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更新日:2025/04/13 Sun 21:47:25
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『ゴーストバスターズ(原題:GHOST BUSTERS/GHOST BUSTERS ANSWER THE CALL)』は、2016年に公開された米国のSFホラー・コメディ映画。
ダン・エイクロイド製作総指揮。
アイヴァン・ライトマン、エイミー・パスカル製作。
ポール・フェイグ監督・脚本作品。
1984年に公開された『
ゴーストバスターズ』のリブート作品である。 ……なので、原題は『GHOST BUSTERS』の筈だが、後にオリジナル版(及び、復活したオリジナルの系譜)と区別されるためか“
ANSWER THE CALL”の副題が付けられた模様。
オリジナル版とは違い、メンバーは全員が女性となっており世界観も共通していないが、メンバー構成のバランスはオリジナルを踏襲したものとなっている。
また、殆どが『サタデー・ナイト・ライブ』にて現役で活躍していたり、既にコメディエンヌとして実績を重ねてきた面子ばかりである。
謂わば、番組立ち上げ時や黎明期のスターであり現在でも“伝説のキャスト”として語られる、オリジナル版のダン・エイクロイドやビル・マーレイの後輩達ということでもあり、その点でもリブートに相応しいキャスティングが意識されていたことが解る。
主演のメリッサ・マッカーシーとクリステン・ウィグが彼女達自身は勿論、監督のポール・フェイグと同志的な関係にあるということまで、オリジナル版の“ライトマン一家”に近い部分である。
詳細は後述するが、続編からリブート版に企画変更されたことで多くのファンの失望や顰蹙を買ってしまった一方、オリジナル版キャストのビル・マーレイ等が数々のゴタゴタの報道の歴史を乗り越えて特別出演してくれたことでも話題となった。
【概要と製作までの経緯】
1984年にオリジナル版が公開されて以降、人気IPとして多くの子供達に親しまれてきた『ゴーストバスターズ』……しかし、本編たる実写映画シリーズの方は、世間的には大ヒットとなるも主要な関係者の間に深いキズを与え、大きな溝を作る原因にもなってしまった続編の『
ゴーストバスターズ2』(1989年公開)以降は途絶えることになってしまい、
関係者の中でもアイヴァン・ライトマン、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスらは常に続編の実現に前向きな発言をするも、肝心の主演であり彼等とは友人だった筈のビル・マーレイからは否定的な発言が飛び出すばかりという状況が続いた。
00年代以降ともなるとハリウッドにも幾度目かの過去作のリバイバルブームが訪れ、80年代の名作映画の続編やリメイク、リブートが誕生するようになると、本シリーズでも改めての続編の話が活発化。
しかし、相変わらず前向きなエイクロイドやラミレスに対してマーレイは相変わらず否定的であり、遂には05年頃にはマーレイを外して新メンバー候補としてベン・スティラーの名前を挙げて具体的な構想が話されていたこともあったが、これも頓挫してしまった。
また、前向きな話をしていると言いつつも、原作者でありメインの脚本家であったエイクロイドの話す構想やアイディアも二転三転するなど、ファンからも続編に前向きなのは有り難いけれど……という感じで批判されることも増えていった。
メインキャストの一人で、実質的に役者業からは引退状態となっていたリック・モラニスも『ゴーストバスターズ』の続編ならば出演する意思があることを公言していたのだが、エイクロイドのこうした態度と二転三転する話には不満を表明していた。
そんな中で、2009年にアタリ社から『ゴーストバスターズ・ザ・ビデオゲーム』が発売。
リアルな3Dモデルを使用したアクションアドベンチャーゲームで、プレイヤーは五人目のバスターズとなって四人組と事件を解決していく……というストーリーで、何と主役の四人はビル・マーレイも含めて本物の主演陣が演じてくれるという嬉しいサプライズがあった。
シナリオ原案もダン・エイクロイド自身によるものであり、恐らくは前述の映画用の没シナリオ案を提供したものだったのだろう。
同タイトルは2019年に現行機種向けに再リメイクされており、SwitchとPS4でもプレイ可能である。
こうした事情もあってか、2016年リブート版や、オリジナルの系譜が復活した『~アフターライフ』が公開されても尚、エイクロイドや熱烈(原理主義者的)なファンからは、このゲームこそが『ゴーストバスターズ3』である、と主張されている程である。
……そして、この時に久々に『ゴーストバスターズ』と関わったことが精神的にもいい方向に進んだのか、マーレイは2010年に特別出演した『ゾンビランド』にて、脈絡のないゴーストバスターズのパロディを自らの出演シーンにて盛り込ませた。
その後のスクリーム賞での同作の授賞式にもゴーストバスターズのコスチュームと装備を身に付けて登場し、会場はスタンディングオベーションの大喝采となった。(この事実からも如何に本国で『ゴーストバスターズ』が愛されているかと、後のリブート版で賛否両論が巻き起こったかの理由が解ろうというもの。)
こうして、マーレイからも前向きな発言が飛び出し始めるに至り、再び動き出した続編企画は翌2011年に一旦は脚本の完成を見たと伝えられるも、その脚本の内容にマーレイが難色を示したことから幾度目かの頓挫。
そして、またもや不満を言い出したマーレイは不参加のまま話が進むと報告されていたのだが、翌2012年にはライミスがマーレイから企画に参加する意向があると伝えられたと公表。
同時期にはシガニー・ウィーバーやリック・モラニスも出演する方向で調整されていると報道されており、ここに来て続編の可能性が現実味を帯び始め、物語の方向性も旧チームから女性を含む新チームへの引き継ぎとなる……という方向で固められていることが判ってきた。
が、ここで更なる脚本の練り込みとキャストのスケジュール調整が行われ、2012年→2013年→2014年……と先延ばしにされていたところ、2014年2月に予てより闘病生活を続けていたハロルド・ライミスが逝去された。
……このことで再び企画は白紙というか取り止めになると思われたが、女性を含めた新チームという部分を監督が内定していたポール・フェイグが、いっそのこと続編ではなくリブート作品として最初から女性チームにアレンジして新しい物語として描くことを提案。
これが了承されて、2015年6月より撮影が開始された。
こうして、リブート版はオリジナル版の世界観を引き継ぐことはなかったものの、チームの性別が変えられた以外はメンバーのバランスや、その他の多くの部分をストーリー中に無理なく合致する形でアレンジこされており、可能な限りオリジナルへのオマージュも込められた構成となっている。
尚、リブート版に変更されたとはいえ、当初の予定通りにオリジナル版のメインキャストであったビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、アニー・ポッツ、シガニー・ウィーバーがシリーズへの再登場を果たしている。
【吹替版】
同時上映された吹替版では、吉本興業所属の人気女性芸人である、友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代(南海キャンディーズ)が出演することが宣伝され、彼女達による日本語版主題歌とPVも公開された。
……タレント吹替ェ……と言いたくなる方も居るだろうが、実際にはガッツリと吹替を演じているのは“普通に上手い”友近と渡辺のみであり、主役メンバーの残り二人はプロの声優である朴璐美とくじらが担当している。
なので、演技力や声質に癖がある鬼奴と静ちゃんはチョイ役に収まっているのでご安心を。と言いたいのだが、特別出演のビル・マーレイ達の吹替声優も過去作のソフト版のキャスト達で揃えるという粋な図らいをしているのに、アニー・ポッツのみはオリジナルの安達忍から鬼奴に変更されてしまうという謎采配に。どうしてそこで妥協してしまったんだ。
特に、アビー役の渡辺直美はプロの声優と比較しても遜色ないレベルで上手く、是非とも視聴してもらいたいレベルの好演となっている。
その事が吹替スタッフにも忘れられていなかったのか、何と2016年版の吹替キャストのタレント枠の中で、渡辺のみが次作『~アフターライフ』にも出演し、ある重要キャラクターの吹替を担当している。(メインキャスト全般というのなら、朴もキャリー・クーンの吹替として参加している)
【物語】
コロンビア大学で素粒子物理学の研究室を持つエリン・ギルバートは、研究者としての理想的な道である終身雇用の審査を目前に、緊張と期待の日々を過ごしていた。
しかし、そこに過去に旧友のアビーと共に世に送り出した“高度な物理学の理論により心霊現象は解明できる”とした共著『過去からの幽霊』を持った老紳士のマルグレーヴが現れ、幽霊の存在が囁かれていたオルドリッジ邸で起きた直近の心霊現象の調査を依頼しにやって来るのだった。
依頼内容以前に、現在のキャリアが潰されかねない“心霊現象の解明にどっぷりとハマっていた過去”を証明するような共著が、自身との約束を無視して古い友人により販売許可が出されている(Amazonで取り扱われており電子書籍化どころかオーディオブックにも対応済み)という事実を知ったエリンは、別の大学(ヒギンズ理科大学)で研究室を構えるアビーの下を訪れて販売停止をしてもらおうとするが、そこで口喧嘩ついでに過去に心霊現象の解明に躍起になっていた頃の情熱を掘り返され、更には自分の下に相談に現れた例の老紳士の話をしてしまったことから、アビーと現在のアビーの相棒のホルツマンに乗せられる形で三人でオルドリッジ邸への調査に赴くことになってしまうのだった。
そして、三人は屋敷にて視覚化、物理的接触が出来る程にイオン体の電化による実体化が進んだ霊体に遭遇する。
大興奮のエリンは、(ゴーストからエクトプラズムゲロを浴びせかけられながらも)自分の置かれた状況も忘れて、自分達が撮影した一部始終を動画サイトにアップロードするのを許してしまう。
その動画がバズって大きな話題となる反面、多数のインチキを疑う声が寄せられ、その騒動を受けて頑なに心霊現象を認めないとするスタンスの大学も“研究者として相応しくない”として、終身雇用の審査から一転して、本当に本当のエリンの私物のみを持たされて大学から追い出されてしまうのだった。
悔しさからアビーに泣きついたエリンだったが、アビーはアビーでエリンを自分の研究室に迎え入れる許可と研究費の増額を学部長へと依頼しにいった所、前任者の逮捕により代替わりしていたバカな学部長から“意味のない研究”と散々に嘲られた挙げ句にいきなり追い出されてしまうことに。
こうして、エリン、アビー、ホルツマンの三人は研究室から(本来は大学に置いていくべき)資材を持ち出して“自分達の居場所”を求めて逃げ出すのだった。
理想的だが家賃がバカ高い古い消防署を借りるのは諦めたものの、中華料理店の2階に研究室を構えた三人は、研究費を稼ぐために、(基本おバカだが見た目は抜群にいいケヴィンを事務員として雇い入れつつ)心霊現象調査の仕事も始めるのだが、そこに奇妙な予言を残していった不気味な男を追ったことでトンネル内でゴーストを目撃したという、地下鉄職員のパティがやって来る。
パティの案内で地下鉄のトンネルに降りた三人は、ここでも実体化したゴーストと遭遇。
ホルツマンの開発した装備により捕まえようとするも、試作段階だった為にパワー不足に陥り、あと一歩で取り逃がしてしまう。
しかし、確かな手応えを掴みやる気を出す三人。
そして、地下鉄での体験が強烈だったのかパティもまた研究室に車付きで押しかけてきて新たな仲間となるのだった。
四人となった彼女達は、報道の中で勝手に名付けられてしまった“ゴーストバスターズ”の通称を(他の呼び方は全く覚えられない)ケヴィンのせいもあってか自分達でも使うようになり、通報があったロックイベントが行われているストーンブルック劇場へと出動。
そして、すったもんだの末にライブ中に出現した悪魔の様な姿に実体化したゴーストを大観衆の見ている前で見事に退治して見せるのだった。
初めての成功と問答無用の証拠(ゴースト)を捕らえたとして大喜びの四人の下を、超常現象の権威として知られる、石頭で否定論者のどっかで見たことあるようなハイス教授が訪問。
教授の挑発に対して、我慢できなくなったエリンはアビーの忠告を無視してゴーストを解放してしまい、襲われたハイス教授は殺害(ある意味事故死)されてしまうのだった。
警察からの事情聴取に対し、真相を説明しても全く信じて貰えずに困っていた四人だったが、そこで市長からの使いだという、ホーキンス捜査官とローク捜査官が現れて四人を市庁舎へ。
面会したブラッドリー市長より、実は予てより霊的な異常が発生していることは既に政府は把握して密かに調査を進めており、その中で見つけたゴーストバスターズの働きぶりも評価していると言われたことで喜んだのも束の間、次の瞬間には無用なパニックを避けるためにバスターズの活躍は全てインチキだとして報道して何もなかったように扮うという、トンチキな対応をすることを一方的に告げられ、抗議をする暇もなく追い出される。
怒り心頭の四人であったが、インチキと言われようが自分達は自分達の活動を続けることを確認。
その中で、これまでのゴーストの出現場所の位置関係から“真犯人”がニューヨークのレイラインを利用して大規模な異変=現世と霊界を隔てるバリアを破壊しようとしているという可能性を導き出すと、ご丁寧にも市庁舎へと通報した後に同じくレイライン上にあり、パティに予言を残していった超陰キャ野郎のローワンの職場でもあることが解ったメルカドホテルへと急行するのだった。
果たして、遂に対面したローワンと、ホテルの地下に設置された予想以上の心霊科学技術による研究室と、そこで蠢くゴースト達の姿に驚く四人だったが、逮捕される前にローワンは自ら電極に触れて命を断つ。
……事件は、今回も行き遅れのこじらせドクジョでリケジョによる自作自演だ、と明らかに過剰な悪評を立てられた上に四人が偽装逮捕されたことで収められた……と思われたが、帰った四人はローワンの自分達にも匹敵する心霊科学技術が、実は『過去からの幽霊』から得た情報を元にしていたらしいという事実に戦慄。
そして、自宅にて改めてローワンの愛読していた『過去からの幽霊』に目を通したエリンは、ローワンが書き加えた部分で、ローワンが自殺したのは計画の最終段階として自らをゴースト化して霊界から解き放った無数の霊魂達を支配する為の準備だったことを知るのだった。
エリンがその真実を知った同じ頃に幽体となったローワンはゴーストバスターズの事務所に侵入。
アビーに憑依して装備を破壊しようとして大暴れするもパティに何とか止められる。
が、ローワンの幽体はアビーの肉体から追い出された後で空気を読まずにやって来たケヴィンに憑依してしまい、結局捕まえるのに失敗してしまう。
同じ頃、エリンはレストランで公金チューチューの豪華な会食を楽しんでいた市長に対してローワンの最終目標を告げるも、全く相手にされずに追い出されてしまう。
それでも諦めずに街の人々に脱出を呼びかけるエリンだったが、遂にローワンにより現世と霊界を分けるバリアが破壊されて無数のゴースト達が溢れ出す場面に遭遇するのだった。
果たして、行き遅れ女四人組はニューヨークを強大な腐れ陰キャゴーストとなったローワンの身勝手な復讐から救うことが出来るのだろうか……?
【登場人物】
ゴーストバスターズ関係者
エリン・ギルバート
演:クリステン・ウィグ/声:友近
素粒子物理学者。
美人でスタイルもいい筈なのだが、ややKY──いや思いっきり間の抜けた発言や行動も多く、回想を聞く限りは人生で全くモテたことがない残念なリケジョ。
8歳の時に隣のいじわる婆さんが死んだ後に一月も取り憑かれてしまった経験があり、それが原因で心霊の世界に興味を持つがJK時代にアビーと出会うまでは両親にも(現在進行系で)信じてもらえずにカウンセリング送りにされ、周囲からも「幽霊女」としてバカにされ続けたという哀しい過去を持つ。
名門コロンビア大学で夢の終身雇用を目前としていたが、過去にアビーと共に出した初の著作『過去からの幽霊』にキャリアを潰されると思い込んで自発的に行動した結果、反対にかつての心霊現象への情熱を取り戻してしまい、自分を偽って周囲に媚を売り、無理してまで掴んできた地位を失うことに。
……しかし、アビーやホルツマンと合流してからは、もはや“己を偽る必要はない”と言わんばかりに心霊現象研究にも率先して挑むようになる。
割と思い切りがいいというか向こう見ずな所もあり、前述のキャリアを失った件も含めて、劇中の色々な場面でやらかしていることも多いのだが、最終的には己の危険を顧みずにアビーを救い出して完全に友情を取り戻した。
ケヴィンが使えないヤツと理解しているのに強硬に採用を推す等、恋愛に飢えていたのか節操がない部分もある。開き直った干物女のアビーやホルツマンのがまだマシと思える。
オリジナル版のピーター・ヴェンクマンに相当する立ち位置だが、プレイボーイに対して喪女、口が上手いのに対して口下手等、真逆の特徴が付けられている。イケメン(美女)に弱かったり、ゴーストからエクトプラズムゲロを浴びる役割は見事に引き継いでいるし、プレイガールじゃイヤだわな。
■アビー・イェーツ
演:メリッサ・マッカーシー/声:渡辺直美
物理学者。
キャリアを得るために過去の心霊現象研究を捨てたエリンに対して、現在でも『過去からの幽霊』に記した理論を実証するべく心霊現象研究を続けている。
過去に道を違えた時の諍いからか『過去からの幽霊』の出版差し止めを求めてやって来たエリンに対しても最初は喧嘩腰だったが、上手く乗せてオルドリッジ屋敷での心霊現象調査に同行、共にゴーストとの接近遭遇を果たし、更にエリンが職を失った後には彼女を快く自分の研究室に迎えようとした度量の持ち主。
自分もその後で職を失ったが。
実際、自他共に認める“変人”のホルツマンがアビーに対しては“人生ではじめて得た友人”とガチトーンで感謝を述べた程。
食いしん坊で、ランチにはいつも中華料理を食べているらしいのだが、理想的なスープとワンタンの分量に出会えたことがなく、常に文句を言っている。
オリジナル版のレイ・スタンツに相当する立ち位置で、根っからの超常現象オタクで敵のボスに憑依までされたが、トラブルメーカー的な要素はエリンと折半して分けられている。
作中作で死の女神を演じることになるのはまた別のお話。
■ジリアン・ホルツマン
演:ケイト・マッキノン/声:
朴璐美
原子物理学者。
天才的な頭脳と並外れた技術力の持ち主だが、それ故に変人で、アビーと出会うまでは友達が出来たことがなかった。
オリジナル版のイゴン・スペングラーに相当する立ち位置で、ゴーストバスターズの装備の一切合切の開発を担当。
危険な技術もオモチャを扱うレベルの気安さで取り扱うので、側に居ると
危険が危ない。
実際にゴーストとの接近遭遇を果たしてからは要領が解ったのか装備をどんどんアップグレードさせていくが、オリジナルでのプロトンビームで動きを止める→ゴーストトラップで捕獲の流れが新装備の開発以降は
ビームでゴーストをバラバラにするという力業になっていったことについては旧作ファンから批判を寄せられた。
躁病気質で、空気を読めないというよりは、敢えて空気を読まない発言をすることも多い。ズレたトリックスターなところはイゴンよりもむしろピーターに似ている。
パティが無理を承知で借りてきた霊柩車をちょっとした見ていない隙に「ECTO-1」に改造してしまったり、地下鉄で出会った落書き小僧が残した(自分達のゴースト話を聞いて描いた)落書きを“例のマーク”に仕上げたりとデザイナーとしての才能もある。
実際、ホルツマンの手によるという設定の現代風にアレンジされた装備の数々は普通に格好いい。
■パティ・トラン
演:レスリー・ジョーンズ/声:
くじら
地下鉄職員。
ある日のこと話しかけてきたローワンを不気味に思っていた所で、監視カメラでローワンが地下鉄の線路に降りていったのを目撃。
慌てて姿を追った所でゴーストと遭遇して、開業したばかりのエリン達の初めての客になる。
そして、エリン達と共に実際にゴーストと対峙した体験から三人を気に入り、押しかけ従業員として四人目のメンバーとなる。
学者三人組に対して常識人ではあるが、ノリでは共通した部分が多く、あっという間に打ち解けた。
更にはニューヨークの地理と歴史に異常に詳しい等、別方向で博識である。
大柄な体格通りに異常に頑健で、ローワンの亡霊に襲撃された際には二階から落とされかけたホルツマンを片手で支え、もう片方の手でローワンに取り憑かれたアビーを相手取り、強烈なビンタで除霊をかました。
移動手段用の足が無いエリン達の為におじさんの所から車(と言っても霊柩車)を持ち出してきたのだが、僅かな隙に前述の通りでホルツマンに「ECTO-1」に改造されてしまい返すに返せなくなった。
挙げ句に最終決戦で車両自体が失われることに。
オリジナル版のウィンストン・ゼドモアに相当する立ち位置だが、最初からキャラ立ちしていて目立っている。
また、本作でのツナギはパティが元の職場から勝手に持ち出してきたものである。
サイズがピッタリなのは話の都合ではあるが、パティの人間観察の正しさから単にエリン達の体格を見抜いてしまっていただけとも考えられる。
■ケヴィン・ベックマン
演:クリス・ヘムズワース/声:
森川智之 って三宅健太じゃないんかい
中華料理屋の二階に事務所を開設したエリン達が事務員として雇い入れた白人青年。
長身で金髪でシックスパックでモデルもやれる位の美形だが
超絶おバカ。
一昔前の頭の軽いブロンド娘キャラの男版。
面接の時から残念な知能しか無いのが丸わかりだったが、見た目の良さだけで(主にエリンの)目の保養の為に雇い入れられた。
アスガルドの民が泣くぞ……
WEBデザインの趣味も持つということで“例のマーク”はコイツが発案するのか──と期待させておいて実際にはどーしよーもないカスみたいな案や
セブンイレブンそのまんまモロパクリな案しか出せず、実際には地下鉄に落書き(グラフィティアート)を描きに来たクソガキが適当に描いたものをホルツマンが仕上げるという形で採用されることになった等、本当に物語上では役に立たない。
そういう意味ではジャニーンの立ち位置だが、キャラ付けはルイスのが近い。オツムの出来はまだあちらの方がマシだが。
何故だか異常にコーヒーが苦手で、淹れることは出来るが自分で飲むと一口で盛大に吐き出してしまう。
アスガルドの王子は美味そうに飲んでたのにね。
“MIKE HAT”(正式名称は“Michael Hat”)という事情を知らないと“MY CAT”に聞こえてしまう、ややこしい名前の犬を飼っているらしい。
どうでもいいって? ですよね。
また、御大層にも眼鏡をかけているが“レンズが汚れる”という理由からレンズは外している。痒い時には目も掻けて便利らしいが、本当に視力が弱いのかは不明。
それはつまり伊達眼鏡なのでは?
とまあ、おバカエピソードには枚挙に暇が無い上に簡単な電話番すら出来ない残念な仕事ぶりで、プライベート(隠れんぼ大会)を優先して途中退社するような適当さだが、本人なりにゴーストバスターズの一員としての自覚はあったらしく、全くの偶然にも最終決戦前に自分の装備としてバイクを調達していたが、アビーから追い出されたローワンに取り憑かれて最終計画発動の引き金を早めてしまうことに。
そして、EDのノリノリ糞ダサダンスは必見。
■その他の人物
■ベニー
演:カラン・ソーニ/声:小川剛生
アビーへの中華料理デリバリーの為に雇われている(?)バイト青年。
ブラウンパンサーじゃない。
ワンタンの量が適量ではないのはベニーの注文ミスなのか店側の悪意なのか……。
異常に買ってくるまでの時間が遅く、事務所開設後には一階の中華料理に注文に行かせたのにやっぱり1時間もかかっていた。
EDを見るとアビーに気があるのかも知れないが普通に迷惑がられていた。
■ハロルド・フィルモア
演:チャールズ・ダンス/声:堀勝之祐
コロンビア大学の学部長。
エリンの終身雇用実現の後押しをしていたが、例の心霊動画を見たあとは庇うこともなく追放した。
■エド・マルグレーヴJr.
演:エド・ベグリー・ジュニア/声:野島昭生
オルドリッジ邸の管理人で、エリンに『過去からの幽霊』を引き合いに心霊調査の依頼にやって来た。
割とデリカシーが無く、遠慮がない発言が多い。
■ギャレット
演:ザック・ウッズ/近藤隆
オルドリッジ邸のイケメンガイド。
……が、ガートルードのゴーストに襲われて盛大にチビッたことをマルグレーヴによりバラされる。
■ジョナサン
演:マイケル・マクドナルド/声:
三ツ矢雄二
ストーンブルック劇場の支配人。
余談だが、原語では悲鳴がうるさいだけで普段は普通の喋り方の紳士なのだが、吹替では女性のような悲鳴から膨らまされたのか
三ツ矢雄二声のオカマキャラになっている。
■ブラッドリー市長
演:アンディ・ガルシア/声:
石塚運昇
NY市長。
強引でお手軽な手段を好む強硬派というよりは脳筋的な発想の残念なイケオジ。
真相を話すと大事になる可能性がある大規模心霊現象を、ゴーストバスターズの大嘘ということにして乗り切ろうとしていた。
未だに、切断マジックを本物と信じてしまう程度の残念なオツムしかない模様。
■ジェニファー・リンチ
演:セシリー・ストロング/声:石塚理恵
NY市長補佐官。
おバカな市長に代わって、実質的な諸々の調整役をしていると思われる女性。
そこそこに美人だが性格は悪く、市長による“表に出せない心霊現象騒ぎは全てゴーストバスターズの捏造”という方針を実行していた時には、メディア対応のインタビューにて必要以上にゴーストバスターズというか、エリン達個人を貶める発言をしていた。
オリジナル版のペックやジャックに相当する立ち位置なのだが、彼等とは違ってゴーストバスターズに私怨がある訳でも居なくなって欲しい訳でもなく、事件の解決後は表立ってゴーストバスターズを認める訳にはいかないものの、公的機関による支援と援助はするという約束を取り付けたようで、ゴーストバスターズが“例の消防署”に引っ越す助けとなった。
■ホーキンス捜査官
演:マイケル・ケネス・ウィリアムズ/声:荒井裕樹
■ローク捜査官
演:マット・ウォルシュ/声:椙本滋
国土安全保障省の職員で、密かにニューヨークで起きた心霊現象の調査を進め、ゴーストバスターズの活動も監視していた。
調査するだけで、有効な対策は取れていなかったことは言うまでもない。
■ローワン・ノース
演:ニール・ケイシー/声:
岩田光央
本作の黒幕。
メルカドホテルのボイラー技士だが、詰まったトイレの処理等、明らかに業務以上の雑用を押し付けられる等、酷い扱いを受けていた。
風采の上がらない小男で、ブサイクでイジメられ過ぎたり嫌われた末なのか、単に元からなのか性格まで歪んでしまった超絶勘違いの陰キャだが天才的な頭脳の持ち主。
全く世の中に受け入れられなかった自分の人生を顧みて復讐を決意し、独学でエリンとアビーの著書である『過去からの幽霊』の理論を元に、大規模な心霊現象科学実験室を自身が勤務するボイラー室に築き上げていた。
「幽霊が見えたから嫌われた」とは本人の弁だが、真実かどうかは不明。
それが真実かどうか以前に、嫌われたのはそこが理由なのだろうか?
自らの野望の実現の為にニューヨークのレイライン上に位置する“曰く付きの場所”に、そこに取り憑いている霊体を活性化させてゴースト化させる装置を設置していき、活性化させたゴーストの力を得ることで段階的に現世と霊界を隔てるバリアを破る力を用意周到にも高めていった。
ゴーストバスターズに自分の所在を暴かれて対峙した時にはあっさりと自死を選んだが、それこそがこの世に未練の無いローワンの最終目標であり、自分がゴーストの王になって世界を破壊してやるつもりだった。
特別出演
■マーティン・ハイス
演:ビル・マーレイ/声:安原義人
超常現象の(否定的な方面からの)権威。つまりは発言力がクッソつよつよになった大槻教授みたいなもん。
エリン達ゴーストバスターズの動画が話題となった時にメディア出演してインチキだと断言するが、その後でゴーストバスターズがロックイベントにて大勢の目の前でゴーストを捕まえたと報じられた際には、遂に我慢できなくなり自ら事務所を訪れてゴーストを見せるように迫った。
権威だけに研究者の基本たる実験と実地調査の基本を忘れてしまっているらしく、頭ごなしに心霊現象を否定する。
挑発に乗ってしまったエリンにトラップ内のゴーストを解放させることに成功するが、姿を確認するどころか解放されたゴーストにそのまま二階の窓から掴み落とされて転落死するという、間抜けな末路となった。そんな扱いで大丈夫か?
吹替ではオリジナル版のソフト版にてピーター・ヴェンクマンを演じた安原義人がキャスティングされており、ハイス教授のキャラというよりは、敢えて軽薄なピーターに近い喋り方になっている。
■タクシー運転手
演:ダン・エイクロイド/
玄田哲章
最終決戦時の大規模な異変の発生に際して、慌てて事務所に装備を取りに帰ろうとしたエリンに呼び止められたタクシーの運転手。
何故だか異常にゴーストに詳しい等、世界観は共通していない筈だがオリジナル版のレイ・スタンツを彷彿とさせるキャラ付けとなっている。
「T5レベルの透明体だ。大したことないな」
■パティの叔父さん
演:アーニー・ハドソン/声:菅原正志
葬儀屋を営む体躯が良い老男性。
事件解決後にパティに勝手に持っていかれた霊柩車を返してもらいに来た。乗ってきた霊柩車も改造されるフラグがビンビンである。
■メルカドホテルのフロント
演:アニー・ポッツ/声:椿鬼奴
メルカドホテルのフロントを務める小柄で眼鏡の御婦人。 今回も電話対応に追われていた。
明らかに怪しげなゴーストバスターズを、アポも無いのにローワン関連だと聞いた途端に無条件で侵入を許可した。重ね重ね安達忍が吹替だったなら完璧だったのに。
■レベッカ・ゴーリン教授
演:シガニー・ウィーバー/声:駒塚結衣
EDにて弟子のホルツマンの研究を見にやって来ていた長身のおばちゃん科学者。
エリンとは宇宙人匿っていた時に遭遇済み。
まともなようでそうでもないような、ホルツマンの師匠だけあってか言動に危ない気配を感じる。
主なゴースト
■スライマー
声:アダム・レイ(コンサートシーンのボーカル)
全体的にリアルな造形にアレンジされたリブート版のゴースト達の中では例外的にオリジナル版の造形や性格を引き継いで登場。しかも、同種の彼女付き。
今回は由来も発生理由も不明のゲスト枠で、ゴーストバスターズに倒されることもなく「ECTO-1」を奪って暴走するという暴れっぷりを見せた。
(オリジナル版で)「足もないのにどうやって運転してるんだ?」ということを長年に渡りネタにされてきたためか、わざわざ足が無いのにアクセルを踏むカットが作られている。
最後は、ローワンが開いた霊界の扉を反転させるべく「ECTO-1」の屋根に設置された原子炉に類する装置が使われることになり、一しきり暴走して帰ってきた所をゴーストバスターズに誘導され、霊界への扉に突入した所を「ECTO-1」諸共爆破された。
■ガートルード・オルドリッジ
オルドリッジ邸にて悪魔的な伝説を残す少女の霊で、伝説通りならば美しい容姿の可憐な少女だったが、一晩の内に使用人全員を順番に殺していったという連続殺人犯。
その後、父親によって地下牢に幽閉されて食事のみを与えられていたが、やがて屋敷の所有者が変わった後で地下室にて彼女の遺体が発見されたという。
ローワンの装置により実体化し、エリン達が初めて目撃したゴーストとなったが、会話をしようとした所でエリンにエクトプラズムゲロを浴びせかけて何処か(ローワンの下)へと消えていった。
恐ろしい姿への変身やエクトプラズムゲロ等、オリジナル版のライブラリー・ゴースト~スライマーの立ち位置を引き継いでいたか。
■地下鉄のゴースト
パティの情報から地下鉄のトンネル内で遭遇した坑夫と思われる男性の霊。
初のゴースト捕獲に挑むも、パワーが足りずに取り逃がしてしまう。
■劇場のゴースト
ストーンブルック劇場のロックイベントに合わせてローワンの手で実体化させられたゴースト。
最初はマネキンに取り憑く等していたが、最終的には何故だか悪魔のような姿となって暴れ回った。
しかし、装備を完成させて四人となったゴーストバスターズに捕獲され、幽霊実証の証拠が出来たと大喜びしていた所でのハイス教授の訪問→解放による大事故と相成った。
その姿を見たオジー(本物)は、過去のやらかしを思い出したのか、激しくショックを受けていた。
■マシュマロマン
本作では、最終決戦でローワン(の取り憑いたケヴィン)にけしかけられたバルーン軍団の最後に登場。
その巨体でアビー、ホルツマン、パティを押し潰してピンチに追い込むも、合流したエリンにホルツマンより護身用に渡されていたスイスアーミーナイフで破裂させられた。
■ローワンのゴースト
最終決戦にてケヴィンから抜け出した後のローワンが変身したゴースト。
オリジナル版のオマージュか「どんな姿がいい?」とゴーストバスターズに聞き、そこでパティが「可愛い姿がいい」と答えたことから、最初はゴーストバスターズの“例のマーク”の姿となったが、ロゴから抜け出した後はどんどん巨大化していき、高層ビルよりも大きくなった。
ビームは有効だったものの、その巨体故に攻略に手間取っていた所で、前述のローワンの開いた霊界の扉を陽子反転させて逆流して元に戻す作戦が取られて実行。
何とか穴に落とすことに成功するも、尚もアビーを道連れにしようとする執念を見せたが、命を顧みずに飛び込んできたエリンにそれすらも阻止されて消滅していった。
更に特別な出演
ロックミュージシャンのオジー・オズボーン(!)の他、地元ニューヨークで活躍するニュースキャスターのパット・キアーナン、ロザンナ・スコット、ジャニーン・ラミレス(劇場で事件解決後にバスタブにインタビューした女性リポーター。静ちゃんが吹替。)…etc.が出演。
【余談】
- 映画を見れば解るが、当初はリブート版から続く続編の構想があった模様。
……しかし、シリーズの再起動はまさかの散々に不可能だと思われていたオリジナル版の系譜の復活に立ち返ることになってしまい、ファンや蟠りを乗り越えた関係者は歓喜だが、リブート版のみが割を食うという哀しい結末となってしまっている。
- そんな訳で2021年にまさかのオリジナル版『ゴーストバスターズ2』から続く『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が公開。
大好評を受ける中で版元のソニー・ピクチャーズはシリーズを全収録した『アルティメットエディション』を発売したのだが、何と同コンテンツからリブート版がハブかれてしまったことには監督のポール・フェイグも戸惑いの声を挙げた。
……一方、オリジナルキャストの一人でリブート版にも特別出演したアーニー・ハドソンは、改めてリブート版について、作品としては面白かったと前置きしつつも「製作するべきではなかった」と表明する等、ますます不遇な立場となっている。そんな、ひどい……。GB版『サガ3』じゃあるまいしイジメいくない。
追記修正するなら誰を呼ぶ?
ゴーストバスターズを!
- 吹き替え吉本の女芸人ばかりじゃねーか -- 名無しさん (2024-02-22 21:17:49)
- ちょっと「…」が多すぎて読みにくい気がする -- 名無しさん (2024-02-22 22:42:40)
- 不遇の良作とか出来は優れているっていう褒め言葉がちょいちょいあるけど正直そんなに面白くなかった… -- 名無しさん (2024-02-22 23:19:49)
- シリーズ内での立場の悪さからくる印象ほど悪くはないと思うが良作かって言われると -- 名無しさん (2024-02-23 00:23:41)
- なんにしてもこの映画はNostalgia Criticも言うように「普通だった」。駄作ではないが良作とか出来は優れているってのも過大評価 -- 名無しさん (2024-02-23 15:40:59)
- つまらないとか駄作とは言わないけど、良作は言い過ぎかなぁ -- 名無しさん (2024-02-23 16:17:02)
- わざわざクリヘム起用した上での筋肉バカネタとか頻発する天丼ネタとかがクソとまでは言わないけどシンプルに面白くないねんな・・・本国ではウケたのアレ? -- 名無しさん (2024-02-24 11:38:07)
- 「嫌なら見るな 見てから批判しろ」っての好例だったよ 脚本の死去を含めた制作の紆余曲折や試行錯誤でのストーリー大幅変更なのに、ポリコレやフェミ憎しで公開前からボロクソ言うのは、それもまた「表現規制」って奴じゃないかと思ったね 公平な評価ができないほど自分のイデオロギー上「嫌」ならもう損切りした方がお互いのためになる筈 個人的にはそれにAVGNまで参戦してたのが辛かった… -- 名無しさん (2024-02-24 18:08:03)
- ↑制作や公開までのゴタゴタでうんざりしたんで見ないという選択肢を選ぶって言ってなかったっけ -- 名無しさん (2024-02-25 09:26:25)
- 報告にあった荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2024-02-25 10:08:03)
- 結局、オリジナルとは特に繋がらないし、公式からも黒歴史みたいな扱いの作品になってしまったなぁ... -- 名無しさん (2024-04-11 18:46:27)
- やたら擁護しようとしてるけど内容は普通につまらんだろ。 -- 名無しさん (2025-03-29 20:50:33)
- メンバーがただ小中学生みたいなウザくて不快なのが致命的すぎる。そりゃ不評だろうなとしか思わん -- 名無しさん (2025-03-29 20:51:41)
最終更新:2025年04月13日 21:47