アットウィキロゴ

冴島大河(龍が如く)

登録日:2011/06/16(木) 00:40:35
更新日:2026/07/17 Fri 19:51:40
所要時間:約 5 分で読めます







ワレも極道の端くれやったらな、人生のケツくらい自分で拭けや





人を殺すちゅうんはな……ごっつこわいもんなんじゃあ!






冴島大河とは、『龍が如くシリーズ』の登場人物。
CV:小山力也
演:後藤剛範(〜Beyond the Game〜)

『龍が如く4 伝説を継ぐ者』の主人公を勤める。
パラレル設定の続編『龍が如くOF THE END』には名前しか登場せず、商談で中国に出張中とのこと。
ちなみに冴島組は彼の不在時も商売上手だったりと、中々上手にシノギをこなしている。
『5』でも主人公として再登板を果たし、『4』は髪を無造作に伸ばしていたが『5』以降は坊主頭がデフォルトになる。
今度は網走に収監されたのでその時に丸められた模様。
ちなみに日本の刑務所では基本的に坊主頭がデフォルトであり、髪型の自由がある程度許されるのは仮釈放が決まった者か死刑囚ぐらいである。


【概要】

年齢は4では45歳。出身は不明だが元神室町チャンピオン街在住で、関西弁を話す。

肩まで伸びた長い髪と筋肉質で大柄な体が特徴。『5』で網走刑務所に入ってからは丸刈りとなっている。
緑を基調としたミリタリー風の服を着ているが、実はこの服は4では冴島と同じく主人公の一人である桐生一馬が揃えた物。
つまり冴島のファッションは桐生のセンスによるものということ。………出来る男はファッションセンスも違った。
5では網走刑務所から脱獄した後に遭難から救助された集落の住人に貰ったものである。4の服と似てはいるが細部が異なり、コートがN-3Bベースのセガオリジナルに、フェザーモチーフのネックレスはなくなりパンツもタイガーカモからウッドランドカモに変更されている。6以降は5の服装をベースにコートが正式にALPHAのN-3Bになっている。

尚、背中にはをモチーフに描かれた刺青が彫られている。
虎は自身の名前(大河→タイガ→タイガー)、笹は自分が身を置く組の名前に由来している。

元東城会系笹井組の若衆であり、20歳の時に組の命令で上野誠和会の襲撃へと向かった。

上野誠和会幹部18人を殺害した後、死刑判決を受け25年間を暗い独房の中で暮らすこととなる。
それは後に上野吉春襲撃事件と呼ばれ、
冴島は『ヒットマン』『殺し屋』という肩書きで東城会の生ける伝説となったのだった。
……正直な話、真島吾朗の親分である嶋野組長などは、
兵役も経て銃で武装した戦闘集団・ジングォン派の構成員30名を(過激過ぎる作戦内容のためその気になれず)、働かない風間組長に代わって独り、半裸に拳銃一丁スタイルで"無傷で仕留めて見せるという化け物ぶりを見せている。*1

更に、本作の主人公、桐生はデビュー作で刃物や拳銃で武装した200人近い暴徒や、銃で武装した数十人規模の暗黒街の特殊部隊の包囲網を、ほぼ無傷、それも素手で蹴散らして強引に突破。
といった真似も度々やらかしてきた怪人であり、多くのプレイヤーにとってはほぼ見慣れた光景だった。
そのため、18人殺しの何が伝説になるほどなのか余りピンとこないプレイヤーも相当数居り、あちこちで突っ込みが見受けられる。
この点については後述する。


実は真島組組長真島吾朗とは兄弟分の間柄。
本来は上野吉春襲撃事件も真島と共に行う予定だったが、真島は現場には現れず結局は冴島一人が逮捕されることとなった……。

そして、龍が如く4 伝説を継ぐ者本編で浜崎から現在の東城会の現状を知らされ、脱獄を決意する。(刑務所内は極道の情報を規制される)


【性格】

厳つい外見とは裏腹にかなりのお人好しで面倒見の良い人物。
目の前で困っている人を放って置くことができないタイプであり、そのせいでよく厄介事に巻き込まれる。

また結構な兄貴肌で、元教師志望なだけあり厄介事を運んできた人間には手を貸してやると同時に愛のある説教もかます。
冴島先生のお説教に救われた人間は神室町に数知れず。
そしてその男気は自分を利用しようとした浜崎や、敵の刺客である馬場を動かしている。

その男気のあるキャラクターから男性ファンが多い様子。

また、龍が如く4の攻略本に記載されているスタッフインタビューによると、横山氏「真島が桐生にあんなにこだわるようになったのは、冴島の幻影を桐生が引きずっていたからです」「真島がかつて憧れた、そして桐生にこだわるようになったきっかけになる人を生み出そうとして、そうして生まれたのが冴島です」「最初名前は道義(みちよし)でしたが、背中の刺青が虎だったのでタイガーにしました」と語られている。


【笹井組について】

冴島には妹の靖子(CV:小沢真珠)がおり、子供時代の冴島は病に伏した妹を救うため金策に駆け回っていた。

しかし幼かったゆえに上手くいかず、荒れた冴島は誰彼構わずケンカを吹っ掛けるようになった。
その時に出会ったのが笹井組の組長である。

笹井は拳を交えた説得で冴島を救い、靖子の治療費まで提供した。
その一件で冴島は笹井に大変な恩義を感じ、笹井に人生を捧げる覚悟を固めたのである。


【バトルスタイル】

見かけ通りのパワーファイターで、一発一発の攻撃が強烈。

怪力無双と(公式から)言われているだけあり、敵の攻撃をパワーでごり押ししてねじ伏せてしまえる。
その分スピードが他の主人公に劣るが、溜め技を使った攻撃を駆使すればそれを補える。

また、『4』では全主人公中唯一大型バイクを持ち上げて武器にすることも可能。
それを投げつけられた敵はたまったもんじゃない。
…が『5』ではロードヒーティング用の配電盤を文字通り地面から引っ剥がし
更に道路標識を引きちぎって武器にする事も出来る。どこのDIO様だ。
そんな超重量級の武器を叩き付けた上に追い打ちで踏みつけたついでに首をゴキャッと捻るという容赦の無さも見せる。やめたげてよぉ!

そんな冴島だが、『4』のシナリオ上では「人を殺すっちゅうことはな…ごっつ怖い事なんじゃあ!!」と発言している。中の人の演技も合わさって名シーンなんですけどね……。

ちなみに唯一主人公として桐生一馬と戦えるキャラクターでもある。


【人物】

25年間刑務所で暮らしたため、シャバでの25年分の情報や常識がすっぽり抜けている。
携帯も持ってもいないためシリーズで唯一メールのできない主人公でもある。
実際に刑務所ではテレビや新聞が読めるのでそこまで情報に疎くならないが、冴島の場合、死刑囚が送られる拘置所ではなく刑務所なのでなんらかの情報統制されているのかも知れない。

キャバクラは『興味がない』、カラオケは『柄じゃない』という理由で入店できない。
しかし真島は曰く『あいつの歌はなかなかのもん』らしい。「5」では解禁されている。

そんな冴島さんが『5』でついに北海道でキャバクラデビューする事になりました。
都会慣れしたのか接待で行く事があったのかキャバにも行けるしカラオケにも行けるし携帯も弄れる。更にマタギデビューもしました

そして何故か木彫りという渋すぎる趣味を持つ。
モデルを見つけて数秒で作品を仕上げる程度の腕を持つが、
唐突に往来のど真ん中で木槌をガンガン振るい始める困ったさんだったりする。

公式で桐生共々「人間をやめた」と言われており、その怪力伝説には枚挙がない(秋山,品田,谷村,龍司はまだギリギリ人間の範疇らしい)。
4mはあろうかという規格外の巨大な熊と素手で取っ組み合い、
初戦は引き分け、再戦は頭部に猟銃を撃ち込んでダメージを負わせた後とは言え勝利。
その後は、2mのヒグマ程度であれば「大したことないやんけ」とか言いながら普通に凹って宥める怪人と化している。

配電盤を地面から引っ剥がして振り回す。道路標識を引きちぎる。
スリップしながら猛スピードで突っ込んできた車を真正面から止める等等……

ちなみに冴島を主人公として操っていると、ミニゲーム格闘家をつくろう!(略して格つく)がプレイ可能。
格闘家の卵達との交流を通し、いつもと違った冴島の顔を見ることができる。

尚、格つくにはふくしくんが登場する。


冴島が猫の鳴き真似をしたことは忘れてあげて下さい。
そして見事にゃんこのハートをゲットしたことは触れてあげないで下さい。


『維新』では新選組の永倉新八として登場する。
維新でも本家とあまり性格が変わらない。







以下ネタバレにつきご注意下さい。



















【『4』における活躍】

上野吉春襲撃事件の実行犯として捕まった冴島だが、真犯人は別にいる

冴島が襲撃に使った銃には暴徒鎮圧用のゴム弾が込められていた。
冴島は長年人を殺したという罪悪感に捕らわれていたが、実際は誰一人殺していないのである。

冴島の「18人殺し」が伝説となったのは
「店に居た幹部のうち、真犯人を除くと18人は皆一切武装していなかった。という実状が知られていない」
「(ゴム弾で気絶しただけの18人の幹部達を、上野誠和会の葛城が冴島が去った後で眉間だけ撃ち抜いたため)
たった1人で狭くて回避もままならないラーメン屋にカチコミをかけ、
18人の極道組織の幹部を、大混戦の中無駄弾を全く使わずに尽く殺してのけ、当人は一発被弾しただけで済ませた超人スイーパー冴島。
という誤った認識が広まったと思われる」
これらの事情の影響だと考えられる。
これが駆け出しの若衆の所業だというのだから、話題性は確かに抜群だろう。

その所為か、1988年頃には近江連合でも噂される程の逸話となり、
2012年になってなお、散々色々やらかした「堂島の龍」とも並び称される有名な逸話になっている。

冴島が襲撃現場から立ち去った後、気絶した上野誠和会の幹部を殺害した真犯人の正体は、他でもない上野誠和会組員の葛城勲という男。

この葛城は靖子を騙して幾人もの人間を殺させ、冴島の犠牲で若頭までのしあがった。
冴島兄妹にとっては憎んでも憎みきれない相手なのである。
葛城は最終的に追い詰められ、苦し紛れに冴島を狙ったが靖子が身を挺して盾になったため失敗。
更に事切れる直前の靖子の反撃で頭を撃ち抜かれ、看取られることなく葛城はその辺に転がるゴミのような最期を遂げた。

脱獄し、桐生との対話を経て彼の援助を受けて神室町に舞い戻った彼は笹井の行方も追うが、かつて組の事務所があった場所にはその面影すらなく、笹井組は離散していた。
花屋の手引きで笹井とは25年越しの再会を果たすが、上野吉春襲撃事件の引責によって笹井は追い込みを掛けられ、神室町でホームレスとなり廃人状態で真島に発見され、賽の河原に保護されていた。
真島が笹井を探し出した時期は不確かだが、少なくとも神室町と東城会に帰還した後かつ嶋野が亡くなり、花屋とコネが出来て大規模な捜索が行えるようになった『2』以降とする見方がある。

ちなみに真島は冴島を裏切っていたわけではなく、葛城と裏で手を組んでいた柴田によって捕らえられていて、駆けつけようにも駆けつけられなかった。
冴島はこの事実を知らないまま死刑宣告を受けて独房に入れられてしまったため、2人は長年袂を分かつ羽目になってしまったのである。
また、冴島は「25年間ぬくぬくと暮らしていた」と真島を糾弾するが、後付け設定とはいえ『0』で真島も相当な生き地獄を経験した事が描写されており、少なくとも安息とは言い難い25年間を過ごしていた事を、彼は知る由も無かった。



【『5』における活躍】


「昔の東城会を知る人間が現会長を支える」為に若頭を内定した冴島だったが、濡れ衣で服役していた殺人罪の方はともかく、傷害罪の方はまだ宙吊りのままになっていた為、
コネ人事がまかり通る現状を良しとしない層に、冴島を引き摺り落とす口実にされないよう、自ら出頭して禊を済ませようと決断。
また、冴島当人としては「世俗に染まって心身共に緩みだした自分を律しよう」と言う意識も強かった。
今回は独房ではなく4人の相部屋で、お調子者の日村、房では年長者で物静かな大島、そして自分を慕う馬場の3人と就寝前の自由時間はトランプに興じ、キャバクラが好きだったという日村の妄想に付き合ったりと、周囲に恵まれたこともあってか比較的穏やかに刑期3年の内2年を過ごしていた。

網走刑務所に収監された後は、一日でも早く東城会での仕事に当たろうと、模範囚としての仮出所を目指していた。
それを妨害するかのようなイカれた囚人釘原からの暴行にも耐え続けた冴島だったが、刑務所の中で知り合い、弟分として可愛がっていた馬場にまで手を出され、とうとう暴れてしまう。

しかし、この一連の暴行行為は、実は冴島を外に出さない為の刑期延期計画だった。

真島暗殺の一報、所長宛てに届いた冴島の破門通告、更に模範囚として仮釈放が法務省の圧力で取り消されるなど、冴島を刑務所内で暗殺しようという不穏な動きを察知していたが、
ある夜に「冴島の仮釈放取り消しを不審に思った所長が、それについて問い合わせようと東京に向かった矢先に殺害された」と副所長の高坂から馬場と共に秘密裏に知らされる。
しかもその日の午後には網走刑務所に100人以上という大量かつ通常ではありえない人数の囚人が送られてくるという状況から、最早網走刑務所が刑務所ではなく冴島の処刑場と化すのは時間の問題となっていた。
異常事態を悟った彼なりの苦肉の策として、「看守に房の鍵を開けさせておく*2ため、裏門に用意したスノーモービルを使い、この件に関わっている馬場と共に深夜に脱獄しろ」と促される。
罪人を更生する施設を預かる1人として厳格かつ平等に接していた高坂だったが冴島の人となりに触れ、「自分が戻りたかったのは東城会ではなく、自分が信じた奴らのところだった」と吐露した事もあってか態度が軟化し、冴島に同情的な立場へと変わっていたのだ。
「網走刑務所」が罪人を更生するための施設として在り続けるならば、と情報漏洩や脱獄の幇助など危険な橋を渡って真相究明と所長の仇討ちを託した高坂に、
「事件が解決したら必ず戻ってきて刑期を務め上げる」
「もしも真犯人を捕まえることが出来たら、殺さずに刑務所に入れる」
と約束し、脱獄を決意。

しかし、グラウンドに差し掛かった段階で冴島を執拗に狙っていた釘原が暴動を起こし、高坂もなんとか脱獄の時間稼ぎをしようとしたが間に合わなかった事を知らせた直後に背後から刺されてしまう。
釘原を下し、更に日村と大島*3にも背中を押されつつ、医療を齧っていたという大島が高坂に応急処置を施し警察とレスキューに通報した旨を伝えられ、彼らに一時の別れを告げて網走刑務所を後にした。

冴島と馬場はスノーモービルで脱出し、追っ手の部隊からもうまく逃れるが、後席で冴島にしがみついていた馬場が真冬の雪山を防寒用具なしで強行突破するという無茶で指に凍傷を発症し力尽きて脱落、スノーモービルから振り落とされてしまう。
冴島も馬場の脱落に気を取られて道を外れスノーモービルから落ちてしまい、殺気立っている巨大な熊と遭遇するアクシデントの末に昏倒、遭難し雪山の集落の住民に保護される。
集落のマタギの家で体力を回復した冴島は、食料にも事欠く集落への恩返しと、脱落した馬場の搜索を兼ねて、マタギ修行を始める。
馬場は雪山で遭難して生命の危機に晒されていたが冴島らにより救出に成功。凍傷が悪化し、体力が限界に近付き危険な状態だった馬場を静養させ、彼の体調が戻るまでの間に冴島はマタギ仕事をしながら集落を脅かす巨大熊との戦いに臨む。
全てが終わった後、馬場と共に月見野に向けて下山して行った。

その後、実は馬場こそが冴島を刑務所内に足止めするために、東城会や冴島に敵対する者から送り込まれた刺客だと知る。

ただ、冴島を兄貴分と慕っていたのは事実であることも知り、
馬場から銃を向けられるも馬場は雪山での恩義から撃てず、拳での対話の後に馬場と別れる。冴島はその直後に、謎の刑事を騙る男に逮捕され、その刑事に協力する形で神室町へ護送される。

神室町では桐生らと合流し、黒幕の陰謀阻止に向けて尽力。
黒幕をおびき寄せるために桐生や近江連合側の巨頭らと殴り合いを演じる。しかし、これも黒幕側には読まれており、軒並み桐生らや助けに来た堂島大吾までもが銃撃を受けてしまう。
冴島は片腕を銃撃されるも、腹部を撃たれた桐生よりは軽傷だった模様。

最終戦は、ミレニアムタワーにて黒幕に人質にされて戦いを強要される真島と激突。
この戦いは黒幕の余興でどちらが勝とうが両名最後は始末される運命にあったが、冴島と真島が戦う内に銃撃を受けて再起不能と思われた堂島大吾によるムービー銃で形勢逆転。危うい所を助けられた。

神室町に来て以来、冴島は馬場とは会うことは無かったが、冴島の意思は黒幕側に付く馬場を追い詰めて行き、桐生や澤村遥との邂逅は馬場に大きな影響を与える中で黒幕から遥の狙撃を命じられるも結局果たせずに馬場は駆けつけた品田と交戦。
馬場は品田との戦いで、品田も冴島の仲間であることを悟って自決を図るも、超法規的措置にて現れた日村と大島、さらに一命を取り留めた高坂によって救われる。
実は、これらも全て冴島の配慮だった。
激闘の果てに事件が解決してからは、馬場と共に刑期を務め上げるために刑務所に戻ることとなった。

『0』では服役中の為未登場。ただ、真島や他の人物から名前だけは出ている。

真島との友情は本物で、真島は『0』で理不尽な目にあってもいずれ出所する冴島の居場所をつくり、詫びとして殺される事を考えて色々耐えている。
最終決戦の死地に向かう時も、冴島への詫びの言葉の伝言を残している程。



【『7』における活躍】


2017年には「神室町3K作戦」で東城会が崩壊したことから、他の東城会幹部同様行方をくらましていたが、八代目近江連合若頭・渡瀬勝と大吾による東城会と近江連合の同時解散計画に協力していたことが判明する。

しかし、作戦決行直前に、渡瀬が組員の「使用者責任」の罪で逮捕され、2年間服役する事になったことから、渡瀬が出所するまでニック・尾形の計らいで、大吾や真島と共に身を隠していた。

その後、2019年に荒川真澄に事の真相を問いただすために近江連合本部に侵入してきた春日一番たちの前に真島と共に立ちはだかり、激闘を繰り広げるが、大吾と荒川の制止により和解。

翌日、近江連合本部で行われた、渡瀬の出所祝いの席で、渡瀬と大吾から同時解散宣言が行われ、共に解散届を提出するため大阪府警に行くところを阻止しようと、出席していた大勢の近江連合幹部からの反乱が勃発。渡瀬と大吾を守るために、荒川や真島、春日達と共に共闘し、反乱者達を撃退した。
その後は蒼天堀で渡瀬と大吾が立ち上げた警備会社で働いている。

大の男の頭を片手で持ち上げた挙句そのまま放り投げる姿は完全にターミネーターである。

ボス戦では真島の体力が半分を切ると参戦。真島の処理に手間取っていると絆技「剛刃合殺」で一気に春日の体力を削りにくる。

真島を倒して冴島一人になっても油断は禁物。高いHPと半端な回復ではジリ貧になるほどの攻撃力で攻め立ててくる。

自身の攻撃力を3段階上げる「猛虎の意気」を使用してきたら更に手に負えなくなるため、ナンバの「未知の悪臭」などでデバフをかけつつ、高威力の攻撃や弱点である冷気属性の攻撃で確実に削っていこう。


撃破後はデリバリーヘルプで召喚することが可能になる。

スキル名は「猛虎旋風波」で効果は「敵全体にダメージを与え、防御力を下げる」。真島同様強力だが初回以降は100万円の出費が痛い。ここぞという時に使おう。

召喚演出は「いきなりマンホールの蓋を吹き飛ばして下水道から出てきたと思ったら、そのまま落ちてきた蓋を片手でキャッチ。その場で高速回転して竜巻を発生させ、ガラクタを巻き込みながら蓋を放り投げて攻撃」という凄まじいもの。???「あそこで冴島さんがマンホールの蓋を猛烈に回転させてるんだ!!」

※あくまで春日の妄想によるイメージ図です。


【『8』以降における活躍】

8』では諸事情から大吾、真島の2人と偏僻な田舎のボロ屋で世間の目から潜むような生活を送っていた。
漁師姿は妙に似合っていたが、『5』をプレイした人からは「お前はマタギだろ」というツッコミが続出した。
それでも桐生の挑発に乗る形で喧嘩をしたり、最後の戦いに援軍として乗り込んできたりと完全に枯れてはいなかったらしい。

8外伝』ではハワイに向かった真島を迎えに来たが、記憶喪失だと述べた真島を疑い、久々に本気の兄弟喧嘩が勃発する。
せっかく極道に復帰したのに諸々の後始末をしなければならない状況にも腐らずにやっている中、記憶喪失の真島からは結構失礼な態度を取られたのでコレは仕方ないだろう。
敗北後はゴロー海賊団に加わってくれる。この辺は義理堅い冴島であった。突撃部隊のタンクとして最高峰なので頼りになる。
一方で仔虎のゴローからは何故かメチャクチャ嫌われており、靴にションベンをかけられたり、背中の刺青を引っかかれるなど異常に相性が悪い。同じ虎なのがダメなのだろうか…。
今回は常夏の島なのでポロシャツにベージュの長ズボンと普段より涼しげな格好をしている。元々志望していた教師っぽい服装である。

絆イベントでのサシ飲み時は真島からの「女を紹介する」という話で、
モアナ→「21才の子とか40近く離れてるからあかん!」、
ナオミ*4→「強い女は好みやけど美人は緊張してしまうからあかん!」、
クイーン・ミシェル*5→「好みじゃないし遠慮しとく 女に不自由はしてへん(本人談)
とどの選択肢でも面白い反応が見れる。還暦近くなのに純情すぎるぞこの人。


【18人殺しに関する余談】


横山氏のインタビュー*6にて冴島は当初殺人者のまま殺す予定だったが、スタッフらの中で人気が出た上、そもそも凶悪殺人犯をプレイアブルキャラクターにすることにストップがかかって軌道修正した結果、作品に大きな影響が出ている。
本作中をよくよく見ると、

東城会最大勢力となり絶大な権勢を誇った堂島組とその懐刀で最右翼たる嶋野組の両雄が、上野誠和会壊滅の絵図を描き、笹井に任せる
→堂島組が直輸したまがい物じゃない筈の拳銃が、いつの間にか堂島組系列でもなく、三次団体でも末席である柴田如きの手でゴム弾にすり替えられる
→その柴田が、偉業を成し遂げて実質的に格上*7である嶋野の子分を拉致監禁した上で暴行してオシャカにする方法で、堂島組肝煎りの計画をご破算に
→両雄相手に不義理を犯した上に、上野誠和如きと五分盃を交わす原因を作った戦犯・柴田だが、何故かそれが功績扱いで直系に昇格
→戦犯・柴田が真島を監禁しなければ冴島は成功していたと思われ、笹井の責任は本来ならば、シマの召し上げかエンコ詰め、四次団体降格で済むはずが、何故か全責任を負わされて、追い込みかけられて廃人に

堂島組が神室町を手中に収める原因となった絶大な偉業「ジングォン派30人殺し」を成し遂げた英雄・嶋野の子分を無駄に傷つけた上で堂島組の計画を破綻させる邪魔しかしていない柴田。
そんな彼が、嶋野を差し置いて先に直系に昇格。というのは支離滅裂を通り越した怪奇現象である。

これは恐らく元々の筋書では、

真島と冴島が、自身と親父の出世の為にサプライズプレゼント感覚で、組へ連絡を入れずに独断で上野誠和会壊滅を目論む
→上野誠和の葛城と共謀した柴田が真島を監禁し暴行
 三次団体でも末席の柴田組如きに自身の子分を暴行される不義理を働かれた嶋野。
 だが、自身の子分の独断暴走を柴田が止めてくれたという借りを作ってしまった状況ではあるので、渋々柴田の出世に手を貸す羽目に
→勝手に独断暴走した上に仕留め損ねて事態を悪化させた冴島の管理不行き届きで、全責任がある笹井が追い込みをかけられる

という経緯だったと考えられ、これならばちゃんと理屈が通る。
「(堂島や嶋野が熟慮した上で決行を指示した設定なのに)嶋野組長や堂島組長にまで迷惑がかかる」
「(極秘計画を託された笹井もまた、堂島のほぼ確実に弟分ないし子分であろうに)嶋野は堂島の弟分だから、嶋野の子である真島だけは止めなければならない。笹井の子分の冴島は別に良い」
等という、作中の事情とは矛盾した事情を話す場面も多々ある。
改変前の後者の推測の方をベースにして脚本を上げた影響で、ポルナレフ失神物に仕上がったのだろう。(推測される台詞が散見される*8



龍が如く4の時点で、冴島組を建立し、東城会直系にまで出世してしまったシンデレラボーイ冴島だが、ぶっちゃけ、「18人殺し」も一番重要な上野誠和会会長を殺し損ねたことで実質失敗し、上野誠和会に五分盃を交わさせられる口実を作る大失態を演じただけの男。
という存在に過ぎず、しかもほぼペーペーの若衆の時にこの事態が発生した。
つまりは、逃がすと後が極めて厄介になるから、標的だけは是が非でも仕留めろ。と指示されたそれまでの実績は皆無の殺し屋が、護衛を何十人も仕留めて腕っ節は世に示したが、肝心の標的には見事に逃げられて任務を失敗したという状況に限りなく近い。
横槍を入れた柴田組の存在を考慮に入れて罰則は免れたとしても、功績は何一つ挙げてないに等しい。

堂島弥生から舎弟頭補佐という名誉職でありながら、「堂島組を継いでくれるとずっと信じていた」と言われる程に期待され、錦山の親殺しの罪を被らなければ自分の組を立ち上げるのが確定していた、当時二次団体舎弟頭補佐の桐生。
彼の位置付けを一般社会人に例えるなら、「そう遠くない未来に取締役になれるとも噂される部長クラス」だったと言える。

対して冴島の場合は、
新入社員の冴島が、入社半年程度でM&Aを仕掛ける予定だった弱小企業の幹部相手に対して暴力事件を起こし、そのせいで弱小企業と対等合併させられる窮地に会社を陥れてしまった。
その罰として長期停職処分となっていたが、停職を解かれると同時に、会長と社長、常務の推薦で専務取締役に大出世。

といった現象に等しい。
一体何を言ってるか理解出来ないだろうが、そのくらいの名状しがたいコネ人事である。

とは言え、5、6代目も冴島を揶揄出来ないほどの相当に無茶のあるコネ人事であり(詳細は各キャラの項目参照)、これらの暴挙が決定打となって『5』では内部抗争とクーデターが勃発する事態に陥った。
その反省が活かされたのか『6』における6代目不在の間の会長代行には(経歴は)無難な人物が抜擢された。

この無茶な人事もただ考え無しだった訳ではなく、「18人殺し」の逸話・通り名は、「堂島の龍」とも並び称される程という設定があるからこそ*9
そのため、「東城会本家は「18人殺し」の「功績」というよりも「18人殺し」の「名声」を利用して、何とかして東城会の対外的な権威を取り戻そうとしたと考えるべきだろう。
また、それまでの東城会で起きたゴタゴタの原因を考えれば、経歴がはっきりしていて裏切りの心配がなく、極道生活の大半を刑務所で送ったおかげで余計な因縁も作っていないという点も大きかったと思われる。

尤も、この時期の東城会が抱える最大の問題は「社会から落伍した構成員が膨大に膨れ上がっているのに対して、組員を養えるだけの十分なシノギが無い。社会から極道の居場所が着実に減っている」ことにある。
そのため、金勘定の問題を腕力に根差した権威のみで抑え付けようとするに等しいこの人事こそ、東城会やひいては極道組織が進退窮まっていた証左とも言えるかも知れない。




真島「なんや、最近追記・修正っちゅーんが流行っとるらしいで」

冴島「お、自分ちょっと頭良さそうやん」


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年07月17日 19:51

*1 嶋野組長の場合は、実状はどうあれ風間組長と二人掛かりだったことは事実。ジングォン派の内情が当時は不透明だった。諸々の理由で表沙汰にならなかった。といった要素があり、一作目時点で既に大人物だった為、いちいち逸話を語られる立場でもなく事情は異なる

*2 所長が他殺の可能性が高い最期を迎えた上、明らかに刑務所のキャパシティを超える人数が移送されてくるという異様な状況故に「看守達も何かしら不穏な空気を察知していたのではないか?」という説がある

*3 なお、大島は還暦の誕生日に妻が別の男の下へ去ったことを契機に自首するまでは窃盗数15000回以上にして逮捕歴なしの伝説的な義賊のスリで、日村も相当額の収賄が露見して罷免された元捜査一課の刑事(ただし経歴が刑務所内でバレると報復の恐れがあるため黙っていた)であったりと濃いメンツが揃っていた

*4 25才だからモアナと然程変わらない

*5 50半ばなのでモアナやナオミと違ってセーフ

*6 龍が如く4 完全攻略極ノ書より

*7 ジングォン派の先遣工作部隊の精鋭戦闘員30人を嶋野がほぼ単身で仕留める偉業を成し遂げた設定が「2」で追加されたことで、嶋野組の直系昇格が87年という「1」の設定が「2」以降も存続しているのかは不明ではある。

*8 例えば、堂島組や嶋野組肝煎りの作戦であり、それを正式に中止するならば、嶋野組長か真島の兄貴分である嶋野組若衆が必ず出張る。外様の柴田組が何故か聞きつけてくる事態は起こり得ず、真島はまずそれを指摘して然るべき。

*9 『0』でも近江連合までその名声が届いていることが後付けながら描写されている