CR武神烈伝

登録日:2024/09/26 (木曜日) 15:14:00
更新日:2024/11/29 Fri 20:57:42
所要時間:約 17 分で読めます




時は戦国― 織田信長の覇業は 残虐を極めていた
しかし、その魔王に 決然と立ち向かう
三人の勇士がいた

滅せよ、覇王。

CR武神烈伝は、2010年6月にサンセイR&Dが出したパチンコ機種。
CR戦国双天絵巻〜華恋姫伝の続編的な作品で、あちらではちょい役だった「浅井長政」、「明智光秀」、「石田三成」の3人が主人公を務める。


概要

ストーリーは所謂戦国時代を舞台にした勇者魔王もので、第六天魔王を名乗り悪逆の限りを尽くす「織田信長」を倒しに行くというもの。キャラデザインはどのキャラもかっこよく、これの影響を受けていると思われる人物もちらほら見られる。
本台は超美麗液晶演出に加え、大当り中にはビジュアル系ロックバンド「LUNA SEA」の楽曲を採用しており、ラウンド中に聞くことが出来る。主人公3人と信長に割り当てられたもの、計4曲を搭載している。

予告演出やゲーム性等は、当時サンセイが出して大人気となっていた「CR牙狼」に似たものが非常に多く、牙狼の予告等を知っていればこの台でも大体のことはわかるほど。それもそのはず、同じ開発チームが作っている為このようなことになっているらしい。

▪スペック
ライトミドルもあるがここではミドルのものを記載する。

大当り確率:1/339.56 → 1/39.98
確変率:81%
確変システム:次回まで
通常時大当たり振り分け 確変:50% 潜伏:31% 通常:19%
決戦チャンス(確変)中大当たり振り分け 確変:81% 通常:19%
潜伏及び通常時、時短無し
大当り出玉:約900 ~ 1200個

ミドルタイプではあるものの、一度確変である魔戒チャンス決戦チャンスに突入すれば継続率は81%、ラウンドは全て15と高い継続率と爆発力を兼ね備えた台。
同じメーカーで近い時期に稼働した「CR牙狼RED REQUIEM」を比較すると、大当たり確率や獲得出玉数はこちらが勝っている。ただこちらは確変から通常落ちした際時短が付かない為、それらを含めたトータルの継続率は向こうの方が高いといった感じ。

決戦チャンス中は3人の主人公から好きな武将を選んで遊ぶことが可能。それぞれでモードが異なるので、武将だけでなく好きなモードを選んで楽しめる。キャラは次回大当たりの前の変動時に自由に変えることが出来るので、最後までその武将でやるもよし、気分で都度変えてもよしになっている。

登場人物

前作に続き今作でもCVは豪華。「LUNA SEA」にテーマ曲を譲っている都合上、姫達の歌は残念ながら流れない。
北近江の鷹
浅井軍総大将でお市の夫。信長とは義理の兄弟。
信長が悪の道を突き進んだことで関係が悪化。義兄とはいえこれ以上の悪の所業は見過ごせないと信長を討つ決意をする。

槍を手に、蒼い鎧に身を包み、姉川にて徳川軍を迎え撃つ。さらにそこで指揮を執る徳川家康と死闘を繰り広げる。
浅井軍の兵士と力を合わせて陣形で鷹等の生物を作って発現させる召喚術士のような技を持ち、共に敵陣に突撃する。

持ち楽曲は「END OF SORROW」。LUNA SEAの7枚目のシングルで40万枚以上のセールスを記録した。

美濃の龍
ご存じ「本能寺の変」を起こした武将。この作品でも起こします。
濃姫と密通する中で、信長の変貌を目の当たりにしたことで自身も天下への想いを持ち始める。
本能寺にて信長を強襲するも、その野望を止めんとする森蘭丸と一騎打ちになる。

武器は刀で、紫色をベースにした鎧を着ている。長髪ということも含めてちょっと向こうの彼っぽい。必殺技は「臥龍空裂斬」。
ちなみに今シリーズでは、所説のあった「光秀は源氏の血を引いている」という説が採用されている。

持ち楽曲は「ROSIER」。LUNA SEAの4枚目のシングルで、PVは日本レコード大賞最優秀プロモーションビデオ賞に選ばれたほどのロングヒットした楽曲でもある。

孤高の若獅子
ご存じ「関ヶ原の戦い」の西軍総大将。…だが今作の時代はそれよりも前が舞台なのでそこはあまり関係ない。
茶々の恋人で豊臣秀吉の配下でもあったが信長が敷く恐怖政治を危惧し、天下泰平の世の中にする為に単身軍を離反。
信長を討つ為に安土城に向かうもそこに待ち受けていた秀吉を戦うことになる。踵を分かつことになるものの今でも秀吉“様”や“貴方”と呼び、「わかってくれとは言いません。」と言う等、彼のことを敬ってはいる様子。

赤をベースにした鎧とハチマキを身に着け、扇子を武器に闘う。あっちの彼と恰好や得物は似ているものの、性格はまるで違う熱血漢。

持ち楽曲は「TRUE BLUE」。LUNA SEAの3枚目のシングルで初めてオリコンシングルチャート1位を獲得した楽曲でもある。

ご存じ日本で一番有名な戦国武将の第六天魔王。今作のラスボスでもある。
前作でチラッと見えた時よりも風貌はかなり極悪になっている等、人間ではなくまさに魔王という印象が強い。一応、一部演出ではまだ人間だった頃の姿を見ることは出来るが。

本人の戦闘力も非常に高く、さらに強力な術を使い、恐ろしい猛獣をも従えている。主人公達3人にとって倒すべき相手であり、同時に強大な壁となって(特に打ち手に)立ちはだかる。
必殺技は大剣のような見た目の魔剣を振るう「瞬滅斬」、「覇王鬼龍斬」。

持ち楽曲は「DESIRE」。LUNA SEAの6枚目のシングル。ただしこの曲は3、5、7のいずれかの図柄で当たりを引かないと聞くことが出来ない。(違う図柄で当たっても昇格チャンスで図柄が変化すれば聞ける)その際は武神ボーナスという大当たり名になっている。
次回作であるCR天下烈伝では、まさかの主人公に。

  • 豊臣秀吉(CV:小形満)
天頂の猿武人
ご存じ初めて天下人になった戦国武将。…信長存命中なのに豊臣姓を名乗っているのはおかしいがこの手の作品ではよくあることである。
信長に付き従い、配下である光成を止める為に彼と戦ったり、決戦チャンスでは光秀とも戦う。手には羽扇を持っており光成との戦いでは黒い竜巻のようなものを発生させている。他には猿の如き素早い体術を用いて相手を翻弄する。
必殺技は「鬼裂掌」と、兜から巨大な家紋を出現させてビームを放つ「日輪皇金破」。
見た目は光成と同じく、あちらのお方と似ているが性格は全然陽気な感じじゃない。また、(一応史実では妻であるはずの)茶々からは「さる吉」と呼ばれており、あまり慕われてはいない模様。しかし彼を倒そうとする光成に対し思うところはあるようだ。

天下の大狸
ご存じ江戸幕府を開いた戦国武将。
ごっつい甲冑を身に纏い、鎖の先端に巨大なトゲ付き鉄球のついた鎖鎌を振り回して相手を圧倒する。…こいつタヌキというよりゴリラじゃね?
通常時は姉川の合戦で総大将を務め、長政を姉川に沈めようとしてくる。決戦チャンスでは光秀とも戦うが、信長の次に危険な相手。
必殺技はトゲ付き鉄球をぶつけてくる「岩砕波」と、葵の紋を召喚しそれを鉄球で殴ってエネルギー波を放つ「葵御紋般魔」。

白皙の妖狐
信長の小姓を務める美少年。しかし敵意を剥き出しにすると、その瞳にはなんとも人間らしからぬ光が灯る。
通常時は本能寺の変を起こしに来た光秀の軍勢の前に立ちはだかる。素早い動きと二刀流を駆使して戦う他、クナイや火遁の術のようなものも使うことから忍者の側面も持ち合わせている。
必殺技は「飛影刃」、「修羅凶十字」。
決戦チャンスでは引き続き光秀と戦うも、対戦相手の中では一番勝利期待度が高い。それでも強攻撃を繰り出してくると怖いが。

前作の「CR戦国双天絵巻〜華恋姫伝」で主人公だった3人の姫様。
ただし台詞予告演出等で出番がある程度。それでも所謂背景予告で出てくれば大チャンス。
一応濃姫には他にも出番があり…。(後述)
そして覇王バトルや決戦チャンスで確変にならずに終了かと思わせた最後のその時…?

予告演出

戦国双天絵巻とは演出を変え(それでも作風は当然和風だが)、牙狼に似通ったものが多い。
兜役物を使ったシャンシャン演出や大当たり王道のタイトル予告を模したもの(だからってタイトル燃え→勝機なんて寒い予告も引き継がなくていいのに…)、リーチ後の炎演出やVFX等、牙狼を知っているとなんとなくアツいサムいがわかるかもしれない。
赤系予告はちょいチャンス。白をベースに☆が沢山のサンセイ柄は大チャンス。金は(一部を除いて)当確となっている。
どの予告でも信長が登場すればチャンスアップ。
ここでは独自性のある注目すべき予告を一部紹介する。

  • 疑似連演出
牙狼のように7の図柄…だけでなく今作では他に3、5のいずれかの図柄が中央に止まれば疑似連となる。リーチ後に疑似連は無い。リーチと思わせて右の図柄が止まらずヌルっと滑って疑似連になる様は良い意味で癖になる。
牙狼同様疑似連3回でチャンス。…SPショートハズレも普通にあるけど。
疑似連4回目になったら…!?

  • 会話予告
通常の台詞予告とは違う演出。言葉を発したキャラが担当する図柄が左に止まり、その後出てくる二人目が担当する図柄が右側に止まれば疑似連確定。
皆殺しだ!等と物騒な言葉を発しながら信長が登場すればガセは否定されてチャンス。

  • 覇王ゾーン
背景変化やタイトル予告で出現する城門がなかなか開かなったりすると突入する特殊ゾーン。通常や潜伏当たり後にも突入する。
炎の中で佇む信長を背景に4ラインで変動し、リーチになった中からルーレットで選択されたリーチへと発展するもの。要するにバラゴモードである。
変動中斬撃エフェクトの後信長のカットインが入るのだが、距離が近い程…今で言うガチ恋距離なら特にチャンス。
4ライン全てが決戦なら大チャンス。もしも、天/下/布/武だったら…!

  • 障子予告
SPリーチ発展の際、障子が閉まりそして開く演出。
通常は白だが、赤色だったり障子に武将が描かれていればチャンス。☆が散りばめられたサンセイ柄や信長が描かれていれば大チャンス。
さらに障子が開かずに燃えればアツい。

  • 兜役物演出
障子予告の後のSPリーチ発展時に、画面上と左右から主人公武将の頭を覆うように兜役物が出現すれば各々のロングリーチに発展し大チャンスとなる、本作品で最も重要な予告演出。
賽は投げられた…!敵は本能寺にあり!獅子奮迅!
兜だけで無く画面下から面頬(通称:顎)も出現すればさらにアツい。同時ではなく兜役物が完成して少し遅れて出てくるパターンも。
いざ参る!時は今!百戦百勝!

リーチ演出

大抵SPの際は法螺貝の音と共に下記リーチに発展する。

エフェクトリーチ

障子が閉まらなかったらこのリーチ。所謂ロングリーチではっきり言って期待は出来ない。一応赤炎だったらチャンス。さらにダイジェスト全回転に発展する可能性も…?

武将演武リーチ

兜役物煽りの後、役物完成等が起きずブラックアウトしたらこのリーチへ。
武将が武器を手に演武を披露する。後半で入るカットインは、無表情 < 怒り顔 <<< イイ笑顔 の順で信頼度アップ。
ここで当たることは稀だが、ハズレの後に16面パネルが出現し武将ロングリーチの一枚絵が完成すれば役物完成し、ロングリーチへ。パネルの形が四角ではなく六角形ならチャンス。
ちなみに一枚絵が完成した際レインボーのエフェクトが発生するが、特に当確ではないので注意。なんて紛らわしい。

武将ショートリーチ

兜役物煽りの後、武将が役物ではなく液晶内で兜を被ると各武将のショートリーチへ。
  • 姉川の合戦
攻め込んできた徳川軍を、姉川で迎え撃つ長政率いる浅井軍。徳川軍を殲滅出来れば大当たり。
2回ほど戦況が流れ、青色の浅井軍が押しているシーンが流れればチャンスアップ。長政が戦うシーンが出ればさらにチャンス。
ハズれてしまっても、兵士が再度浅井軍の旗を掲げることが出来ればロングリーチに発展。この時画面に映っている(まだ立ち上がっている)兵士の数が多い程発展期待度が高い。
  • 本能寺の変
本能寺へ強襲した光秀率いる明智軍だが、そこに蘭丸が立ちはだかる。軍勢の攻撃で蘭丸を倒せれば大当たり。
3回攻撃が行われ、使用する武器種で期待度が変化。弓矢 < 鉄砲 < 大砲の順でアツい。3回全て大砲なら超激熱!?さらに飛んでいく攻撃の光の色も重要。紫や赤なら期待大。
攻撃を躱され反撃を喰らっても光秀が倒れなければ、蘭丸を追って本能寺へ単身突入しロングリーチへ。蘭丸の放つ攻撃がクナイなら発展期待度が高い。
  • 安土城強襲
軍を離反し信長の居城安土へ向かった光成は、秀吉率いる豊臣軍の妨害を受ける。獲物の扇子をブーメランのように投げ付け、元上司の秀吉を撃退出来れば大当たり。
後半のカットインは、秀吉 < 光成 < 茶々 の順でチャンスアップ。
攻撃を秀吉に躱されると扇子は木に刺さってしまうが、回転を止めずに切り飛ばして光成の手に戻ってくればロングリーチに発展。この時木に貼ってあるお札の内容で期待度が変化し、「大願成就」なら切り飛ばす可能性大(確定ではない)。

武将ロングリーチ

大当たりになる際かなりの割合を占める大チャンスリーチ。煽りから兜役物完成や、演武やショートハズレ経由で発展する。VFX予告でもこのリーチに発展する。
牙狼のように「〇〇を撃破せよ!」と共に稲妻エフェクトが出現し、の順で期待度が変化。もしもだった場合は当確。
  • VS徳川家康
浅井軍一丸となって巨大な鷹を出現させながら突撃をかける長政。これに対し皆殺しにせんと黒い渦を発生させながら全軍突撃してくる家康を撃破出来れば大当たり。

家康~~!!

長政~~

もしも稲妻エフェクトで名前の部分が「天下の狸」だったら…!

  • VS森蘭丸
本能寺に突入した光秀はそこで蘭丸との一騎打ちになり、彼を倒すことが出来れば大当たり。
何故か斬り合う時にジョジョっぽい台詞が飛び出す。

蘭丸~!無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁっ!

…今の時代こそ最後のタイミングでボタンやレバーを押せ!役物ガチャーン!で当たりという演出が多い中、両者一閃のもと片方が倒れ伏し静かに当たりハズレが決まる演出は懐かしく感じるかもしれない。
もしも稲妻エフェクトで名前の部分が「森丸」だったら…!

  • VS豊臣秀吉
戻ってきた扇子を手に見得を切る光成に対し、痺れを切らし直接引導を渡そうと現れた秀吉。彼を倒すことが出来れば大当たり。
このリーチでも上記の光秀と同様、秀吉と打ち合う際ジョジョっぽい台詞を叫ぶ。その余波で豊臣軍の兵士は吹っ飛ぶ。

オラオラオラオラオラオラ~~!!
\あー!/
そりゃそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃそりゃ~~!!
\うわー!/

もしも稲妻エフェクトで名前の部分が「さる吉」だったら…!

大見得リーチ

役物が完成せず演武リーチかと思わせてブラックアウトした瞬間、面頬も含めた役物が完成して発展する当確以外では最も信頼度の高いリーチ。VFX予告でも発展し、ロングリーチよりも上となっている。
主人公3人が見得を切りながら図柄を斬っていく。斬撃の色が赤ならアツい。

一人の力は小さくとも
三人の力を合わせれば
砕けぬものなどこの世に無い!

全回転リーチ

ダイジェスト全回転と覇王全回転の2つが存在。非常に見ごたえ抜群な圧巻なリーチ。当然決戦チャンス確定。
ダイジェストはエフェクトリーチ等から発展する、3武将と信長との戦いが流れるリーチ。
覇王は疑似連4回目に入ると突入し、信長が能の「敦盛」を舞う映像が流れるリーチ。

覇王バトル

大抵初回大当たりではこのバトルに突入する。
誰で大当たりしたかによって演出が異なり、各々で出されたミッションを達成出来れば決戦チャンス突入。こちらでもロングリーチと同様稲妻エフェクトが出現し、の順でチャンス。だったら安心して見ていよう。
仮に失敗してもラウンドの終わり際にボタンが出現し、押したら…?さらにラウンド終了時にも…?
当たり後、覇王モードに移行しても31%で潜伏の可能性もあるのでこっちの線も捨ててはいけない。
ようするに牙狼でいうキババトルである。

  • “獄炎の魔豹 赤眼 緑眼”
家康を退けた長政率いる浅井軍の前に現れた信長。裏切者の長政を八つ裂きする為に2体の黒豹「赤眼」「緑眼」を差し向ける。2体は合体して巨大な「獄炎の魔豹」となり浅井軍に迫る!
これに対して浅井軍は鷹を模した陣形を組み、その陣形から巨大な鷹が具現化して魔豹を迎え撃つ!
両者が激突し見事魔豹を蹴散らすことが出来れば決戦チャンス突入。
負けてしまうと鷹は消滅してしまい、魔豹によって浅井の軍勢はめちゃくちゃにされてしまう。すまぬ…市…

  • “操られた濃姫”
燃えさかる本能寺まで辿り着いた光秀。そこには信長と共に彼の正室でもあり、光秀の想い人の濃姫の姿があった。今の彼女は信長の術により操られてしまっているのだ。
信長は術を使って光秀を拘束し、濃姫に始末させようとする。光秀は必死に濃姫に呼びかけ、彼女は反応するも信長によって無理やり弓を引かされてしまい、その矢が光秀に迫る…!
迫る矢を躱し、濃姫を救出することが出来れば決戦チャンス突入。
矢が直撃すると信長に嘲笑されてしまい、光秀は倒れ伏す。お濃…しょせんは、夢…

  • “安土城結界攻略戦”
単身、安土城に辿り着いた光成。しかし、信長によって城全体に強力かつ強大な結界を敷かれてしまった。
それでも臆することなく、光成は武器の扇子を巨大化させて結界を破壊する為突撃する!
結界を破壊し、信長の待つ安土城へ突入することが出来れば決戦チャンス突入。
失敗すると大きく吹き飛ばされてしまい、悔しさをにじませながらやられてしまう。ごめんな、茶々…

決戦チャンス

初回のバトルを突破、若しくは3,5,7図柄で大当たりすると突入するモード。ラウンドは全て最大出玉の15ラウンド、継続率は81%でこの台の真骨頂とも言えるモード。要するに魔戒チャンスである。
当たりが確定するまでの変動中に3人の武将をボタンで任意に変更可能。3人それぞれモードが異なるので自分の好きなモードで楽しみ、気分で他の武将に変えるのもいい。

変動時にキャラウィンドウが出現し、画面いっぱいまで表示されたら大当たり。青枠の信長だったとしても3,5,7図柄当たりではないだけで、通常落ち濃厚ではない為あまりビビらないように。赤枠の主人公武将だった場合は、3,5,7図柄当たりの可能性がある。…それくらいで普通に通常落ちもありえるのでこっちは逆に期待しすぎないほうが無難。金枠の姫だった場合は3,5,7図柄当たりで決戦チャンス継続が確定する。

  • “シミュレーションバトル”
浅井長政を選択するとこのバトルに。舞台は姉川。川を挟んで浅井軍と織田軍が対峙する。
ラウンドバトルでは兵士を使ったバトルが展開され、織田軍を殲滅出来れば決戦チャンス継続。戦闘は第一陣~第三陣まで展開され、それでも決着が付かないと総攻撃になり殲滅したほうが勝利となる。

第一陣~第三陣では両軍の使う兵の部隊が繰り出され、競り勝てば相手側の兵士を削り浅井軍の士気が増加、負けたら士気が下がる。士気のゲージ量によって最後の総攻撃の期待度が変化するが、全部負けて士気が激低だったとしても勝つことはあるので最後まで諦めないこと。
部隊の種類は長槍<騎馬<鉄砲。同じ部隊だった場合の勝敗は半々といったところ。こっちが格上だった場合はチャンス。浅井軍のみ混成隊という部隊が出れば大チャンス。各陣で倒した敵兵が7777人だった場合は士気ゲージMAXとなりその時点で勝利確定。劣勢だったとしても途中で味方の増援が到着すれば…!
トドメの必殺技として「魚鱗の陣」や「鶴翼の陣」等を展開して突撃する。

  • “1 VS 1 バトル”
明智光秀を選択するとこのバトルになる。舞台は本能寺。信長を探して燃えさかる堂内を光秀が歩く。
大当たりラウンド開始時に対戦する武将がルーレットで選択され、出てきた相手を倒すか攻撃を受けても危機回避すれば決戦チャンス継続。
CR牙狼シリーズのホラーバトルと同じようなものなので、牙狼好きな人からはこのモードが人気なもよう。

対戦相手の期待度は、織田信長 < 徳川家康 < 豊臣秀吉 < 森蘭丸。ルーレットが光秀に止まった場合はその時点で継続確定。流れる「ROSIER」を堪能しよう。
対峙した時に出る文字は大抵「勝負」だが、「好機」や「決戦」ならばチャンス。もし「天下、わが手中にあり!」ならば…!?
戦闘開始して発生する鍔迫り合いでボタン連打し、光秀が競り勝てば勝利確定。相手が勝てば向こうの攻撃へ。相手が出す技は文字数が多い程危険度は高い。(3文字<5文字)迫る攻撃を光秀が回避すれば反撃し、攻撃を受けてもボタン連打で光秀を救援し危機回避出来れば決戦チャンス継続。

信長以外の3人は攻撃を2回当てることが出来れば完全に倒すことが出来る。危機回避出来るのは一回だけだったようです。
倒した武将は秀吉や家康でも死亡して消滅(その時歴史が壊れた)、武将選択ルーレットの元いた箇所には光秀が置き換わるようになっている。
勝利した際は、陰我消滅!…ではなく武神照覧!という文字が出る。どちらにせよ小気味良い。

  • “一発告知バトル”
石田三成を選択するとこのバトル?へ。舞台は安土城。信長の元を目指して単身安土城内部を光成が駆け抜ける。
大当たり中、「TRUE BLUE」が流れるラウンドムービー中に兜役物を出現させれば継続確定となる。

ラウンド中に1~3回チャンスがあり、役物上部分と左右部分の煽りの動きによって期待度が変わる。
役物出現持、光成の「百戦百勝!」という台詞が非常に気持ちが良い。


全てのモードにおいて、もし継続せずに敗北してしまってもラウンド終了後に姫が登場すれば…!

エンディング演出

決戦チャンスが20回以上続き、通常当たりを引くとエンディング演出に入る。

+ エンディングネタバレ注意
この時点で長政や光秀は既に倒されてしまっており(長政や光秀を選択してこの演出を迎えても同様)、光成が二人の意思を継いで単身信長の元に辿り着き戦いを挑む。

圧倒的な信長の力の前に倒れそうになる光成…。だが、散っていった2人の武将とその伴侶の姫達…そして愛する茶々の言葉、想いが光成に届いたことで再度奮起、極大の炎の一撃を放って遂に信長を倒すことに成功する!

認めぬ、想いなどとというもの…わしは認めぬ…!


想いを頑なに認めぬまま信長は消滅。
暗かった空は夕焼けの明るさを取り戻し、ここに天下泰平の世が訪れたのであった。
その時歴史が完全にぶっ壊れたこの世界の日本の行く末がちょっと気になるところではある。



終わったよ、茶々 これで、天下は平和になる




織田信長の変貌により暗黒と化したこの時代

戦乱の世で育まれる三つの愛があった


追記・修正は「打倒、第六天魔王」を掲げる方にお願いします。

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最終更新:2024年11月29日 20:57