登録日:2024/06/30 Sun 20:44:32
更新日:2025/03/27 Thu 02:17:06
所要時間:約 15 分で読めます
『実家に帰ったら甘やかされ生活が始まりました』は「月夜乃古狸」氏によるライトノベル作品。
略称は『実あま』。
●目次
【概要】
後に
PASH!ブックスから書籍化。2024年8月時点で4巻まで既刊されている。イラストはうなさか氏。
書籍版はWEB掲載版を準拠に一部加筆エピソードやオリジナルエピソードが収録されている他、WEB掲載版とは一部の出来事の順番が変更されている。
コミックPASH!より幹藻ねずみ氏が作画のコミカライズも連載されており、こちらは既刊2巻。
また2024年8月13日には『小説家になろう』内の作者ページにて読者からのファンレター内の本作に関する質問と作者の回答が公開されており、WEB掲載版や書籍版では明かされなかった内容にも触れられている。
【作風・特徴】
母親から虐待を受け、学校でも虐めを受けているなど超劣悪な環境下で育った少年が実は誘拐されていた日本有数の資産家の孫と判明したことで生活が一転し、祖父や使用人達から甘やかされ愛されながら新しい生活を始める学園ドタバタコメディ作品。
日常系のため当然魔法のような
ファンタジー要素は無くいわゆる「成り上がり」に近く、主人公は当初こそただ甘やかされるだけだったが、高校進学後は同世代の友人達との交流なども経て少しずつ成長していくのもポイントである。
また金持ちの子息や財界関係者が多く登場するが、
御坊家や
中川グループのようなフィクションに出てきがちな超規格外の
金持ちキャラは登場せず、あくまで現実的な範囲での表現となっている。
身分を笠に着て横暴な振る舞いをする者や下劣な考えの者も当然登場するが、改心する者はちゃんと改心する様子が書かれる一方、
改心しない者は大抵悲惨な結末を迎える。
【あらすじ】
ものごころついた頃から母親の虐待を受けてきた少年。
家事をしても、勉強を頑張っても決して認められることはなく、中学生でありながら働かされ、理不尽な暴力を受けながら搾取され続ける。進学の希望も聞き届けられることなく、ただ虐げられていた。
それでも周囲の優しい人達に助けられながらなんとか命を繋いでいた、そんな少年の前に、ある日弁護士を名乗る若く美しい女性が訪ねてくる。
その日から少年の生活は一変していく。
ようやく会えた孫をどこまでも甘やかそうとする資産家の祖父。
幼く見える容姿に庇護欲をかき立てられて全力で甘えさせようとする使用人達。
やがて念願叶って入学できた高校でも同級生の女の子が、黒髪清楚な先輩が、同性の御曹司が、どこまでも優しく、時に甘やかし、時に溺愛し、時に堕落させようと奮闘する中、健気に、ひたむきに、一生懸命頑張る少年。
それを見て、より一層甘やかそうとする周囲の人々。
誰よりも辛い思いをしてきた少年が、180度変わった生活の中で過保護すぎる周囲に振り回されながらも幸せになっていく。
【登場人物】
◆皇家
本作の主人公。
小学生の様に小柄かつ童顔で(
身長は高1の時点で148cm)、心優しく他者を思いやれる謙虚な性格をしており小動物を彷彿とさせる雰囲気もあって周囲からは可愛がられることが多い。
ちなみに、執事の和田が陽斗の身体を洗った際、「
なかなかご立派なモノをお持ちでした」と報告している。
日本有数の資産家・皇家当主の娘夫婦の間に生まれるも、1歳半の時に当時ベビーシッターとして雇われていた佐藤によって誘拐され、その後は皇家に発見されるまでの約13年間、井上雅美(佐藤の偽名)の息子の「
井上達也」と名乗らされ、佐藤や愛人達にほぼ毎日虐待され中学生ながら家事とバイトを強いられていた。
更に所持品は買い与えられず学ラン等の必要備品は全て貰い物で工面しており身だしなみを整えることもできなかったため、小・中学校でもその境遇からいじめの標的にされてきたが、一部の生徒や教師、バイト先の人々等の支えもあって腐らずひたむきに頑張っていた。
中学3年の秋頃に接触してきた彩音から自分の本当の素性を知らされたことで皇家に帰還する。実家に戻った当初は生活が大きく一変したことに戸惑っていたが、受験勉強を経て上流階級の子女が多数通う黎星学園高等部に入学する。
進学当初は皇家との関係を隠していたこともあり、外部進学を蔑視する一部生徒からは幼い容姿も相まって毛嫌いされていたが、生徒会での活躍を通して徐々に認められていく。
また本人も様々な人達との交流を経て少しずつ成長していき、保護されてから約1年後に父親の遺産目当てで接触してきた父方の祖父母に対しても面と向かって拒絶している。
苦労してきた結果、他人に対する審美眼が磨かれており、中でも悪意を隠している人間の気配によく気付くが、明確な悪意に対する感度は最早超能力レベルに正確である。
但し邪な考えや感情でも
そこに明確な悪意・敵意がない場合は見抜くことは難しいらしく、自身にハニートラップを仕掛けてきた他校の女子生徒(実は間接的にではあるが
作中初めて陽斗をマジギレさせている)や初登場時のジャネットの思惑は見抜くことができなかった。
日本で絶大な影響力を持つ皇家の当主で陽斗の祖父。
厳格な風格を持ち多数の企業を所有しているが、あくまで経営権を所有しているだけで経営そのものは信頼のおける者達に任せており、元々一企業を経営するだけだった皇家を国内屈指の名家に成長させた。
敵対した者には容赦ない制裁を与える一方で誠実かつ真面目に努力する者には援助を惜しまない篤志家としての顔を持つ。
14年ぶりに戻ってきた陽斗には超が付くほどの爺馬鹿で、陽斗を甘やかそうとする使用人達以上に度が過ぎるため、和田や彩音達から諫められることが多い。
孫のためならば権力の乱用も辞さず、「井上達也」だった頃の陽斗と関わった人物の内、彼を支援していた者には間接的な金銭面での報恩を、虐げていた者には官公庁に圧力をかけ超法規的措置で社会的抹殺レベルの報復を行っている。
モデルは昭和の実業家・白洲次郎。
皇家の顧問弁護士兼
メイドの女性。
本編開始から数ヶ月前に皇家の血縁者と思われる人物がDNA鑑定で特定されたことで、誘拐された陽斗本人と裏付けるために入念な調査を行っていた。
陽斗を保護し皇家に連れ帰って以降、専任のメイドの一人として率先して彼の世話をしているが、あまりにも爺馬鹿が過ぎる重斗に諫言するツッコミ役でもある。
皇家のメイドの女性。
心理カウンセラーでもあり陽斗専任のメイドの一人。
皇家のメイドの女性で陽斗専任のメイドの一人。
看護師でもあり、メイド業務の傍ら定期的に病院でも働いている。
皇家の執事。下の名前は読者からのファンレターに対する作者の回答で判明。
親の代から皇家に仕えており、陽斗絡みで暴走しがちな重斗には呆れることが多い。
実は比佐子とは兄妹。
船舶免許を持っている。
皇家のメイド長。
20年近く皇家に仕えており、陽斗が誘拐された当時は佐藤の本性を見抜けなかったことに責任を感じていた。
和田ともども陽斗に対しては他のメイド達のように行き過ぎた溺愛っぷりを見せることはないものの常に気にかけており、暴走しがちな重斗には直接注意することもある。
読者からのファンレターに対する作者の回答によると既婚者で夫は皇家警備班に所属している元警察官で、どちらも職場にプライベートは一切持ち込まないとのこと(子供はいない)。
皇家の警備班の班長。
陽斗の
護身術の指導も担当している。
皇家の若手女性警備員。
大学時代に全日本学生空手選手権で女子組手50キロ級準優勝の実績を持ち、皇家関係者の中では比較的小柄なため陽斗の護身術の指導メンバーに選ばれている。
重斗の年の離れた妹で陽斗の大叔母。
若い頃から自由人気質で、「鳳美風」の名義でプロカメラマンとして活動している。
陽斗の誘拐や姪の他界などが重なって精神的に疲弊し仕事を口実に長く海外にいたが、数カ月分放置していた手紙の中から陽斗が見つかったとの知らせを見つけたことで陽斗の保護から数カ月後に日本に帰国してそのまま皇家に居住を移し、以降は重斗や陽斗をサポートしている。
陽斗の母親で重斗の娘。故人。
陽斗が誘拐されたことに酷くショックを受けて体調を崩し、事件の4年後に失意のまま心労で他界している。
陽斗の父親。故人。
家庭環境に恵まれておらず、高校時代に重斗の所有する企業でアルバイトをしていた縁で皇家と関係を持つようになった。
大学卒業後は恩返しのためにということで重斗の下で働いており、その縁で葵と結婚したが、陽斗が生まれる前に事故で急逝している。
重斗の妻で陽斗の母方の祖母。現在は故人。
WEB掲載版・書籍版では一切存在に言及されていなかったが、読者からのファンレターに対する作者の回答にて陽斗が生まれるずっと以前に亡くなっていることが明かされた。
◆黎星学園
・陽斗の同級生
陽斗のクラスメイト。
国内有数の名家の令嬢で、陽斗の高校初めての友人となる。
校内では陽斗と行動をともにすることが多く、誘拐されそうになったところを助けられてからは彼に好意を抱くようになる。
しかしお互いにそのことを自覚しつつも奥手のため既に両家・学園内公認の関係になっていながらなかなか進展せず、2年時の聖夜祭にてようやく正式な恋人同士となる。
陽斗のクラスメイト。
明治から続く大企業の次男坊。プライドが高く歯に衣着せぬ物言いが多いため誤解されがちだが根は努力家で素直になれないだけの
ツンデレキャラ。
陽斗との出会いで少しずつ変わっていき、2年時の秋には陽斗の勧めもあって
生徒会長に就任する。
陽斗のクラスメイト。
皇家と交流のある家の子女で、快活な性格。
中学までは
イギリスに留学していたが、校内における陽斗のサポートを任されたことで帰国し、黎星学園高等部に外部進学する(実は入学試験の際に陽斗と顔を合わせている)。
武藤とは幼馴染だがどちらかと言うと兄妹のような間柄で、いつの間にか天宮と良い関係になっている。
陽斗のクラスメイト。
皇家と交流のある企業の子息で、校内における陽斗の護衛役を任されている。
インターハイでも上位に入る空手の達人で普段は無愛想だが周りに関心がないわけではなく、4人兄妹の長男ということもあって面倒見もいい。
陽斗のクラスメイト。
当初は外部入学者である陽斗に対して反感をもっており何かと突っかかっていたが、
夏休みのオリエンテーリングの際に滑落事故に巻き込まれた千葉を陽斗が助けてからはこれまでの事を謝罪して陽斗と和解し、以降は友人関係となっている。
陽斗と同級生で芸術家の音楽科に所属する女子生徒。
一般家庭出身だが天才的なピアノの才能を持ち、特待生として入学してきた。
当初は人を寄せ付けない一匹狼気質だったが陽斗が自身の演奏を素直に褒めたことで彼に好意を抱くようになり、何かとアプローチをするようになる。
陽斗のクラスメイト。Web版には登場せず、書籍版で追加されたキャラクター。
女子だが制服を改造し男子のように振る舞っており、いろいろな人生を疑似体験できるという理由から演劇部に所属している。
公家の流れを汲む旧家の生まれだが、既に没落しているにもかかわらず過去の栄光に縋り旧態依然の価値観を押し付ける両親に嫌気が差して寮生活を送っている。
・上級生
陽斗の2学年先輩で入学当時の
生徒会長。
作中の日本でトップクラスの名家の令嬢で成績優秀・容姿端麗・スポーツ万能・品行方正と絵に描いたような
完璧超人だがプライベートでは気さくかつ年相応な一面を見せる。
高等部への進学者のリストから外部進学の陽斗に興味を持ち、生徒会へ勧誘し、以降も何かと気にかけている。
陽斗の1学年上の先輩で生徒会副会長。
琴乃と共に何かと陽斗を気にかけており、3年の引退後に
生徒会長への就任が決まった際には陽斗を後任の副会長に推薦している。
実は
琴乃とは婚約しているが、親は商社勤務ということで家柄からトラブルになることを防ぐために周囲には秘匿している。
陽斗の1学年上の生徒会役員。
多数の企業を傘下に持つ巨大複合企業の創業家嫡男で成績は良く家の資産規模の大きさから生徒会役員に選出されているが、傲慢かつ尊大な性格で資産家の息子とは思えない程にチンピラ同然の言動に加え、身分を笠に着た横暴な振る舞いが目立つため人望は皆無。
穂乃香に一方的な好意を抱いており彼女と仲の良い陽斗を目の敵にしているが、その性格もあって当の穂乃香からは蛇蝎のごとく毛嫌いされている。
夏休みの生徒会主催のオリエンテーリングで穂乃香に強引に迫ったところを鷹司に制止され、これまでの振る舞いもあって生徒会役員を解任されるが、逆恨みから繋がりのある反社会的勢力を利用して穂乃香誘拐を企てるも陽斗の奮闘で失敗し、学園を退学になった上に多数の不正行為に手を染めていた父親共々警察に逮捕された。
書籍版では役員を解任されることはなく穂乃香誘拐未遂事件が学園祭後に変更されていることからWEB掲載版よりも出番が増えており、夏休み明けの生徒会長選挙にも立候補し多数の生徒に賄賂を渡して票を得ようとするが、結局は鷹司に大敗し、琴乃からも余計に煽られ取り巻きからも見限られる羽目になった。
また学園祭での陽斗と西蓮寺夫婦とのやりとりを盗み聞きしたことで陽斗の素性も知り、同時に西蓮寺夫婦の持つ反社会的勢力とのコネに目をつけて金と引き換えに夫婦に半グレ組織との橋渡しを依頼しているが、その後はWEB掲載版同様計画が失敗し、繋がりのあった反社会的勢力からも切り捨てられ警察に逮捕され学園も退学になった。
・下級生
陽斗と同じく外部入学生で2m近い大柄な体格が特徴の男子生徒。
中学生の時に父親が他界して母親も過労で倒れたことで困窮した際に長く絶縁状態となっていた母方の祖父から「命令に従うのならば母親の治療と妹の大学卒業までの面倒を見る」との条件を提示され、家族を守るために条件を飲み、祖父の指示で黎星学園高等部へ入学した。
生徒会に加入した縁で陽斗と親しくなり、巌の家庭事情を知った陽斗とたまたま対面した伯父が考えを改めて祖父を更迭したことで母親や妹と共に祖父から解放され、確執のあった伯父とも和解して以降は伯父が用意したマンションで暮らすようになる。
陽斗の後輩で物流大手の企業を経営する家の子息。
当初は横暴な面があったが陽斗に諭されてからは改心し、生徒会にも加入して巌とも友人となる。
陽斗の後輩の女子生徒で中等部の頃から生徒会に所属していた。
・教職員
黎星学園の新任教師で、陽斗たちのクラスの副担任。
陽斗の高校受験直前に家庭教師として雇われており、受験成功の報酬として黎星学園への就職を斡旋してもらった経緯がある。
◆学外関係者
・友人・知人
陽斗の
小学校時代の同級生で、彼が皇家に戻ってからも当時の名残で「達ちゃん」と呼ぶ。
ガキ大将気質だが曲がったことが嫌いな性格で、
ランドセルすら与えらないほどみすぼらしい姿の陽斗をいじめから守り、家族で陽斗の手助けをしていた。
小学校卒業後は家の都合で引っ越したが、父が知人に騙されて多額の借金を背負う羽目になり、一時期生活が非常に困窮していた。そのタイミングで陽斗が皇家に戻り、身辺調査の結果門倉家の状況を知った重斗が手をまわしたことで借金が清算され、さらに父の好待遇の再就職とタワーマンションの高層階の5LDKの一室を与えられる。
陽斗と再会後も定期的に連絡を取り合っており、長期休暇時の旅行などに唯一外部参加している。
また書籍版3巻の番外編では陽斗との出会いや仲良くなった経緯が書かれている。
・九州の人々
陽斗の中学時代のクラスメイトの女子。
実家は小さな町工場を営んでおり、新聞社勤めの叔父と報道番組のアナウンサーをしている姉がいる。
虐められている陽斗を気に掛け藤堂達から守ったりしていた。
そのことで重斗によって実家の町工場が大手自動車メーカーから好待遇の契約を交わすことが出来た。
書籍版1巻の電子版には特別付録として陽斗と初めて出会った時の様子や彼女が陽斗を気にかけるようになった経緯が書かれている。
陽斗が中学3年の時の担任だった女性教諭。
産休に入った教諭の代わりの臨時教師で、青山とは違い陽斗を心配し親身に接している。
そのことで重斗によって県内の私立中学に本採用が決まって正式に教師となり、再会した陽斗に抱き着く程感謝した。
陽斗のバイト先の新聞販売店の社長。
陽斗のことを「達坊」と呼んで他の従業員共々可愛がっており、陽斗から働かせてほしいと頼まれた際に事情をくみ取って特別に許した。
彼が母親から虐待を受けていることを察して、給料も毟り取られることを予想して母親には実際より低く賃金を伝え、残りを陽斗個人に渡すために別途保管し、さらに空腹を気遣い食事も与えていた。
虐待を受けていた陽斗を何とか助けれないかと従業員達とよく思案しており、中には養子に迎えたいと考える者もいた。
後に陽斗が実家に戻る前にお別れの挨拶に来た際、本当の家族が信用できるか不安を抱きつつも彼に連絡用の
スマートフォンとボーナスの給金を渡し、いつでも味方であることを伝えて彼を見送った。
その後、重斗によって販売店に大口の契約依頼が殺到して繁盛することとなる。
書籍版4巻の番外編では夏休み後に重斗と2人で食事し、改めて感謝を伝えられる様子が書かれている。
陽斗を虐げていた虐めグループのリーダー格。
父が地元を地盤とする国会議員で、その権威を振りかざして学校でも我が物顔で振舞い、1年の時から陽斗をいじめの標的にしていた。
しかし3年の冬に陽斗が皇家に戻ったことでこれまでの悪行が明らかになり、私立高校への推薦入学が決まっていたところに仲間共々合格取り消しとなった挙句に父が収賄容疑で逮捕されたことで権力を失ってしまう。
その後は公立高校の受験に取り掛かるも推薦合格が決まってから碌に勉強していなかったことで受験に失敗し、家のゴタゴタもあって進学が絶望的となってしまう。
卒業式の時は、まるでかつての陽斗のようにボロボロな風貌となっており、生まれ変わった陽斗を見て憎悪し、卒業証書を受け取った彼に怒声を浴びせて飛び出そうとするが教員達に連れ出されて退場する。
読者からのファンレターに対する作者の回答にて父親の逮捕後は精神的に不安定になって公立高校の入試にも失敗したため現在は通信制高校に進学しているが、これまで名士の子息として好き勝手していたため周囲の厳しい目に晒され、ほとんど引きこもりのような生活を送っているとのこと。
陽斗が通っていた中学校の男性教諭で陽斗が2年の時の担任。
自分が目に掛ける生徒には内申を上げたりする一方、気に入らない生徒には不当に内申を下げるなど、自分本位で生徒の内申を左右する教師。
貧相な見た目の達也を毛嫌いして成績に関係無く内申を最低にし、一方で藤堂のことは露骨に贔屓し、彼ら主導のいじめも見て見ぬふりをして藤堂達を助長させていた。
その後、重斗によって学校教育機関のトップから再教育プログラムを受けるように命令(事実上の罷免)され、重斗の根回しで碌な企業に再就職が出来なくなった事実と達也の本来の素性を伝えられ、抗うことが出来ない存在を敵に回したという事実に愕然とする。
なお、陽斗のいじめを認知しながら放置した校長や教頭ら教員数人も降格・減給などの処分を受け、碌に対応しなかった教育委員会と児童相談所の担当者も処分を受けることとなった。
読者からのファンレターに対する作者の回答にて一度は教育委員会の再教育プログラムを受けたものの、反省の色が見えず陽斗に対して逆恨みに近い感情を抱いていることを教育委員会上層部に見抜かれたため教員免許を剥奪されたことに加え、これまでのモラハラが原因で妻から離婚を突きつけられて現在係争中とのこと。
・アメリカの人々
アメリカを代表する投資家の孫娘。
まだ20歳になっていないが既に大学を卒業している。
元々日本に興味があったところに祖父から「皇の孫と親しくなってパイプを作る」ことを条件に日本行きを許可される。
高校2年時の夏休みのバカンス中だった陽斗達に重斗の紹介で対面するも、陽斗と光輝を間違えたことで以降は「隠しても意味がない」と素のフランクな態度で接するようになり、他の子息と違い一般家庭出身で年相応な光輝に興味を持ち、以降は彼の行く先々に現れるようになる。
実は母親と共に主に日本への旅行者向けサービスのアプリを開発・提供する事業を行っており、一族の資産等を一切使う事なく事業を成功させた実績から母親共々祖父の後継者として指名される。
ジャネットの祖父で世界有数の大富豪でもあるフォレッド家の当主。重斗とは知古でその孫の陽斗や友人達にも気さくに接している。
80歳過ぎという高齢のため普段は車椅子を使用しているが、未だ世界経済界に強い影響力を持つ。
前妻と後妻との間に計5人の子供と10人以上の孫がいるが、多忙で子供達との時間が取れず自由にさせていたことに加え、
長期間現役で居続けたことで後継者育成が行き届いておらず、殆どが性格に問題がある者達ばかりとなっている。
当人も後継者難に頭を悩ませており、最終的に三女の
アンジェリーナとその子供であるジャネットを後継者に選んだことをアメリカに招待した重斗らに伝え、重斗を後見人に指名することも含めて世間に公表する。
ジェイクの3人目の妻。
ジェイクより30歳以上年下で元々彼の秘書を長年勤め、公私ともに彼を支えてきた。
結婚後はフォレッド家の事業からは距離を置いていており、ジェイクの資産に関しても一切口出しをしていないつもりでいる。
フォレッド家で雇用している者達からの評判は良いものの、複雑な立場故にジェイクやアンジェリーナ、ジャネット以外の親族からはあまり良く思われていない。
かつてジェイクに救われた過去があり、その恩からジェイクやフォレッド家に対する高い忠誠心を持っているが、家を守るためなら自身が手を汚すことも厭わないなどその忠誠心は狂気的なものが含まれている。実際重斗達を招待したのも彼女の案で、ジェイクの後継者指名に反対する親族の炙り出しに利用するつもりでおり、アンジェリーナとジャネットへの後継者指名にも関与が仄めかされている。
陽斗や重斗の協力で親族の企みを明るみに出すことに成功し(末娘に至っては犯罪組織を利用してジェイク暗殺まで企てていた)、最終的な処理は重斗と繋がりのある裏社会の権力者の手に任せることとなった。
・イギリスの人々、留学生達
陽斗が英国留学時にホームステイすることとなったウィルソン家の息子。
気さくな性格の青年で陽斗とも直ぐに打ち解けたが、陽斗がスニルの問題について思案していた際には厳しくも的確な助言を与えている。
アランの両親。
ライルは重斗の知人で、その縁とこれまでにも何度か留学生のホームステイを受け入れてきた事もあって陽斗のホームステイ先に選ばれた。
ジョージア出身の留学生。
父親が会社を経営している関係でイギリス英語を学ぶために大学の長期休暇を使って留学してきた。
可愛いもの好きで陽斗のことも気に入っているが、これまで可愛いもの絡みで度々トラブルを起こしているため、付き人からは呆れられている。
インド出身の留学生。
スラム街の貧困家庭出身で、両親や親戚が留学費用を集めたことで留学できたが、それでもまだ足りないため空いている時間は全部レストランなどでアルバイトをしてる。
そのような境遇から将来はいい企業で働きたいという目標を持っているため、講義中でも真剣を通り越してどこか鬼気迫る雰囲気を放っており、他の留学生達とも壁を作っていた。
その後は陽斗に諭されたことで少しずつ周囲と交流するようになり、留学期間後半にはドイツ出身の留学生の紹介でインド進出を計画する企業相手のコーディネーターとしての道が開き始める。
中国出身の留学生。
気さくで朗らかな性格で悪い人間ではないが、将来はイギリスかアメリカで仕事と結婚をして現地国籍をとることを目標としていることから向上心が強く、その裏返しか欲が前面に出すぎる傾向がある。
当初はスニルが周囲との交流を拒絶していたこともあり、彼との交流を無駄としていたが、スニルとの立場の違いを引き合いに出して陽斗やマイヤにも彼との交流を避けるよう提言したことから陽斗から面と向かって拒絶されてしまう。
ただし陽斗はハンの気さくな面も知っているため敵意自体は持っておらず、その後は互いに距離を置いていたが、留学生同士のパーティーに誘われるなど交流自体は続いている。
◆登場人物の家族・関係者
穂乃香の父親で四条院グループ会長。
長女が結婚して長男も一人暮らしをしている現在では穂乃香のことを溺愛しており、誘拐犯から彼女を守った陽斗とも親しくなる。
穂乃香の兄。
黎星学園の系列大学で経営学を学んでおり、普段は大学近くのマンションで一人暮らしをしている。
当初は陽斗の過去が秘匿されていたこともあり彼のことは世間知らずの箱入りだと思っていたが、穂乃香から陽斗の事情を聞かされたことで考えを改め、以降はよき理解者となる。
琴乃の父親で錦小路グループ総帥。黎星学園の理事でもある。
普段は温厚に振る舞っているがその実腹の底の窺わせないなど国内屈指の名家の総領に相応しい強かな面も持ち、重斗とも対等に渡り合える猛者で、一族や企業に悪影響だと見なした相手は容赦なく斬り捨て、敵に回れば全力で叩き潰すことで知られている。
陽斗に対しては彼が錦小路グループ主催の社交パーティでグループ幹部の不審な点を指摘したことで損害が出る前に問題を解決できたことから一目置いている。
壮史朗の父親でAGIグループ代表。
運営企業のトップではあるが婿養子のため家や財産は妻に握られており、旧家の娘で旧態依然とした考え方の妻にはあまり強く出られていない。
壮史朗の4歳上の兄。
昔から何でも器用にこなすタイプで、生真面目な壮史朗とは逆に自由人気質。
現在は都内の私立大学に通いつつ一人暮らしをしており、卒業後は実家の系列企業に入社することになっているが、全てが決められたような窮屈な家に嫌気が差し、跡継ぎは壮史朗に任せようと考えている。
武藤とセラの父親達。
2人共重斗や陽斗の父と交流があり、その縁で子供達に学園内での陽斗のサポート依頼が来た形となる。
◆その他の人物
陽斗を誘拐した皇家の元ベビーシッター。
当時は真面目に働いていたため皇家に信頼されていたが、実際は葵を妬んで陽斗の誘拐を企て、誘拐から逃亡後の生活などの入念な計画を立てて葵が陽斗を残して外出して使用人や警備が手薄となった日に陽斗を連れ去り、大金と貴金属を奪って逃亡する。
熊本県に逃亡後は「
井上雅美」と名乗って陽斗を家事やバイトで酷使し憂さ晴らしで愛人達とともに虐待し続ける一方で非常に慎重かつ狡猾に潜伏し続けていたが、重斗の執念深さを見誤ったことで14年後についに居場所がバレて逮捕される。
その後司法に圧力をかけた重斗により、超法規的措置により表向き死刑執行済みとされ、拘テレビ電話越しに再会した重斗への謝罪と命乞いをするも受け入れられず、海外の裏社会の権力者の奴隷として売り飛ばされることになり、それから2年が経過したWEB版181話にて直接彼女とは明言されていないものの、重斗と繋がりのある裏社会の権力者の会話から以前重斗が送った「モノ」が壊れたと言及されている。
また、陽斗を虐げていた歴代の愛人たちも同様に超法規的措置により、臓器ドナーとして利用されるという末路を辿った。
佑陽の両親で陽斗の父方の祖父母。
息子とは似ても似つかない強欲かつ下劣な性格で、実の息子の佑陽からも20年前に絶縁されている。
陽斗が誘拐された際にも真っ先に関与を疑われたが、当時から陽斗を探そうともせず海外旅行とギャンブルを繰り返していたため容疑者から除外されていた。
生前の佑陽から手切れ金として渡された10億を使い果たした頃に陽斗が皇家に保護された噂をどこからか掴み、息子の遺産目的で重斗に接触するが、陽斗と会わせたくない重斗と桜子の策で替え玉となった光輝に引き合わされるも替え玉と気付かなかった上に直ぐに本性を出したため、現れた陽斗に完全に拒絶される。
書籍版ではかつて詐欺など複数の犯罪行為に手を染めた末に息子の名前を無断で使い詐欺行為を働いていたために絶縁されたことが書かれた他、当時から現在にかけて築いた反社会的勢力とのアングラなコネに目を付けた貴臣からの依頼で多額の金と引き換えに半グレ組織を紹介している。
桐生親子の逮捕後は行方を眩ませていたが、間接的な表現ではあるが重斗の差し金でこれまで恨みを買っていた反社会的勢力に所在がリークされ、既に始末されていることが仄めかされている。
【用語】
陽斗の母方の実家で日本経済界に絶大な影響力を持つ名家。
WEB版によるとルーツは一説には
滋賀県の浄土宗の僧侶が明治の創氏令によって名乗った新姓とされ、重斗の祖父が大正期に物流によって財を成したらしい。
先代(重斗の父親)の頃までは一企業を経営するだけだったが、先代の早逝後に跡を継いだ重斗の手腕で現在の影響力を持つまでになった。
茨城県に広大な邸宅を持ち、以下の3エリアに分けられており、それぞれのエリアは警備付きのゲートで仕切られている。
- 本邸:全体の約35%を占めている。
- 来客用エリア:来客用の迎賓館や高級ホテル並みの客室、ヘリポートがある。
- 使用人エリア:全体の約20%の面積で使用人やその家族が暮らすマンションタイプの宿舎は家族向けの部屋で3LDK~5LDK、単身者向けでも1LDKの部屋となっている。他に体育館や全天候型プール、ジム、大浴場にサウナ、食堂やバー、売店もあり、下手をすれば敷地から一歩も出なくても生活ができるほどで、現在約600人程が暮らしている。
最早限界集落よりも人が多かったりする
資産家の子息や令嬢が数多く通う中高大一貫の名門校。総合偏差値は70。
普通科と芸術科(音楽科、美術科)が併設され、既に社交界にも出ている生徒も多いことから特別なカリキュラムやチャリティーバザー、聖夜祭など様々な行事も行われているが、金持ち学校ということもありそのどれもが凄まじい規模を誇る。
学園の警備も凄まじく厳重で許可の無い者は入れず(穂乃香の誘拐未遂事件後は更に強化されている)、学園祭に至っては在学生徒の保護者や招待客以外は来場することはできない。
ちなみに中等部への入学は高等部の外部入学に比べてかなり基準が緩く、ある程度の財力があり
小学校の内申が良ければ学力試験の結果だけで入学が許されるのに対して高等部への外部入学は家柄、財力、素行、信条、気質などかなり詳しく調べられる。
一方で中等部から通っている生徒には「中等部から黎星学園に入学できないのは家格が低いから」という偏った考えから
「自分達は優れている」と選民意識を持った生徒も多いことから高等部からの外部入学者に対する蔑視も見られ、特に芸術科は
クラス替えがない上に中等部入学者の半数がスカウト組のため、普通科以上にそういった風潮が強い。
生徒会もそうした部分を問題視しており、生徒会メンバーに外部入学者を勧誘したり普通科と芸術科の交流の機会を増やすなどしている。
何代か前の皇族とも血縁のあり、古くは朝廷からの官位、明治に入ってからは爵位を賜っていたほどの歴史がある国内有数の名家。
古くから造船や外国との交易で財を成し、現在は金融を中心に複数の企業を所有する「四条院グループ」を運営している。
作中での日本トップクラスの名家。
室町時代から続く公家の家系で、明治期には爵位を保ち貴族院議員も輩出していた由緒ある家柄で、幾度も皇族と姻戚関係を結んでいる。
現在でも重工業、化学、電機、金融、商社などの大手企業を傘下に持つ「錦小路グループ」を運営し、四条院を上回る権力と財力を持つ。
一族にも優秀な人材が数多くいて所有企業の経営トップは大概血縁者で、皇家とは敵対しているわけではないが、必要以上の繫がりを持とうとはせずに一定の距離を保っている。
明治時代から続く旧家で、造船業で財をなし、代々重工業を中心に商社や金融業も含む多角的な事業を展開する「AGIグループ」を運営している。
不動産や重工業を中心に金融や建築、電気機器などのメーカーを傘下に治める複合企業「桐生グループ」を運営している。
しかしなりふり構わないM&Aで会社を急拡大させ、強引な経営手法で度々批判されており、他にも労働環境の劣悪さや取引先企業への値下げ強要、社員による内部告発のもみ消しなどネット上で頻繁に取りざたされているほど評判が悪く、貴臣が起こした事件がきっかけで反社会的勢力との繋がりが公になり代表を務めていた貴臣の父親も逮捕されたことで取引先からも一斉に切り捨てられる。
その後は関連事業を四条院グループと錦小路グループが引き取り運営が行われることとなった。
旧家を自称してはいるが実際は地方の豪農で、現当主の曾祖父が明治期に火薬の生産をはじめとした軍需産業で財を成したとされる。
終戦後は事業のほとんどを失い、現在では産業機械部品を製造する中規模企業が残るばかりで、持っていた土地を切り売りしながらなんとか体裁を保っているとのこと。
現当主が錦小路グループ敵対する者の支援を行っていたため、当初は社長(巌の伯父)が責任を取る形で会社や設備などを錦小路グループに引き渡すはずだったが、陽斗の言葉を受けて社長が考えを改めて名ばかりの会長職に就いていた当主を失脚させたことで現在は立て直しが行われている。
ちなみに当主である巌の祖父は書籍版オリジナルキャラクターである薫の父親と共通点が多いが、作者曰く「多分書籍版で巌くんが登場するならまた別のエピソードとなるかもしれません。」とのこと。
書籍版オリジナル。
公家の流れをくむ名家だが、明治期にはすでに没落している。
かつては広大な荘園を所有していたため、資産を切り売りすることで大戦頃まではそれなりに体面を保てていたらしい。
現在でも未だに旧家などと嘯いては陰で失笑されている状況となっており、かつては大勢の使用人が住み込みで働いていたが、今では老家政婦ひとりとなっている。
世界屈指の大富豪一族。テキサスに皇邸を上回る広大な邸宅を構えている。
世界中の様々な資源鉱山や油田を所有し、数多くのグローバル企業の大株主でもある。
一族全体で数千億ドルもの資産を持つとも言われ、一族の総領であるジェイクは言葉ひとつで世界の経済を動かせるとされている。
ジェイクには4人の子供と10人以上の孫がおり、それぞれが後継者の座を巡って水面下で競争を繰り広げているらしいが、評価できるほどの功績を挙げている者は少なく、同時に性格に問題がある者達ばかりのためジェイクも頭を悩ませている。
追記・修正は実家に帰ってからお願いします。
- 最近ハマってたのでとてもホットな項目。設定はちょっと大雑把なところはあるけど個人的には気に入ってる作品。 -- 名無しさん (2024-06-30 20:50:58)
- 序盤も序盤だけど新聞屋の親父との別れのシーンで毎回涙を流している -- 名無し (2024-07-02 08:27:39)
- ↑見てきた 新聞屋の親父ええ人やなぁ… -- 名無しさん (2024-07-02 21:03:34)
- 陽斗は皇爺さんの唯一の孫ってことだけど、これ実は爺さんには陽斗母以外にも家出もしくは爺さんと折り合いが悪くて絶縁状態の子供(陽斗母の兄弟姉妹)がいるって展開は流石にないかな… -- 名無しさん (2024-07-02 21:28:34)
- こうなりたいって思う人が多いのかな -- 名無しさん (2024-07-04 08:11:07)
- そりゃあ金に不自由のない家に生まれたかったって願望は誰にもあるやろ。 ただ、金持ちの家に生まれたら生まれたで進学やら就職にアホみたいに制限かけられるだろうけど。 -- 名無しさん (2024-07-04 17:24:00)
- なろう作品で異世界だと家の取り潰しとか処刑とかそういうのをよく見かけるけど、この作品はカイジみたいに悪人が裏社会の奴隷とか臓器ドナーとか凄い罰があるんだな。実は現実世界を舞台にしたなろう作品ではこういう罰がポピュラーだったりするの? -- 名無しさん (2024-07-04 17:36:47)
- 新聞の配達先のシンママについての記述はないの? -- 名無しさん (2024-07-04 22:07:36)
- ↑3 天宮がそんな感じだよな。 -- 名無しさん (2024-07-04 23:34:31)
- ↑3 流石にここまでのはないと思う。 これの罰は祖父さんが政財界の頂点に立つ資産家で国外にも顔が利くからできるわけだし。 -- 名無しさん (2024-07-08 14:01:32)
- 西蓮寺夫婦の末路はweb版だと陽斗に拒絶されて以降不明だったけど、書籍版だとほぼ確実に恨を買ってた反社勢力に始末されてることが書かれてるな… -- 名無しさん (2024-08-10 21:00:26)
- 本人だと言われてないけど誘拐犯のベビーシッターは死亡したって所か?今更になって末路を書くのは意外だけどそんなに知りたい読者が多かったのか、単についでで書いただけなのか -- 名無しさん (2024-09-06 08:00:21)
- ファンレターでの質問と作者の回答が公開されてるの全然知らなかった…。やっぱり皆藤堂や青山のその後とか気になってるんだな。 -- 名無しさん (2024-09-18 19:25:02)
- 漫画版で青山は事実上の罷免をくらった時に「あのクズのせいで俺がこんな目に」と陽斗にした事を省みず逆恨みしてたな -- 名無しさん (2024-09-19 07:58:48)
- 陽斗だけじゃなく他の生徒も被害にあってたと地の文にあるからそれだけじゃないくせにね -- 名無しさん (2024-09-19 09:59:30)
- 仮にアニメ化するとしたら声優陣はどうなるだろう…。陽斗は渕上舞さんか -- 名無しさん (2024-09-25 17:53:29)
- ↑【途中送信のため追記】陽斗は渕上舞さんか村瀬歩さん、重斗爺ちゃんは大塚明夫さんのイメージだけど… -- 名無しさん (2024-09-25 17:54:42)
- ↑3 どうみても陽斗を切欠として他の生徒の被害が一気に噴出しただけで、爺ちゃんが圧力かけなくても結局似たような状態なったと思うわ -- 名無しさん (2024-12-23 02:37:25)
- 何というか、かわいそうな僕ちゃんをいじめた奴は皆酷い目にあえ、僕ちゃんがかわいそうだからチヤホヤしろといった、いじめられっ子の妄想みたいな作品。作者さん何かあったのかな? -- 名無しさん (2025-03-27 02:17:06)
最終更新:2025年03月27日 02:17