登録日:2025/02/15 Sat 00:10:00
更新日:2025/02/18 Tue 14:46:53
所要時間:約 8 分で読めます
出典:『ようこそ実力至上主義の教室へ』 第1話 『悪とはなにかーー弱さから生じるすべてのものだ。-as ist schlecht? - Alles, was aus der Schwäche stammt.』より
2017年7月~12月/Lerche/© 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
【プロフィール】
学籍番号:S01T004752
所属クラス:1年Dクラス→2年Dクラス(堀北クラス)
性別:女性
身長:156cm
スリーサイズ:B79(D)/W54/H79
誕生日:2月15日
星座:水瓶座
趣味:料理
特技:勉強
好物:和食
苦手な物:TVゲーム
部活動:無所属→生徒会(2年時)
自分の好きな所:真面目さ、勤勉さ
自分の嫌いな所:甘さがあるところ
いつもいる場所:自室
CV:
鬼頭明里
【パラメータ】
学力:A |
身体能力:B⁺ |
判断力ːB⁻ |
知性:A⁻ |
協調性:E |
入学時 |
学力:A⁻(82) |
身体能力:B(71) |
機転思考力:C⁻(42) |
社会貢献性:B⁺(80) |
総合力:B(67) |
2年時(OAA) |
※OAA=『Over-All⁻Ability』の略称
【概要】
ライトノベル『
ようこそ実力至上主義の教室へ』のヒロインの一人で、高度育成高等学校1年Dクラス(堀北クラス)に在籍し同クラスのリーダーを務めている女子生徒で
本作のもう一人の主人公と言える人物。
主人公、
綾小路清隆の隣の席に座る、ロングヘアの黒髪が特徴である容姿端麗な美少女。
【人物・性格】
学業や運動面では優秀な成績を収めているため、当初は自らを優秀だとを自負しているプライドの高さもあり、落ちこぼれの生徒が集うDクラスに配属されたことに納得しておらず、成績不振の人物を見下す高慢な態度も目立っていた。
しかし、綾小路から他人に対する配慮の無さや他人を見下す高慢さがDクラスに配属された最大の原因と諭されたことや、堀北自身も物語が進むにつれ個人の力だけでは限界があることを痛感したことにより考えを改め、周囲を見下すのをやめてクラスメートと積極的に協力する姿勢に変わっていくなど徐々に性格が丸くなっていく。
またこのような高慢な性格が形成されてしまったのは、2学年上の実兄で学校の生徒会長である堀北学の影響が大きく、なんでも彼を基準として考えており彼の模倣をしようとしていたからである。
現に服装や髪型も学の好みに合わせるなど実はかなりの
ブラコン気質な持ち主。
ただそれを学は快く思わずむしろ鈴音が自身に依存していることに失望してしまい、当初は兄妹の間に溝が出来てしまっていた。
【能力】
学力はクラスの女子内では常にトップをキープしており、男子を含めても同じトップクラスの幸村輝彦や高円寺六助とも遜色なく堀北クラス内の定期考査成績上位3名はほぼこの3人で不動である。
女子の中では身体能力も高く武道の心得があり、球技や陸上などの他の競技も高水準でこなせるなどクラスの女子の中では水泳部に所属している小野寺かや乃に次ぐ運動能力の持ち主。
以上の点から、学力と身体能力の合計値でいえば堀北クラスどころか同学年の女子生徒の中でもトップクラスで全学年の女子と比較しても彼女を完全に上回っているのは
天沢一夏ぐらいである。
また飲み込みや頭の回転も速く、綾小路から当初は未経験だった
チェスを一週間という短期間で教わって綾小路から『
よくこの短期間でマスターした』と感心され、綾小路の行動の意図を汲み取れ彼の思考速度についていける数少ない人物。
その為天才の綾小路からも堀北のポテンシャルに関しては一目置かれている。
弱点としては、本人が不要と判断していたのもあるが堀北自身が高慢な性格のため友人が少なく人望がない点。
そのため友人関係やコミュ力が重視される機転思考力は平均以下である。
【人間関係】
実兄。
鈴音にとっては目標であり幼少期から常に追いかけてきたと言える人物。
ただ学からは鈴音が自身への模倣や崇拝に固執している点を快く思われておらず、当初の関係は冷え切っていた。
しかし学が卒業する直前に鈴音が自身への依存をやめ新たな目標を見つけてからは鈴音を見直し和解することとなる。
同クラスの男子。
席が隣で互いに孤立しているもの同士であったのもあり物語開始時からも鈴音も綾小路に対してだけは比較的饒舌になることが多かった。
学と同等に鈴音に大きな影響を与えた人物で、彼との出会いにより自身が孤独と孤高をはきちがえていたことを痛感するようになる。
ストーリーが進むにつれて綾小路に対する仲間意識も芽生えていく。
同クラスの女子。
実は出身中学が同じなのだが中学時代の鈴音は学しか眼中になかった為、当初は櫛田が同中出身であることに気づいてなかった。
しかし櫛田にとっては自身の過去を知っていると思っていた堀北は目障りな存在で何度も退学に追い込もうと画策することになる。
それでも堀北は櫛田の能力を高く買っておりAクラスを目指すのに必要な人材だと認めているため。
彼女との関係改善の方法を模索していくことになる。
同クラスの男子。
物語最初期は須藤の素行の悪さや学力の低さを問題視していたため鈴音は須藤に辛辣な態度で接しており、須藤も鈴音の高圧的な態度に反発していたため関係は険悪だった。
しかし鈴音が須藤の暴力事件を解決して
実際に解決したのは綾小路だが窮地を救われたことや、体育祭で鈴音からはっきりと『
須藤君の力が必要だから力を貸して』と強く迫られたことにより須藤も鈴音に対して『
バスケ以外で初めて存在意義を認められた』と鈴音に対する認識を改め、以降、須藤は鈴音の指示には忠実に従うようになり、
須藤から恋愛感情を待たれることになる。
同クラスの男子。
鈴音も高円寺の学生離れした高い実力は認めているが、彼の自己中心的&自由奔放すぎる行動には手を焼いており、綾小路と同様に実力がありながらクラスに全く貢献する気がない高円寺にもどかしさを感じている。
同クラスの男子。
当初は池と混同される程の認識でしかなく、『テストで赤点をとるどうしようもない人』と山内に対しては最低の評価を下していた。
ただ無人島で山内が堀北に泥を塗ったことで池とはっきりと判別がつくようになるがそれだけで、鈴音の山内に対する最低評価は最後まで覆ることはなかった。
鈴音がクラス内投票で『クラスで一番貢献度が低い上にクラスメートを裏切る救いようのない人だから一番退学すべき人は山内』とはっきりと引導を渡したことで山内が退学に追い込まれる一因となる。
他クラスのリーダーを務める男子。
堀北は龍園に対し苦手意識を持っているが、龍園は堀北のような気の強い性格の女子は嫌いではなく、堀北を苗字ではなく『鈴音』と下の名前で馴れ馴れしく呼んでいることから結構気に入っていた模様。
しかし、クラス内投票以降は龍園は堀北が綾小路の隠れ蓑に過ぎないと認識したためか、互いに絡みは少なくなった。
他クラスの女子。
伊吹からは1年の無人島試験以降一方的にライバル視されているが、堀北は伊吹に対して当初はそこまで特別な感情を抱いていなかった。
しかし2年生になると伊吹と幾度と共闘したり、お互い群れない性格同士で気が合う所もあるのか伊吹と絡むことも増えていき、堀北にとって腐れ縁で友人関係と呼べるものになっていく。
他クラスのリーダーを務める女子。
基本的に人を簡単に信用しない堀北だが、一之瀬の善人さや人望の厚さといった自身にはない彼女の長所は素直に認めて高く評価している。
当初は同盟関係を構築していたが一年の学期末試験後にクラスポイントが縮まったことで同盟関係を解消することとなる。
1つ下の後輩。
初対面は2年生編のパートナー筆記試験でその時は少し変わった後輩くらいの認識だったが、無人島サバイバルにて天沢に一方的にいたぶられ伊吹と組んでもなお、勝てなかった事でただ者じゃないと認識を改めた。
ちなみに彼女と綾小路の関係については知らないようだが、興味はある模様。
【余談】
- キャラデザのトモセ氏は最初、堀北を描くにあたっては丸い目で巨乳の可愛らしい女の子をイメージして描いたという。しかし、原作者の衣笠氏とすり合わせを行い、今のようなキツネ目でやや控えめな胸のバランスの取れたデザインに変わったという。
- 物語の途中で、彼女は特徴的な長い黒髪ロングを切り、短めの髪になる。「よう実」において、堀北のような黒髪ロングヒロインはあまりいなかったことから、物語の展開上、自然な流れだったとはいえ、短めの髪になったことは残念だったと述べる一部の読者もいたとか。(好みの問題であるとは言え)
- アニメ1期では一之瀬や軽井沢が担う役割を堀北が担当する場面もある。これはアニメ1期が堀北をメインヒロインとする描き方をした影響であるが、これには賛否両論ある。
- スピンオフ漫画「√(ルート)堀北」ではメインヒロインを演じる。綾小路との関係性に戸惑う彼女をメインヒロインとして描いているので、本編と比較するのも面白い。
ほんの少しの追記、修正をするだけ不良品は良品に変わる私はそう考えます。
- 建て乙です。これでよう実キャラで項目立ったのは5人目か。 -- 名無しさん (2025-02-16 00:56:37)
最終更新:2025年02月18日 14:46