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アンドリュー・オイッコニー

登録日:2021/02/26 Fri 01:26:30
更新日:2026/07/25 Sat 16:25:11
所要時間約 5 分で読める!




「アンドルフ様の敵は私の敵だ!覚悟しろ!」


「アンドルフおじさーん!!」


「スターフォックスシリーズ」の登場人物。

CV.阪口大助(64)、沼田祐介(アサルト)、阿部敦(3D・零・スターリンク バトル・フォー・アトラス、StarFox)


サルをモチーフにしたキャラクターで、本シリーズの悪玉であるアンドルフの甥っ子である。そのまんまじゃねぇか…
ウルフ・オドネル率いるスターウルフに所属しているが、パイロットとしての腕はメンバーの中では最も低い。そのくせエリート意識だけは無駄に高く、アンドルフの甥であることを鼻にかけて、何かと威張っていたため当然ながら他のメンバーからの信頼は皆無だった。
スターウルフに入隊した経緯も、ウルフやレオンのように実力目当てでピグマからスカウトされたわけではなく、雇い主であるアンドルフのコネで入隊したというのが実情。
とはいえ彼がいるおかげでスターウルフがアンドルフから得た経済的、技術的バックアップは大きいとされている。

あまり褒めるところのない人物ではあるがおじであるアンドルフの事は心から敬愛して忠誠を誓っており、「アンドルフ様」「偉大なる皇帝アンドルフ(アサルトのみ)」と呼び、あくまで普段はアンドルフの部下として振舞っている。
サイボーグ化したり首にギブスのようなものを着けてでも出撃している辺り、その敬愛ぶりは筋金入り。
しかし撃墜されたら「アンドルフおじさーん!!」と叫ぶ。ちなみに、英語版でも「Uncle Andross!」(Androssはアンドルフの英語名)である。

シリーズでの活躍


スターフォックス64



「我々に逆らったことを後悔させてやる!」

惑星フィチナで他のメンバーと共にアンドルフ軍と交戦していたスターフォックスに乱入。
戦闘では専らスリッピーを狙ってくる。まぁ2人ともパイロットとしての腕前がイマイチのため丁度良い相性ではあるが…
他のスターウルフ同様、ある程度ダメージを与えるとフォックスチームから反撃を受けるのだが、他の2人が余裕たっぷりに煽ってくるのに対し、「怖くはない…振り切ってやる!」
腕前だけでなく度胸も半人前だが、それでもアンドルフへの敬愛は本物のようだ。
ちなみに悪口が子供っぽい。「カエルは泳いでいればいいんだ!」「ざまぁみろ!スターフォックス!」

なおこの作品での彼の年齢は17歳で作中最年少。なんとフォックスよりも年下であった…

因みに記事の一番上に表記している台詞は撃墜された際に彼が発したセリフだが、死に際に家族の名を叫ぶというのはSFでありがちなパターンではあるものの、戦場でこんなセリフを言っているため如何せんシュールで、ファンの間でネタにされている。

この台詞を発したのはフィチナとボルスのみで、ベノムでの断末魔は単なる「うわああああああ!!」と壮絶に絶叫しながら墜落していった。


スターフォックスアサルト



「因縁に決着をつけてやる!」

アンドルフが死に、存在価値も後ろ盾もなくしてしまったこともあってかウルフによってピクマ共々追放されてしまった。元々腕前も大したことないのに威張っていたのだから残念ながら当然。
だが、その後はアンドルフの遺志を継ぐためアンドルフ軍残党やアンドルフの遺産で雇った傭兵達を集めてコーネリア反乱軍を結成し、コーネリア軍に宣戦布告を行った。(なおアンドルフ軍は10年前の出来事ということもあってか残党とは言ったもののほとんどが金で雇われたならず者であるとペッピーは語っており、クリスタルからは「寄せ集めにしては中々頑張っている」と皮肉られていた)

とはいえ新兵器を交えながら何だかんだでコーネリア軍相手に善戦してはいたものの、スターフォックスの救援により一気に形勢逆転。(というかこれはアンドリューがすごいというより、コーネリア軍が毎回不甲斐ないからかも?)
最後の手段として自身の戦艦を『デスバブーン』*1に変型させ交戦するも両手を破壊され呆気なく敗北。
なおも強気を崩さず自身がアンドルフの正統な後継者であることを宣言……している会話の途中で割り込んできたアパロイドに止めを刺され、最後はいつもの情けない断末魔をあげながら撃墜されてしまった。「アンドルフおじさーん…」

その後の出番は一切なし!ご愁傷様です!
本作における彼やアンドルフ残党の立ち位置はプロローグの敵であり、本作のメインはあくまで新たなる脅威、アパロイドである。

ただ、撃墜された挙句に大量に飛来した大型アパロイドの群れの中に取り残されたにも関わらず、幸いにもアパロイドには目を付けられなかったのか彼が取り付かれた描写は無い。

ちなみに本作では苗字の「オイッコニー」で呼ばれている。声も変わっているため、64は遊んだがフルネームまでは知らない人の中には「反乱の首謀者はあのオイッコニーだ」「オイッコニーって誰…??」となった人もいたとかいなかったとか。

スターフォックスコマンド


やっぱりしぶとく生きており、性懲りもなくスターフォックスの前に立ちはだかる。
とうとう遺産も底をついたのか今回はアングラー軍に雇われ幹部として登場する。
当人曰く「実力を認められてスカウトされた」らしく、一応扱い自体は他の魚人系幹部とほぼ同じようではあるのだが、あれほど皇帝の甥であることを自慢にし、新皇帝を自称していた男があっさり別の皇帝の手下に成り下がっている姿はもはや哀れみすら感じさせる。
アングラー皇帝から授かったカニ型の機体『デスクラブ』に搭乗し、フィチナ侵攻を任されるも、フォックスとスリッピー、そしてペッピーの娘であるルーシーの3人によって倒されてしまった。
軍人ですらない民間人に倒されるオイッコニーェ…


「またしてもお前たちにやられるのか~」


倒されてしまったがやっぱりというかしぶとく生き延びており、何度でも倒してやるとフォックス達に言われてしまう。
なお、このルートの先の選択肢によってはフォックスは戦いから足を洗う決断をし、スターフォックスを解散し完全に引退してしまう。つまりオイッコニーと会うことももうなくなることになる。
オイッコニーとの約束などさして大事なものとは思っていないようだ。どうせ誰かが倒してしまうのだろうし…


因みに本作では一人称が「俺」に変更されているが、同じく一人称が変わっているレオンと比べるとそこまで違和感ない…
まぁあっちは性格までも変わっているのでね……
あとアンドルフのであるアッシュ・ボウマンも同作に登場しているが、彼との絡みは一切無く、互いにどう思っているのかは不明。

Starlink Battle for Atlas(スターリンク バトル・フォー・アトラス)



「私にはアンドルフ様ほどの頭脳はないと、見くびっていただろう?」
レオン「事実だろ」

零ベースのオイッコニーは単なるおじの七光りではなくメカニックとしての才能はあるらしい(それでもアンドルフには遥かに及ばないようではあるが…)。
戦闘機会は2度あり、特に1度目の強化装甲車は本編でのヘタレっぷり、雑魚っぷりとは打って変わって歴代最強のオイッコニーとして登場する…らしいのだが、スターフォックスシリーズの源流から外れているので詳細は不明。情報求む。

しかし最後はやっぱり「うわあ!アンドルフおじさーん!」

Star Fox(スターフォックス2026)

スターフォックス64のリメイクだが、グラフィックがリアルになったことで世界観が全体的にシリアスになり、セリフの変更/新録も多くなっている今作。
(この為、「アンドルフおじさーん」に並ぶ迷台詞であった「アンドルフさま~~ ごめんちゃい」もその煽りによりなくなってしまった…)
当初公式ウェブサイトにおける彼のサンプルボイスが「アンドルフ様に栄光あれ!」というそれらしい(そしてあまりにありがちかつ凡庸な、古今東西問わず既視感がありすぎる)ものとなっていた為「アンドルフおじさーん!!」の絶叫ボイスの系譜も今回ついに途絶えてしまうのだろうか…と思われていた。

そして、先行情報にて公開されたアンドリューのスクショは…!

DOWN「アンドルフおじさーん!!」

ということで無事今回も新録されました。
英語版も「Uncle Andross!」が踏襲されている。
ちなみに、前述したサンプルボイス「栄光あれ!」はバトルモードにおけるセリフ。

なお、恒例のセリフが聞けるのは初戦となるフィチナとフィチナを経由しない防衛衛星ボルスでの戦闘になっており、フィチナ経由で生存し再戦となったボルスでの戦闘では「この無礼者!!」、惑星ベノムでの戦闘では「アンドルフおじさんは負けはしないっ!」という新録ボイスに変更されている。
ベノムの再戦時のデザインはオリジナルに忠実なウルフとレオンと異なり、首の骨でも痛めたのか固定具をつけた笑える悲惨な状態となっている*2

性格についてはオリジナル版のおじの七光りや未熟さが強調されており、一番弱いくせに偉そうに仲間に指示を出そうとしたりダメージを受けるとすぐアンドルフの名前を出して威嚇してきたりと、過去作最高に甥っ子節が全開。
図鑑要素のホロメモリにおいてはフォックス、ウルフチームのパイロットたちの中で唯一役職が設定されていない。
そればかりか「アンドリューはさしたる脅威ではない」だの「パイロットとしての技能は並以下」だの「実力の低そうな相手を狙う」だの散々に言われており、公式で身内に恵まれているだけのザコ扱いされている。
この実力で威張り散らしているため周りからは敬遠されている設定も生きており、プロの仕事人のウルフですら「アンドリューを援護しろ!金の出どころはわかってんだろ!」等と言い出す始末で財布としてしか認識していない。
実際にゲームプレイ状の性能はどうかというと、他のメンバーに劣らずローリングや宙返りを駆使して攻撃を回避し、弱いスリッピーを追い詰める難敵なのだが。マシンに補助AIでも搭載してるのだろうか?
ヘタレな七光りなのは変わりないものの重傷患者状態で再出撃し、やられてなおアンドルフの勝利を疑わない姿を評価する人もいるのだとか。

リセットに伴いフォックスも含め数多くの声優が再びほぼ総入れ替えとなった本作であるが、アンドリューは阿部敦氏がゼロから続投している(アンドリュー以外に兼役をしていたキャラは別の人が充てられている)。
他に続投しているのはペッピー・ヘアとヤル・デ・ポン役の坂本くんぺい氏だけである。ハマリ役と認められたのだろうか?
演技の質としてはオリジナルに寄せた3DS版や、エリート気取りのゼロともハッキリ異なっており、偉そうにしているのにやや幼さや情けなさが目立つボンクラな印象を与えてくる。


恒例のセリフ

そんな彼のもっとも印象的な台詞といえばやっぱり撃ち落とされた時のこの断末魔。

「アンドルフおじさーん!!」

だろう。実はこの台詞、登場作品によって微妙に違うのだ。

スターフォックス64
「アンドルフおじさーん」 CV.阪口大助
スターフォックスアサルト
「アンドルフおじさーん…」CV.沼田祐介
スターフォックス64 3D、スターフォックス零、Star Fox
「アンドルフおじさーん!!」CV.阿部敦
スターリンク バトル・フォー・アトラス(DLC「クリムゾンムーン」)
「うわあ!アンドルフおじさーん!」CV.阿部敦

残念ながら(?)、アンドルフ死後の時系列かつノーボイスのコマンドと、あくまで客演作品であるスマブラではこの断末魔はない。
逆に言えば、ボイス付きで彼が出てきた作品では全てこの断末魔がある。まさに彼を語る上では欠かせない台詞といえよう。
ちなみに、3D、零、2026は文面上では同じだが、全て流用ではなく別音声である*3
つまり阿部敦氏だけで4パターンの「アンドルフおじさーん」がある。

他にも「アンドルフ様の敵は私の敵だ!」もオリジナルの阪口氏によるものと阿部氏によるものが3パターンと、何気に新録が多い。

余談


作中における彼の表記と他のキャラからの呼ばれ方であるが、初登場の64では名前である「アンドリュー」と呼ばれていたが、アサルトとコマンドは苗字である「オイッコニー」と呼ばれている。だが、零からは再び「アンドリュー」表記に戻されている。
このように呼ばれ方が統一されていない事情からファンの間でもアンドリューと呼ぶ者もおれば、オイッコニーと呼ぶ者もおる。

確かにパイロットとしての腕はイマイチで周りからの信頼もなかった彼だが、アサルトで反乱軍を結成するなど指揮力までもないというわけではなかったようだ…

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」ではスピリットで登場。
性能は投げ属性のアタッカーでスロットは1だが、やっぱりというか階級はもっとも下のNOVICEである。

スピリッツバトルではサル繋がりでディディーコングに乗り移っており、惑星コーネリアで戦う。サルなのにチンパンジーに乗り移るって
追い詰められたサルは何をするかわからんと言わんばかりにピンチになると攻撃力が増すが、やっぱりというか所詮はNOVICEなのであまり苦労しないだろう。
ちなみにおじでもある64版のアンドルフもスピリットで登場している。


「Wiki篭りが…アンドルフ様の項目を追記修正できると思っアンドルフおじさーん!!

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最終更新:2026年07月25日 16:25

*1 彼の顔を模した機体。スターフォックスアドベンチャーでのアンドルフとのラストバトルとほぼ同じ構図になっており、その時フォックスと共に彼と交戦したファルコからは「おいおい アンドルフのまねっこか?」とバカにされていた

*2 ただし、特定のルートかつ条件を満たしただけになっており、そうじゃない場合はベノムでの再戦時でも普段の姿になる。

*3 具体的には3Dが抑揚がなく棒読み気味のオリジナルに寄せた「ア→ンドルフおじさーん!!」、零が最初に抑揚がある「ア↑ンドルフおじさぁぁぁぁぁん!」、2026が若干短く声が高めの「アンドルフおじさーんっ!」といった具合