米津玄師(君のことが大大大大大好きな100人の彼女)

登録日:2025/04/01 Tue 00:00:00
更新日:2025/05/07 Wed 16:31:47
所要時間:約 4 分で読める項目です





米津くらいいい(うた)!!!! 米津くらいいい(うた)!!!!


米津(よねづ) 玄師(けんし)とは、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の登場人物と言っていいかは微妙であり、愛城恋太郎の彼女ではない。


◆概要

作中の扱いを見るに『100カノ』世界における人気アーティストと思われる。
実在するアーティストの米津玄師と同一人物なのかは一応不明。


◆容姿

初登場からだいぶ経つが、未だに作中でその姿が描かれたことがないため不明。


◆性格

一人称は不明。
詳しい性格も不明だが、奇才としての()が強い人物である可能性が高いと思われる(詳しくは後述)。


◆スペック

先述の通り人気アーティストとしての地位を確固たるものにしていると思われることから本人のスペックはかなり高いことが窺える。
作中で明らかになっている代表作は『Lemon』。PVでは男性であるにもかかわらずハイヒールを履いて歌っているとか。







…とまあこれらの内容が薄い小項目の数々を見てなんとなく察しがついた人も多いだろうが、『100カノ』の作中に米津玄師本人は一切登場していない。
別にアニメ版の主題歌を手掛けているというわけでもなく、作品と全く関わりのない人物だと言って差し支えないだろう。

ただ、作中にはメインキャラによる言及という形で登場しており、なぜか割と出番(?)に恵まれているためこんな項目が立ってしまったのである。



◆言及された回

現状*1、『100カノ』作中で米津玄師について言及された回は以下の通り。

  • 第62話『恋太郎ファミリーアイドル化計画』
突然春の学園祭を開催することを決めた羽々里「ゲストとして数々の大物アーティストのアポを獲得済みよ!!」という発言に対し、ナディー「えっ米津来るデースか?」と返したことで初登場と相成った。
ちなみに、彼女が米津に言及したのは米津玄師のことを(べい)(=アメーリカ)のソウルを持ったソングマン」と認識していたからである。凪乃「米津玄師の「米」は「米国」からとったものではない」


  • 第146話『そして彼らは結婚となる』
この回では、詳細は省くが色々あって恋太郎ファミリーが結婚狂戦士(マリッジバーサーカー)と化してしまう。
そんな中で中二詩人の詠んだ「幸福の契りという名の結婚~♪」という詩に対して、項目冒頭にも貼った「米津くらいいい詩!!!! 米津くらいいい詩!!!!」という賞賛の声がファミリーから寄せられたことで2度目の言及。

なお、この回は『100カノ』全体で見ても上位に位置すると言っても過言でもないレベルのトチ狂った回なのだが、その中でも唐突に実在の人物名がブッ込まれるこのセリフのインパクトは強く、ニコニコ動画では特に1期の配信においてOP・ED中にこのコメントが書き込まれることも多かった。


  • 第150話『トイレで歌ってた歌手』
ある意味米津玄師にとってのメイン回。なお、この回は恋太郎の26人目の彼女である才奇姫歌の初登場回である。

詳細は彼女の個別項目に譲るが、彼女は幼いころから天才と称えられる歌姫でありながらも、彼女自身としては当たり前のことを言われているに過ぎないと感じており物足りなさを感じていた。
そんなある日彼女が偶然出会ったのが「米津玄師がハイヒールを履いて歌ってる『Lemon』のMV」であった。
これを奇才っぽくてかっこいいと感じた彼女は自らも真似してハイヒールを履いてステージに立ち、今までにない満足感を得る*2
以降、彼女は天才(ふつう)ではなく奇才と称えられる奇人を目指すようになり、読者にもお馴染みのキャラクターとなっていくのであった。


  • 第158話『歌姫奇姫とマスター・ウトの教え』
この回では吟遊詩人を自称する奇人の詩人に対して、奇才に憧れる姫歌が弟子入りを志願。
その際、姫歌は詩人のことを「孤高の風格に神秘的な世界観を持ち合わせた」「現代に生きる米津玄師…!!」と絶賛。胡桃「あんたの中の米津って神話か何かの住人なの?」
もしかすると、姫歌は実は米津玄師が既に死亡している並行世界or遠い未来からやって来たことの伏線なのかもしれない。

とまあ一見すると単なるギャグシーンなのだが、前述の通り米津玄師が姫歌のパーソナリティの根幹にいることを考えるとこの言葉は姫歌にとって最大級の賛辞なのだと察せられるので、非常にエモいシーンだと言えなくもないかもしれない。



◆恋太郎ファミリーとの関係

今のところ作中に本人が出てくるシーンがないため、いずれのメンバーとも直接の面識はない。

  • 才奇 姫歌
「奇才への憧れ」という姫歌のパーソナリティ形成に米津玄師が深く関わっており、現状彼との繋がりが最も深いと言える。
なお、これは創作物のメインキャラの設定の根幹に関わってくる部分において、作品と何も関係のないどころか文字でしか言及されてない米津玄師(存命の実在人物)が大きな役割を果たしている(しかもそれが裏設定とかではなく本編で堂々と語られている)ということであり、冷静に考えるとよく分からない状況になっている。奇展開ね!

ちなみに、茂見紅葉も作中の展開において実在人物が重要な役割を果たしているが、こちらは作画担当の野澤ゆき子先生という作品と関わりの深い人物なのでその点で違いがある。

  • 中二 詩人
作中で二回も米津玄師に喩えられるという、世の中の二次元コンテンツ全体で見ても中々いないであろう稀有な経験をした人物。
但し、姫歌やその他の恋太郎ファミリーからの評価はともかくとして、一般的に見て彼女の演奏や歌唱、作詩のセンスはかなり壊滅的であり、残念ながら実際の米津玄師とは大きな開きがあると言わざるを得ない。

  • ナディー
前述の通り、作中で最初に米津玄師に言及した人物*3
米津玄師の『100カノ』世界入りのきっかけを作った重要人物なのだが、直後に凪乃に勘違いを訂正されたからか、その後彼女が米津玄師に言及するシーンは今のところ*4特にない。




追記・修正は現代に生きる米津玄師がお願いします。


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  • 何故か立ってしまった項目
  • タイトル一本釣り
最終更新:2025年05月07日 16:31

*1 2025/5/4時点

*2 言うまでもないが、米津の場合は男性がハイヒールを履いているから奇才っぽいのであって女性である姫歌が履いたところで奇才らしさは微塵もないのだが、本人はそのことに気付いていない模様。

*3 但し、彼女はあくまで「米津」としか呼んでいないので、明確に「米津玄師」という名前を出したのは次のコマの凪乃が最初。

*4 2025/5/4時点