登録日:2024/02/18 Sun 19:39:57
更新日:2025/03/18 Tue 00:19:30
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YouTubeの漫画動画チャンネル『
ヒューマンバグ大学』の登場人物。初めに言っておくが、
男である。
概要
ヒューマンバグ大学の裏社会系人気シリーズ『華の天羽組』に登場するキャラクター。天羽組の構成員の一人で、主人公である小峠華太の先輩(兄貴)である。
通称、
香月の兄貴、
女装ヒットマン。
担当している声優は末次由布子さん。ちなみに天羽組の構成員で女性が声を担当しているのは香月と姐さんだけである。
ヒューマンバグ大学の登場人物の中
でもトップクラスのイケメンであり、
女装すれば本物の女性をも凌駕する超美人になれることが最大の特長である。そのレベルは非常に高く、作中でも最強クラスの実力者であり非常に高い洞察力を誇る
伊集院茂夫(拷問ソムリエ)ですら見抜けなかったほど。
しかし元々は同じ天羽組の先輩である野田の兄貴から命令されて仕方なくやり始めたことであり、
本人は女装するのはあまり好きではない模様。そのため仕事以外で女装することはほとんど無い。また、女装がバレるのを防ぐために天羽組の事務所では女装をしないことが多い。
例外として、天羽組の花見大会や温泉旅行で女装させられることはある。
兄貴の心境やいかに
女装のバリエーションは豊富で、ときには肩や太もも、お
へそなどを露出した姿を披露してくれることもある。と言ってもあくまで男性なので、
おっぱいだけは厚着して誤魔化すのが通例。
ヒューマンバグ大学のキャラクターの中ではエマやカリン、五十嵐梢と並び最も美しいと言われている。
華太と同様に先輩たちからパワハラを受けやすい人物ではあるが、華太が暴力を伴う割と容赦ないパワハラを多数受けているのと異なりこちらが暴力的な制裁を受けることは稀。華太からも「容姿のおかげで得している」と羨ましがられていることがある。
華太や須永の兄貴ら他の天羽組武闘派幹部と異なり、ヒューマンバグ大学の他のシリーズ(
佐竹博文の数奇な人生、奇食ハンター
鬼頭丈二、
紅林二郎シリーズなど)には基本的に登場しないが、一度だけ伊集院茂夫と共演したことがある。
性格
天羽組の構成員の中では比較的温厚な性格であるとされる。華太などの舎弟(後輩)たちに対してもパワハラをはたらくことは稀で、舎弟たちからは
工藤清志や南雲梗平、青山琉己などと並び「優しい」と評価されている。
ただ大抵任務が絡むためか女装中に話しかけることは厳禁としており、ある舎弟が女装中の香月に話しかけた際には流石に激怒していた。
またあくまでも他の兄貴たちと比べると比較的というだけで一応狂人枠という事もあり、敵を捕らえた際には
満面の笑みで沸騰したドンペリを頭からぶっ掛けるなどのえげつない拷問を披露する事もある。
天羽組の構成員の例に漏れず正義感が強く、仲間が傷付けられると怒りを露わにする。しかし華太と同様に視野が狭く感情のコントロールが利かなくなることもあり、暴走すると(一部を除く)他人の意見を聞かなくなってしまうという致命的な弱点が存在する。
同じ天羽組の小林の兄貴や和中の兄貴などと同様に、子供を大切にする一面がある。そのため子供を食い物にする外道に対しては一切容赦しない。
彼の特技といえば女装だが、意外にも「女性が苦手」という一面が存在する。これは香月がイケメンな事から幼少期から永久にモテ続けていた為天羽組に入った時点で既に苦手な方だったが、まだ新人だった頃、ホステスの女性たちからモテまくってオモチャにされたことがトラウマになっているため。
苦手と言っても拒絶反応を示すほどではなく、姐さんや岸田純菜(後述)などの親しい女性もいる。
姐さんが推定40以上、岸田純菜が推定20歳前で香月が推定30代と言う事から「特に同年代の女性が苦手」と言う事かも知れない。
生い立ち、経歴
天羽組に入社する前は地元の愚連隊の一員だった。
ある日、後に先輩となる野田一から「今すぐ解散しろ」と命令された際にケンカを売るが、既に一流の武闘派だった野田とは勝負にならず、無理やり天羽組に入社させられることとなった。
ちなみに幼少期の様子はよく分かっていない。
ただ、「紫苑」という有難い名前を頂いていることから、天羽組の構成員の中では比較的家庭環境に恵まれていた方である可能性もある。
また、確定事項ではないものの九州出身説がある。これは
- 紫苑の好きな食べ物が宮崎辛麺であること。
- 「香月」という地名や苗字が九州地方では割と多いこと。
- 声優の末次さんが福岡県出身であること。
などが根拠とされている。
戦闘能力
その容姿を活かして敵対組織の拠点に潜入し、相手を油断させてからナイフや拳銃などで殺害するという戦闘スタイルをとる。そのため武器の取り扱いには長けている。
また、風俗店などに潜入することもあり、客に対する洞察力も高い。
しかし女装を極めるために
ダイエットしている関係で体重が軽く、パワーが無いという致命的な弱点も存在する。そのため遠距離戦はともかく、近距離戦はお世辞にも強いとは言い難い。
また「性格」の欄でも説明したが、視野が狭いなどの弱点もあり、総合的な戦闘能力はお世辞にも高いとは言い難い。
「天羽組メンバーの強さランキング」を議論した場合、華太の先輩たちの中ではほぼ最下位になることが多い。場合によっては華太より下位になってしまうことも…。
むしろ香月が強過ぎると他の兄貴達の肩身が狭くなってしまうので、美貌と引き換えにあえて弱体化させられたのかもしれない…。
人間関係
ここでは香月と関係の深い主な登場人物を紹介する。
天羽組
『華の天羽組』シリーズの主人公。香月の後輩にあたる人物。
香月とは年齢、入社歴が近く、仲が良い。ちなみに香月は華太のことを下の名前ではなく「小峠」と呼ぶが、これは華太の先輩の中では組長と香月と矢部光晴くらいである。
工藤清志と並び天羽組の最古参にあたる人物。現在は故人。
「速撃ちの八隅」と呼ばれる拳銃のスペシャリスト。
香月もこの人から拳銃の使い方について教わっていた。
後に韓国系マフィアの人間に殺害されてしまうが、このとき香月は激しい怒りを露わにしていた。
香月が最も尊敬する先輩の一人で、現在は天羽組の若頭(カシラ)。
元・若頭の阿久津敏朗や若頭候補だった工藤清志が天王寺組との抗争で亡くなったことから若頭に昇格。
スパルタ教育が特徴的だが、根っこは仲間想いな人物である。
香月がまだ愚連隊にいた頃に天羽組に(強引な形で)招待した人物でもある。また、香月に女装の才能があることを見出したのもこの人である。
花見大会の際には「もう自分勝手な判断はしないでくれ」と香月を諭したが、これは「もう仲間を失いたくない」という野田の強い思いから来ているものである。
野田と並んで香月から強く尊敬されている先輩の一人。
ほぼ潜入業務しかできない香月と異なり、拳銃だけでなく「肉食獣のような歯による
噛み付き攻撃」など何でもできちゃうオールラウンダーであるため、香月から憧れられている。
ちなみに須永も若い頃は愚連隊のメンバーであり、工藤の兄貴と喧嘩して負けたため天羽組に入社している。
また、若々しい見た目や言動からは想像できないが、実は現在生存している天羽組の幹部の中では組長と野田の次に年齢が高い。そのため香月とは年齢、入社歴ともに結構な差がある。
香月の親友で同期の男。香月とは対照的なパワーファイターであり、柔道や
プロレスの技を駆使して戦う。
香月と並ぶ天羽組でトップクラスの
イケメンだが、香月が中性的なイケメンなのに対して青山は男前なイケメンなので、同じイケメンでも方向性は異なる。
香月と同様に天羽組の中では優しい性格をしており、後輩に対してもフレンドリーに接する。
彼が四国への出張から帰ってきた際には、香月は「同期の誇り」と太鼓判を押していた。
ちなみに香月は青山に対してだけは
普段のプライドを捨てて女性的な甘えた態度をとることもある。しかも「琉己くん」と下の名前で呼んでいた。
天羽組の最強戦力の一人。主にアーミーナイフと拳銃を使って戦う。
香月とのかかわりはどちらかといえば薄い方だが、花見大会では実は香月から憧れられていることが分かった。
主に
日本刀を使って戦う剣士。小林と並び天羽組では最強クラスと言われている。
香月とかかわることはあまり無いが、花見大会では小林と同様に香月から憧れられていることが分かった。
野田や須永の先輩にあたる天羽組の重要人物の一人。
任侠を重んじる人格者で、天羽組を必要悪として認識しているものの完全に信用しているわけではない伊集院茂夫からすら一目置かれるほど。
天王寺組の城戸丈一郎との戦闘で致命傷を負い死亡した。
天羽組で工藤を敬わない者はいないと言われるほど偉大な人物で、香月もその例に漏れず(普段は工藤とのかかわりはあまり無かったものの)工藤の葬儀では大粒の涙を流した。
香月が特に可愛がっていた後輩の一人。香月からは主に拳銃の使用方法について教わっていた。
ある有力者の娘と結婚する際に「天羽組と縁を切る」という条件があったため天羽組から脱退。
しかしその後、カンボジア系マフィアの人間に殺害され死亡した(妻と胎児も死亡)。
ちなみにそのマフィア組織は後に小林幸真、香月、華太たちに壊滅させられた。
天羽組以外
両親が行方不明となったため、児童養護施設(孤児院)に入所した女の子。
香月がその孤児院の護衛の仕事をしていたことから仲良くなった。香月のことを「香月の兄ちゃん」と呼んで慕っている。ちなみに香月が女装ヒットマンであることは知らない模様。
退所後はキャバクラに就職したが、今でも香月とは付き合いがあるようだ。
元気いっぱいの女の子。
小学校低学年くらい。
キャバ嬢の母親(吉田ますみ)から育児放棄を受けていたので、一時的に天羽組が保護することになった。
普段は女装をしない香月が珍しく自ら積極的に女性的なアピールをしており、美代子にメイクの仕方を教えたり女装を披露して美代子を喜ばせた。
裏社会において「厄災」「鬼と喧嘩して勝てる七三」と恐れられる拷問ソムリエであり、作中最凶クラスの人物の一人。天羽組とは悪質なシマ
荒らしの粛清で幾度も共闘しているが、完全に気を許しあっているわけではない。
趣味の一人キャンプでたまたま仲良くなった子供がカルト宗教に拉致された際、父親からの依頼で教団を潰そうとしていた伊集院に女装姿で接近し、潜入に協力した。その際、
伊集院は香月の正体を最後まで見抜けなかったことを明かしており、作中最強の伊集院を騙し通すという金星(?)を上げた。
そして伊集院はサムネに「伊集院完敗」と書かれてしまった。
共通点がある人物
以下の人物は香月とのかかわりは無いものの、共通点がいくつか存在するので記載する。
京極組に所属する
オネエ極道。通称「性別を超えたオネエ」。
ただし香月と異なり自ら好んで女装しているのが特徴。また、他にも「心も女になりきっている」「筋骨隆々な大男であるため、女装しても見た目は女になりきれていない」「冷静な判断が得意」「肉弾戦も得意なパワーファイター」など香月と異なる点がいくつかある。
通称「投擲の香鈴」。
CODE-EL出身の元殺し屋。瓜生龍臣が経営するメロンパン屋に勤めている、
へそ出しの看板娘。
香月と同様に美人でありながら一定の戦闘能力を持つのが特徴。特に投げナイフを得意としている他、肉弾戦もまあまあ強い。
しかしCODE-EL出身者には他にも瓜生龍臣や天羽組の小林幸真などもっと強い人物も沢山いるため、「作中でもトップクラスの実力者」とまでは言い難いのが実情である。それでも女性キャラクターの中ではソフィアと並び最強クラスではあるが。
拷問ソムリエシリーズに登場するプロホステス。
香月と同様に美しいと高いコミュニケーション能力を持ち、外道(特に性犯罪者)を騙すのが得意。
また基本的には戦わないものの、毒入りのアクセサリーを常に持ち歩いていたり
護身術を学んでいるなど最低限の自衛はできる模様。
追加、修正は紫苑くんの女装を見抜いてからお願いします。
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最終更新:2025年03月18日 00:19