シャルトルーズ(ACVI)

登録日:2024/11/11 Mon 23:56:37
更新日:2025/02/23 Sun 07:15:24
所要時間:約 9 分で読めます







相変わらずだねキング
その偉そうな口ぶり、友達なくすよ



シャルトルーズ(Chartreuse)とは『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の登場人物。



プロフィール


所属:独立傭兵、傭兵集団「ブランチ」メンバー2人目
肩書:ACパイロット
搭乗機:AC「アンバーオックス」
アリーナランク:05/A

CV:大地葉

  • アリーナテキスト
コーラル反応再検出と前後してルビコン入りした独立傭兵

彼女はルビコン星系で活動するハクティビスト集団
「ブランチ」の一員とされ
ステーション31襲撃計画では封鎖システムに
深刻な打撃を与えたと言われている

ブランチは入れ替わりつづける4人組から成り
シャルトルーズは 「今の2人目」 であるという


人物

表向きは特定の勢力に属さない独立傭兵の1人。
正面突破と火力集中の技能においては他の追随を許さないものを持つとされており、
「見つめ合うと死ぬ女性傭兵」と称され恐れられている実力者。

そしてもう一つの顔として、常にメンバーが入れ替わり続けるという特異な実態により、
匿名性と独立性を保っている特殊な傭兵集団「ブランチ」のメンバーでもあり、現在の2人目とのこと。
プロフィールによればステーション31襲撃計画において封鎖システムに深刻な打撃を与えたとのことだが、
これについての詳細は不明。

作中描写から考えるに、本編において惑星封鎖機構の包囲に風穴を開け、
星外企業を呼び込む大元を生み出したのが彼女と相方のキング、そしてもう一人の「4人目」らしいのだが、
彼女たちが何を目的にこれを行ったのかも明確には語られずじまいであった。

少々上から目線で尊大な面が目立ちやすい相方のキングに対して、呆れ気味にツッコミを入れる女房役のような面も強いが、
基本的には彼女も多少のことでは揺るがないメンタルを持つ、カラッとした性格の姉御肌といった性分。
上述した評と乗機の構成も合わせ、回りくどいことは性に合わない真っ直ぐな性格をしているといえる。

ストーリー内での登場は2週目以降の特定のミッションで1度きり。
それも多数のACが一度に登場する乱戦になるため、彼女個人の印象だけでいえば大きくはないかもしれないが、
相方のキングにこそ劣れど彼女もまた上から数えて5本指に収まる程の実力者であり、
単純な火力だけならキングすらも軽く上回るためこちらも油断ならない強敵であることに間違いない。

作中での動向及びセリフ集

チャプター3

ミッション「多重ダム防衛」

2周目以降に特定条件を満たすことで「旧宇宙港防衛」に代わり発生するミッション。
アーキバスが雇った高ランクの独立傭兵2名――キングとシャルトルーズがガリア多重ダムへの襲撃を仕掛けてきたため、これの防衛に当たることになる。

ランク3位と5位とトップ級の実力者による同時襲撃ということもあって難易度が高く、
両者共にゲーム内の基準で見ても間違いなく強敵であるため、苦戦は免れない…どころか、
実はこの襲撃計画自体が621=偽物のレイヴンをおびき出すためのブラフだったようで、
時間経過と共にブランチの4人目こと本物の「レイヴン」までもが追加で登場し、
1対3のAC戦を強いられるという本作においてもトップクラスの難関ミッションとして有名。

最低でも初期配置のキングかシャルトルーズのどちらか片方だけでも倒しておかないと、
よほど本作に慣れたプレイヤーでもない限りは3機にタコ殴りにされて爆散するだけに終わってしまうため、
とにかくどちらか片方に火力を集中させ、少しでも「レイヴン」の増援に備えられるようにしたい。

そしてこのミッションは難易度以上に接敵や撃破の順番によって様々なセリフパターンが存在することでも有名。
以下、シャルトルーズのセリフについて大まかに記載していく。

  • 先にシャルトルーズと会敵

お出ましね
キング、あんたは作戦を続けて
こいつは私がやる

キングと同様に彼女も本物の「レイヴン」については知っているのだが、
相方と違って単独で仕留めようと意気込んでいる様子。
一方のキングはこれが「ブランチ」としての仕事でもあるため、援護に回ることに。

  • 戦闘中のセリフ

しぶといね、あんた
これまでのレイヴンも
大体そうだったけど

こいつ、普通じゃない…
第4世代の強化人間なんて
アンティークじゃないの…!?

彼女もまた現在の4人目を含めた数多くの「レイヴン」と接してきただろうことが窺える。
621も今までの「レイヴン」たちと同様のしぶとさどころか、それすらも上回る力を見せたことに驚愕を隠せない様子だった。

  • キングを先に撃破

キング!
気取ってる場合か! 離脱を…!

キングがやられた際のセリフ。
最期の瞬間までもう一人のレイヴンに対する称賛を漏らしていたということもあるが、
それでもシャルトルーズにとってもキングは大切な仲間であることがまじまじとわかる慌てぶりが見て取れる。

  • 「レイヴン」登場前にこちらが撃破される(キングを撃破済)

レイヴンを名乗るには
不足があったわね

…キングも一緒か
名前負けしてるわ、あの馬鹿…

増援の「レイヴン」が登場する前にこちらがやられた場合のセリフパターンの一つ。
本物の「レイヴン」の実力を知っていたからこそ、彼の手を煩わせるまでもなく倒せたことに役者不足であると断じると同時に、
相方のキングも名前負けしていると吐き捨てていたが、その口調は明らかにどこか寂しさを滲ませたものであった。

  • キングを撃破した状態で「レイヴン」が登場

…お待たせしました、シャルトルーズ

やっと来たわね…
キングの馬鹿ならもういないわ
気を抜くとやられるわよ!

キングのみが倒された状態で「レイヴン」が登場した際のセリフ。
「レイヴン」オペレーターに対し、キングのことを表向きは馬鹿と貶しながらも、
紛れもない実力者である彼を既に退けている眼前のレイヴンこと621への警戒を露にしている。

  • レイヴンとキングを撃破した状態でこちらがやられる

ふたりとも…
先にいっちゃうとはね
立て直すのは…辛いな…

キングは愚か、「レイヴン」にすらも先立たれ、一人生き残った際のセリフ。
シャルトルーズの数々のセリフの中でも特に印象的な物としてプレイヤー間では有名。
「見つめ合うと死ぬ女性傭兵」とまで称され恐れられているシャルトルーズであったが、
軽口を叩いていたキングや「レイヴン」に対する仲間意識と思い入れは彼ら以上に強いものだったようで、
口調からして1人生き残ってしまったことに対する寂しさが全面に押し出されている。

  • シャルトルーズが撃破される

なんなの、こいつ…

激闘の最中で遂にシャルトルーズもまたもう1人のレイヴンによって命を落とすことになる。
上位ランカーとして紛れもない実力者である自身すらも退けて見せた余りに規格外の力に対する困惑を隠せないまま、爆炎の中へと消えていった。

搭乗機体


AC アンバーオックス


画像出典:ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ゲーム画面 アセンブリ
© フロム・ソフトウェア 2023年8月25日発売

  • 機体構成
部位 パーツ名 製造元
頭部 VP-44S アーキバス・コーポレーション
コア VP-40S
腕部 VE-46A アーキバス先進開発局
脚部 VE-42B
右手武器 VE-66LRB
左手武器 MAJESTIC メリニット
右肩武器 VP-60LCD アーキバス・コーポレーション
左肩武器 EARSHOT メリニット
ブースター -
FCS VE-21A アーキバス先進開発局
ジェネレータ VE-20C
コア拡張 パルスアーマー

エンブレムは「牛の頭蓋骨」。
文字通りにアンバー(琥珀色の)オックス(雄牛)をモチーフにしている。
独立傭兵ではあるものの、パーツの大半はアーキバス系のもので固められたホバータンク機。
乗り手の名通りのシャルトルーズイエローのボディカラーも目を引く。

「見つめ合うと死ぬ」の評は伊達ではなく、ホバータンク脚部の積載力に物を言わせて、
デュアルレーザーライフル、バズーカ、グレネード、拡散レーザーキャノンと高火力武器をこれでもかと詰め込んでる上、コア拡張機能にはパルスアーマーを積んでタンク機故のタフネスさに拍車を掛けている用心ぶり。勿論ミッションではリペアも遠慮無く使ってくる。
装甲と共にある程度の機動力、空戦能力も確保されているホバータンクのため、
中途半端な距離で撃ち合いなんてしようものなら、空中からの爆撃であっという間に消し炭にされるため、的確な対処を心がけること。

初期レギュではFCSが遠距離に尖り過ぎていたり、バズーカの弾速が非常に遅い、グレネードのリロードが長すぎるなど弱点も多く、
こちらが極端に距離を詰めれば攻撃頻度が激減して思いの外楽に倒せたりもしたのだが、
現行レギュではそれらの弱点が軒並み解消されているため、*1同じノリで挑むと手痛い反撃を被ることになる。

彼女を攻略する際に重要なのはとにかくこちらの足を止めないということに尽きる。
改善されたとは言っても、火力の高さと引き換えにやはり一撃ごとの隙の大きい武装が大半のため、
敵の攻撃を確実に避けつつ隙をついて動き回りながらこちらの攻撃を浴びせるヒット&アウェイを心がけたい。

余談

プロフィールに書かれている「ハクティビスト」とは本来は政治的または社会的な主張や目的のためにサイバー攻撃を行う反体制的な個人や集団を指す言葉で、「ハッカー」と「アクティビスト」を組み合わせた造語。
ブランチの面々が戦闘だけでなくITにも精通しているのか、それとも単に反体制的な意味合いのみで使っているのかは不明。

乗機アンバーオックスの脚部パーツ「VE−42B」のテキストには「ある独立傭兵により設計情報がリークされた経緯を持つ」という一文があるが、その下手人がシャルトルーズ或いはブランチメンバーの誰かではないかと考察されている。
またアセンブリも独立傭兵にしてはあまりに一企業に寄ったパーツ構成であり、先述の考察も合わせて元はヴェスパー、アーキバス関係者だったのではないか、という意見も。

情報ログの一つである「STVの画稿(6)」には「ブランチ」のメンバーと思しき3人の人物が描かれている。
その内2人が女性なのだが、イメージ的に真ん中の小柄なスーツ姿の女性が「レイヴン」オペレーターとされており、
その右に立つポニーテールで長身の女性がシャルトルーズなのではないかとプレイヤー間では噂されている。
そしてその服装が水着のようなセクシーインナーに腰パン状態のダメージジーンズとあまりにも刺激的すぎることで話題にもなった。*2

シャルトルーズという名前はフランス原産のリキュールが由来となっており、
別名「リキュールの女王」とも称されているため、相方のキング=王に因んだものとなっている。






あんたは作戦を続けて、こいつは私が追記・修正する

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最終更新:2025年02月23日 07:15

*1 FCSの近距離・中距離性能の強化、バズーカの弾速向上、グレネードのリロード短縮など

*2 羽織っているジャケットのアウトラインが描かれているのにインナーの形状が上半身まで丸わかりになっている。この事からジャケットがシースルーになっている可能性がある