登録日:2024/10/31 Thu 08:24:44
更新日:2025/04/21 Mon 15:39:11
所要時間:約 17 分で読めます
ガブニャンとは『
妖怪ウォッチ』に登場する
妖怪の一種。
CV:笹本優子
種族:ウスラカゲ族
ランク:B
西洋の妖怪の血が入り
ドラキュラ化したネコ妖怪。
血を吸う力は強くなく、かみついてもせいぜい貧血になる程度らしい。
見た目は
ジバニャンを青くして、
マントを羽織らせ牙をつけたような姿をしている。
この妖怪は一旦ゴメンと同じで
コロコロコミックの
読者考案によって誕生した。
●目次
【ゲーム版】
『2」では「
わくわくコイン(月)」という特殊なコインからしか入手できない。
そのため運が悪いとコインを使い果たしてしまい、一つのデータで二度と入手できなくなることも…
まあこれでも『3』のミカエリと比べたら全然良心的だけど。
ニャン系妖怪の中では
ブシニャンには及ばないものの、素早さが高めにされている。
その反面HPと守りはかなり低めにされているので注意。
スキル「吸血マニア」は両隣の(『3』では繋がった)妖怪のHPを吸って自身を回復する効果を持つため、安易に使用するのは無謀だろう。
必殺技「とことん吸血」は単体のHPを吸い取り、味方全員に分け与える効果を持つが単体なのでいかんせん扱いづらい。
その代わりバスターズでは高い素早さと吸収の術が有用、うんちく魔ばりの強さを誇る。
『3』では「5つ星コイン」の中当たり枠として登場。
本作では必殺技が後方6マスの範囲攻撃に変更されたのと、妖術が高めにされたので多少は扱いやすくなった。
特に妖術型のマイニャンにスキルをマスクドニャーンの「猛虎のねばり」にして、アンドロイド山田の魂を装備させた状態で、必殺技をガブニャンの「とことん吸血」にすることで、HPが少なくなってもかなりのダメージを与えてHPを吸収できるので、対戦では非常に有用とされている。
ただこの方式は「決定力」「アンコール」「冥界の使者」「神の裁き」等のスキルに弱いので注意。
【漫画版】
7巻63話「吸いすぎキケン‼︎」にて登場。
買い物に行って欲しいと頼まれてお母さんの元に向かうケータだったが、そこには貧血によりげっそりした顔のケータのお母さんがいた。
貧血になった原因をケータはたらりんの仕業だと考えたが、たらりんとは過去に友達になっているのでその点は薄いと
ウィスパーは指摘し、ウィスパーは
妖力に心奪われ人の血みたさに斬りつける亡霊妖怪「むらまさ」の仕業だと考えたが、
ウィスパーがこの事を豪語してる内に妖怪ウォッチで調べたケータがガブニャンを発見したのでその点も無くなった。
ガブニャンは親切に
お行儀悪く血を吸いながら自分の名前を名乗り自分の存在を知ったケータにも吸いつこうとしたが、ケータのお母さんの血を吸いすぎたため太って身動きが取れなくなった。
ケータは
ただ転がるだけの「
ガブニャンローリングサンダー」で押しつぶされそうになったが、ウィスパーが持ち上げたことでなんとか避けることができた。
肝心のガブニャンは回りすぎたため酔ってしまい、
ゲロ血を吐いてげっそりとしてしまい再びケータのお母さんの血を吸った。
ガブニャンを追い出すためにケータはいつも通りジバニャンを召喚したが、召喚されたジバニャンはハイヒールを履いている上に足がニョッキーンと長くなっていた。
ジバニャンによると前回の話で
パンツが顔のところにある変態びきゃくに取り憑かれたことでこうなったとのこと。
その脚にガブニャンは目をつけて早速吸いにいこうとしたが、びきゃくから離れたことによりジバニャンの脚が戻ってしまったので、
八つ当たり気味にパンチした後ジバニャンの血を早速吸って戦闘不能にさせた。
吸血の邪魔をするヤツは全員こうなると聞いたケータは
幽霊のブシニャンを召喚し、ブシニャンはガブニャンに先制攻撃したが、幽霊なので何ひとつのダメージも与えれなかった。
アペリカンの時といい、いい加減自覚しろ
ただ近くに気絶したジバニャンがいたので早速
憑依したが、元の体に血がなかったせいで何もできずに退場した。
このまま勝利を確信しケータの血を吸おうとしたガブニャンだったが、ケータが咄嗟に血そのものの妖怪「たらりん」の事を思い出してすぐさま召喚した…があっさりと食べられてしまった。
しかし
たらりんに取り憑かれると鼻血を吹き出すことを知ってたケータはワザとたらりんをガブニャンに吸わせることにより鼻血を吹き出させ、壁に激突させる事で気を失わせることに成功した。
その後はケータに他の人の血を吸わない代わりに自分の血なら吸っていいと諭された上に血を吸えなくなると心配してもらったことからケータと友達になった。
倒れたジバニャンとケータのお母さんはたらりんが血を分けたことにより無事復活した
がたらりんが居座ったせいで両者鼻血を吹き出し結局貧血になってしまった。
4コマ漫画ではたらりんに血を分けてもらったガブニャンだったが、吸ってる側から鼻血を吹き出していたので血を補給することができなかった。
【アニメ版】
42話「ガブニャンハザード」
冒頭で青色の猫が落ちてたチョコボーを食してたところで吸血鬼に血を吸われたところガブニャンに変化。猫にチョコは毒だとかなんとかってツッコんだら駄目。アニメだし妖怪である。
そして、ガブニャンのガブニャンのガブニャンによる「人類ガブニャン化計画」を実行すべく動き始める。
ハロウィンの日、ケータはパーティーに向かうことをお母さんに知らせようとしたが、そこで目にしたのは…
そのまま「血ィ吸わせてニャ〜」と噛まれそうになるケータだったがジバニャンに助けられる。
外に避難した際にジバニャンから「ガブニャンに噛まれると自分もガブニャンになる」という説明を聞き、なるべく遠くに逃げようとしたケータ達だったが既に町中はガブニャンに噛まれた人達で溢れ返っていた。
この話のガブニャンは、噛んだ際に血を吸う同時に噛まれた者が
ガブニャン菌に感染して頭→腹巻きとマント→胴体の3段階に分けて変身するという
ゾンビと同じような能力を持つ。
さらに、ガブニャンが増加すれば、
ガブニャン菌の力が強まり空気感染を引き起こしてガブニャン化する。
遂にはケータ、ジバニャン、ウィスパーを除いた大勢の人がガブニャン化してしまうが、ケータ達が命がけで開発したワクチンにより、ガブニャン化から解放されたのであった
…と思ったらなんでそうなんのォォ!?
ケータとウィスパーが部屋から出た後、1人残されたジバニャンには奇妙なマントが羽織られていた。
それを翻したジバニャンの牙は鋭く、まるでガブニャンそのもののようになっていた。
今日の妖怪大辞典ではガブニャンがいるわけないと馬鹿にしてたケータ、ウィスパー、ジバニャンが笑ってる最中に突如全員ガブニャンに変身するといったもの。空気感染じゃねーか。
以上の通り、子供向けアニメなので絵面はマイルドになっているがストーリー型式は完全にゾンビ映画やパニックホラーのそれ。
頭だけガブニャン化した際の不気味な頭身や、空気感染でガブニャンになるフミちゃん達といった場面から、アニメ妖怪ウォッチのトラウマ回として挙げられることが多い。
90話「コマさんタクシー 〜ガブニャン〜」
初登場回では「
ガブニャン!」としか言わなかったガブニャンだったが、実は語尾にニャンもつけることなく普通に喋ることができる(因みに牙も取り外し式)。
コマさんから怖いと言われると
怖さ度のMAX5から3に抑えていたとのことらしい。
むしろ3の時点でも怖かったのにMAXの5だったらどうなってたことやら…
それでも視聴者から「子供が泣き出したり、寝れなくなった」というクレームを受け視聴者にごめんなさいと謝って反省した。
とまあ当然ながらこのタクシーに乗じた者は総じて反省することがなく、ガブニャンは懲りずにそのままコマさんと
コマじろうに速攻で噛みついてガブニャンにさせたところでこの話は終わったのである。
193話「バスターズトレジャー編 #14 ハロウィンガブガブ遺跡」
ハロウィンガブガブ遺跡の秘宝の間で登場。
棺桶に貼られた紙に「ハロウィンの日にこの封印を取るととってもいいことがあるかも❤️」と書かれてあった。
どうみても罠にしか見えないが、
エアで自称大大大冒険家のインディ・
Jが
ヤケクソなカンで中に秘宝妖怪が眠っていると考え、ジバニャンやコマさんの意見も聞かずに開けてしまったことで棺桶の中からガブニャンが目を覚ました。
ネコ2世によると
ハロウィンガブガブ遺跡で毎年挑戦者を待ち受け、封印を解かせる妖怪だと紹介された。
ガブニャンに噛まれてはいけないことも話したが、言った側からインディ・Jが噛まれてしまいそのままガブニャンになってしまった。
急いで逃げ出したジバニャン達だったが、逃げてる途中でガブニャンは何も知らずに探検しに来た「お宝ヨコドリ団」とフルーツニャンにも噛みついて数をどんどん増やし、最終的にジバニャン達は大量のガブニャンに囲まれてしまった。
そのまま成す術もなくジバニャン、コマさん、Mr.スコップ、ゾン・ビー・
Cもやられてしまいネコ2世ただ一人が残されてしまう。
しかしネコ2世が妖怪ポッドにキズナメコのメダルをセットしたことでインディ達を元に戻すことができた。
お宝ヨコドリ団とフルーツニャンは犠牲になったのだ…
それでもガブニャンに囲まれているというピンチな状況なのには変わりなかったが、ジバニャンが妖怪スナイパーにばか頭巾のメダルをセットし、
某狙撃者のような顔をしながら弾を発射して壁や天井を上手いことバウンドし全てのガブニャンにヒットしたことでバカになり、全員フラフラになりながら遺跡から出ていった。
その後は自宅に帰ったインディだったが、家に迷い込んだ1体のガブニャンにシンディ・Jが噛まれて顔がガブニャンになってしまった。
インディの目的は当初「金髪美女になった妹をサメ妖怪に戻す」だったが、「ガブニャンから金髪美女に戻して、そこからサメ妖怪に戻す」という何かめんどくさいことになったオチで終わった。
まあ次の回では何事もなかったように人間に戻るけどね!
212話「妖怪激辛ボーイ」「コマさんバス」
たまたま道を歩いてたところを激辛ボーイに取り憑かれたイナホに激辛ソースを尻に差し込まれた。
何気にスピンオフ以外の現実世界に登場したのはこれが初である。
その後は
劇中でやらかしたキャラクターを本気で反省させるためのお仕置きとして開催された恐怖のバスツアーに乗車することに。
尺の都合からか反省するシーンがなかったが、
ある人物がこのバス内で新たにしでかそうとした
所業に衝撃を受けていた。
♪版30話「妖怪ハロウィン!トリック・オア・トリック!」
ボーナスエリアの洞窟内部にて登場。
ボーナスエリアは得点が100倍付与されるらしく、ポイントを稼げてないウィスパーに対して仲間だと言ったジバニャンだったが裏切ってウィスパーを脅かしまくり独走していたところをジバニャンは噛まれてガブニャン化が進行してしまった。調子に乗ったバチが当たりました
ちなみに過去の回とは違って今回はガブニャンに噛まれても意識をそのまま保てる。
ガブニャンが外に出ることでガブニャンが増殖してしまう可能性があると考えたジバニャンはお得意のひゃくれつ肉球で洞窟を崩して生き埋めにしようとしたが、完全にガブニャンになったタイミングで洞窟が崩れてしまい共に瓦礫の中に埋まってしまった。
ジバニャンとの思い出を回想したウィスパーはジバニャンを助けるために、妖怪ハロウィンの優勝賞品のメガマックス限界チョコボーを司会のニャン魔女に炎で焼かれながらも無事に瓦礫の前に運び出すことができた。
チョコボーの匂いを嗅ぎつけたガブニャン化したジバニャンは瓦礫の中から脱出しそのままチョコボーに齧り付いた。
ガブニャンもチョコボーがある事を知ってそのまま齧り付いたが、まだ優勝したと決まったわけでもないのに勝手に自分の物扱いしたジバニャンが怒って放ったひゃくれつ肉球により何処かに吹っ飛ばされジバニャンは無事元に戻った。
【余談】
アニメの4thオープニング「ゲラッポ・ダンストレイン」ではTETSUYAに噛みついてガブニャンにさせた。
追記・修正おねg
追記・修正はガブニャンに噛まれないようにお願いします。
- ガブニャンハザードの章がエピソード項目に片足突っ込んでいたので修正しました。できる限りキャラ単体の解説に留めてください -- 名無しさん (2024-10-31 08:42:00)
- 同じく一般応募だったダンボール戦記のヴァンパイアキャットとモチーフ被りが起こっていたり -- 名無しさん (2024-10-31 08:45:11)
- ↑2 すみません。次からは気をつけます -- wadotore (2024-10-31 08:50:11)
最終更新:2025年04月21日 15:39