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綾小路清隆

登録日:2025/01/03 Fri 00:35:00
更新日:2026/08/06 Thu 20:29:41
所要時間:約 10 分で読めます



出典:『ようこそ実力至上主義の教室へ』 第1話 『悪とはなにかーー弱さから生じるすべてのものだ。-as ist schlecht? - Alles, was aus der Schwäche stammt.』より
2017年7月~12月/Lerche/© 衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会


悪いな。負けるのは想像できない。


綾小路清隆(あやのこうじきよたか)とはライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公。




【プロフィール】

学籍番号:S01T004651
所属クラス:1年Dクラス→2年Dクラス(堀北クラス)→3年Cクラス(新綾小路クラス)
性別:男性
身長:176cm
誕生日:10月20日
星座:天秤座
趣味:読書
特技:チェス、ピアノ
仲の良い生徒:なし
相性の悪い生徒:なし
好物:探求中
苦手な物:特になし
部活動:無所属
自分の好きなところ:特になし
自分の嫌いなところ:教科書通りに動くこと
いつもいる場所:自室
一人称:『オレ
CV:千葉翔也

【パラメータ】

学力: 身体能力:C⁻ 判断力:C⁻
知性: C⁻ 協調性: 入学時


学力:A⁺(96) 身体能力:A⁻(81) 機転思考力:(66)
社会貢献性:B⁺(77) 総合力:B⁺(80) 3年時(OAA)(最新版)




※OAA=『Over-All-Ability』の略称

【概要】

ライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公で、高度育成高等学校1年Dクラス(堀北クラス)に在籍する男子生徒。

普段は目立たず、学力、身体能力共に平均的な生徒と学校側や周囲にも認識されているが、実態は目立つことを避け、平凡・平穏な高校生活を望むが故に彼が意図的に平均に合わせているからであり、本来の実力は常人離れした頭脳・学力・身体能力・格闘センスを兼ね備えている。

一言で言えば『能がありすぎる鷹は爪を隠す』みたいな人物。
しかし、物語が進むに連れて彼の真の実力を知る者も増えていく。


【人物・性格】

普段は無口でコミュ力も高くなく、やる気も出さずつかみどころのない性格をしている。
基本的には抑揚のないしゃべり方をし、冷静沈着で喜怒哀楽を表すことはない。
このためクラスでもどちらかといえば孤立しているが、物語が進むに連れて交友関係も広がっていく。

どこか謎が多くミステリアスな彼だが、容姿は比較的整っており複数の女子生徒から『カッコイイ』と思わることもあり、物語が進むに連れて実際に彼に好意を寄せる女性キャラ(人間関係を参照)も増えていることから女子受けはかなりいい。

そんな彼だが本性はかなり冷徹で利己的な性格をしており『合理主義の塊』のような人物で勝利至上主義者でもある。
他人に対しては自分にとって今後利用価値があるかどうかをまず基準に考え、自分にとって利用価値がないと判断すれば、自分に好意を寄せる相手や親しくしていた相手でも私情を挟まず切り捨てる非情な決断も躊躇なく行う。
逆に自分にとって利用価値があると判断した相手期待している相手に対しては惜しみなく手を貸すなど強い二面性がある人物である。

とはいえ、自分に無害な人間に無意味な暴力を振るうことはなく、他人に対しても核心をつく助言をすることや、人助けをすることも少なくないので根っからの悪人という訳でもなく、作中の登場人物から『話しやすい』と称されることも多々ある。
切り捨てる相手にしても利用価値がない相手よりも先に裏切り者と言った有害な相手を優先して切り捨てている。*1

また、「自分がこれまでの人生で経験した事のない『恋愛』への学習意欲」を内心に抱いており、2年生編以降では愛を知りたいと言うと聞こえが良いが本人も時に「愛を得た後で好奇心と探求心が満たされれば飽きるかも…(意訳)」と危惧を抱く程にその方向への執着も時折見せるようになる。


【能力】

前述の通り、意図的に平均に合わせているため、周囲からは平均的な学力、身体能力と認識されている人物だが、実際は常人離れした能力を有している。

これは彼の父親が運営する人工的に天才を養成する『ホワイトルーム』という謎の教育施設で育ち、物心つく前から過酷な英才教育を受けてきたからである。
この施設は子供にあまりに過酷な訓練を施すことから脱落者が後を絶たず、最終的に生き残ったのは綾小路のみであることから『ホワイトルームの最高傑作』と称されている。

学力に関しては本人曰く『入学してから解けないと思った問題は1問も存在しない』らしく、点数も何点取るかを決めて点数調整を行う離れ業も可能。
本気を出せば同学年どころか教師も解けないような高度な満点阻止用の数学問題*2をいとも簡単に解いて満点を叩き出すのも朝飯前と言える程、一般の高校生から並外れた学力を有している。

身体能力に関しても常人離れしており、握力も軽く調整して60kgを出し、リレーで学校屈指の実力者である堀北学と互角に渡り合える程足も速く、喧嘩の腕も龍園翔伊吹澪山田アルベルト、石崎大地といった同学年屈指の武闘派生徒が4人がかりでも全く相手にならず一方的に赤子扱いし軽く完勝する程である。

そんな完全無欠に思える彼だが、その本質は吸収力と応用力であり、簡単に言えば『飲み込みが異常に早い』タイプの天才である。
逆に言えば初めてやった分野を初見で即完璧にこなせる天才というわけではない。
もちろん、身体能力は高いのである程度はこなせるものの、バスケでは強豪校から推薦も来ていた程のプレイヤーである須藤健相手には「経験の差で負ける」と自己分析しており、
完全未経験かつ身体能力もほぼ必要としない輪投げ等を始めてやった際は人並程度の成績しか残せていない。

また、高度育成高等学校入学前の人生の大半をホワイトルームで過ごしてきた為、一般常識には非常に疎く、アイスやカップラーメンを食べたことがなかったり、エチケット袋の使用方法もわからない程である。
同時にサブカルチャーや流行や芸能関係にも非常に疎く、実際に満場一致試験で佐倉を切り捨てたのにもそれが表れており、「佐倉が休業中とは言え現役グラビアアイドルである事を知っている」事に加えて「試験後の文化祭でメイド喫茶を行って佐倉もメイド役の一員として参加する事を知っている」状態にも関わらず、クラス内で一番戦力にならないからと切り捨てている。
能力的にほぼ同等だったの事をコミュ能力とキャンプ知識に代表されるサバイバル能力を見て使いどころがあると判断し、それに対して佐倉を「使いどころがない」と判断している、何ならメイド喫茶でさえ「接客が出来ないから戦力にならない」と判断する有様だった為、「外部から集めた来賓を客としたクラス単位の出店の売上勝負の特別試験である文化祭試験において現役人気グラビアアイドルがメイドとして働くメイド喫茶がどれほど客を集めるか」について恐らく一切理解をしていない。
また、有名アニメの問題が出た際には一問も答えられず真夏の砂浜で灼熱の拷問を受けている状態になったり、同学年の女子にとっては常識であった『タピる*3』の意味も全く理解できず思考停止状態になるほどであり、堀北に呆れられていた。

3年生編では坂柳有栖の退学後、以前から自身の実力を薄々見抜いていた橋本正義の誘いを受けた事と自身の高育での最後の一年の目的*4が一致したことで堀北クラスを裏切り、旧坂柳クラスに移籍。坂柳の後任として新たなクラスリーダーに就任した。
当初は以前から自らの実力を知っていた橋本、森下藍山村美紀、あるいは移籍してきた清隆に好意的であった白石飛鳥と、ついでに白石に乗せられる形となった吉田健太以外からは信用されていなかったが移籍後初となる特別試験の結果、新たなクラスリーダーと認められるようになった。


【人間関係】

ヒロイン候補その1。
元クラスメートの女子。
この物語のもう一人の主人公と言える人物。
物語初期の堀北は誰ともコミュニケーションを取らなかったが清隆とは席が隣で孤立している者同士であった為か、堀北にとってはクラスで一番会話する人物が彼だったりする。
清隆も当初は堀北を隠れ蓑として利用しているにすぎなかったが、物語が進むに連れて堀北に対する感情も変化していき、堀北も清隆を重要な存在だと認めていく。

ヒロイン候補その2。
元クラスメートの女子。
物語最序盤は全く接点がなかったが船上試験を期に関係を持つようになる。
堀北にはない女子への影響力を高く評価して彼女を守る代わりに自分の助手に任命して深い関係になっていく。
軽井沢にとっても龍園から拷問を受けていた際に助けてくれて過去のトラウマから解放してくれたことから、清隆に対して信頼と好意を寄せるようになっていき、1年生編終盤からは交際関係に発展するようになる。
しかし、2年生編終盤にて「恋愛の教科書として恋愛感情がないまま交際したが1年経っても軽井沢に恋愛感情を抱かなかった為」という理由で清隆が軽井沢との交際関係を終了させたため、ヒロインレースからはほぼ脱落した。復縁の可能性も僅かながらに残されているが。

ヒロイン候補その3。
元クラスメートの女子。
堀北と同様に物語初期から比較的関わることが多かったが、彼女の裏の顔である本性を偶然知ってしまったことで、彼女から堀北と同じく退学させるターゲットとして狙われることになる。2年生編中盤の満場一致試験で櫛田の本性をクラス全員にバラして以降は櫛田も吹っ切れたのか彼女との距離も縮まっていき、櫛田からも異性として意識されてしまうようになる。

ヒロイン候補その4。
元クラスメートの女子。
物語序盤で起きた暴力事件の折、事件の目撃者だったことがきっかけで接点を持ち、入学してから悩まされていたストーカーから助けてくれたことで好意を寄せるようになる。
内気な彼女なりに勇気をもって綾小路グループ*5に飛び入り参加して清隆と距離を縮めようとする。
しかし、2年生編中盤の満場一致試験にて佐倉本人の能力不足により退学に追い込まれてしまったため、ヒロインレースからはほぼ脱落した。

ヒロイン候補その5。
元クラスメートの女子。
軽井沢同様に最初は全く接点がなかったが、体育祭での清隆の活躍を見て彼に一目惚れ。
ペーパーシャッフル試験頃には距離を縮め、デートまでしている。
その後、ヒロイン達の中で最初に清隆に告白したがフラれている。しかし、それでも諦めてはいないようで?

元クラスメートの男子。
人工の天才である清隆に対し天然の天才といえる人物。
1年生編~2年生編中盤まではあまり接点が無かったが、2年生編終盤になると1対1で会話することも増え、3年生編では清隆がクラス移籍したことで敵対することがほぼ確実視されている。

ヒロイン候補その6。
同学年のクラスリーダーの女子生徒。
清隆の過去を知っている数少ない人物。
プライドが高く攻撃的で自分以外の者を簡単に認めない坂柳だが清隆に対してのみ一目置いてソフトな態度を見せており、恋愛感情に近い感情を抱いている。
清隆も坂柳の実力に関しては非常に高く評価していた。
しかし、2年生編終盤にて自主退学の道を選んだため、こちらもヒロインレースからはほぼ脱落した。

ヒロイン候補その7。
同学年のクラスリーダーの女子生徒。
一之瀬本人が作中の登場人物の中ではトップクラスの社交性を持つことから清隆と物語初期から関わりを持つことが多かった数少ない他クラスの人物。
船上試験で清隆の作戦を看破していたことから、作中で彼に一矢報いた事がある数少ない人物の一人でもあるため、清隆も彼女の人柄や実力は高く評価している。
1年生編で幾度となく清隆が彼女を助けたことにより彼に想いを寄せるようになっていき、2年生編ではうっかり、告白している。
しかし、清隆が軽井沢と付き合っている事を知ったがための嫉妬心や清隆と致した事がきっかけで徐々に清隆への愛が思わぬ方向へ暴走しており...

同学年のクラスリーダーの男子生徒でライバル関係。
当初は龍園から『堀北の金魚の糞』としてしか認識されていなかったが、やがて堀北クラスを影で操る黒幕として対峙し、清隆が完勝したことから龍園は清隆に対してライバル意識を持つようになる。
清隆も龍園のポテンシャルは高く評価しており、勝つためには手段を選ばない考え方が自身と非常に似ていることから、龍園の成長にはかなり期待している模様。
ちなみに清隆と龍園は誕生日が同日である。

ヒロイン候補その8。
同学年の女子生徒。
同じ読書が趣味で彼女と考え方が似ている部分もあることから気の合う友人関係として接している。
また、ホワイトルーム時代の同期の雪を除けば清隆から下の名前で自発的に呼ばれている唯一の女子生徒であり、冷徹な清隆も彼女には心を許している模様。
彼女の洞察力や思考力は清隆も高く評価しており、クラスのリーダーではない同学年の人物で清隆が一目置いている数少ない人物の一人。
そして、3年生編では二人の関係が思わぬ進展を迎えており?

  • 堀北学
クラスメートの堀北の実兄で学校の生徒会長を務める上級生。
初対面で清隆の実力を看破しており、堀北学が1年で唯一生徒会に勧誘した人物*6が清隆である。
清隆も学のことは素直に尊敬しており、彼との関わりで清隆が今後の学校生活での目的を見つけたことから彼に非常に大きな影響を与えた人物となった。

ヒロイン候補その9。
後輩女子。
過去の一件から最初は恨まれており、といっても、清隆に非はないが退学に追い込まれそうになったが、無人島サバイバル試験以降は清隆の調教もあって立派な忠犬と化した...かに思われたが、まだ何やら一悶着あるようで?

ヒロイン候補その10。
後輩女子。
ホワイトルームの5期生であり、実は清隆とは10年近くも同じ屋根の下で暮らしていた。もちろん、実感は皆無だが。
そんな清隆に対しては崇拝の感情を抱いており、彼には忠実。
清隆も最初は天沢を警戒していたが今では彼女の事は扱いやすい後輩という認識であり、頼み事をする事もある。また、天沢が高育を卒業後にどうなるのかを気にかけたりとホワイトルーム並びに高育の両方の先輩としての自覚が芽生えているかのような描写も見られる。

新たなクラスメート。
当初こそ互いに接点はなかったが1年生編後半にて清隆の真の実力を知った事でそれ以降は彼を引き抜こうと画策し、結果的に清隆をクラス移籍させる事に成功。3年生編でクラスメート同士となってからは彼の側近的なポジションに定着している。
一方で清隆は坂柳から橋本の処遇を委ねられており?

ヒロイン候補その11。
新たなクラスメート。
こちらも当初こそ互いに接点はなかったが2年生編の修学旅行以降は佐倉の後任ポジとして絡みが多くなった。
山村から見て清隆は影が薄い自分を見つけてくれる数少ない存在であり、交流合宿にて坂柳との和解を取り持ってくれた事もあって坂柳と同じくらいの信頼を寄せており、彼には協力的。
何気にぽっと出の脇役にしては出番並びに挿絵や清隆との絡みが多く、山村の存在は清隆が旧坂柳クラスに移籍する伏線になっていた。

ヒロイン候補その12。
新たなクラスメート。
無表情・常識知らずといった点は清隆と共通しているが彼女の変人ぶりは清隆すらも翻弄し、時には騙してしまうほどのレベル。
山村同様にぽっと出の脇役にしては出番並びに挿絵や清隆との絡みが多く、森下の存在も清隆が旧坂柳クラスに移籍する伏線になっていた。
清隆が新たなクラスリーダーに就任した後は彼の側近的なポジションに定着し、行動を共にする機会が増えている。

  • 白石飛鳥
ヒロイン候補その13。
新たなクラスメート。
クラス移籍をした清隆に周囲が懐疑的な中で彼に初対面時から友好的だった数少ない生徒。
清隆の事は「声が好き」と言及しており、森下から「清隆に下手に関わると痛い目に遭う(意訳)」と忠告された際にも、「だからいい」と意味深な返答をしていたりとまるで以前から彼の事を知っていたかのような素振りを見せているが...?

  • 綾小路篤臣
実の父でホワイトルームの運営者。
彼から逃げ出したことが高度育成高等学校に入学するきっかけとなった。
篤臣も清隆に対しては『自身の最高傑作』としてしか認識しておらず、親子の情は微塵も存在せず仲は最悪。
綾小路も内心では『篤臣の最高傑作』である自分を倒して篤臣を否定してくれる存在を渇望している。

  • 月城常成
高度育成高等学校の理事長代理。
実は篤臣によって清隆を退学に追い込むために高育に送り込まれた人物であり、2年生編序盤では様々な策謀を巡らせて清隆と対決するも最終的に清隆を退学に追い込む事には失敗して退場している。
しかし、後に清隆は月城は自分を本気で退学に追い込むつもりはなかったのでは?と判断しており...


【余談】

  • 原作初期はホワイトルーム関連の設定が固まっていなかったのか、少し抜けている部分のある普通の男子高校生的なキャラ付けとなっている。ちなみにアニメ版では初期から現在のような性格になっているため、アニメを観て原作を読み始めた人の中には性格の差異に驚いた人もいたんだとか。


最後に追記・修正してくれればそれでいい...


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最終更新:2026年08月06日 20:29
添付ファイル

*1 佐倉の件は先に櫛田を切り捨てに行ったら堀北がテコでも反対すると言う激烈な抵抗に合い、クラスが当事者以外満場一致しないと切り捨てられない+誰かを退学させないと強烈なペナルティを貰うと言う事情から一番クラスが納得しやすい「今のクラス生徒で最も能力が低い生徒」である佐倉をやむを得ず推薦した形であり、最初から切り捨てを考えていた訳ではない

*2 測度論・ルベーク積分

*3 2018年頃に流行語となったタピオカ飲料を飲むの意。現在は死語と化している。

*4 3年の最後まで4クラスどのクラスにもAクラスの可能性がありうるという状態を作り、Aクラスを巡る争いを激化させること。

*5 ペーパーシャッフル試験がきっかけでできた友人の集まり。メンバーは主人公の「綾小路清隆」、ガリ勉の「幸村輝彦」、運動が得意な「三宅明人」、友達思いな「長谷部波瑠加」。

*6 一之瀬や坂柳クラスの葛城康平といった実力者も生徒会に入会を希望したが学は断っている。