登録日:2014/07/28 Mon 14:40:11
更新日:2025/03/14 Fri 15:26:38
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のび太たちの新しい冒険は、
孫悟空や猪八戒が大暴れする
「西遊記」世界で始まる!
監督:芝山努
脚本:もとひら了
主題歌:堀江美都子・こおろぎ'73「君がいるから」
『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』とは、『映画
ドラえもんシリーズ』の第9作目。『大長編ドラえもんシリーズ』には含まれない。
1988年3月12日公開で上映時間は93分。
同時上映は『
エスパー魔美 星空のダンシングドール』『ウルトラB
ブラックホールからの独裁者B・B!!』。
また、本作が昭和最後のドラえもん映画作品でもある。
【概要】
藤子・F・不二雄存命時では
唯一原作漫画の『大長編ドラえもん』が書かれていなかった作品であり(入院していた)、
脚本はもとひら了が担当している(西遊記を舞台とした設定は藤子・F・不二雄の考案)。
また、藤子不二雄コンビが解消されたあと最初の映画作品でもあり、作者名義が藤子不二雄Ⓕとなっている唯一の作品でもある。
そういうのもあってか、アニメコミックが出された際には第3巻(1,2巻は順番通り)と異例の速さでコミカライズされている。
ホラーテイストが最も濃い作品でもあり、特に牛魔王が出てくるシーン、晩御飯でのトカゲの
スープ、先生が
妖怪に変化するシーン、
更にギシギシ音を立てゆっくり階段を昇ってくるママなどはみんなの
トラウマ。
「規模の大きい事件でも極力現実世界に影響を持ち込まない」という作者が掲げる不文律を破った唯一の作品で、
「ドラえもんのひみつ道具が引き起こした一大事が世界規模で波及してしまう」という異色の作風となっている。
【あらすじ】
小学校の新入生歓迎会にて、のび太の提案で「
西遊記」の劇をやることになった一同。
しかし孫悟空役をやりたかったのび太であったが、孫悟空役は出木杉に取られてしまい、のび太は村人その1役で台詞も「助けてくんろー」の一言のみ。
孫悟空が実在すると信じるのび太は、「本物に似ている人が孫悟空になるべきだ」と主張し、
タイムマシンで7世紀(西暦630年)の唐へ向かう。
そこでのび太そっくりの孫悟空を目撃し、そのことをいつもの面々に告げるも、そもそも架空の人物である孫悟空の目撃談など誰も信じない。
そこで一同を連れ再び唐の時代まで遡るが、全く同じ時間にたどり着くことは出来ず、先ほど目撃した孫悟空を見ることは叶わなかった。
苦肉の策として様々なヒーローになれるひみつ道具「ヒーローマシン」を使いのび太が孫悟空の格好をして皆の前に現れる作戦をとるが、ボロを出し失敗に終わる。
落胆しながらも現代に戻るが、そこはいつもの見知った日常世界ではなく、
人間に化けた妖怪が跋扈するパラレルワールドになっていた。西遊記の結末も妖怪が勝利して三蔵法師が食い殺される展開になっていた。
ドラえもんはこの事態を、過去に使ったまま放置していた「ヒーローマシン」から西遊記の妖怪たちが現実世界に飛び出して三蔵法師を食い殺したために歴史が変わり、進化を遂げた妖怪たちによって人類社会が乗っ取られてしまったためだと推測する。
世界をもとに戻すためには、再び唐の時代へと赴き、妖怪たちを全て駆逐する他ない。
「ヒーローマシン」で西遊記の登場人物になった一行は、世界を救うため妖怪たちとの戦いに赴く。
【登場キャラクター】
【メインキャラクター】
「ジャーーン!」
毎度おなじみ僕らの中古
ロボット。
そして「ヒーローマシン」のスイッチをうっかり切り忘れてしまったことにより、
大幅な歴史改変を起こして人類滅亡という事態を引き起こしたすべての元凶。
実際に公式が発行している「映画ドラえもんクイズ全百科」でも「ドラえもんによる失敗」「ドラえもんにとっては思い出したくない思い出」と指摘されているほど。
外見的に当てはめられるキャラがいないためか西遊記のキャラには扮しておらず、いつも通りひみつ道具を用いてサポートする。
主に「ヒーローマシン」で妖怪たちを回収する役割。銀角戦は意外と策士。
いつも通り事の発端。
孫悟空に扮している。今作は得意の銃を使う機会はないが、孫悟空に扮しているためか「如意棒」を使った戦闘力は高め。
いつものようにドラえもんに頼み込み、ヒーローマシンで孫悟空になりすます。調子に乗って結局ばれてしまうが、終盤ではジャイアンたちに孫悟空と認められた。
最初に孫悟空を探しに来たのび太が見た自分そっくりの孫悟空は、実は「筋斗雲」で偵察中の自分自身であった。
ご存知拐われ系
ヒロイン。三蔵法師に扮している。
妖怪たちはプログラム上、三蔵法師を優先的に狙ってくるので、本物の三蔵法師のデコイ役になる。そして、終盤にやっぱり誘拐される。
ご存知ガキ大将。本人は孫悟空が良かったが、猪八戒に扮している。
やはり、
映画だと頼りになる男で、雑魚妖怪程度なら1人で無双できる高い戦闘力を誇っていた。
牛魔王に捕らわれた際には「牛丼にしてやりてえ」とコミカルながらも啖呵を切るシーンも見せた。
ご存知ボンボン。沙悟浄に扮している。
「ヒーローマシン」で変身しているので戦闘力はそれなりにあると思われるのだが、何分本人が気弱なので雑魚妖怪にも手こずる。でも銀角には勇敢に立ち向かった。
恒例の
マザコンもあるが、本作では
母親が妖怪化してしまっているので、ギャグなだけではない重々しさもあり、母親に必ず帰ってくることを誓うシーンも見られる。
妖怪世界では、のび太を叱る際に角と牙が生えてくる。
また彼女も含め、妖怪世界では元の人間世界より低い声かつねっとりしたトーンで喋る。
「あら?声がしたと思ったのに…」
妖怪世界では、新聞越しの影のみ鬼の姿で妖怪化していることを暗に示すという演出になっており、妖怪化した姿そのものはでてこない。
好物はトカゲの
スープ。
クラス演劇の孫悟空役。妖怪世界では、妖怪世界の西遊記について「悪い三蔵法師は
正義の牛魔王に食い殺された」「どんな物語でも妖怪が勝たないとおかしい」と解説しつつ、頭から角を生やす。
おなじみドラえもんの
妹。映画には『
魔界大冒険』以来の登場となる黄色い妹。
彼女の方でも異変は感じていたらしく、絶体絶命の窮地の時さっそうと助けに来る。
噴火寸前の火焔山から脱出するとき「駄目だ間に合わない!」と言って慌てているポンコツの兄と違い、冷静に
「どこでもドアがあるじゃない」と返せる出来る妹。
自称「観音様」。原典西遊記で観音様がたまに「女性的な」形容詞を使われる事があるせいか?
エンディング映像において、のび太たちが元に戻った母親たちとの再会を親子水入らずで喜ぶ中、自身は兄と兄妹水入らずでいた。
ちなみに、このシーンはフィルムコミック版では会話が付け加えられている。
【ゲストキャラクター】
CV:水谷優子
本物の三蔵法師に従者としてお供する少年。妖怪たちから救ってもらったことから、特にのび太のことを悟空様と呼び慕っている。
その正体は牛魔王と羅刹女の実子、
紅孩児。三蔵法師のもとへ
スパイとして送り込まれ、彼を捕縛する。
しかし三蔵法師の優しさとのび太達との交流の中で罪悪感が芽生え、最終的には両親を裏切りドラえもんたちを助けた。
元は敵方勢力の
スパイでありながら、途中で改心して
味方勢力になる点は、『
宇宙漂流記』のフレイヤや、『
ワンニャン時空伝』のシャミーと共通している。
裏切ったとはいえ、両親のことはやはり肉親として大切に想っており、火山のマグマで亡くなった時は三蔵法師に抱きつき号泣した。
その後は三蔵法師に正式に
弟子へと迎えられ、天竺へと旅立っていった。
ちなみに、ドラえもんとみんなでタイムマシンで唐の時代に来てドラえもんがのび太とリンレイの話をしているとき
「のび太くん、君っていつから中国語が分かるようになったの?
ほんやくコンニャクも使わないでさ」と聞かれていたが、
おそらくリンレイはもともと妖怪の息子なので言葉の伝達手段が違うと考えられる。
CV:池田勝
602〜664年に実在した本物の三蔵法師。経典を手に入れるため天竺へと旅をしている。
容姿は美女でもなく、
銃をぶっ放すヤンキーでもない、史実通り過酷な旅に耐えうるガッチリとした体格。
外見は『
T・Pぼん』に登場した玄奘三蔵に似ている。
従者のリンレイがスパイ活動を行っていた事を知っていながらも咎めず、妖怪たちに捕まり殺される間際でも一切彼のことを責めなかった。
また、このような事に巻き込んでしまったことをドラえもんが謝罪した時も責めることなく許し、
行き場の失ったリンレイを改めて正式に弟子として迎えるなど大変徳の高い人物である。
この後彼が書いた「大唐西域記」が後に「西遊記」に姿を変え人々に愛されることを考えると、確かに「本物の孫悟空」とはのび太のことだったのかもしれない。
CV:
柴田秀勝
妖怪たちの総大将(勿論原作小説にそんな設定は無い)にして、本作の
ラスボス。
火焔山に鎮座しており、捕まえたドラえもん達と三蔵法師を喰らおうとした。最初は三蔵法師ではなくドラえもんを「太った青狸」と見て喰おうとしたがドラミに阻まれ失敗。
体の大きさは自由に変えられるようで、最終決戦時は
身長35m、体重2万トンにまでなった。
頼みの綱である「ヒーローマシン」を圧倒的巨体で踏み潰し、のび太を追い詰めるが
巨大化した如意棒に胸を打ち付けられ、そのまま岩壁に叩きつけられ絶命。
ボスである彼がのび太に倒されたと同時に他の妖怪たちも妖術を失うことになった。
しかし…
CV:石森達幸
金銀兄弟の兄。
名前を呼ばれた相手が返事をすると吸い込んでしまう瓢箪「紅葫蘆」を使って一時はドラえもんを吸い込むが、
ロボットであるドラえもんが溶けるはずもなく、
「
どこでもドア」で脱出したドラえもんに逆に「ヒーローマシン」の中へ回収される。因みにこの時作画ミスで金角が銀角に入れ替わっていたりする。
CV:加藤精三
金銀兄弟の弟。兄が回収された後リベンジにやって来る。
最初は兄と同じ失敗はしまいとドラえもんの呼びかけにも応えなかったが、結局は策をめぐらしたドラえもんの罠に引っかかり回収される。
CV:栗葉子
牛魔王の妻にして、リンレイの母。
あの体格差でよく子供作れたなと時々ネタにされる。
自由に空を飛ぶ妖力を持つ(牛魔王に与えられていたと思われる)上、強風を吹き起こす「芭蕉扇」を持っており、のび太を吹き飛ばした。
最終決戦では、しずかたちに加え、裏切り者のリンレイも捕縛するが、牛魔王の絶命と共に力を失い、そのまま溶岩の海へと落下していった。
夫が死んだことを知った際には驚愕し、リンレイに対しても
裏切りを罵倒しながらも悲し気な様子を見せたり、
フィルムコミックスでは、リンレイの身を案じるかのような口調で名を呼びながら、最後を迎えると、夫子への愛情は本物であったことが覗える。
その名の通り沢山いる雑魚の妖怪で、劇中では主に金銀兄弟のパシリ役。
コウモリみたいな羽と角が生えた二足歩行が出来る妖怪。妖怪というより西洋の
悪魔めいた風貌。
ものすごく聞きにくいが一応喋れるっぽい。
ギガゾンビの逆襲での名前は「天狗蝙蝠」。
CV:難波圭一
のび太たちのクラスメートで、「西遊記」の脚本担当。妖怪世界では妖怪として登場するが台詞は無い。モデルは本作の脚本家であるもとひら了。
ドラ・ザ・キッドではない。
【用語】
7世紀(西暦630年)の中国で本作の舞台。
三蔵法師が天竺に向けて旅をしていた。
ヒーローマシンの影響により、牛魔王などの妖怪が出現するようになってしまう。
【ひみつ道具】
ファミコンやセガ・マークIII/マスターシステムのようにカセットを入れ、その世界に入って実体験できる
ゲーム。
未来デパートで購入した。
ゲーム世界の衣装のまま外(現実世界)に出ることもできるが、
それは何故か
ゲーム中の敵キャラクターにも適用されており、本作の発端となった。
実際に、牛魔王がゲームから出てくるシーンはホラー要素が仕込まれており当時の児童はトラウマとなった子もいるだろう。敵キャラクターを戻す際は名前を呼び相手が返事をすることで回収可能。ボスを倒せば、全ての敵キャラクターは力を失ってしまう。
ドラえもんが所持しているカセットは、「西遊記」の他「宝島」「三銃士」「シンドバッドの冒険」「
人魚姫」「
桃太郎」「ターザン」「白雪姫」
「バイキング」「親指トム」「ロビンフッド」「オレQ」「怪者くん」「猿飛佐助」(なんかよく分からないのもあるが原文のままである)。
ちなみにドラえもんが序盤で
ドラゴンと戦ってお姫様を助け出したカセットは「バイキング」である。はて、
そういうものだったっけ?
本作から音声制御装置(CV:
三ツ矢雄二)が付いた。ただしこの映画限定での設定として「前に行ったのと同じ時間・場所に到達できない」「運転が乱暴」などの問題がある。
骨組みだけの傘を複数本発射して、それに
コウモリを引き寄せて捕まえ、しばらくの間コウモリ傘にしてしまう。のび太が人間だと気付き襲ってきた妖怪コウモリたちに使用した。
一体誰が何のために作ったんだこの道具。
悪い気配があるとホイッスルを鳴らして教えてくれる。
……が、夜中に鳴った際、寝ぼけたドラえもんは目覚まし時計と間違えてスイッチを切ってしまった。ってオイ。
今まで登場していたのは1人用だったが、本作に限り豪華版。ちょっとしたホテル並みの大きさ。
雨雲を製造する。火焔山の炎を消そうとしたが、「頼りない機械」との感想の通り、雲が燃え尽きてしまった。
【余談】
ドラえもんを代表とする
迷言「ほかの3人の
危険があぶない!」という発言は本作で出た発言である。
映画の第一特報では「機械猫 乃比太的同次元西遊記」と中国語で書かれていた。スタッフのお茶目な遊び心であろう。
実在の人物である三蔵法師が登場したが、ドラえもんの作品で実在の人物が登場したのは本作が初めて。
その後は『
ドラビアンナイト』でハールーン・アル・ラシード王が、『
創世日記』で源頼光などが登場している。
主題歌である「
ドラえもんのうた」を長年担当した大杉久美子氏が、最後に担当した作品となる。
エンディングテーマ「君がいるから」は、挿入歌としても用いられ、「ドラえもん一行がリンレイの案内で火焔山に突入」と「牛魔王撃破後の凱旋」を盛り上げた。
峰倉かずやの人気漫画『
最遊記シリーズ』は、本作を峰倉が視聴したことが切っ掛けで発案に繋がったとされている。
物語開始時点でのび太は「孫悟空の姿で偵察している未来ののび太」を目撃しているが、孫悟空側ののび太からすれば現代は既に妖怪達に乗っ取られた
パラレルワールドとなっているはずである。
実はこの時点で本作の時系列(?)がかなりややこしいことになっており、『ドラえもん』によく見られる「過去を変えようとした結果が現在に繋がっている」話と「過去を変えた結果、未来が上書きされてしまった」話、そしてパラレルワールドを題材とした『魔界大冒険』が混ざり合った状態になっている。
とは言え『ドラえもん』のストーリーの矛盾は
今に始まったことでは無い為、あまり深く考えない方が良いかもしれない。
世界が妖怪に乗っ取られた割に、のび太の住む町や友人、知人など、細かいところは異なれどほぼそのままトレースされている当たり、妖怪たちが人間社会を乗っ取って人間に成りすましており、世界がそのまま改変前通りの歴史をたどって来たともとれるがこの辺りの詳細は不明。
また、両親たちが妖怪化しているということはのび太たちも実質的に妖怪化しているのでは?と言われることもあるが、
何らかの影響で改変の影響を受けない特異点となったのではないかという考察するファンも。
追記・修正は「ヒーローマシン」で西遊記ステージを全クリした方がよろしくお願いします。
- ↑5↑8歴史改変を行った人間は歴史改変の対象外となる。そうでないとそもそも歴史改変を行う人間がいなくなっちゃって歴史改変自体が起きないから……ってことじゃないかな。鉄人兵団の設定はちょっと覚えていないが。 -- 名無しさん (2021-08-18 15:38:16)
- 孫悟空になったことで性格にも影響があらわれているのか今回ののび太はかなり猛々しい。敵の妖怪には怯まずガンガン攻撃しかけていくし捕まっても弱音を吐かない -- 名無しさん (2021-08-18 15:49:50)
- 家族や友達など身近な人が妖怪になってるところがホラーチック。魔界大冒険と同じくドラミちゃんが助けに来なければ全滅していた。 -- 名無しさん (2021-12-27 20:40:44)
- ↑あれの演出はホラーそのものだよね -- 名無しさん (2021-12-27 21:02:26)
- ↑7 何かの都合で狐の代わりに狸を使わしたんだな -- 名無しさん (2022-01-04 09:53:43)
- 牛魔王=ブラッドレイ大総統、金角=クセルクセス王、銀角=コーネロ教主なんだね -- 名無しさん (2022-01-24 12:55:42)
- リンレイを預けて歴史改変起きないのかと不安になったけど別にそんな事はなかったんだっけw -- 名無しさん (2022-03-13 01:14:52)
- この辺りの大長編及び映画のドラえもんシリーズは、終盤でタイムパトロールやドラミちゃんとかがピンチの時に駆け付けてくる、デウス・エクス・マキナ的な展開が多かったなあ。リトルスターウォーズのスモールライトの時間切れのも、F先生が「敵キャラの頭脳面が強すぎて積みかけた(意訳)」があったとは言え、その一部かなあ。 -- 名無しさん (2022-03-28 10:45:18)
- 夢幻三剣士の項目にも書いてあったけど、作者は長いストーリーを組み立てるのが苦手で、第三勢力が介入して終わる例が多いは、映画のために膨大な構想がまとめきれず急にストーリーを締める必要があったかららしいよ -- 名無しさん (2022-07-24 14:25:50)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2023-01-07 22:58:38)
- パラレル西遊記 怖すぎ -- 名無しさん (2023-03-07 16:42:33)
- パラレル西遊記 怖すぎ -- 名無しさん (2023-03-07 16:43:12)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-03-26 18:36:02
- ネット配信で気軽にドラえもんが見れるようになった現代でもこの作品だけは避けて通るようにしてる。それくらいトラウマ。 -- (名無しさん) 2023-05-24 06:40:22
- ↑7 F先生は西部劇が好きだから、決着をタイムパトロールに任せるのは騎兵隊エンドを踏襲してるんだろうね。あとは「いくらひみつ道具を持っているとは言え、小学生と正面対決で負ける悪役は描きたくない」っていうこだわりもあったんだと思う。その結果初期作品はご都合主義みたいな決着が多くて賛否両論あるけど、個人的にはその方が敵の強さが際立ってて好き。 -- (名無しさん) 2023-09-03 00:45:49
- 三蔵法師さまの器の深さや中盤のホラー展開、後半のピンチのあとのカタルシスに主題歌が彩りを添える。素晴らしいドラえもん映画。 -- (名無しさん) 2023-09-10 19:23:30
- 三蔵法師さまドラミちゃんが救出に来た時に思わず「観世音菩薩様...。」ってつぶやいてるのがシリアスなギャグっぽい(本人は命かかってるから真剣だろうけど) -- (名無しさん) 2023-09-23 19:59:36
- のび太がジャイアンに「お前は孫悟空だよ」って促されて名乗るとき、ちゃんと「斉天大聖 孫悟空」って名乗るんだよね。さり気ないけど、聡明なとこが出てて本当に大好きなシーン -- (名無しさん) 2023-11-10 20:17:52
- 金銀兄弟といい牛魔王といい妖怪にはドラえもんは美味しそうに見えるのかしら -- (名無しさん) 2023-11-10 20:44:33
- ドラえもんの道具とのび太の悪い癖が原因でケンカしたのにあっという間に仲直りしたな。 -- (名無しさん) 2024-01-07 17:14:00
- 7世紀の中国の地図がどこでもドアに入っているとは思えないけど、後の日本誕生みたいに道のりを記録させてたのか? それとも比較的近い距離なら地図が無くても使えるとか? -- (名無しさん) 2024-08-14 20:58:24
- 大人になってから見ると、蛇と蛙の唐揚げも、蜥蜴のスープも何だかんだ普通に食えそうだなって思っちゃう。蜥蜴は流石に原型残り過ぎだけど -- (名無しさん) 2024-10-20 17:47:25
- ↑実際、蛇も蛙もキチンと下処理すれば食べられるからな(種類とか部位とか調理方法とか色々あるけど)。そのかわりそれすらしてなさそうな蜥蜴のスープはめっちゃインパクトあるけど。 -- (名無しさん) 2024-10-20 18:04:33
- 3人の危険が危ない!の名言を生み出した映画。 -- (名無しさん) 2024-10-20 18:58:28
- 子供の頃見たきりで全く覚えてない状態で見たけど、リンレイの容姿が明らかに西洋人だから別のゲームから来ちゃった人だろうなとずっと思ってた。普通に違った…。 -- (名無しさん) 2024-10-20 19:48:27
- 現実世界に極力影響を及ぼさないというルールをおもくそぶち破った作品だけど、F先生は内心どう思ってたんだろな。人類が妖怪になりかわられて親兄弟や知り合いが異形とかしてるなんて地味にショッキングだし -- (名無しさん) 2025-02-12 22:34:26
- EDでみんなが泣きながらそれぞれのママに抱き着くのが本当に好き -- (名無しさん) 2025-02-12 22:40:35
- この映画ののび太は孫悟空になりきっている影響もあるのか、他の映画と比べてもかなり好戦的で口調も荒々しい -- (名無しさん) 2025-02-14 02:12:53
- コミカライズ版もみたかったな。 -- (名無しさん) 2025-04-15 23:36:06
- ↑4 でも物語の舞台自体は過去の中国だからセーフなんじゃね? -- (名無しさん) 2025-04-23 05:45:29
最終更新:2025年03月14日 15:26