三沢大地(漫画 遊戯王GX)

登録日:2009/07/02 Thu 21:48:04
更新日:2025/04/21 Mon 14:20:50
所要時間:約 4 分で読めます




漫画版「遊☆戯☆王GX」オリジナルの登場人物。
ラーイエローの主席であり、デュエル博士の異名を持つ。

漫画オリジナルキャラだが、その高い実力や明日香にベタ惚れ故のコミカルな言動などから、読者からの人気は非常に高い。

他に漫画オリジナルキャラはYouとかMeとか連呼する外人やナイスバディなお姉さんが高い人気を得ているが、
三沢はAAが作られていたりとぶっちぎりの人気である。

一部に残念な熱狂的な信者がおり、「アニメGXに三沢が出ていた」と根も葉もない嘘を付いている。
もちろんそんな事実は無い。

しかしアニメスタッフもその人気に影響されたのか、三沢に非常によく似たキャラクターがアニメに何回も登場している。
が、ゲスト的なモブキャラなのでほとんどテレビには映らなかった。

「夕方のアニメなのに三沢が全裸になって走っていった」
などと言う残念な人間もいるが数少ない三沢の人気に嫉妬したアンチ派の意見だと思われる。

その人気ゆえか、漫画オリジナルキャラにもかかわらず、漫画以外の作品にも出張していたりする。


使用デッキは日本の妖怪をモチーフにした妖怪(ジャパニーズアンデッド)デッキ。







追記修正は確かな実力の基でお願いします。




メニュー
項目変更 項目コピー 項目変更点 編集履歴 アップロードページ

この項目が面白かったなら……\ポチッと/























   #   #
 # # 騙されるな!!!
   ∧_∧
# E)(#゚Д゚)(ヨ
  UY   YU #







三沢大地は断じて漫画版オリジナルキャラなどではない。
普通に原作アニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』に因むキャラクターである。

◆概要

『漫画版GX』のキャラは何れも大なり小なり原作『GX』と異なる面があるが、
三沢の場合、時期を経るにつれどんどん影が薄くなって行く点からGX屈指のネタキャラとして扱われたのに対し、
漫画版ではそれに反して全然空気キャラではない点が最大の違いと言える。
終盤こそ展開が駆け足気味だった事もあって出番が減少していたが、基本的にストーリー全体を通して活躍の場面があった。

元々女性に弱い、ないしムッツリな面はあった三沢であるが、漫画版では明日香に一目惚れかつ片思いしている事になっており、
普段は堂々としているのに明日香の前でだけ緊張してロクに喋れないというウブな様子を見せた。
初登場時のエピソードからして明日香の連絡先を聞くために十代にデュエルを挑むというもので、
「別に知りたきゃ教えるのに」という十代に対して三沢は「俺にもプライドがある」と言ってタダで聞く事を自ら拒んだが、
横で見ていた翔からは「本人以外から聞こうとしている時点でプライドもへったくれもないのでは」と心中でツッコまれていた。
因みに明日香のファンである事は本人以外には開けっぴろげである。

万丈目がお笑い要素皆無の完全クールキャラになったのと対照的に、彼が持っていたギャグ要素・コメディ要員担当がこちらに流れた感もある。

ラーイエロー首席の座に相応しい知性派な点は相変わらずであり、
一度墓地に行ってこそ真価を発揮する「妖怪」モンスターを軸としたテクニカルなプレイングを得意とする。
また資料として、今や入手困難となっているバトルシティ編やデュエリストキングダム編の資料映像を保有しており、
レア物資料を多数所持しているとあって明日香らが借りに来るなど、知恵袋として頼りにされている模様。

エピローグではプロとなった十代のデビュー戦を観戦していたが、卒業したのにレッドの制服のままの十代に呆れ返っていた。


◆戦績

戦績は2勝3敗とボチボチ。
しかしそのうち1勝は響プロを破った金髪外人の悩殺ネーチャンスーパーボインであり、
劣勢から戦術を組み立て逆転、相手の戦意を完全に打ち崩した上で勝利した。

もう1勝は今まで一度も人前で勝ったことの無い明日香とのタッグデュエルで、対戦相手はアモン&ヨハン。
そしてそれは結果的に明日香に初めての勝ち星を与えることとなった。
当初は突っ走って明日香の作戦をぶち壊してせっかくの切り札をポシャるという凡戦を演じてしまうが、
明日香の一言で持ち直した以後はサポートに徹し、明日香に切り札を召喚させフィニッシャーにさせるという紳士っぷり。

終盤ではプラネットカードを持つジムと対戦。
「本当のアンデットにしてやる!」と本気でやる気満々のジムに勝てるかどうか、非常に気になるところ……だが、結局敗北した模様。

負けたデュエルでも相手を敗北寸前まで追い込んでおり、敗北後も自分の敗因を研究していることから将来有望な一面もある。


◆使用デッキ

先述の通り、日本の妖怪をモチーフとした【妖怪族】デッキを用いる。
作中では一貫して「妖怪族」と呼称されたが、これらはOCG化に当たって全てアンデット族となった。
事実、「妖怪族」は墓地肥しと墓地から蘇生した際に発揮される特殊効果に特化した能力を持ち、アンデットに通じる戦術を用いている。

アニメ版では複数のデッキを使い分けていたが、漫画版では常にこの妖怪族デッキのみを用いていた。

OCG化に際して、種族は上記の通り、効果もその多くがアンデットのサポートカードとなった。
そしてその全てが主力級、または必須級の強さであり、制限カードになったカードまで存在する。

尽くプロモカードでしか登場しないため種類も少なく、初登場時はその希少性から入手が困難で単体価格も高騰していた。
後に度々再録されて行った事で、レアリティに拘らなければ価格は落ち着きつつある。

◆使用カード

一部抜粋。
下記の他にもいくつかOCG化されている。

  • 怨念の魂 業火
初登場時の切り札モンスター。
《火の玉トークン》3体を専用魔法カードで融合する事で召喚される融合モンスター。
元々の攻撃力2200に加え、更に《火の玉トークン》を生け贄にする事で攻守を100アップさせる効果を持つ。

OCGでは自軍に炎属性モンスターが1体以上存在すれば手札から特殊召喚できる効果モンスターとなり、
代わりにこの方法で特殊召喚した場合自軍炎属性モンスターを破壊する効果が追加されたが、
3体のトークンと2枚のサポートカードが必要だったのをモンスター1体で済む様になったと見れば格段に出しやすくなったと言えよう。
また、自己強化能力も「《火の玉トークン》1体につき攻守100」から「炎属性モンスター1体につき攻撃力500」と、大幅な燃費向上を果たしている。

墓地にいる自身を除外して墓地の妖怪族一体を特殊召喚する効果を持つ。
OCGではそのままアンデット族一体を特殊召喚する効果となった。

登場直後からアンデット族デッキの必須カードとなり、このカードの存在がアンデット系デッキの強さを左右させると言っても過言でないほど。
攻撃力も、墓地利用デッキの天敵である《閃光の追放者》を倒せる1700でアタッカーにもなり腐らない。元妖怪だけに。
【ファンカスノーレ】や【SDL】で大活躍した。
長らく規制されていたが、2017年より無制限化。

なお、このカードと対を成す《牛頭鬼》も存在するのだが、《馬頭鬼》が比較的早い段階でOCG化したのに対してこちらは9年程遅れる事となった。

元々の攻撃力は1500という、下級モンスターとしては標準的なステータスでしかないが、
墓地から蘇生する事で攻撃力が2000まで増強される効果を持つ、三沢が切り込み役として愛用したモンスター。

OCG化に際し、「墓地のアンデット2枚を除外して1ドロー」「除外されているアンデット1枚をデッキトップに戻す」のどちらか1つを選択して発動という、
原作とは全く別物の効果が与えられた。

  • カラス天狗
墓地からの蘇生時に相手フィールドのモンスター1体を破壊する効果を持つ。

初登場から実に十余年が経過した2020年になってOCG化したが、OCGではVol.5で全く同名のモンスターが既に登場していた事で、
OCG化に際して《破魔のカラス天狗》に名前が変更された。
名称指定ターン1の制限と破壊可能対象が攻撃表示に限定されたが、代わりに効果の発動トリガーに「相手の効果による破壊」が追加された。

  • 火車
元々の攻撃力は?
自分フィールド上に《馬頭鬼》と《牛頭鬼》に存在する場合に手札から特殊召喚でき、
特殊召喚時に自身以外の全ての場モンスターをデッキに戻し、その際戻した妖怪族×1000攻撃力を上げる効果を持つ。

OCGでは召喚条件は「アンデット族二体」に、攻撃力上昇効果対象も同じくアンデットに変更された。
召喚が容易でミラーマッチではかなりの攻撃力が期待できる。
モンスター除去も最も厄介なデッキ送りなため劣勢ならかなり強力カードとなる。
ただし、他のカードでアンデット族に種族を変更していてもデッキに戻った時点で種族が元に戻るため攻撃力は上がらないため注意。










追記修正は確かな存在感と共にお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王GX
  • 黄色
  • 三沢
  • 遊戯王登場人物項目
  • 妖怪
  • 秀才
  • 漫画版GX
  • ジャパニーズアンデット
  • ラーイエロー
  • どうしてこうなった
  • 三沢大地
  • 影が薄い
  • デュエルアカデミア
最終更新:2025年04月21日 14:20