民を殺し尽くした山賊を瞬く間に鏖にしたのが、通りすがった名も知らぬ剣聖だった。
剣を学び、天下一の剣士を目指す。すべては、あの夜の剣を超えるため。
余分を捨て、師匠を超え、盈月を手にした伊織は、地右衛門すら怖気づかせ退かせるほどの鬼気を目に宿らせていた。
そして―――
盈月は、壊さない
セイバー……俺は。盈月を、『災い』として永遠に残す
きみはそうするしかないだろうと、解っていた
太平の世にあって、若き伊織は常に「渇き」と共にあった。
人として正しくあろうとは思う。情や心が人の世に有益なことも理解している。
だが、それが目的だったことは一度もない。
求めたのが人の道であれば、必ずや幸福に生きられただろう。
だが伊織が求めるものは常にひとつだけ…剣の道を極めること。
だから、セイバー。俺はやはり、やさしいひとではないんだよ。
盈月を残せば、数多の強者がそれに誘われてやってくる。そのすべてを斬るために、残す。
その願いを、叶えてやれたらどれほど良いか
その願いを、捨ててくれればどれほど良いか
だが―――
我らの願い、未来永劫交わるまい
伊織は剣の道を諦められない。セイバーは奪った数多の命のため、為すべき善を捨てられない。
ただ剣の鬼として。ただ善を為すものとして。きみの願いを、斬り捨てる。
セイバーの絶技を打ち破るべく、全神経を集中する伊織。
その決着は―――
コラボイベント「盈月剣風帖」にて配布サーヴァントとして実装。
クラスは当然ながら
セイバー。
同じく実装された相棒らと異なり、「盈月の儀」の記憶が欠落している。
その理由は、イベント終盤にて示唆されている。
◆余談
女武蔵曰く伊織はどの世界でも変わらなかったらしく、史実と同じ人生を送った彼もこの伊織が抱えていたのと同じ渇きを抱えていたと思われる。
それでも史実では島原の乱で武芸の腕を発揮する機会にかろうじて巡り会えたので、史実より遅く生まれたことで「生まれる時代を間違えた」のが、まさに剪定に至るほどの誤りであったと取れる。
しかし、その気になればいつでも本性を露わにできたのにそれをせず、むしろ本性と理性の間で葛藤し続け、場合によっては我欲を捨ててまで真っ当に生きていること自体、登場人物たちの言うとおり優しすぎるが故のことなのかもしれない。2周目から出現する選択もプレイヤーに委ねられているのである意味イレギュラーの行動とも取れる。
何の因果か、『FGO』にて、担当声優の河西健吾氏が同じくCVを担当した
スカンジナビア・ペペロンチーノもまた、
ダ・ヴィンチちゃんをして「生まれる時代を間違えた男」と言わしめている。
なお「宮本伊織」という人物が初めてシリーズで言及されたのは『FGO』の2019年
水着イベント「見参!ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!」でのことだが、これはこの時点で本作の企画がスタートしていたからこそのものであるとインタビューで語られている。
そのせいで「宮本伊織は星条旗ビキニを着たエセ外人の二刀剣士」というとんでもない風評被害が撒き散らかされることに。武蔵ちゃんほんとそういうとこやぞ。
追記・修正は常に相手のことを理解しようとしながらお願いします。
- 型月主人公にしてはマトモ?→そんな事はありませんでした -- 名無しさん (2024-01-17 07:07:31)
- バガボンドでいう殺し合いの螺旋から下り切れなかった男。あの日見た剣閃は理想化されて届かぬからこそ美しいものに成ったのにそれでも本気で求めてしまった。感情は目的のための手段ではなかった筈なのに自ら手段に堕しちゃう辺り、やっぱり不器用で優しい人なんだよ… -- 名無しさん (2024-01-17 08:56:51)
- 誰も本質を理解してくれない、理解してくれた師匠でさえお前は不幸だねとしか言ってくれなかった。悶々とこだわりを抱えたまま生き続けた男の最後の救いは理解されて本気で向き合って殺してくれる友がいたってのはあまりに悲しい。 -- 名無しさん (2024-01-17 09:58:25)
- 平均寿命が現代から30年は短い時代だから、史実の伊織くんが色々なったのを+15歳して考えれば…………150点が120点になるくらいの違いしかなかったわ。 -- 名無しさん (2024-01-17 10:00:07)
- 色々手加減してたとはいえ武蔵をタイマンで倒しちゃうのは人間やめてるわ -- 名無しさん (2024-01-17 10:09:05)
- ネタ抜きに若旦那エンドが一番幸せという。ギルは普通に本質見抜いてるだろうし -- 名無しさん (2024-01-17 10:22:22)
- アリア曰く、伊織の心は「夜空の真白いお月様」。流石の観察眼というべきか -- 名無しさん (2024-01-17 10:33:55)
- 魔術回路も質C量Cある恵まれた男、もうなんなんだお前 -- 名無しさん (2024-01-17 11:47:33)
- この度FGOにも配布枠で来るがどういう味付けになるのか今から楽しみ -- 名無しさん (2024-01-17 12:20:47)
- 原作では庄屋の次男から養子入り即士官ぽいし、そもそも武芸収めてないだろう。異例の出世スピードが更に際立つんだが。 -- 名無しさん (2024-01-17 13:17:57)
- ↑…あの実在の人物なんですが…原作て… -- 名無しさん (2024-01-17 13:37:27)
- 自分の歪んだ本性を理性で抑えられるのもこのキャラの魅力だよね。 -- 名無しさん (2024-01-17 14:28:16)
- シリアスなキャラなんだけど、ピグレットにされてた時の勇壮な声で「ぶひっ!(戦闘に巻き込まれないように隠れる)」で耐え切れなかった -- 名無しさん (2024-01-17 15:09:12)
- 2週目以降の追加セリフが基本伊織は後姿で声の抑揚も一切無く、余分を捨てた後のセイバーとの対話は聞いててゾワゾワした -- 名無しさん (2024-01-17 15:12:19)
- 伊織もすごいけど小姓(将来の幹部候補)で士官させてる武蔵がまずすげえって話でもある -- 名無しさん (2024-01-17 16:46:14)
- ↑6伊織は武蔵の実の甥だったっていう説もある。ちなみにその説に従うと新免無二は武蔵の養父かつ母方の叔父(無二の姉が実父に嫁いだ)にあたる。 -- 名無しさん (2024-01-17 18:33:36)
- 余分を捨てた結果、以前のセイバーなら宝具を使ってくるであろうタイミングを読み間違えて伊敗北するのがいいよね -- 名無しさん (2024-01-18 16:40:09)
- 普段はむちゃくちゃノリのいい青年。空気がめっちゃ読めるタイプで売り言葉に買い言葉で返したり、ジョークを返したりもするし悪党に大見得を切ったりもできる…普段のノリが良すぎて本質がかなり意外に思ったプレイヤーも多いのでは。 -- 名無しさん (2024-01-18 21:14:16)
- 武内社長ときのこのお気に入りとかいう祝福(呪い)を授かってる男 -- 名無しさん (2024-01-21 21:43:20)
- ↑3 俺らも余分(回避読み合い)を捨てて(空の型でゴリ押し)戦ってしまったな・・・ -- 名無しさん (2024-01-22 16:29:56)
- 本来は乾きを抱えたまま大成できるほどの人物だけどありえなかったあの時代での聖杯戦争とセイバーとの出会いで抑えきれなくなったというのがまたなんとも -- 名無しさん (2024-01-23 15:39:59)
- ただの戦闘狂ではなくてそれを抑えて「人の道」を歩む事も出来るってのがミソだと思う -- 名無しさん (2024-01-23 17:46:42)
- カルデアに来た伊織はどうやら「余分」の側、あるいは剣鬼の側面と記憶を捨てた元々の伊織っぽい 剣鬼の側面は未だ抱えている示唆もされてるけど、生前よりは我慢できるみたいな感じではあった -- 名無しさん (2024-01-29 11:58:28)
- こいつ若旦那と一緒に旅に出たら愉悦として人斬り進められるんじゃなかろうか -- 名無しさん (2024-05-30 22:17:00)
- ドス黒い狂人だけどそれと同じくらい善人。最後はセイバーならきっと俺を止めてくれるって思いもあったんだろうな。 -- 名無しさん (2024-06-02 23:09:27)
- 己の余分を断ち切った弟子に対してセイバー有利にパワーアップした師匠にはまいるね。 -- 名無しさん (2024-06-03 01:38:16)
- 割と方々で語り尽くされてるけど、相手の気持ちを常に考えてるという割には自分に向けられた好意には鈍感。正雪先生やアリアが分かり易いけど、地味にサンソンの幕間でも武蔵ちゃんとタケルは「嬉しそう」と言ってる中で一人だけ「怒らせてしまったか?」と言っている。恐らく無意識下で自分に向けられた好意を理解することを避けてるからなんだろうな(理解してしまうと斬りやすくなってしまうから) -- 名無しさん (2024-07-23 00:29:09)
- ↑誤字った。サンソンじゃなくてサムソンだった -- 名無しさん (2024-07-23 00:29:50)
- よく言われるけどカヤの中にいるオトタチバナヒメの事はいきなり毒が治ったりしたりしたのに焔にいかないと存在に気が付かないから、カヤの事は無意識に理解しないようにしていた説あるよね -- 名無し (2024-11-20 06:19:25)
- ちなみに史実の伊織が使えた小笠原家は、ジャンプ連載「逃げ若」に出てきた小笠原のおっちゃんの家系だったりする -- 名無しさん (2024-12-02 02:56:23)
- 天下泰平の世では「剣を極めたい」という欲は剣を極める上で不純物になるという、正に生まれる時代を間違えた男 -- 名無しさん (2024-12-08 19:37:15)
- ゲームしてる時はまさか言峰に○い主人公とは思わなかった。 -- 名無しさん (2024-12-08 20:18:25)
- 不自然に毒が治ったのを疑問かな持たないしカヤの異変にほとんど気が付かないし切りたくない人間はかなり理解が遅くなる 多分カヤが自分がいなくなったら悲しむ事も理解してなさそうなのが切ない -- 名無し (2025-01-18 17:15:34)
- ゲーム的にはセイバーがラスボスだけどシナリオ的には伊織が真のラスボスに見える -- 名無し (2025-03-13 19:15:46)
- サムレム本編もコラボも良かった。 -- 名無しさん (2025-03-13 20:29:16)
- 士郎と同じく幼い頃に命を救ってくれた人間の背中を追って歪んだ男。サムレムはstay nightオマージュが多かったが主人公の境遇までもそれだったとは。ただ世の為人の為に自分を勘定に入れない士郎と違って、自分の道を歩む為に世に混沌をもたらす自分本位な歪み方は主人公というかラスボスのあり方 -- 名無しさん (2025-03-18 01:50:45)
最終更新:2025年03月18日 01:50