登録日:2025/01/11 Tue 20:57:00
更新日:2025/07/11 Fri 14:43:49
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『オセロットのアンカー(AI11-UE)』(あるいは単に
「アンカー」)は、ゲーム会社レメディー・エンターテイメントの作品間で共有される世界観「
レメディー・コネクテッド・ユニバース」に登場する
変貌アイテムと呼ばれる超常的なアイテムのひとつ。
【概要】
「錨」の名の通りで、元々はホワイト・オセロットという船舶についていた、トロットマン式のアンカー。
鉄(ストック部分は木)で作られており、表面は所々錆びている。重量は1719㎏。
持続性のある黒い球体を生成する。
「連邦操作局(略:FBC)」本部オールデスト・ハウスの収容セクター、パノプティコン・フロア03・ユニット07に収容されていた。
変貌世界事象の副産物として生み出される超常的なアイテム。
一部の例外を除いて制御不可能であり、その多くはオールデスト・ハウスのパノプティコン(要は監獄)に収容されている。
超常現象生命体とは異なり知覚はなく、「プログラム」に従って無機的に超常現象を引き起こす。
これらの収容手順は超常現象を封じるというチート過ぎる鉱石「ブラックロック」の壁で囲むのみ。
因みにブラックロックはオールデスト・ハウスに出現したスレッショルドである「ブラックロック採石場」で無尽蔵に採取できる。
【経緯】
1976年、ホワイト・オセロット号のクルーが釣りをしていた時に初めて球体が出現したが、クルーがブリキのバケツを投げて撃退した。強すぎ一般人である。
直後にホワイト・オセロット号は粉々になり、四人のクルーは通りすがりの船舶に救出され生き延びた。
同年9月28日、派遣されたFBCエージェントにより球体とアンカーが発見され、球体はともかくアンカー自体は収容できると判明したためオールデスト・ハウスのパノプティコンに収容された。
1983年4月25日、調査のために派遣されたレンジャー部隊の一等兵がダイビングスーツを装着して球体に落下。
隊員は球体に取り込まれ、10分13秒過ごした後、酸素管が切断されて行方不明となった。
この時アンカーの収容室にいたレンジャー達は嘔吐、目眩、指の爪の喪失を一時間以内に体験した。
2019年10月29日、FBC局長
ザカライア・トレンチにより未知のスレッショルドが開かれ、そこから破壊的な伝播力を持つ生命体「
ヒス」が出現し、オールデスト・ハウス内部を侵略した。
ヒスの侵略はパノプティコンにも及び、
アンカーはヒスにより汚染された。
汚染されたことで
知覚を得た(厳密にはヒスに操られた)ため、パノプティコンを脱走し、収容セクターに出現し閉鎖されていたスレッショルド「スレッショルド9-D」に逃げ込んだ。
主人公の
ジェシー・フェイデンはスレッショルド9-Dを調査したレンジャー部隊の生存者であるルパート・ウェルズからアンカーの存在を聞かされ、ヒスの浄化とアンカーの収容を試みる。
スレッショルドに乗り込んできたジェシーの前に現れると、巨大な球体を出現させ襲い掛かった。
死闘の末、ジェシーは球体を破壊してアンカーを
ポラリスの力で浄化し、パノプティコンへ再収容した。
【ヒスに汚染された球体】
ヒスに汚染されたアンカーが生成した球体。
赤く発光しており、その周囲に光沢のある細長い直方体の物体が大量に集まって外殻のように球体を形成し、絶えず蠢動している。
スレッショルド内はアンティーク時計で満たされた平行世界だが、球体はこれを取り込んだようで一定間隔で外殻をパックマンのような形に変化させ、「口」から大量の時計を吐き出して攻撃してくる。
ゲーム内のボス戦では、この球体と戦うことになる。
球体は四方向に向かって一定間隔かつ時計回りに順番に時計を吐き出して攻撃してくる。
外殻は非常に硬く、サービスウェポンのフォーム「貫通」以外ではダメージを与えられない。
時計を吐き出す際に赤い球体が露出するため、そこへ超能力の「投擲」で攻撃すると大ダメージを与えることができる。
アンカーとの戦いで最も厄介なのは同時に襲ってくるヒス生物で、空中浮遊しながら自爆攻撃を仕掛けてくる「ヒスボマー」と、空中浮遊しながら体当たりや念力での投擲を繰りだす「特殊ヒス」が波状攻撃を仕掛けてくる。
追記、修正はアンカーを収容してからお願いします。
最終更新:2025年07月11日 14:43