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関口しんじ(ちびまる子ちゃん)

登録日:2025/03/17 Mon 20:54:41
更新日:2026/06/11 Thu 12:55:47
所要時間約 3 分で読めるんでやんの!




関口しんじとは、アニメちびまる子ちゃん』の登場人物。

声:津久井教生(第1期:第4話 - 第138話、第2期:第1話 - 第1338話)(1990年1月28日 - 1992年8月30日、1995年1月8日 - 2022年5月29日)→根本幸多(第2期:第1388話 - )(2023年6月4日 - )
演:五味佳晃(第3作)


【概要】

主人公のまる子(さくらももこ)と同じ3年4組に通う小学生。
髪がほとんどない坊主頭で黄土色の服を着ている事が多い*1。ちなみにかつては兼子くんという容姿が似ている男子が登場していたが、あちらが長めの顔なのに対して関口は丸顔なので見分けるのは容易。

誕生日は10月20日。血液型はB。好物はカップラーメンや焼き鳥など。

あまり知られていないが元々は『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこ先生の別の読み切り作品であ『5月のオリエンタル小僧』に登場していたキャラである。

【人物】

はまじと同様にいたずら好きなお調子者タイプ。運動神経は高めでドッジボールの試合で活躍を見せたり、目を瞑った状態で自転車に乗れたりもする。

アニメでは意外にも第1期から登場していた古参キャラの一人。
何気に彼がトラブルメーカーになる回もあり、教育実習生としてやって来た神谷先生に反発してクラスが分裂する原因を作ったり、前述のドッジボールの試合でズルをした事でクラスメートから責められたりもしているが、最終的には両方とも和解しているので彼は根っからの悪というわけではない。むしろ、他者に対して(主にまる子)に優しさを見せる回も多く、何だかんだで憎めない奴なのだ。

はまじやブー太郎と一緒に登場する事が多く、三人合わせてB級男子トリオと言われていた事もあったが、第2期以降ははまじとブー太郎はコンビでの登場が多くなり、関口自身の出番は減少傾向にある。

【人間関係】

  • まる子
回によっては対立する事もあるが、まる子からは嫌われているというわけでもないようで前述のドッジボールの件では彼の相談に乗ってあげたり、内藤や渡辺からしつこく責められていた彼を庇いにいっている。
一方の関口の方も、

  • 前田さんに責められていたまる子を庇う。
  • 自転車に乗る練習をするまる子をからかいながらも、何だかんだでコーチとして練習に付き合う*2
  • クラス対抗リレーで転んで負けた事で他の男子達から責められていたまる子に「また、来年頑張ればいい。」と温かい言葉をかけて励ます。

など、互いに関係性は割と良好だったりする。

女子の中では特に気が合うらしく、おまけに第1期の頃は席が隣同士だった。
彼女と共に野良犬の出没を心配していた際は三沢に「ご両人!」と冷やかされていたり、第2期の初期のオープニングではツーショットで二人で見つめあっていたりと互いに好意があるかのような描写があったが、現在では絡みは少ない。いや、B級どころかリア充のA級男子じゃねぇか!

  • はまじ、ブー太郎
B級男子トリオの仲間。
以前ほどではないが現在でも彼らと絡む機会は多い。映画「わたしの好きな歌」では、3人でキャラソン、B級ダンシングを歌った。
余談だが関口は二人と比べるとお笑いのセンスはなく*3、個性がない事を気にしていたりする。
だが、大野のお別れ会で披露したブー太郎との漫才は割とクラスメイトにウケた*4ので、ボケよりもツッコミ向きなのかもしれない。

  • 中島、三沢
悪ガキ男子の仲間。
はまじやブー太郎ほどではないが共に行動する機会が多く、一緒にいたずらを働く回もある。

【「たかしくん」における関口】

初期の頃はアレな面はあるものの良い所もあるキャラとして描かれており、まる子に自転車に乗る事を教えるエピソードもあり、まる子との仲は決して悪くなかった。
しかし、彼には彼を語るには欠かせない黒歴史があり、それは「たかしくん」の回で、佐々木と共にたかしくんを虐める悪役として登場した事である。それで、今までは「そこそこ良い奴」として描かれてきたキャラがいじめという悪事を働いた事で、一気に悪印象を持たれ、好感度が地の底へ転落してしまったのである。

主な問題行為


  • 佐々木と二人でたかしくんを虐め、彼の行動に難癖を付け彼を精神的に追い詰める
たかしくんは遅刻してしまう事が多く、本人もそれを直そうと努力しているのだが、それに難癖を付け、いじめを正当化する理由付けにして、理不尽な理由からたかしくんをネチネチといびる。尚、たかしくんが遅刻してしまう事は本人の問題であり、関口と佐々木には関係ないのだが、彼らにとってはいじめを合法的に出来る口実なのだろう。
関口と佐々木にとっては、ストレス解消するサンドバッグが欲しいという勝手な理由で、大人しくて体力も無くて抵抗する心配も無いたかしくんをターゲットに選んだのだと思われる。
しかし、譲ってもらった子犬を飼うようになった日を境に、たかしくんは遅刻をしなくなった。まる子もこれでいじめられなくなるのではと安心していたが…

  • 牛乳アレルギーのたかしくんに無理やり牛乳を飲ませる
たかしくんは軽度の牛乳アレルギーであり、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするから」という理由で、給食の牛乳は学校では飲まず、家に帰ってから飲んでいる(2026年現在はアレルギーのある児童には給食のメニューを別の飲み物や食べ物に変更している学校も多く、牛乳アレルギーのある生徒に牛乳を出す事自体が今の時代では問題があるのだが、それは当時の時代的に仕方が無かったのだろう)。
しかし、前述の通り遅刻の件で難癖を付けられなくなった関口たちは、今度はたかしくんが牛乳が飲めない事に難癖を付け、二人がかりで彼に無理やり牛乳を飲ませると言う暴挙に出る。
たかしくんが牛乳が飲めない事は彼らには一切関係が無く、たかしくんも家で牛乳を飲むと言っているのに、牛乳アレルギーのあるたかしくんに牛乳を飲ませる事は許しがたい凶行である。食物アレルギーは重い場合はその食べ物を摂取しただけで死に至る事もあるので、彼らは食物アレルギーの重大さを理解していなかった為に、いじめという一言では片付けられないほどの犯罪行為を行った。

  • たかしくんからお母さんが作った給食袋を取り上げ、それを踏みつけるという鬼畜な凶行を行い、彼の心を深く傷つける

  • その所業に激高したまる子が彼らの悪行を糾弾した事で、まるこまで攻撃対象にし、まる子(女子)を突き飛ばして危害を加え、黒板に頭をぶつけて彼女を流血させるという大怪我を負わせた

その後

原作では一話限りの話であり、その後の話でもこの回のその後や、この回に付いては一切言及されていない。この回ではまる子が怪我をした時に関口と佐々木は動揺して泣いており(「軽い気持ちでした事が、思いがけず重大な事になってしまった」という理由であり、たかしくんやまる子にした所業への罪悪感では無いと思われる)、後の実写版ではたかしくんとまる子を傷つけた事を反省して、二人の家に先生と共に謝罪に来ると言う展開になっており、フォローはされている。

しかし原作ではたかしくんと関口、佐々木の関係がどうなったのか、いじめは解決したのかという事には一切触れられず、まる子が怪我をした事で終わっている。今後は二人はいじめはしなくなっただろうが、それは「軽い気持ちでしたいじめが大事になったから」だけであり、いじめをした事を反省したからでも、「いじめをする事は悪い事だと理解したから」でも無い。
たかしくんに関しても二人に関しては、自分を虐めた事だけでは無く、お母さんの想いを踏みにじったり、自分を庇ってくれたまる子にまで危害を加えているので、到底許せるものでは無いだろう。
まる子も今まで関口とは自転車の件などで悪くない関係を築いていても、それを完全に失うほどの凶行であり、それをきっかけに絶縁してもおかしくないのだが、一話完結漫画なので、その後は描かれていない。

もし「ちびまる子ちゃん」というほのぼのした作品で無ければ、関口と佐々木はその後クラスで村八分に遭っていたと思うが、
「たかしくん」の問題点の一つは、登場キャラが「まる子、たかしくん、いじめっ子二人」の4人だけで構成されており、「いじめっ子の悪事を止めようとして、まる子が怪我をする」という後味の悪い結末にする為に、先生や大野くんと杉山くんなどの正義の存在が一切登場せず、まる子のクラスメイトが全員「いじめを見て見ぬふりをする傍観者」のポジションになっている事である。平和主義な花輪くんや、正義感の強い学級委員の丸尾くんすらもいじめを言及せず、たまちゃんもいじめを否定的に見てはいるが、「関わりたくないから」という理由なのか、まる子のようにたかしくんへのいじめをやめさせようとはしなかった。

この話にまる子以外でいじめを止めようとするキャラがいたらあの結末には出来ないので、意図的に出さなかった為だが、この話で最悪なのはいじめを行った関口と佐々木の二人だが、まる子のクラスメイトも「いじめを見て見ぬふりをして止めようとしなかった」という点では非があり、たかしくんへのいじめも誰かが咎めていたら、展開が変わっていたかもしれないが、それをせずに傍観していた事で、「いじめを見て見ぬふりをした事で、いじめっ子を咎める事もせず、結果的にいじめを助長し肯定した」という、関口と佐々木だけではなく、まる子のクラスメイトも悪印象を抱かれる要因になってしまった。後の実写版では、序盤でたかしくんがいじめられた際に、大野と杉山が止めに入るシーンが追加された他、給食袋の一件は放課後で大野と杉山が帰った後とされている。

その後はたかしくんはこの回だけに生まれたキャラなので、基本的に登場せず、関口はこれまで良い奴的な扱いをされて来たが、この件で悪印象を抱かれて嫌われてしまった為、段々出番が減って行き、2026年現在ではこれと後発の濃いクラスメイトが増え始めたからという理由で、アニメにはほぼ登場しなくなっている。

教育実習生の回は「アニオリだから原作ではあんなキャラじゃない」という理由で擁護する事も出来るが、「たかしくん」の回は原作エピソードなので、その言い訳は通用せず、関口は「他の回では割と良い奴だが、たかしくんの回では外道なクズ・悪役」という回によってキャラにブレがあり、それによって振り回されたキャラなのかもしれない。

【余談】

  • 実は最初期ではえびすくんと呼ばれていた事もある。これは後に別の男子の名前として使われるようになった。

  • また、1991年のエピソードでは習字によって名前が関口さとしと書かれていた回があり、一部のサイトではこれが正式名称とされていたが、2004年の「momoko's Character Book」では関口しんじとなっていたりと彼の名前は長らく一定していなかった。しかし、2009年のエピソードで母から「しんじ」と呼ばれた事により、遂に彼の名前が確定した。

  • 自らのおまじないとして「関口チーズ」というものを考えた事があり、給食のプリンを巡って「ナベチャンス!」の渡辺、「ふじキング!」の藤木、「こすギフトハム詰め合わせ」小杉「まるチャンピオン!」のまる子と、それぞれのおまじないを使ってじゃんけんで勝負している。結果としてはおまじない抜きの永沢が勝っちゃったけど...その後も写真撮影のシーンなどで度々使われている。


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最終更新:2026年06月11日 12:55

*1 アニメ第1期~第2期初期はオレンジ系統の服を着ている事が多かった。

*2 まる子からも感謝されていた。

*3 ギャグを披露した際はあまりのつまらなさにクラス中が白けていた。

*4 丸尾曰く「前半はイマイチでしたが、後半はなかなかの出来でしたね」