CR天下烈伝

登録日:2024/11/29 (金曜日) 16:16:00
更新日:2024/11/30 Sat 16:36:53
所要時間:約 18 分で読めます




第六天魔王 降臨

我が野望、成就の時なり



概要

CR天下烈伝とは、2012年にサンセイR&Dが出したパチンコ機種。
CR武神烈伝の続編であり、同メーカーが出してきた戦国ものシリーズでは実質最終作に当たる。

前作で(打ち手を散々苦しめてきた)織田信長がなんと今作では主役を務めており、己が野望を達成する為に全国の武将達と戦い天下統一を目指していくというもの。これなんて信長の野望?ていうかそれを出しているのはニューギンなのですがそれは。
主役になったからといっても別に綺麗な信長になるわけではなく、予告やリーチでは相変わらずの悪辣さや魔王っぷりを見せる。その為、武将達と戦うSPリーチでは「どっちが主役かわからない」、「思わず相手のほうを応援してた」、「どう見てもヒーローのほうが勝ったのにハズれた」等と錯覚することもしばしば。
世界観は秀吉が豊臣姓を名乗っていたり今川義元が生存している等、史実とは大分食い違う要素も多い為、信長の野望のゲームでいう群雄集結のような世界であると見たほうがいい。

今作でも美麗なグラフィック演出は健在で、「LUNA SEA」の楽曲を引き続き搭載しており曲数は12と前作より大幅に増えている。一方でイントロ予告や楽曲リーチもあることから、「CR LUNA SEA」と揶揄されることも。
新たに決戦の相手として登場した武将達はどれもカッコよく、前作同様これやさらにこれの影響を受けていそうなデザインのキャラも。他にモブ扱いではあるが台詞予告や確変であるSTに登場する武将達もしっかりデザインされている。一枚絵だけど。

▪スペック
ミドルのZZや甘デジのRRがあるが、ここではある意味爆裂機の目玉であるマックススペックのVVを紹介する。

大当り確率:1/399.6 → 1/45.67
確変率:100%(ST75回)
ラウンド:4Ror8Ror11Ror16R(9C)
出 玉:約504個or約990個or約1008個or約2016個
時 短:なし(ST中30or75回電サポ)
国盗りRUSH突入率:50%
国盗りRUSH時大当り割合:4R:25% 8R:25% 16R:50%
国盗りRUSH継続率(ST75回):81%

マックススペックなだけあって当たりの確率はかなり低くなっているが、一度当たれば必ずSTを獲得出来る。小当たりや潜伏は一切無し。3,7図柄当たり若しくはそれ以外で当たり時に突入する本能寺の変で条件を達成出来れば、50%で本台の目玉である国盗りRUSHとなる。が、条件を達成できなかった50%では30回転までしか電サポが付かず、残り45回転は高確率状態という形になっている。一応高確率ではあるもののヘソ当たりでは再度本能寺の変の50%を乗り越えないといけないので運が悪いとループすることも。

目玉の国盗りRUSHで最初の10回転は一発告知型になっており、回転率も悪くない。
さらに電サポ当たり時の入賞先の「奪取アタッカー」は従来の下や右打ちした先ではなく(通常当たり時は下の野望アタッカーだが)、左上についている為左打オンリーでOK。場所的にも取りこぼしが比較的少なく、出玉を増やしやすく回収速度も上々。

一方で、通常時の予告演出はそれなりに多いものの直接的に当たりに絡みやすいものが大分限られており、無駄に背景移動も多くさらにリーチになるようでならないガセ演出も増えてしまい、これまでのシリーズと比べると単調で退屈、ハマり時は苦痛になりがち。それでもポッと出の演出からいきなり大当たりになることもある為油断出来ない台。

登場人物

前作に引き続き登場している武将に加え、新たにリーチにて登場した武将を主に紹介する。

  • 織田信長
ご存じ日本一有名な戦国武将の第六天魔王。見た目や振る舞いから完全に悪役なのだが今回は彼が主役。
金色の装飾が施された漆黒の甲冑を身に纏い、豪覇という名の馬に乗って全国各地を暴れ回り天下統一を目指す。大剣のような魔剣以外に禍々しい槍や銃もとい大筒を武器にする。
今作にて新たな必殺技「魔皇降臨波」をひっさげて立ちふさがる武将を叩きのめす。

リーチ中は完全に悪役ポジションなので、やられたのに当たりじゃないの!?という錯覚に陥りがち。さらに前作では相対したら床がお友達と言わんばかりにバタバタ倒していた明智光秀にしてやられまくる様を今作では見せつけられる羽目に。この手のパチンコの主役の宿命か、当然光秀以外にもバンバン負けまくる。信様舐めプはやめてくださいよ…あと夜影天ばかり撃つな。
また軍の兵士は基本的に頼りにならず、信様のワンマンプレイ感が目立つ。敵味方共にほとんど落ち葉のように吹っ飛んで行くだけの役だが…この手の作品ではよくあること。真の意味で頼りになるのはサンセイ柄の忍者と蘭丸だけ。

持ち楽曲は前作に引き続き「DESIRE」。一応楽曲リーチでは他の武将より信頼度は高い。

  • 明智光秀
前作で主役の一人だった美濃の龍。相変わらず今回も本能寺の変を起こす。
今作では前作の主人公勢と組んで立ち向かってきたり、大当たり後のバトルの相手だったりとやや優遇気味。さらに本能寺の変では、前作で散々床ペロさせられまくった信長相手に完封勝利を収めるほどの強敵に成長している。武神烈伝の時もこの強さを見せとけや。

一方で、前作では濃姫との禁断の愛に加えて正義側の面が強かった彼だが、本能寺で信長を倒した際に「これで天下は私のもの…」とほくそ笑んだり、娘である明智珠こと細川ガラシャからは謀反を起こしたことで相当恨まれている等、悪役っぽさが出てきている面もある。
持ち楽曲は前作と同様「ROSIER」。

  • 浅井長政
前作で主役の一人だった北近江の鷹。お市の夫で信長の義弟。
今作では光秀と比べると出番は少なめ。それでもリーチや一騎打ちバトルの相手として存在感はしっかり出してはいるが。

持ち楽曲は前作と同じく「END OF SORROW」。

  • 石田三成
前作で主役の一人だった孤高の若獅子。
最後の一人になってもなお諦めずに戦い続ける漢。ただし長政同様、出番は少なめ。
必殺技は前作で信長を倒した時に使ったと思われる「獅子昇天翔」。

持ち楽曲は前作から引き続き「TRUE BLUE」。

  • 豊臣秀吉
前作では信長の味方だったが今回は敵対する天頂の猿武人。
史実では同じく天下人になった徳川家康と組んで立ち向かう激熱リーチを担当している。
今作では特に光成との絡みは無い。勿論茶々とも。

持ち楽曲は「CIVILIZE」。オリジナルアルバム『MOTHER』の収録されている一曲でマイナー寄りな曲だが、ギターソロの演奏やシンメトリーな構成が癖になりアルバム内で特に好きだというファンも少なくない。リーチ時の演出は結構カッコイイ。

  • 徳川家康
ご存じ江戸幕府を開いた天下の大狸。今作では信長と敵対する。秀吉にも言えることだが、敵対する理由は一切不明。光秀のように天下が欲しくなったということか。
秀吉と共に信長に立ち向かう大チャンスリーチがあるが、鉄球を振り回しながら馬に乗らずに砂浜を走って信長を追いかけまわす様はなかなかにシュール。(勿論信長は豪覇に乗っている)

持ち楽曲は「STORM」。9枚目のシングルで72万枚を売り上げ、LUNA SEAのシングルでは最大のセールスを記録しており、ファンじゃなくても知ってる人はいるかもしれない。
ちなみにこの楽曲は、このシリーズのある意味始まりとも言える「CR義経物語」のメインテーマにも使われていた。

  • 武田信玄
上杉謙信のライバルでもある甲斐の虎。
キャラデザはあちらこちらのような見た目で、軍配を武器にして戦う
リーチではおなじみ上杉軍と川中島で仲良く喧嘩戦っている最中に織田軍の奇襲を受け、伊達政宗の仲裁から一時休戦して立ち向かう。やはりというべきか、力を合わせた時の謙信とのコンビネーションは抜群。
必殺技は軍配から強力なら火球を放つ「風林大火斬」。

持ち楽曲は「MOTHER」。5枚目のシングルで、LUNA SEAとしては初のバラード曲。歌詞や曲調は重厚な信玄と合っているように感じるが、MOTHERという曲名が出る度にミスマッチ感が凄いかも。

  • 上杉謙信
武田信玄のライバルで、軍神とも呼ばれている越後の龍。
見た目やキャラは日本史でよく見るようなオーソドックスな軍神様。ひらがなを多用したり勿論女性でもない

持ち楽曲は「TONIGHT」。13枚目のシングルで、パンクロックのような楽曲で人気も高い。謙信のイメージとは合わないような気がするがまあ気にしてはいけないのだろう。

  • 伊達政宗
今の現代人にはすっかりおなじみの奥州の独眼竜。隻眼の蒼竜とも呼ばれる。
特徴的なスタイリッシュな兜を被り、二丁拳銃もといオサレな火縄銃を武器に戦う。見た目や英語を時々使うことから別作品の彼っぽい。ただし、あそこまでオサレに振り切ってはおらず武田と上杉を仲裁する等、常識人度は割と高め。仲裁の時に武田と上杉の兵士を吹っ飛ばしてるのは忘れろ。
必殺技は銃から強烈な弾を発射する「戦国武蒼砲」。
楽曲リーチではバナナ三日月がクルクルと回る。

持ち楽曲は「Love Me」。6枚目のオリジナルアルバム『SHINE』に収録されている一曲。ライブでもあまり演奏されないレアな曲だがファンの間では人気のある曲でもある。
上記のSTORMと同じく、CR義経物語ではラウンド曲として採用されている為、この楽曲を知っている(好きになった)打ち手もいるかもしれない。

  • 毛利元就
有名な逸話「三矢の訓」を残した三矢の知将。
作品中の時代的に見ても非常に見た目は若々しい。オクラな彼っぽいけど性格はまるで違う。逸話からか弓矢の使い手で、矢を3本同時に射る「疾風三連撃」が必殺技。
リーチでは長宗我部、島津と組んで西国連合を結成し信長を倒さんと攻めてくる。

持ち楽曲は「LOVELESS」。オリジナルアルバム『MOTHER』の収録されている一曲だがライブでもよく演奏されている曲でもある。

  • 長宗我部元親
土佐の戦国武将であり、四国の覇者。
槍を獲物に船乗りのような恰好をしている。実際にリーチでは船に乗って戦場にやってくる。紫の服の為、あっちのアニキっぽくも見えるが眼帯はしていない。ゴーグルっぽいものを頭につけてはいるが。
必殺技は槍に雷のエネルギーを溜め込んで乱れ突く「羅刹雷牙槍」。

持ち楽曲は「IN FUTURE」。オリジナルアルバム『MOTHER』の収録されている一曲。ギターソロが逸脱で、曲調や歌詞のロックさはなかなか癖になる。
(∪^ω^)ハッハッハッハッ

  • 島津義弘
九州南部、薩摩の鬼島津。
やや褐色がかった肌に筋骨隆々の今で言うイケオジな見た目。巨大なキセルの形をしたハンマーを武器とするが、攻撃の際に煙を噴き上げることも出来る為、モンハンでいう狩猟笛っぽい要素もあったりする。

持ち楽曲は「SLAVE」。11枚目のシングルで、ざらついたギターが印象的かつ淡々とした曲調と歌詞から切ない世界観を醸し出す良曲。
CR LUNA SEAと揶揄される程押し出していることからも、メーカーのスタッフにも相当のSLAVEがいるのかもしれない。
ちなみにSLAVEとは、LUNA SEAのオフィシャルファンクラブサイトと同じ名前でもある。


注目予告演出

様々な予告があるが、赤色系が出ればチャンス、白地に☆が沢山のサンセイ柄なら激熱となっている。
その中でも注目すべき演出を抜粋。
  • 天下統一連続演出
中央図柄に“進軍”が止まると画面上の進軍フラッシュ役物が光り突入する疑似連演出。全国25ヶ国のうちどれだけの国を奪取出来たかで期待度が変化。その時に台の右側の 天 下 烈 伝 の描かれた役物が反転し日本地図が姿を見せ、奪取した国に色が付く。これはSTの国盗りRUSHでも同じ演出になる。
8ヶ国程度では弱いが、20程度奪取出来れば期待出来る。もしも25ヶ国奪取して天下統一出来れば…!?

  • イントロ予告
変動開始してLUNA SEAの楽曲が流れる疑似連演出。
リーチにならなければどんどん歌が流れていき、疑似連3回目のロングまで行けば期待大。そこまで行くと必ず信長のDESIREに楽曲が変わる。

  • 甲冑役物演出
SPリーチに突入する際役物の煽りが入り、信長の体を覆うように役物が完成すると大チャンス。
役物ではなく液晶内で甲冑を纏うと信頼度はあまり上がらない…牙狼でいうフォンなのだが、割とこのフォンでも当たる時は当たるのがこの台である。その都合上か、一番期待度の高い天下人激突リーチは役物完成しなくても移行する。

  • 敦盛演出
SPの合戦リーチ中に進軍フラッシュ役物が連動し、音をあげてピカーッと開放すると信長の有名な「敦盛」の詩の一節「人間50年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり」が流れる演出。
大当たりへの期待度がグッと高まる大チャンス予告。


リーチ集

  • 楽曲リーチ
各武将に割り当てられた楽曲が流れるリーチ。12曲あり、3つの中から選択する演出が出れば一応チャンスアップ。
信長のDESIRE以外は信頼度に差は特に無い。途中で進軍役物が動いて図柄に灯す炎の色で信頼度が変化。サンセイ柄なら期待大。
ハズレてしまってもそこから一騎打ちバトルに移行する可能性がある。

  • 龍虎共鳴リーチ
舞台は川中島。おなじみ武田信玄と上杉謙信が仲良く喧嘩戦っていたところ、両軍の兵士を吹っ飛ばしながら伊達政宗が乱入。彼が指差す先には織田の軍勢が…!一時休戦として武田・上杉・伊達が奥州連合を結成して信長に立ち向かう!
…この台の主役は信長です。
故に奥州連合を殲滅出来れば大当たり。しかし合戦系リーチの中では一番低い。合戦系リーチ全てに言えるが、表示されるタイトルの色や敦盛演出が発生するか、最後の信長のカットイン等のチャンスアップがあったほうが当然期待出来る。
3武将が協力して繰り出した仁王像のようなスタンドを信様が叩き斬れれば当たりだが、大抵弾かれて逆に叩き潰される。
勝ったッ!天下烈伝完!

  • 西勇結集リーチ
備中高松城を攻め落とした信長。この作品では秀吉や光秀に逃げられているのでお一人で頑張った模様。
そこへ毛利元就、長宗我部元親、島津義弘ら西国の勇士の軍勢が攻めてきた。3人は西国に現れた魔王に一致団結して立ち向かう!
…大事なことなのでまた言いますがこの台の主役は信長です。
3人が協力して放った必殺ビームを、信様はデカい拳銃もとい大筒からこちらもビームを放って迎え撃ち、見事軍勢ごと粉砕出来れば大当たり。
ハズレるとビームはそのまま信様のいる高松城の天守閣に直撃して大爆発!(その時一瞬映る信様の顔芸と断末魔は必見)
こうして日の本は明るく平和になったのだった。

  • 武神再臨リーチ
大勢の兵士を連れて進軍する信長。そこへ浅井長政、明智光秀、石田三成が現れる。3人は互いの武器を掲げ、打倒第六天魔王を叫び伏兵の兵士達と共に織田軍に立ち向かう!前作の武神烈伝を知ってるならば凄く胸アツなリーチ。ちなみに兵士は信様の放った雷で殲滅されました。味方の兵士ごと。これもう兵士いらなくね?
…何度も言いますがこの台の主役は信長です。
3人を相手取り、空中戦にまで移行し斬り合った末に3人を倒せれば大当たり。…おい誰だ今POW!って言った奴。あっちより期待出来るから!
ハズレると時間差で信様が斬られてグハァッ!となる。
武神ボーナス!…ってことはないので勘違いしないように。

  • 天下人激突リーチ
富士山をバックに海道を駆ける織田軍。そこへ前方から徳川軍が、海からは豊臣軍が、史実では後に天下人となる二大英傑が信長を討たんと攻めてきた!
これに対して信長は魔剣を地面に突き刺し、なんと富士山を大噴火させて軍勢を圧倒し高笑いする。それでも二大英傑は怯まずに魔王に立ち向かう!
…くどいようですがこの台の主役は信長です。信様マジ魔王…てか兵士何処行ったし。
秀吉と家康の二人が放つ合体技をバリアで弾き返すことが出来たら大当たり。合戦系リーチの中では一番期待出来るものでもある。それにしても当たった後辺り一面溶岩だらけなのだが、信様はどうやってそこから出るつもりなのやら…。
ハズレてしまうと、信様は溶岩諸共氷漬けになってしまうのであった。
終わったよ茶々、これで天下は平和になる。

  • 大見得リーチ
今作のメインキャラ12人が次々と図柄を斬っていく大チャンスリーチ。
甲冑役物が必ず完成して発展する為、こちらも期待していい。

  • 全回転リーチ
信長、天下烈伝、姫の3種類がある。勿論国盗りRUSH確定。
姫は前々作のCR戦国双天絵巻〜華恋姫伝のムービーが流れる。


本能寺の変


天正10年6月2日 京都、本能寺

戦乱の行く末を決める 大きな分岐点を迎えようとしていた

(ナレーション:立木文彦)

3,7図柄以外で大当たりになるとこの1stバトルへと移行する。
燃えさかる本能寺で謀反を起こした明智光秀と対峙する信長。武神烈伝の時とはうって変わって弱々な信様、そして鍔迫り合いもあっさり制する光秀。前作のあれはなんだったのか。
光秀の攻撃を耐えれば電サポ75回転の付くST「国盗りRUSH」へと移行出来る。耐えることが出来なかったら堂内の炎に包まれてしまい、電サポ30回転の「覇乱モード」へ移行する。是非も…なし…
光秀の攻撃は3種類あり、技の文字数が多い程危険度が高い。雪月花夢幻浄化臥龍空烈斬
ちなみに光秀との戦闘前に「信長が生き残れば、国盗りRUSH突入!」という文言が、「光秀の謀反を阻止し、己が力で歴史を塗り替えるのだ!」だったなら…!
さらに倒れてしまっても最後に蘭丸が登場すると…!?


覇乱モード

本能寺の変で倒れると移行するモード。
本能寺で藻掻く信長、なんとか再び立ち上がることが出来れば大当たりとなる。電サポ付きで30回転しかないが、ここで当たれば国盗りRUSHに直行出来る。高確率状態な為当たる可能性も十分ある。


乱世モード

覇乱モードを抜けるとこのモードに移行する。電サポは付かず45回転のみだが、この状態でも高確率状態なので最後まで諦めないこと。
日本全国が舞台になって予告によって色んな地域に飛んだ後、国によってハズレや当たり等の移行先が割り振られている。場所によっては2か国だったり6か国だったりしてリーチラインが増減することも。牙狼でいうバラゴモードの亜種みたいなもの。


国盗りRUSH


\国盗りじゃあーーっ!!/

この台の真骨頂と言える確変、STモード。電サポは75回転まで付き、最大出玉の16Rの割合は50%と、連チャン状況によっては牙狼をも超える出玉性能…と紹介しているホールもあった。

モードの最初の10回転は連撃ZONEとなっており、一発告知で即当たりが出る。ここで連チャンすればあっという間にドル箱を積み上げることもたやすい。
11回転目からは本格的な国盗りとなり、出てくる武将を倒せば大当たりとなって相手の国を奪える。
また、通常時に姿を見せた11人の武将を倒せば、そのキャラが所持している楽曲を入手できる。最初こそ信長の「DESIRE」しかラッシュ中に流すことは出来ないが、入手出来れば当たりラウンドやラッシュ時に聞いて楽しむことが出来る。

国は全部で25ヶ国あり、継続率が高い台とはいえコンプして天下統一はあまりに困難。(一発告知や下記の天下布武ボーナス等、国を奪わずに当たることもある為猶更)ということから、通常時に戻って再度当たりを引いた際、続きから始める機能も付いているので頑張って当たりを引き戻せば再開は可能。引き戻せたらね…。
一応、この台ではパスワードを発行されており帰る際にそれをメモ等して記録し、後日他の店で入力することでその時の奪取した国数を保持したまま遊技が出来た。ただ、記録されるのは国の数のみで再開時の奪った場所はランダムとなっており、前回倒してない武将が倒されていることもある。
リーチ時のバトルはいくつかあるが、ぶっちゃけどれがチャンスということは特にない。要所要所で赤やサンセイ柄のようなチャンスアップが絡まないと厳しい。

単騎バトル

リーチ時に"襲撃"が出て、相手が上記の楽曲持ちの武将だった場合このバトルへ行くことがある。通常時にリーチとして発展するパターンも。
信長と相手武将との一騎討ちとなり、相手を倒せれば大当たりかつ国と楽曲を獲得。(通常時は当たりのみだが)

ボタン連打で信長が競り勝てば即当たり確定、互角だった場合は互いに技を撃ち合って打ち勝てば当たり、相手に競り負けると繰り出してくる必殺技を回避したり耐えることが出来れば当たり、といった形になっている。

ただし…ここの信様は相当舐めプが過ぎており、なかなか競り勝たない、弱攻撃の「矢影天」しか撃たない、相手は強攻撃ばかりでよく負けて膝をつかされる。それでも勝つ時はちゃんと勝つのだが。

無双バトル

リーチ時に"襲撃"が出た場合に発展する。単騎バトルで戦う武将でもこのバトルに発展することもある。大将本人ではなく、敵軍兵士を殲滅出来れば大当たりかつ国(と楽曲)ゲット。

バトルは流れてくる兵士のシルエットに合わせてタイミングよくボタンを押して敵のゲージを減らす音ゲーとなっている。…まあボタンを押そうが押すまいが当たりハズレは決まってるので、付き合うかどうか打ち手次第だが。

流れてくる兵士やレールの色、押しボタンにも注目。ボタンがSwitch onだったら…!

同盟

リーチ時に"同盟"になると発展。相手国が同盟の申し出にやってきて、それを承諾すれば大当たりかつ国(と楽曲)を貰える。

同盟に来る対象は全員であり、さっきまで散々ハズレを引かせてきた武将や、あっちから裏切ってきた浅井長政や本能寺の変で普通に殺しに来ていた明智光秀すらやってくることも。お前らどの面さげて来たんだよ…
同盟と言ってもその後協力してくれる…なんてことはなく国を獲得出来るだけな為、降伏しにやってきたのでそれを受け入れるどうか…という風に捉えるべきか。

自分を売り込みに来る真田幸村、妙に上から目線な大友宗麟、戦乱の世を終わらせる為に敢えて組もうとする石田三成等、相手武将によって色々な様相を見れる。だが、「再び御傍に…」ってやってくる光秀お前は信用できねーよ。とは言ってもパチンコなのでこれで当たりを引いて同盟しちゃう信様はマジ寛大。

落城バトル

リーチ時に"進軍"になった際はこのバトルへ。打ち手が攻める国を選択出来、その国の城を大砲で破壊して落城させられれば大当たりかつ国(と楽曲)を奪える。

“進軍”と赤文字だが別に他のリーチよりアツいわけでは特にない。大砲を撃つ時に赤やサンセイ柄が出ていることを祈るべし。なんか城攻めの際、背景を見ると妙に☆がキラキラしてることがあるかも…?
あと国を選択する時間は5秒しかないので吟味してる暇はない。相手国が誰だろうと信頼度に変化は無いので、楽曲が貰える国に優先して攻めるのが吉か。

天下布武

天下布武が止まると大当たりとなり、天下布武ボーナスになる。
大当たり時の割合25%に当たるもので、4R分の出玉しか獲得できないが、ラウンド中に天下布武の文字が表示されれば16Rになる。
…台の端に付いているラウンドランプを即見ちゃうのは野暮ってもんよ…。


余談だが、この台のナレーションはパチンコだとエヴァの碇ゲンドウ役で有名な立木文彦氏が担当している。この台が稼働していた前後の時期は、他のメーカーの台でも立木氏がオペレーターやナレーション役で起用されていたことが多く、ホールによってはあちこちで立木氏の声が聞こえていたかもしれない。

また、これまで何度も登場していた茶々達3人の姫は、サンセイオリジナル作品のヒロインが集う「麻雀姫伝」にゲスト出演している。
現代に異世界転移してしまい、茶々が他作品のヒロインと共に何故か麻雀を打つというもの。


追記・修正は織田信長を応援しながらお願いします。

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最終更新:2024年11月30日 16:36