登録日:2013/08/21 Thu 18:18:20
更新日:2025/03/25 Tue 12:10:46
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応募キャラとは、
漫画・
ゲームにおいて、原作者や製作者ではなく読者やユーザーが考案し、そして原作にて実際に採用されたキャラクターである。
★概要
主にジャンプやコロコロ系列の雑誌の漫画・ゲームにおいてよく見られるものであり、応募の際にはファンレター等とは区別して募集される。
作者とは違った視点でのキャラデザインや設定によりストーリーなどが面白くなる、
読者やユーザーを単なる受け手では無く、間接的に作品制作に携わることも出来る双方向性が生まれる、
何より自分の考えたキャラが大好きな作品に登場するかもしれないということで人気が高いが、
一方で原作者の考えでは無い者がストーリーに出るということで、拒否感を示す人も中にはいる。
採用されてもハガキなどに描かれたデザインや設定をそのまま使うのではなく、モチーフや名前をそのままに大きくアレンジを加えられることもある。
また、著作権とか知らないちびっこは仕方ないが他作品のデザインまんまな応募が来ることもあり、
チェック体制が甘いとそのまま採用されてしまうこともあるのも問題点の一つと言える。
しかしちびっこと侮るなかれ、実際に大人顔負けの秀逸なデザインも数多く存在する。
また『
マジンガーZ』の
ボスボロットのように、
「表向きはファンの公募デザインとされながら、実際は制作側が既にデザインを用意していた出来レースだった」というものも存在し、
この手のケースは作品展開終了から相当期間が経過してから真相が明かされる事もある。
海老川兼武氏や小林晋一郎氏など、アマチュア時代に公募デザインを提出し、後年プロの仲間入りをしたデザイナーも存在する。
その後、前者のようにアマチュア時代の公募デザインをプロになった今、リファインしたイラストを描いたりする人も少なくない。
「海老川兼武くん(東京都)の考えたエレゴレラを描いてみました!」ただの自演じゃないか!
★読者・ユーザー応募キャラをよく使う作品
言わずと知れた超人バトル漫画。
この作品に登場する超人たちはほとんどが読者応募のキャラデザインであり、
正義超人から悪の超人までさまざま。
ロビンマスクや
ウォーズマンといった人気キャラや、ネタキャラの
レオパルドンといった多くの超人が読者のアイデアから生まれた。
……というか完全にゆで先生二人だけで考えたレギュラーキャラは
スグル、
ベンキマン、
運命の5王子程度、
元ネタが存在するキャラを含めても
テリー、
ウルフマン/リキシマンが入る程度である。
だが多くのアイデアが来すぎたためか、中には
複数のアイデアを折衷したり、出はしたものの
悲惨な扱いを受けた超人もいる。
「超人募集」「
オーバーボディ」も参照。
『
Ⅱ世』でも募集及び採用は行われ、さらに現在でも新シリーズや各種読み切り外伝向けに引き続き募集中。
相変わらず「1ページもたずに戦死するモブ」に回されることも多いが
みんなも「これは!」という超人が描けたらゆで先生に送ってあげよう。
無印の『
2』~『
8』のロックマンは、一部を除き、ボスキャラは応募キャラが使用されていた。
キャラが採用された幸運な8人にはそのソフトのゴールドROMが送られ、
かの『
開運!なんでも鑑定団』では40万の値がついており、保存状態のいいものは
100万円近くで取引されている。
逆に何で売っちゃったんだって話だが。
『
アイシールド21』の作者である村田雄介氏の考案キャラが、シリーズで2回ほど採用された(『
4』のダストマン、『
5』のクリスタルマン)というのは有名な話。
他には『AKABOSHI-異聞水滸伝-』などの作者である天野洋一氏も『
7』のスラッシュマンで採用されている。
またイラストレーターの榎本よしたか氏も『
4』のブライトマンで採用されている。
ロックマンエグゼシリーズになっても、コロコロコミック誌上でボスキャラコンテストが毎回実施された(『
2』より。第一号はゲートマン)。
もちろんスタッフによるクリンアップは入っているだろうが、キングマンにボウルマン、ケンドーマンなど素人とは思えない秀逸なデザインが多いことでファンには知られている。
特に
レーザーマンの完成されたデザインは、ストーリーでの活躍も相まって今も尚熱狂的な支持を得ている。
また有賀ヒトシ氏の漫画では、作者がWeb上で募集したモブキャラとしてのロボットが数多く登場する。
作中に登場する食材を応募していた。
名前だけの登場から実際に対峙する猛獣までと、その種類は幅広い。
しかし、実際にハガキに書かれた設定や捕獲レベルなどが改変された形で採用されることも多い。
(例えば、ポイズンポテトは「多量の芽に覆われたジャガイモ」という設定だったのが「歴史上誰も解毒に成功しなかった食材」とされたり、
四獣の中の1体であるマウントタートルはハガキの時点では捕獲レベル30ほどだった)
また時代の違いというものか、
ドラクエシリーズのモンスターをモロパクリしたものが誤って採用され、編集部が謝罪する事件も発生、
以降も
遊戯王OCGそのままなモンスターが採用されてしまう事案が何度か指摘されている。
アニメ版初期はことごとくアニオリの食材に差し替えられており、応募者は皆涙をのんだものと思われる。
正体不明のキャラが出てくるととりあえず真の姿募集中と書かれていることがあり、よっちゃん編の指レンジャーあたりから本当に読者投稿のキャラが採用され始めた。
それ以降は敵、味方、
モブを問わず応募キャラが頻繁に登場。さらには硬い金属の名前なども募集し始め募集が一つのネタにすらなっていた。
応募キャラが採用されたと思ったらそれが別の新キャラの仮の姿だったなんてケースもある。
素人絵のためベタもトーンもない「男のロ・マン(キャラ名)」をそのまま真っ白けのデザインで出し、
最終話付近で体が白くなったエピソードを後付けするといった離れ業をやったことも。
会長の顔デザイン募集の際は惜しくも落選した作品も落選理由と共に紹介され、アイデア等は評価されつつも
作者の画力を上回るという理由で落選してしまった作品もあったりする。
…だが後年になって作者から「会長の顔は自分で考えたのを表向き応募作品として発表した」、同じく読者投稿企画だったラッキーネットワークの投稿作品でも同様の例があったと
ぶっちゃけ明かされた。
そのため読者の間では他の採用キャラの中にも実は作者が考えたものがあるのでは?と怪しまれている。
主に読者公募のキャラで構成された「お友だち軍団」が該当する。
特に大長編の「またナ☆お友だち軍団」はこのお友だち軍団その物を話の中心に据えた話で、ゲストから黒幕に到るまで全員が読者公募キャラとなっており、
同じく大長編の「怒りのイライランド(怒)」もテーマの関係でお友達軍団がメインで活躍する話になっている。
また、それとは別に大長編「かいけつ!でんぢゃらす王国!!」では読者公募のオリジナルじーさんが大量に登場している。
・半熟英雄シリーズ
ファイナルファンタジーの召喚獣のアイデア元になったことでも知られる、ギャグ調リアルタイムシミュレーションRPG。
2作目である
SFC版以降、毎作召喚モンスターである「エッグモンスター」をプレイヤーから募集・採用している。
オーディンのパロディである「おーでーん」、
魔界塔士サガのラスボスをネタにした「かみ」などの秀逸なものもいくつか生まれた。
3作目『対3D』では、ゲーム中に採用されたプレイヤーの一言コメント(ボイス)まで流れた。
公開処刑じゃねーか
・仮面ライダーシリーズ
初代『仮面ライダー』に登場した「
シオマネキング」が初とされるが、厳密にはこれは怪人モチーフだけを採用した名目上のものとされている。
そのため、真の意味での初の公募怪人と言えるのは『仮面ライダースーパー1』の「ショオカキング」で、
番組サブタイトルで宣伝された事でも有名。ちなみに消火器の怪人である。
平成シリーズでは『
仮面ライダー555』の「オクラオルフェノク」、『
仮面ライダーW』の「
親子丼・ドーパント」がこれに該当。
また『555』や『
ゴースト』では、外伝作品に登場する武器や変身アイテムのデザイン公募もなされた。
公募で決まった必殺技もあり、これ以降データカードダス(『ガンバライド』『ガンバライジング』。ライダーではなく戦隊だが『ダイスオー』でも行われたことがある)では「必殺技を公募→児童誌の付録カードとして実装」は毎年恒例企画となった。
・ウルトラシリーズ
余談だが、『
ウルトラマンレオ』ではオイルショックの影響による予算削減や納期短縮を目的として、当時の児童誌に応募されてきたデザインをクリンナップして使った怪獣が多い事が判明している(円盤生物
ノーバ等が挙げられているがその他の詳細は不明)。
・ガンダムシリーズ
また、『ガンダムビルドシリーズ』では作品ごとに毎回コンテスト企画を行っており、上述の様に『ガンダムブレイカー』でデザインした機体のコンテストの他、実際にプラモを作成・改造したオリジナル機体を募集するガチモデラ―向けのコンテストから、お題として出された既存機体のオリジナルカラーイラストの募集と言った低年齢・ライト層向けのコンテストまで様々な部門で行い、各部門の受賞機体がアニメ終盤のお祭り回に登場し、活躍シーンが描かれるのが恒例となっている。
・SDガンダム
対象年齢の関係上、ガンダムシリーズでも特に公募企画が多い。
『SDガンダム外伝 聖機兵物語』では「白銀機兵ベガスジャーノン」が採用され、カード化もされた。……のだが、そのパイロットは何故か
シーブックの親父のレズリー。同作にはシーブックや
コウといったシリーズ主役キャラもいた(特にコウは機兵に乗っていなかったので新規パイロットとしてお誂え向きだった)というのに……。
『超SD戦国伝 刕覇大将軍』では、既存のBB戦士を改造した作品を応募する「オリジナル大将軍コンテスト」の最優秀作品三体が漫画版に登場。作中の時代より過去に活躍した大将軍という設定。
『SDガンダムフルカラー』の公募企画からは「サンダーガンダム」が誕生。
ガシャポンの商品になり、さらに
漫画にも準レギュラーとして登場した。
★アニヲタWiki内に項目があるもの
★その他
劇場映画でモブキャラクターとしての背景出演が募集されており、名有りキャラでは『
ザ☆ドラえもんズ』の劇場版に登場した
ジェドーラや田中道明版コミック第6巻に登場したドラナルド・ダ・ビンチも該当。
コロコロコミック誌上では読者が考案したひみつ道具を4コマ漫画にする企画もあったほか、アニメ版でもひみつ道具のアイデア公募が行われていた。
今ではすっかりおなじみの
ドラミちゃんが実は読者応募キャラだったのも有名な話。
コロコロなどで公募が行われ、アニメ版にて応募キャラがストーリーキャラのように声が付くなどしてエピソードが作られたりする。
また必殺技や
化身の公募も行われたこともある。
採用されたキャラクターは比較的好遇されている一方で
最新作のアニメでは
悲惨な扱いを受けてしまったことも……。
連載後期に読者からオリジナルモンスターのデザインを募集し、採用されたモンスターを漫画に登場させた。作中では超魔ゾンビ、ジャッジ、ゴロアが該当。
超魔ゾンビは長年に渡る
ザボエラとの決着を付けるのに相応しいボスとして大暴れした他、ゴロアは
ダイの双竜紋覚醒、ジャッジは
アバンと
キルバーンの決闘に登場し、何れも作中の名場面・名勝負で活躍した。
読者からキャラを募集し、それをモブキャラとしてだが全員漫画に登場させた。
全部で1700通ほどの応募があったらしい。当時の応募した読者は背景の中に自分のキャラがいないか、目を皿のようにして探したとか。
・クロスハンター
ボンボン読者の応募ハガキからモンスターのデザインを募集して作成するRPGという触れ込みだった。
しかし、デザインがドラクエ等のパクリと言われることが多く詳細は不明。
パクリデザインだらけなのを読者のせいにするための建前だったのか、それとも本当にパクリデザインばかりが読者から応募されてきたのか……前者であるならクリエイターとしても客商売としても問題外であるし、後者ならばそれらを採用した製作者はやっぱり問題外である。
結局どちらにせよダメなんじゃないか
・クロストレジャーズ
上と名前が似ており、ジャンルも同じRPGだが全くの別物。
Vジャンプの読者からアイデアを募集し、鈴木信也氏のアレンジを加えて本編に採用していた。
月刊コロコロコミックの読者公募企画で採用された案を元にデザインされたのが名機「
デススティンガー」。
タカラ社内でも人気が高いのか、これ以降「節足動物モチーフのゾイド」が定期的に登場するようになったのも投稿者の影響なのかもしれない?
キャラではなくマシンの方だが、中学時代の武井宏之のデザインが採用され「ダッシュ!四駆郎」ダッシュ3号シューティングスターの原案となった。
その後武井氏は四駆郎の原作者・徳田ザウルス先生に見初められ、最終的に「
コロコロアニキ」にて自分で四駆郎の漫画丸ごとを描くことに。
ミニ四駆のデザインコンテストはそれ以降も幾度となく行われており、
実はフルカウル時代の人気機種・ビークスパイダーも読者公募デザインの最優秀作品をブラッシュアップしたものである。
また、ミニ四駆に限らず、ある程度ヒットしたコロコロホビーはユーザーからのデザイン公募をよく行う傾向にあり、
有名な例で言えば
ベイブレードなども何度か同様のコンテストを開催したことがある。
黎明期である2000年前後に多くのコンテストを実施した。
初代ギア『デジタルモンスターver.2』においては、
ガルルモンを除く成熟期6体が公募デジモンである。
“デジタル”ということからか、公式サイト「デジモンウェブ」上やFAXサービスを利用しての応募のものが多い。
また、イラストではなく、ドット絵(+名称や設定)でのコンテストが多いのも特徴。
入賞作品は公式化するものも多かったが、上位賞に入賞してもその後の音沙汰がないものもあるなど、受賞作品内でもやや格差がある。
+
|
一覧 |
時期 |
コンテスト |
公式化済 |
未公式化 |
1997年 |
デジタルモンスターver.2 |
エンジェモン、バードラモン、カブテリモン ベジーモン、ホエーモン、ユキダルモン |
- |
1999年 |
デジモンウェブ 第一回オリジナルデジモンコンテスト |
サイバードラモン、カラツキヌメモン、ゴッドドラモン スカルサタモン、コクワモン、ビッグマメモン サンダーボール |
- |
バンダイタウンFAXサービス 第1回デジモンイラストコンテスト |
ザンバモン、イルカモン(オルカモン) |
ハンターモン、パンチナラビモン、にっこりモン |
バンダイタウンFAXサービス 第2回デジモンイラストコンテスト |
マミーモン、ハニービーモン、フライビーモン |
アースドラモン |
バンダイタウンFAXサービス 第3回デジモンイラストコンテスト |
オロチモン、デビタマモン |
ベソボムモン、ダンモン、かんどうしちゃうんだモン |
2000年 |
バンダイタウンFAXサービス 第4回 デジモンイラストコンテスト |
ファラオモン |
ゾンビモン |
デジモンウェブ 第二回オリジナルデジモンコンテスト デジモン部門 |
ヴァルキリモン、ハリモグモン(トゲモグモン) マーメイモン、ウィッチモン |
テクノドラモン、ジェネラモン ホーリーデジタマモン |
同コンテスト デジヴァイス部門 |
クロスモン、スコピオモン、ドッグモン ベーダモン改(イーバモン)、デスモン カラテンモン、パンダモン |
- |
オリジナルデジモンコンテスト2000 エントリー作品 |
ハーピモン、ランプモン |
- |
2001年 |
Vジャンプ誌上 オリジナルデジモンコンテスト |
ドーベルモン |
- |
2006年 |
デジウィンドウ オリジナルデジモンコンテスト |
ヨッ!ヨッ!モン アタマデカチモン、ミニデカチモン |
- |
2007年 |
Vジャンプ オリジナルデジモンコンテスト |
UFOマメモン(キャッチマメモン) サーフィモン |
バンチョーオーガモン、ゴエモン、ミトコウモン ツルモン、スカルルモン、スケバンラビットモン |
2011年 |
デジモンクロスウォーズ オリジナルデジモンコンテスト |
エカキモン、ガネモン、ズコゼニモン サウンドバードモン、ゼニモン バコモン、フットモン |
- |
2012年 |
デジモンクロスウォーズ オリジナルデジモンコンテスト |
ジョーカーモン、ピロモン、ヤキイモン |
- |
※名称の後に()がついているものは公式化に際して名前が変わったもの
|
・コミックウォーズ
コロコロコミックの
ほぼ全キャラが公募作品という企画。その回のMVPには勲章が送られた。
読者の絵をそのまま掲載したモブの中に明らかに
騎士ガンダム(三種の神器)がいたことも……。
・四コマ大作戦
コミックボンボンの読者投稿コーナー『おれたちBOM団』内の
ほぼ全キャラが公募作品という企画。
ボンボン連載の先生たちが当番制で、読者から送られてきたキャラを主役に
4コマ漫画を描く。
ちなみに不採用となったキャラでも力作ならハガキをそのまま漫画の横に掲載される。
・爆龍拳伝説ボンバーロード
コミックボンボンの読者投稿コーナー『それってBOMテレ!?』内の連載漫画。
ほぼ全キャラが公募作品。主人公パーティーに新しく仲間が加わった回を最後に唐突に
打ち切り。
コロコロコミック誌上で応募企画があった。…といっても漫画のキャラクターではなくカード化企画、つまり
「みんなにも新カードを考えてほしい」というものであり、かなりの才能が集った。
好評だったためか、その後新シリーズから読者のイラストがほぼそのままクリーチャーと化した
スペシャルズが新章から十王篇にかけて多数登場した。
中でも《阿修羅ムカデ》はアニメ・漫画でヒール役として活躍し、多数の派生カードが登場している。競技シーンにおいても、一時期枚数制限がかけられていた《ガヨウ神》を筆頭に優秀なカードを多数輩出した。一方でネットミームを意識したと思しきカードや、他TCGのデザインを丸パクリしたようなカードも混入してしまった。
また、コロコロ読者本人をクリーチャー化するという「デュエル・マスターズ登場権チケット」なる企画も過去に行われている。
DM-20で登場したヒューマノイドの「闘竜勇士ナオヤ」は、名も姿もこの企画で当選した読者がモデルとなっている。
単行本の巻末で魔物コンテストという応募企画を行っていた。
本編では登場する事はなかった……と見せかけて実はゼオン戦でのガッシュの回想をよく見ると受賞キャラがモブ生徒として登場している。
(このコンテストに限ったことではないが、)何度か盗作疑惑が発生し、20巻のおまけマンガで作者が注意を促したこともある。
「こういう賞でズルをすると、君達自身が責任を負わなきゃいけなくなるよ。気をつけようね。」
小学館児童誌で行われたコピー能力コンテストで、最優秀賞のうち4つのコピーが97話に登場した。
それぞれ「トップ」「バトントワリング」「
ウォーター」「アイアン」で、作中ではカブーが見せた
夢という設定。
このうち「ウォーター」は『
星のカービィWii』にて設定や外見こそ異なるもののゲームにも登場している。
また「アイアン」も元は2つの設定が統合されたもので、元となったうち片方の「メタル」は後に『参上!ドロッチェ団』に登場した「メタル」とよく似ている。
妖怪デザインのコンテストが行われ、最優秀賞「山魚」が時限鉄道編にて登場した。
からくり人形と自動人形の2種類のコンテストを行い、それぞれの最優秀賞が本編に登場。
自動人形の方はメチャクチャ時間経った後にだが
その代わり自動人形最優秀賞「ブロム・ブロム・ロー」は
侵攻部隊総司令官の役職を持つ大物として採用されており、
サブヒロインかつかなりの戦闘力を持つキャラを作中で再起不能にするわ主人公も大苦戦させるわと大暴れしてみせた。
からくり人形最優秀賞の「アンラッキー」も黒賀村の長老3人が使用する人形として登場し、その連携
と藤田アレンジの不気味さで勝を苦しめた。
さらには。最終回スタッフロールにて
双方の応募者のフルネームが「○○(最優秀賞応募キャラ)原案」としてはっきりと書かれている。
第5弾のコサックタンス、ドリブルトプス、きば船、にんじんじゃ、第6弾の愛猛女、1+1ワニ、アロえんま大王、地火蜂伝が該当。
これらのキャラはアニメ版にも登場した。
ちなみに第5弾は当初は最優秀賞の1キャラのみが選ばれる予定だったが、急遽4キャラに枠が拡張された経緯がある。
よく
忍者を募集。
モブキャラとして本編に出演することもある。
アニメでは応募キャラが関わるエピソードもあり、準レギュラーになったキャラも。
独立した読者ページ「ハンゾー忍者の一歩手前」を持っており、毎回二枚ほど読者からの
忍者を発表していて、
大量に配置され
てハンゾーがズルしたため待ちぼうけを食う敵や、モブとして度々漫画に登場していたが、
式神の術を使う
襲式鬼の手で一気に大量登場したこともある。
連載初期、並びに終盤の2度、オリジナル妖怪の読者公募を行っており、後者では実際に読者から寄せられた妖怪を2話に渡って作中に登場させている。
毎巻ツインテイルズと戦う怪人・エレメリアンを読者から募集していた。
本編に登場を果たしたエレメリアンもいるが、
アニメ化の際にそのエピソードはカットされてしまっている。
ちなみにソイツが登場するのはよりによって
水着回であった。
GPを受賞した「じごくのイルカ」が発毛獅志16区の6区総隊長として登場。
「ペロペロ真拳(ハガキでは『なめなめ真拳』)」の使い手だが漫画ではベロは使わず超音波を使ったりして戦う。
真説に登場する世の中ナメ郎とは特に関係ない
登場エピソードではリーダー格のアイスンに劣らず目立っており、応募してきた読者の子のエピソードを
勝手に捏造して不意打ちするなどかなりのハジケっぷりを見せた。
「このイルカも負けずに卑劣だー!」
最終的には
ボーボボに撃破されずには済んだが、その前に他の読者公募キャラたちの群れに捕まって現世(?)に送り返される。
イルカの他にも1392円とトラック(虎の掛詞)が登場、イルカとボーボボが勝手に謎のプレゼントを追加した。
「キミには謎の物体Xを送るぞ!!楽しみに待ってな」「物体X!?何それ怖いよ!!いらないよ」
続編の真説・ボボボーボ・ボーボボでも公募が引き続き行われ、「かかってこいや!真拳使い」で金賞受賞した「ヴィク鳥ーファイター」と「カツオ谷ふみ夫」が裁きのGURAさんの部下・死刑執行人として登場した。
・妖怪惑星クラリス
始まりから
サービス終了後のゴタゴタに至るまであらゆる要素が不条理の塊であった
ソーシャルゲーム。
登場キャラクターもすべて悪夢めいたクソコラと区別のつかないような代物ばかりなのだが、
彼らのキャラクター名を公募した結果、なんJの悪ノリで付けられたような名前のものばかりになってしまった。
・がんばれゴエモン
実はゲームに出てくる一部キャラがボンボン誌上などで募集していた募集キャラである。
分かりやすい所だと、
SFCの
2に出てくる地獄のお奉行隊(インパクトステージ雑魚)、及びわがし大将軍(和食城の乗れるメカ)など。
作者の介錯先生方がゆでたまご先生と同じコンビ形式ゆえか、キン肉マンと同じ様に投稿鋼鉄天使を募集していた。
出番の多さも、これまたキン肉マン同様かなりまちまち……
一部よく見ると介錯先生のものらしき投稿キャラが居たり、同一作者の作品が多かったりもする。
・ワイズマンズワールド
「ジャレコ再生プロジェクト」と称してモンスターデザイン等をプレイヤーから公募したRPG。
採用された中にはゲハの荒らしコテハン「まこ8」がいることが当時一部で話題になった。
2022年にHDリメイク版の制作が発表されたが、「まこ8はオミットで」と名指しで消されてしまった。
・スペクトルマン
放送第23・24話に登場した怪獣「クルマニクラス」が一般の視聴者から公募したデザインを基にしている。
過去に5回(オリキャラ募集4回 コスチューム募集1回)コンテストが開催されており、第1回で最優秀賞に選ばれたキャラがパクリとバレて受賞を取り消しにされた。
スパイ協会に所属するスパイを募集していた。特にIカップガトリングガンスパイが話題となった。
過去に二回募集があった。この中で
ほるひすはスタッフのお気に入りで他のシリーズにも度々登場していた。
・パワプロアプリ
2017年から毎年12月から翌年1月に募集されている。ノミネートこそされてないがガンダーおじさんは莫大な人気を誇る。
・魔法少女育成計画breakdown
『
魔法少女育成計画』シリーズのウェブ連載作品。
ファンページ企画『僕の私のオリジナル魔法少女大募集!』内にて、読者から募集したオリジナル魔法少女「ミス・マーガリート」・「らぶみー恋々」・「パステルメリー」・「ネフィーリア」・「ドリーミィ・チェルシー」をメインキャラとしている。
ちなみに連載に伴って本名や本編前の背景も設定されているが、そっちにどこまで読者投稿分が反映されているかは不明。
幼年向け漫画雑誌『ケロロランド』でのファンページ企画『新隊員大募集』にて、読者から募集したオリジナルケロン人の中で
シュララ軍団(シュララ、プタタ、メケケ、ギルル(ゲルル)、ドクク、ロボボ、ヌイイ、ギョロロ、ユキキ、カゲゲ)とジョリリがアニメに登場した。
・トゥインクル☆スターシップ
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ等で知られる庄司卓のライトノベル。
恒星間移民実習船を舞台に、実習生と船員のあれこれを描くスペースオペラ・ラブコメディ。
刊行中に読者から船員を応募し、10名ほどのキャラが7巻にて実際に採用されて登場した。
そのうちの一人は船が襲撃された際にに侵入者を瞬殺する見せ場が与えられた。
追記・修正はオリジナルキャラを応募したことのある方にお願いします。
- コロッケ!でも新しいバンカー募集してたな。何人かはコロコロのおまけのコロッケのキャラ全員集合なポスターにいたり、本編でモブでいたりしてたな -- 名無しさん (2019-10-09 19:13:27)
- ガッシュの応募キャラで明らかにマジバケのキャラいたけど次の巻でその絵自体を触れはしなかったけど他の作品まんまのキャラがいる事を伝えて「こういうのは色々怖いから気をつけようね」って警告してたな -- 名無しさん (2019-10-17 20:35:38)
- 昔、少年ガンガンで公募キャラでRPGを作ろうって企画があったはずなんだが……誰か覚えてる人いるかな? 調べてもその企画のタイトルすら出てこなくて……国会図書館にでも行って当時のガンガンを探す以外にないのかな -- 名無しさん (2019-11-07 03:31:12)
- ヒロアカ -- 名無しさん (2020-01-03 16:45:57)
- アンパンマンの人気キャラのしらたまさんの他、ドクダミ夫人、アルミ伯爵たちも実は応募キャラ(それが発表されているのは「てれびくん」)。それとクレヨンしんちゃんの「ひまわり」の名前も応募したモノだったような...。 -- 名無しさん (2020-07-08 22:55:49)
- 最近だとジャンプのミタマセキュリ霊ティーと夜桜さんちの大作戦で公募していた -- 名無しさん (2020-07-24 17:00:37)
- それと...ロックマンエグゼのボウルマン、ケンドーマン&ゲートマンのアニメ出演については...ほんのちょっと複雑....。 -- 名無しさん (2020-09-07 23:30:04)
- ウルトラマンZでも特空機4号のデザイン案募集やってるけど、公式媒体に登場できるって訳ではないからここで扱うには微妙なとこだろうか -- 名無しさん (2020-09-27 06:10:51)
- エデンズゼロでオリジナルエーテルギアの公募が始まった -- 名無しさん (2020-09-27 10:48:52)
- ↑2 元々はウルフェスでやろうとした企画なんだろうかね -- 名無しさん (2020-10-04 00:55:32)
- 金剛番長とか積極的に応募キャラ採用してた気がする -- 名無しさん (2020-10-04 07:38:39)
- この手の企画で「とにかく最強」「世界観完全無視」みたいないわゆるぼくのかんがえたさい(略)がとても好きなんだけど探そうと思ったら無いんだよね。連載漫画とかの企画ならまず黙殺される存在だろうし -- 名無しさん (2021-02-28 17:16:07)
- ↑スキーマンとかビームミサイルキングとかだね。知恵をつけて半端に抑えた設定にするより、欲求に素直でのびのびしたのが好きというのはわかる。 -- 名無しさん (2021-02-28 17:33:26)
- NARUTOでも単行本の1コーナーで送られてきた忍者がアニメに出てた、と聞いた記憶がある。誰かは忘れたが… -- 名無しさん (2021-05-09 20:41:11)
- 鋼鉄天使くるみは? -- 名無しさん (2021-05-23 05:48:04)
- 魔神英雄伝ワタルでも、無印ではヒミコの忍法「マキマキウン〇くん」と、「( 新体操による )分身の術」、2はアームクジラと炎神丸が応募キャラとして登場。また、Dr.スランプ アラレちゃんの最終回近くのエピソードでは様々な応募のモノ( セーラー服のオボッチャマンくん、ガッちゃんズの喧嘩!?、突詰くんの幼馴染!!?( CV:鶴 ひろみさん ))が登場してた。 -- 名無しさん (2022-01-06 20:22:30)
- ガッシュの応募キャラは映画でもモブで出てたな -- 名無しさん (2022-01-06 20:32:56)
- サイボーグクロちゃんでも異世界編で読者考案の敵が出てたな -- 名無しさん (2022-01-06 20:36:26)
- 最近だとジャンプのSAKAMOTO DAYSで殺し屋を夜桜さんちの大作戦でスパイを メダロットでも公募していた -- 名無しさん (2022-01-06 20:40:23)
- クロスウォーズとビィトでもあったな ちなみに何の因果かどっちも三条陸作品 -- 名無しさん (2022-01-06 20:50:33)
- 2000年頃に『りぼん』の連載ギャグマンガ全てが一斉に新キャラ募集企画をしてたな。作品によって一話限りのゲストから準レギュラーまで扱いはバラバラだが。盗作キャラが当選→取り消し→別のキャラが繰り上げ当選なんて事件もあった(当選後読者から指摘された?)。作者が応募例として書いたキャラが読者から好評を受けて一緒に新キャラになった作品もある。特筆すべきは人間の小学生たちが主人公で現実的な世界観の漫画に「手足が生えた長ネギのクラスメイト」が採用されたこと。応募したやつも採用したやつもやべえ -- 名無しさん (2022-05-14 23:00:03)
- 東京喰種 捜査官募集 -- 名無しさん (2022-05-15 01:36:29)
- 東京喰種の捜査官募集は求人情報サイトに募集を出して読者の考えたキャラじゃなくて読者の履歴書を送ってそれを基にした捜査官が漫画に出るってかなり変わった企画だったな。 -- 名無しさん (2022-05-15 01:38:14)
- あと遊戯王のもこれにあたるかな -- 名無しさん (2022-06-01 17:40:35)
- 吸血鬼すぐ死ぬの星を降らせるおじさんやかなまら祭りが読者アイデアと知った時は作者も読者も頭おかしい(誉め言葉)と思ったもんだ・・・ -- 名無しさん (2022-07-17 02:05:13)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-08-07 12:16:52)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2022-08-29 09:19:11
- 作者にかなりアレンジされてるけどNARUTOのキラービーも原型は応募キャラだったよな。 -- (名無しさん) 2023-01-22 01:32:00
- エグゼのレーザーマンもだけどコスモマンやスワローマンもかっこよくて好き -- (名無しさん) 2023-11-15 20:50:03
- 報告にあった外部リンクを貼り付けた違反コメントを削除しました。 -- (名無しさん) 2023-11-16 21:48:12
最終更新:2025年03月25日 12:10