登録日:2024/02/11 Sun 03:32:30
更新日:2025/01/27 Mon 19:53:31
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アッシュ・ボウマンとは、ゲーム「スターフォックスシリーズ」の登場人(猿?)物。
概要
猿をモチーフにしたキャラクターで、スターフォックスシリーズ第4作目となる『
スターフォックスコマンド』に登場するコーネリア軍に所属している新米パイロットである。
猿がモチーフということで何となくピンときた人も多いと思うが、
彼は本シリーズの悪玉的存在であるアンドルフの孫である。だが、アンドルフや彼の甥である
オイッコニーとは違って真面目で礼儀正しい性格であり、スターフォックスにあこがれを抱いている。当初は惑星コーネリアでアングラー軍と交戦する
フォックスの元に現れ彼に協力する。その後ルート次第では再登場し、フォックス達に協力することになる。
祖父であるアンドルフに尊敬をこめている一方で、アンドルフが原因でフォックスの父である
ジェームズが消息不明になってしまったことを申し訳なく思っている。
搭乗機体は『モンキーアロー』。
スターフォックスにあこがれを抱いていることもあってかアーウィン同様白と青が中心のカラーリングとなっている。性能は全体的に平均であり、特出した部分こそないものの非常にバランスの取れた機体となっている。
上述の通り彼が登場するのは『コマンド』のみであるが、アンドルフの孫ということ、そして一部エンディングの顛末も相まって本作におけるキーマン的存在である。
各エンディングでの彼の顛末(ネタバレ注意)
フォックスとクリスタル
最終的にアングラー軍を倒し、今回の作戦で友情と愛情の大切さを身に染みて感じたフォックスは、
ファルコ、
スリッピー、フォックスと和解した
クリスタル、そしてスリッピーと共に戦うことを決意した彼の恋人であるアマンダと共に改めて新生スターフォックスとして戦うことを決意。
その一方でアッシュは浄化装置によって生まれ変わった惑星ベノムに降り立ち、ベノムの新しい主となった。
ピグマの逆襲
ファルコがセクターでピグマと交戦している中、フォックスはスリッピー、クリスタルと共にベノムでアングラー軍を撃退した。最終決戦に行きそびれた挙句、来なかったことをフォックスから責められたファルコは一人で落ち込んでしまう。そんな中、かつての暴走族仲間であったキャット・モンローからの提案でスターフォックスを引退し、新しい雇われ遊撃隊を結成することを決意したファルコ。そしてアッシュはファルコのスカウトを承諾し、新たな雇われ遊撃隊『スターファルコ』の一員となった。なお、スターファルコに所属したアッシュは『モンキーアロー』ではなくグリーンの塗装が施されたファルコの機体『スカイクロー』に搭乗していた。
アッシュの選択
惑星タイタニアで浄化装置を手に入れるべくこうどうしていたフォックスとファルコの元を訪れたアッシュは彼らに協力し、任務完了後、フォックスたちに自身がアンドルフの孫であること、そして浄化装置を使うことで強酸の惑星と化したベノムに突入可能であることを告げる。
そのままアッシュはフォックス達と共にベノムへ向かい、アングラー軍を壊滅することに成功。だが、アッシュはコーネリアには戻らず祖父の残したベノムを再建するため残留することを決意。それを承諾したフォックス達に別れを告げ、アッシュはベノムの再建に尽力を尽くした。
そして数年後、彼の努力も相まってベノムは資源が豊かな惑星へと生まれ変わり、次々とライラット系から移住者がやって来た。そしてアッシュはベノムの指導者となり、自然と科学が融和した惑星へとなった。
だが過多な進化も相まって、ベノム自体が巨大帝国へと変貌してしまいアッシュはその指導者となり、『ベノムこそがこのライラット系の中心』という選民思想的な考えを持ってしまうことに。彼の考えに人々は陶酔し、ベノム軍は再びライラット系の脅威となった。
こうして真面目で正義感の強かった一人の青年は皮肉にも祖父同様ライラット系の脅威へと変貌してしまったのだった……
余談
彼の登場もあってかアンドルフにも家族があることが判明し、彼の苗字も『ボウマン』である可能性が高まった。
追記・修正は惑星ベノムを再建した人にお願いします。
- 野心家へと成り果てるオチなんだが、アンドルフは怨恨が理由であるのに対し、アッシュは選民思想によるもので経緯が大きく異なる感じ -- 名無しさん (2024-02-12 09:14:40)
最終更新:2025年01月27日 19:53