登録日:2020/12/28 Mon 20:38:32
更新日:2026/08/23 Sun 11:56:51
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~概要~
『龍が如く7 光と闇の行方』(
Yakuza: Like a Dragon)とは、セガゲームスより発売された龍が如くシリーズ8作目のナンバリング作である。
当初は
PlayStation4向けに2020年1月16日に発売されたが、後に
Xbox Oneや
Steamでも海外版ベースの『インターナショナル』として2021年2月25日に発売された。
なお、海外でSteamでリリースされたのは2020年
11月11日(JST基準)だったので、実は当初は「おま国」になっていたということになる。
木村拓哉を主役に起用した外伝作、
ジャッジアイズを経て4年ぶりのナンバリングタイトルとなった本作では大きな変更点として、これまでのシリーズで主役を務めてきた
桐生一馬からスマホアプリの『龍が如く ONLINE』で初登場した
春日一番が新主人公として据えられており、更に戦闘システムも今までのアクションバトルから元々はエイプリルフールネタであった
RPG方式のターンバトルへと大きく変更されており、発売前から大きな話題を呼んだ。
この大胆なシステム変更の主な要因としては、主人公交代に伴い新規プレイヤーを取り込むメタ的な側面と、春日は桐生や八神と違い一人で十数人を無双できるほどの強者でないというストーリ的な事情が大きい。
しかし、話題の大半はネガティブな意見が多数を占め、桐生とは真逆とも言える春日の人物像や極道達をはじめとした裏社会で生きる者達を描く龍が如くのシビアな世界観に似つかわしくないRPG方式等がユーザーから大きく批判を受け、一部では開発のやり直しやボイコット運動等の声が上がるほどに批判はエスカレートしてしまい、「見えすいた地雷」「2020年最初の魔物」等々散々な言われようとなってしまった。
だが、長期シリーズタイトルが避けては通れない問題『マンネリ化』を指摘する声も年々大きくなっており、『6』まで続いたアクションバトルは(難易度問わず)回復アイテムのゴリ押しで突破できてしまう大味なバランスや適当にボタンを操作するだけで撃破出来る一方的な光景が「ワンパターンで飽きる」と言われるようになり、QTEシステムや覚える技の多いコマンド、そもそもアクションが不得手等の理由から敬遠する人も多くなっていた。
また『3』以降からメインストーリーの完成度や桐生の言動・キャラクター像、その他関与するキャラクターの粗が目立つ様になり、シリーズが進むごとに評判が落ちていく悪循環に陥っており、桐生最後の主人公と謳っていた『6』は桐生達の生き様と過去シナリオを否定しかねない締めくくりをしたことで大不評を買い、ユーザーからの信用はゼロに近い状態にまで落ちていたので『7』発表以前より「シリーズの衰退」とまで言われていた。
この一件は当時代表だった横山昌義は否寄りの賛否両論の声は認識していたがその後の当時Twitter(X)で弁明を連投するツイートしていたので良く悪くも話題とされていた。
そして監督を務めていた名越稔洋も認識してこう発言している。
このシステムが受け入れられるかどうかを見届けたいですね。
当然、僕らは押し売りをする気はないですし、やっぱり『アクションがあっての龍が如くスタジオの作品だよね』という声がものすごく多くて、その声に今回、僕らが提案したものがかなわないと……そんな弱気なことではいけないと思いますが、もし仮にそうなったとしたら、そのときはそのときで、僕はまた戻したいとたぶん思う人間ですし。
ただ、僕らはつねに「こういうのもありだよ、おもしろいよね」という提案をしたいわけです。
RPGは初の試みらしく、もし評判がよろしくなければ普段のアクションバトルに戻す意向もあったという。上記の大胆な方針転換に踏み切った背景には、シリーズが抱えていた長期的な問題を打破するために新たな風を吹き込もうとした製作陣による起死回生の想いがあった。
つまるところスタッフもアクションゲームとして龍が如くシリーズを続けていくのは限界だと感じたのだろう。
しかし、ゲームトレーラー公開時にユーザー達が本作のさらなる紹介を見たあたりから評判が一変。『バトルに自由度が増した龍が如く』『RPGなのに(バカゲー成分や)シリーズの良さはそのまま』と肯定的な意見が増えた。そして恒例の芸能界キャストに中井貴一、堤真一の有名俳優を起用する事も判明。とくに中井貴一はYoutubeのスペシャルインタビューで展開の先が読めない台本に「
ドラマ書いてもらいたい」と絶賛するほど。
そして本作がリリースされ多くの人達にプレイされた結果、春日をはじめとした個性的で魅力ある登場人物達や今まで以上に二転三転する先が予測できない秀逸で見応えのあるストーリー等の要素が大好評を博した。
RPGの戦闘システムも初めて故にゲームバランスとテンポの悪さが目立つものの、戦略性拡大と操作の簡略化など新鮮かつ良い意味でバカバカしさが癖になる戦闘システムが見事受け入れられ、マンネリ化を脱却。最終的には前評判を見事に覆して
「0に匹敵か凌駕する最高傑作」「完璧な主人公交代作品」と言われるまでになった。
現に発売後は本作の完成度の高さを評価され、日本ゲーム大賞2020では
P5Rや
MHW:I等の錚々たる顔ぶれと並んで優秀賞を見事に受賞する快挙を成し遂げた。
圧倒的な下馬評をひっくり返し、多くのユーザー達を納得させるに至ったその様は本編のテーマの一つである「どん底からの成り上がり」を現実でも見事に体現しており、主人公が春日一番となり新しいスタートを切った龍が如くの門出に相応しいものであると言える。
とはいえ、これまでシリーズを支えてきたアクションバトルを完全に見限ったわけでもなく、ナンバリングタイトルはRPGバトル、外伝及びリメイク作はアクションバトルが主体という形で棲み分けが施された。
~あらすじ~
2000年12月31日。
20世紀も終わりを迎えようとしており
神室町も新年ムードに包まれていたが、極道は盆だろうと正月だろうと休みは無く、
東城会の三次団体「荒川組」に所属していた
春日一番は組のために今日も使いっ走りをしていた。
しかし、年が明けた元日に組長の荒川真澄に呼び出され、若頭の沢城丈が犯した殺人の罪を被るよう直々に頼み込まれ、出頭する。
尊敬する荒川のため18年にも及ぶ辛い刑務所生活を送り、2019年、春日は晴れて出所するが、春日を出迎えてくれる筈の荒川組の者は誰一人いなかった。
途方にくれる春日の前に足立という人物が現れ、東城会は春日が出所する2年前に「神室町3K作戦」という都知事の施策により壊滅し、現在の神室町は警察と東京へ進出した
近江連合に支配されており、その元凶が荒川真澄である事を聞かされる。
それでも荒川が東城会を裏切ったとは信じる事が出来ず、春日は足立と共に荒川がいる近江連合の会食の場へと趣き真相を確かめるが、無情にも春日は荒川に銃で撃たれてしまう。
辛うじて一命を取り止めた春日だったが、目を覚ました時には神室町から遠く離れた横浜の「伊勢佐木異人町」へと打ち捨てられていた…
~登場人物~
基本メンバー
本作の主人公。
嘗て神室町に存在していた高級ソープ「桃源郷」で生まれ、両親がいない環境で桃源郷のスタッフ達に育てられた。
中学卒業後はチンピラに成り果て喧嘩やカツアゲに明け暮れていたが、ひょんなことから荒川真澄に命を救われ、以後彼が組長を務める荒川組に所属するも、前述の経緯から出頭時に荒川組とは絶縁となった上に出所後は横浜へと打ち捨てられドン底へと落ちる羽目に。
抜けたところがありながらも明るく真っ直ぐな優しい性格をしており、極道だった経緯もあって度胸も備えている熱い男だが、長年刑務所にいたため少々世間知らずな面も垣間見せる。
少年時代は
ドラクエの勇者に憧れて育ってきたために、何かとドラクエになぞらえて話を進めることもしばしばあり、喧嘩のスタンスも
「一方的に相手を殴ることを嫌い相手にも行動させる」というRPGの戦闘のような考え方を持っている。
「そうしないと力が出せない」とまで言っていたせいで弟分の安村からは真剣にドMではないのかと疑いを持たれる羽目に
このように意図的なものなのか、性格はもちろん外見のデザインも桐生とは対照的な見た目になっている。
一方で担当声優は桐生の「兄弟」こと
錦山と同じであり、シリーズファンには感慨深いキャスティングとなっている。
学歴は無いに等しいチンピラあがりの人物だが頭自体はかなり良い方で、18年も世俗から断絶されていて浦島状態だったところから僅かな期間でスマホを自由自在に使いこなすまでに至るなど、学習能力は非常に高い。
またこれも桐生とは対照的に「自分の考えたことを他人に向けてアウトプットすること」に長けており、桐生ちゃんがだいたい「どういうことだ?」の連呼で聞き役になってストーリーが解説されていたところ、春日は相手にカマをかけたり説明したりと自らが話を回す役になる事が多い。
ちなみに妄想性障害級の極端な思い込み傾向があり、これまでのシリーズ作品からかなり方向性のブっとんだスジモン達やオブ・ジ・エンドやクロスゾーンから乱入してきたような必殺技の数々は春日の妄想の産物であり現実にはもっと地味な戦いをしている…という事になっている。
じゃあどうやって石尾田の乗ったモンケン車をぶっ壊したんだよ…
無論この設定がストーリーに関わることは無く、作中の春日は猛進だけではなく思慮を備えた好漢である。
専用ジョブは「フリーター」と「勇者」を持っており、前者は桐生を思わせる素手での攻撃特化の性能をしており、後者は攻撃、防御、回復の三拍子が揃ったあらゆる状況に対応できる万能タイプな性能をしている。
出所した春日に接触してきた人物で、その正体は元神奈川県警の刑事にして現在は免許センター務めをしている男。
現
警視総監が荒川から近江連合の東京進出の際に賄賂を受け取っていた疑惑に辿り着き、それを暴くべく荒川に近い存在である春日に目を付け、出所日を狙ってコンタクトを取ることになる。
最初こそ春日からは「自分を攫いに来たよその組の回し者」として訝しまれ、足立自身も疑惑にたどり着くための足掛かり程度にしか見ていなかったものの、幾多の修羅場や苦境を共に乗り越えていくうちに互いを信頼しあい腹を割って話し合える良き友となっていく。
普段は酒と女に弱い典型的なダメ親父だが、元刑事だけあって正義感や機転の良さも健在で決める時はビシッと決めてくれる他、異人町や神室町に何人か知り合いがおり、そこに拠点を用意してもらうなど年長者として頼り甲斐もある一面もある。
ストーリー中でもよくCQCっぽいの使うし「安全装置(セーフティ)外れてないぞ?」と指摘したりするが、
あの伝説の男とは関係ない
ダンボールはナンバがかぶったし
普段は刑事らしく威厳のある高圧的な声で喋るのだが、
風俗や女性関係になると俄然元気になる。
免許センターの職員であるにも関わらず道路交通法が全部で何条あるかもよく知らない有様だが、これは刑事課から免許センターへの不本意な転勤を余儀なくされたために門外漢であるため。
刑事だった頃は独自に事件の真相に関わる証言を集めてくるなど有能な人物であった。
彼が春日に接触してきたのは上記にもある通り「荒川真澄を通して堀ノ内十郎を追い詰める手がかりになるから」だが、このように堀ノ内に執着するのはもちろん理由がある。
足立が神奈川県警で刑事として勤めていた20年前、ある資産家夫婦の殺害事件を担当する事になった。
そして足立は近所に住む前科者の男・久住を逮捕するのだが、なんと逮捕後になって久住が犯行時刻に全く別の場所にいたアリバイになる目撃証言が出てきてしまった。
つまり久住は潔白であり誤認逮捕だったのだ。
当然足立はこれらの証拠を添えて県警上層部に久住の釈放を求めるが、当時の県警のトップである本部長の堀ノ内はこれを握りつぶし却下。
アリバイの証言者に何度も何度も執拗に「本当に間違いないか」と問いかけ続け、目撃証言を撤回させてしまう。
人間は自分の目で見た確実だと思っている記憶でも、時間をかけて何度も何度も確認され続ければ確信が持てなくなってくるもの。ましてやそれが警察という大きな組織の中で囲まれて行われていれば尚更である。
この事について堀ノ内は、「奴が本当に無罪なら他にも白の証拠が出たはずだ」とさえ言い放った。
こうして堀ノ内は久住のアリバイを無かった事にし、そのまま起訴して懲役18年の有罪判決を出させ、久住はほどなくして獄中で首を吊って自殺した。
現場の刑事たちが皆潔白だと確信していた人物が無実の罪で人生を奪われてしまったのだ。
堀ノ内がここまで横暴な対応をした理由は単純。「自身のキャリアに傷を付けたくなかったから」ただそれだけである。
警察官僚の出世コースとして、県警の本部長を一定年数経験した後で上に上がるのが常だったが、神奈川県警は異人三の存在から汚職に手を染める警官が後を絶たない。
任期中に汚職が発覚すればそれは即本部長を務めている官僚の責任問題にもなるため、神奈川県警を務める官僚はとにかく「自分の任期中に問題を起こさないこと」だけに腐心する。
無実の人間を誤認逮捕なんていうのは一発で出世コースからサヨナラ間違いなしの特大不祥事であり、特に当時の堀ノ内は任期を目前にして警視庁本庁への栄転の話が出ていた事から、堀ノ内は何としてでもこの不祥事をもみ消そうと考えたのだ。
この事が許せなかった足立は、アリバイになる目撃証言があった事実をマスコミ各社にリークするが、
マスコミ各社はスクープよりも堀ノ内とのパイプを選び、報道前に堀ノ内にリークがあった事実を報告してしまう。
当然報道はストップし世に出る事は無く、足立は報復人事として免許センター行きにさせられた。
即クビでなかったのは、あえてクビにせずに余裕を見せたのだろうと足立は推測している。
そして年月が経ち堀ノ内が警視総監まで上り詰めても、足立は復讐を諦めていなかった。
神室町3K作戦に乗じて近江連合関係者(特に荒川組)から多額の賄賂を受け取っている疑惑を掴んだ足立は、これを暴いて堀ノ内を失脚させることを目論む。
そのため、荒川真澄に繋がる可能性がある人物として春日に目を付けたのだった。
青木遼の悪事が暴かれ全てが終わった後、足立は匿名で堀ノ内を呼び出す。
「荒川組事務所には殺害指示の音声データがある」というのは荒川殺害の実行犯の天童と青木をおびき出すためのただのブラフだったのだが、近江連合が荒川組事務所を家探しした結果、全く別のものを偶然発見する。
それは、若頭の沢城のパソコンにあった、3K作戦の際に荒川組が誰にどのようにして賄賂を送金したかのリストだった。
複雑に色々な口座を経由して分かりづらくして送金された賄賂も、このリストと照合しながらであれば全て確実に追う事ができる。
つまり堀ノ内が近江連合から多額の賄賂を受け取っていた事実を立証できる。
堀ノ内はしらばっくれるが、足立は既にこのデータをマスコミ各社と警視庁の監察に送りつけた後であり、やがて駆け付けた自身の部下によって連行されていった。
(20年前と同じ手法で暴こうとしており堀ノ内にもみ消される危険があったのでは?と思われるが、20年前と違ってインターネットが普及している時代であり、そちらでの手も打っていたと思われる。事実、直前に青木の悪事を暴いた際もネットに動画を拡散させてもみ消せない状況を作っている)
20年越しの復讐をようやく完遂した足立はビルの屋上で特別な一服をするのであった。
なお、連行されていく堀ノ内を呼び止めて最後に「18年前の大晦日、無礼なヤクザが神室町のクラブで絡んできたのを覚えていますか」と問うている。
当然堀ノ内は覚えておらず「何の話だ」と訝しみ、足立もそれ以上問い詰める事も無かったのだが、この「無礼なヤクザ」というのが春日と真斗のどちらの事かは不明。
18年前に堀ノ内と真斗が直接対面した場には春日もいて、実際に無礼な言動をしたのは春日の方なので「無礼なヤクザ」と言えば春日になるが、
堀ノ内に人生を狂わされた人間として足立が共感を覚えるであろう対象は明らかに真斗の方である。
真斗に関する話、特に真斗が決定的に「壊れた」原因になった、堀ノ内のパーティの席での出来事はコインロッカー前で死ぬ直前に春日が初めて聞いた事であるが、
ミレニアムタワーに残してきた仲間たちに事の顛末を説明する際に話した可能性は十分ある。
専用ジョブは「刑事」免職済みで所謂タンク型の性能をしており防御兼火力要員として運用出来るが、似たような性能を持ち且つ属性攻撃も可能なジョブ「機動隊員」にお株を奪われがち。
春日が打ち捨てられた
ゴミ捨て場近くのコミュニティに身を寄せている元看護士のホームレス。
瀕死の状態だった春日の手当てをするだけで無くコミニティ内に春日の居場所を用意してあげたり、ホームレスなりの生き方を教えるなど春日にとっては正に命の恩人である人物。
足立同様酒と女に弱く良く言えば慎重、悪く言えば弱腰なところもあるが、いざという時には勇気を振り絞り危険な修羅場へと自ら飛び込む仲間想いな一面も持ち合わせており足立同様に春日の良き相棒と言える存在となっていく。
余談であるが、担当声優の影響かたまに「
黄色い着ぐるみ着て殴り合い」だの「俺が牛乳吐くわけねぇだろ」だの「
エビチリは苦手」だの
水曜どうでしょうネタを言い放つ。
ホームレス公園にやってきた春日がホームレス達に「働いて人生を取り戻したいと思わないのか」と熱弁したのに対して「したくてもできない事情を抱えている人がいる」と諫めたが、ナンバ自身は春日の職探しに同行している。
これは春日の熱弁に心を打たれたから…ではなく、春日が裏面が印刷ミスされたニセ一万円札を持っていたのを見たからである。
ナンバがかつて看護師として働いており、薬の横流しの容疑でクビになり資格も剥奪された…という話は一応事実ではあるが、ホームレスになったのはそれとは関係がない。
彼がホームレスになったのは、コミジュルのニセ札疑惑を独自に掴んで調査していて失踪した弟を探すため。
ホームレス公園が場所的にコミジュルのアジトを監視するのに都合がよく、そこに居座るために必要だったからである。
ホームレスとしてコミジュルの調査を続けていたが、ある日やってきた春日がそのコミジュルが製造したものの一部であると思われるニセ札を所持していたため、
このままここで監視を続けるよりは春日の動向を追った方がコミジュルに近づけると踏み、春日に同行する事にした。
こうして春日のパーティメンバーとなり、様々な事件を経てコミジュルの中枢に辿り着いてニセ札製造の現場を目にするが、
そもそもコミジュルには春日が世に漏れ出ないはずのエラーニセ札を所持していたことや、ナンバがコミジュルの監視をしていた事は全て知られていた。
その上でコミジュルに招き入れ、コミジュルを害する意思があったなら始末を…と考えていたのである。
ニセ札所持者の春日は本当に何も知らないと認められたものの、コミジュル監視に至った経緯まで知られていたナンバはそうはいかず始末されることに。
しかし命の恩人という義理を選んだ春日に庇われコミジュルから脱出する事に成功する。
脱出したナンバは、コミジュルから追われる身になった自身の保護と、ニセ札事業を暴く手段を兼ね、ブリーチジャパンの支部に駆け込んで事の経緯を洗いざらい暴露する。
ナンバからの情報によってブリーチジャパンを裏から操る青木の目的「荻久保の強力な支持基盤になっている異人町の資金源を暴いて潰す」事の決定的な突破口を得たブリーチジャパンは、
近江連合の組員を加えて大規模なデモを決行し、ニセ札事業の証拠を押さえる事にこそ失敗するも、製造施設ごとコミジュルのアジトを崩壊させニセ札事業を中止に追い込む事に成功。
ここに至り、異人三を「自身を助けてくれた異人町の仲間」と見て守ろうとする春日達と完全に対立してしまう。
この騒乱の中で春日と対決し敗北し、ニセ札製造の設備が焼け落ちていく中で(ブリーチジャパンの目的は達成されたものの)自身の目的が途切れてしまった事で落胆するが、ソンヒから弟は生きている事を知らされ、弟との対面を果たす。
こうして春日やコミジュルと敵対する理由が無くなったナンバは、「肉の壁が崩れた異人町からは出ていった方がいい」と言い残し、春日の前から姿を消した。
しかしその後、近江連合に取り入ろうとする馬淵を追い、石尾田ら近江連合幹部と対峙した際、救援として駆け付け、一度は裏切った事を詫びつつ再度仲間に戻ってくる。
春日から「俺がナンバに仲間にして貰ってんだ、断る理由がない」と断言され暖かく迎えられた際は涙して感謝していた。
なおナンバの弟は上述の通り生きていた訳だが、なんと始末どころか逆に(軟禁状態ではあったものの)手厚く保護されており、世話係の女性と恋におちて結婚まで考えていたとのこと。
これは、独自調査のみでコミジュルのニセ札事業にまでたどり着いた調査能力を高く評価し惜しんだソンヒの采配によるもの。
こうして弟経由でコミジュルとある意味身内のようなものになったナンバは「なんか怒れなくなっちまった」と、コミジュルへの怒りは完全に消えていた。
ナンバが看護師をクビになるに至った詳しい経緯は絆ストーリーにて語られる。
ナイチンゲールの伝記を読んで感動し看護師を目指したナンバだったが、激務過ぎる現実にやる気を失っていたところ、新人として入ってきた水恵という女性のひたむきな姿に再度やる気を取り戻す。
彼女が薬品の横流しに手を染めていた事を知った時も、それが家庭の事情から止む無くしていた事であることや、看護師として世の中に必要なのは自分なんかよりも彼女だという考えから、ナンバは病院内の犯人捜しで自ら名乗り出て罪を被り、去る。
彼女がナイチンゲールのように医療の普及していない海外で働きたいという夢を持っていたこと、勤務していた病院では3年以上勤務すれば海外派遣制度があったことから、
彼女が近々海外へ行くであろうことを知っていたが、罪を被ってクビになった身で今更連絡を取れる訳もなく、見送りは諦めていた。
この話を聞いた春日は何とかして見送りだけでもさせてあげたいと水恵を探すため、かつて同じ病院で働いていたという新人ホステスの「双葉」を探すが、
なんとナンバに語っていた家庭の事情や海外で働く夢などはまるっきり嘘で、パチンコで負けた金を埋めるための私欲での窃盗だったこと、
ナンバの身代わりにより一度疑惑を逃れたことで味を占め繰り返した結果結局自分も発覚し逮捕され失職して今はホステスをやっている(つまり双葉=水恵)ことが判明。
サバイバーのマスターからの助言でナンバには事実を伏せておくことを選び、水恵にも協力させて「海外に旅立つ前にナンバに謝りたかった水恵」を演じさせ、ナンバと水恵の対面は叶った。
ただし、誕生日サプライズの名目で春日とサバイバーのマスターで秘密裏に動いていたはずだったのだが、マスターと双葉が務めるスナックのママの電話の内容がナンバに聞こえてしまっており、対面前にナンバはおおよその真相に気づいていた。
それでもあえて一番達に騙された振りをして対面計画に乗り、「自分を傷つけまいと試行錯誤して走り回ってくれる一番のような親友に出会えたことが嬉しい」と感謝を述べた。
専用ジョブは「ホームレス」で、魔法攻撃が得意な賢者的なポジション。なお、魔法攻撃にあたるのは主に
臭い息。
序盤では貴重な属性攻撃と魔法攻撃で戦ってくれる上に後述するジョブチェンジシステムを活用すれば
全属性の魔法攻撃を使えるようになるため序盤から終盤までアタッカーから補助要員まで幅広く使える非常に有用な専用ジョブ。
異人町のキャバクラで雇われママとして働いている女性。
春日たち無職3人組が最初の勤め先になったソープランドのキャストだった菜乃葉の双子の姉で、菜乃葉が抱えていたトラブルを解決した直後のソープランドオーナー・野々宮の葬儀で邂逅。
野々宮から春日達の事を聞いており、不可解な自殺を遂げた野々宮の死の真相を解き明かすためという目的の一致から春日達と行動を共にするようになる。
若い女性かつ全くの一般人であるため、一見するとせいぜいゲスト枠かと思うかもしれないが正式なパーティーメンバーとなる。
酒豪で男勝りな性格をしており相手が屈強な男であっても物怖じをしない豪胆な人物だが、それと同時に他人を思いやる優しさと涙脆いところがあり、強気な性格はある意味それの裏返しでとあるイベントでは普段と打って変わって弱々しい一面をのぞかせることも。
専用ジョブは「チーママ」。
女性であるためか、HPが低い代わりにMPが高く相手に状態異常を付加したり、味方にバフをかけたりと攻撃と補助が両立したジョブである。
なおこんな人だが女性なので、女性汎用ジョブの「アイドル」ももちろんできる。
コテコテの可愛いポーズで敵を魅了する事もできちゃうぞ!
荒川組
東城会の三次団体・荒川組の組長。
好物はミキプルーン
旅芸人の一座に生まれ、自身も役者として活躍していたが、14歳の時に団長でもあった父が殺され、母は蒸発してしまったことで行き場が無くなり東城会系列の「氷川興産」という組に入り極道の世界に足を踏み入れる。
荒事も厭わない武闘派の組だった氷川興産で頭角を現しただけあり「殺しの荒川」の通り名で知られるほどになり、やがて自身の組「荒川組」を立ち上げる。
神室町に住んでいる者ならば少なからず彼の名前は聞いたことがある程度には名が通った人物。
作中時代よりおよそ20年以上前、神室町で縄張り争いで敵対していた組から「うちの組員に手を出したお前の組のガキを預かっている、返してほしければ組長1人で来い」という旨の連絡を受け、出向く。
いざ駆け付けたそこにいたのは見知らぬ無関係のガキで、助かりたい一心で荒川組の名前を騙っただけであったが、荒川は迷わずその場で自分の小指を「ケジメ」として落として見せ、そのガキ――春日一番を連れ帰った。
こんなことをした理由は、「春日を組と無関係と証明する事ができない以上、無視すれば『組員を見捨てた』と噂を流されるため、春日を助けるしかなかった」というものもあったと思われる。
しかしその春日に理由を問われた時は「ガキの前でカッコつけたかったのかもな」と発言しており、春日が彼を強く慕う切っ掛けになった。
その日から春日が盃を貰おうと毎日荒川組に押しかけてくるようになったため、当初は門前払いを繰り返していたが、100日目にとうとう荒川が折れ、組員として迎え入れることになった。
その後も春日には何かと目をかけており、シノギが下手で若頭の沢城に怒られている春日に度々助け舟を出したり、服役中の春日に直筆の手紙を送ったりしている。
しかし春日が18年の刑期を全うし娑婆に出てきたら、神室町から東城会が消えていた。
聞けば荒川が東城会を裏切って近江連合に寝返り、その見返りに近江連合の本家若頭代行の地位についているという。
そんな荒川の心変わりが信じられない春日は直接会って真実を確かめようとするが、いざ対面した春日に荒川は銃を向けるのであった。
『ONLINE』の
堀内賢雄氏からキャスティングが変更されているが、これは制作にあたり許諾を得て行った意図的なもの。後述の世界線の違いを示唆するためだろうか?
荒川真澄の一人息子。
赤ん坊の頃に重度の低体温症に罹ってしまったことが原因で多臓器不全を患ってしまい車椅子生活を余儀なくされ、春日は荒川からの頼みで彼が出かける時などは一緒に付き添うことが組での仕事の一つとなっていた。
歩けないことと極道の息子であることに大きなコンプレックスを抱いており、それを晴らすかのように荒川組の金で散財をし春日を奴隷のように扱うなど好き放題に振舞っていた。
しかし春日が出頭してからまもなく持病が悪化したようで、春日が出所する数年前に故人となってしまっている。
春日が出所する前後の荒川の様子を知る者は彼の死が荒川を豹変させ、東城会と神室町を売ったのではないかと噂されている。
荒川組の若頭兼金庫番を務めている男で組のNo.2。
義理人情を重んじる荒川や春日とは対照的に冷徹かつ非情な性格で、シノギの際に相手の事情を鑑みて金を持ち主に返したり、見逃してしまう春日とは折が合わずシノギの稼ぎが悪いのもあって春日には人一倍辛辣な態度を取っていて、お互いに諍いが絶えなかった。
そんな苛烈な性格が災いしてか、大晦日の晩に坂木組の鈴森という組員と睨み合いになった末に射殺してしまい、荒川は葛藤の末に春日に身代わりを頼むこととなる。
春日が出所した18年後は荒川とともに近江連合へと鞍替えし、若頭代行となった荒川の補佐を務めており、良くも悪くも荒川以上に極道らしい立ち回りが上手い男。
春日の唯一の弟分で、春日や荒川からはミツと呼ばれている男。
何かと苦労人気質なところがあり、春日の人の良さと直情的な面に振り回されがちで春日のそういった一面に苦言を呈することも度々あったが、そんな春日のことを兄貴分として慕っており春日が出頭する直前には初詣に誘ったりする等兄弟仲は至って良好であったが、終ぞ春日が出頭することは知らぬまま18年も関係は途絶することとなる。
出所前からの弟分、再会時は敵対組織に所属、
そして、シリーズにおいて時にプラスにもマイナスにもなるモデル俳優なし等々のいかにもな設定を持つ事から過去作プレイ層からは
シンジ・力也の再来を懸念されていたがこのジンクスを打ち破り見事に生存を果たした。
異人三
本作のメインステージとなる「異人町」を拠点に活動する3つの組織、「星龍会」「横浜流氓」「コミジュル」の通称。
由来は童謡「赤い靴」の歌詞の一部である異人さんとそれぞれの組織が三竦みで睨み合いを続けている事から因んで付けられている。
巨大な勢力を誇る星龍会と横浜流氓が敵対し、その間に規模は小さいながらも町中に監視網を敷いているコミジュルがバランサーとして入っている形で冷戦が続いている。
もし星龍会と横浜流氓のどちらかから掟を破る者が現れた場合、その者の親類縁者に至るまであらゆる個人情報をコミジュルが調べ上げ敵対組織に流すという方法で脅しをかけ、均衡を保っている。
この状態はナンバが「いつ爆発するか分からない火薬庫に盗みに入る気になるか?」と例えた通り均衡が崩れると戦争が起きかねない程に危ない状況。
その為、近江連合や東城会などの外部組織も手出しできない様な状態が保たれている。
実は3つの組織は表向きにはしのぎを削り対立をしているように振る舞っているが、ごく一部の幹部のみが知る実態は異人町のある秘密を巡って共謀関係にある。
その秘密とは、超高精度な日本円のニセ札製造。
伊勢佐木異人町を含む神奈川二区を支持基盤とする、民自党幹事長・荻久保豊が戦後まもない頃に始めたもので、
当時はしがない市議会議員でしかなかった彼があらゆるコネと伝手を駆使して国家機密たる紙の配合を調べ上げ、抗争を繰り返していた星龍会と横浜流氓にこれらの仕事を与えた。
ここから生まれる莫大な金を使った賄賂で神奈川県警を掌握し、異人町で起こる抗争を完全にコントロール。
これにより、荻久保はニセ札で無尽蔵の政治資金を、星龍会と横浜流氓は何かが起きても荻久保にもみ消してもらえる世界を手に入れた。
これは1980年代にジングォン派の残党が流れ込みコミジュルを形成した際には彼らをも取り込む事で続けられた。
現在では横浜流氓が原料となる紙を調達し、コミジュルが印刷を行い、星龍会がニセ札の運搬を担当という分担で行われている。
荻久保は「神通力」とさえ称されるこの無尽蔵の資金と県警を言いなりにする影響力で民自党の幹事長にまで上り詰めるのだが、
21世紀になって彼を追い落とそうとする者に「神通力の源泉」として異人町が目を付けられることになってしまう。
星龍会
嘗て横浜が戦後の混乱期にあった頃にまとめ役として発足した組織が母体のヤクザ。
発足の経緯から異人三の中でも古株の組織であり、規模こそ小さい物の長年東城会や近江連合の等の大規模な組織の干渉を受けずに独自の力で生き抜いてきた強かな組織。
星龍会の会長である高齢の男。
「任侠は正否では測れない」「極道は顔やメンツで生きている」等の矜持を持っており、春日曰く「良くも悪くも昔ながらの極道」と評される人柄をしており、初邂逅の際も自身の組員が晒した醜態にケジメを付けさせると共に春日達の実力を評価したが、同時にその行いが一歩間違えれば異人三を敵に回しかねない旨の警告をする等荒川とは違う意味で極道としても組長としても貫録を持った人物。
春日達とは以降様々な形で関わることになるのだが、物語が進む毎に挟まる春日とのやりとりが孫と強面のお爺ちゃんにしか見えないともっぱらの評判。春日にとっては第三の父親ともいえる存在になっていく。
彼こそが荒川真澄の父を殺した張本人である。
荒川の父・斗司雄は異人町の秘密に繋がる金の運び屋としての裏の顔を持っていたが、ある時その金を荒川の母・ゆう子が見つけてしまい、愛人との遊ぶ欲しさに彼女に全額(一億円分)を盗まれてしまう。
当然ながらこの大失態には星龍会からの始末がつけられることになるが、金の出どころの関係で事情を知らない下っ端に任せる事ができず、当時組の跡目として目されていた=やがて秘密を知る立場になる若かりし頃の星野にケジメと口封じを兼ねて斗司雄を殺すよう命じる。
この暗殺を成功させたことで星野は星龍会の会長として栄達することになる。
暗殺の際は、ターゲットが中華料理屋で食事をしていた事を利用し、店のボーイに扮して個室に入り込んだが、ターゲットに息子がいて共に食事をしていたことは個室に入るその時まで知らなかった。
しかしそれを知った所で暗殺を中断できるはずもなく、結果として星野は年端もいかない少年の見ている目の前で父親を殺害する事になってしまった。
彼の中でこの一件は大きな遺恨として残り続けることになる。
それから何年も経った後、星野の元に一通の招待状が届く。その差出人は「荒川真澄」。
正体を隠す気が全くないその呼び出しに、星野は「何もかも調べがついている、逃げられるものではない」と悟り、
殺される覚悟で護衛を付けずたった一人でその呼び出しに応じる。
そして平安楼の部屋で荒川と再会した星野は、殺される身だとして、あの時何故荒川の父を殺さねばならなかったのか…つまり異人町のニセ札に関わる秘密を全て荒川に話した。
いつでも拳銃の引き金を引けたはずの荒川はその話を全て黙って聞き終えると、星野を撃つことなくその部屋を出る。
「復讐しに来たんじゃないのか」と星野が尋ねるが、荒川は「俺の招待を無視してくれてれば後ろから撃てたのにな」とだけ言い残してその場を去った。
ずっと喉に引っかかっていた小骨のようなものが取れた星野は、1984年に一万円札が福沢諭吉に変わった時、既に荒川組を立ち上げていた荒川にある贈り物をした。
新しいデザインの、しかし裏を真っ白にした「わざと作ったエラー品」の一万円札。
これに「恩威並行を忘れず」という言葉を刻み、「今の自分がいるのはあの時殺さないでいてくれた荒川のお陰である。もし自分がやはりそんな価値が無かったと失望する事があったら、そのニセ札を使って息の根を止めてくれて構わない」という想いを込めての物である。
星野がニセ札を見た瞬間に、春日を荒川の関係者だと見抜いたのはこのような経緯のためである。
この特注のエラーニセ札はこの世に荒川がもつただ1枚のみ。
従って、春日のポケットにこれを入れたのは荒川自身であるはずで、異人町に流される春日にこんなものをわざわざ持たせたのは自分へのメッセージに他ならない、と。
星龍会のNo.2(若頭)を務める男。通称『高部のカシラ』
龍平に忠実で冷徹なキレ者といった如何にもNo.2らしい知的な人物だが、その反面部下想いの熱い男。異人町と異人三を巡ってとある事件が起きたときには、龍平の静止を振り切って後述の横浜流氓の本拠地へと自らカチコミに向かう程の行動力と実力を併せ持った御仁。
後に春日達と協力関係になった際には、星龍会で使っている車両や道具等を自ら届けて手助けしてくれるようになる。
横浜流氓(ハンピンリュウマン)
異人三の一つである中国マフィアの組織。
嘗て中華街の覇権を巡って別の中華系組織と抗争し、敗北した後に異人町へと流れ着き現在へと至った経緯を持つ。
側から見ればよそ者でしかなく、古株である星龍会とは長年抗争が絶えない関係となっており、現在は辛うじて冷戦状態を保っているといった緊張状況となっている。
横浜流氓を率いる若き総帥。
一見すると飄々とした態度の軽い兄ちゃんだが、言動の端々に殺意や狂気を垣間見せたかと思えば急にフランクな態度になったりと真島吾朗のように言動が読めない実にマフィアらしい性格をしている。
…というのは総帥としての建前の姿であり、本来は親しみやすく仲間想いの熱い男。
横浜流氓の総帥の座に就いているのも父親が先代の総帥だったからというだけで、本人が望んで伸し上がった訳ではなく、仲間を想う心は強いが自身の野心はあまり無い。
本質的には春日と似通っている所があり、後述の絆ドラマやパーティチャットでは意外な趣味やコミカルな一面をのぞかせ、組織の拠点が高級料理店のため料理上手だったりと今作の登場人物の中でもとりわけギャップの大きなキャラクターとなっている。
因みにパーティーチャットで
ドリームキャストプレイヤーであることが明かされ、かつ「クロワッサンの意味をゲームで知った」という話から
サクラ大戦3を遊んでいた疑惑がプレイヤー間で浮上していたりする。
また、足立が酒のつまみの野菜を自分で育てているという話に対して「買えばいい、育てている手間が無駄」と言うような旨の発言をしておきながら、直後に趣味を聞かれて「
盆栽」と答えるなど、お茶目(すぎる)性格も垣間見える。
後述の鎌滝えりを除けば最後に春日パーティーに加入することになるメンバー。
専用ジョブは「マフィア」。
刃物をデフォルトで使える数少ないジョブでその他に独自の拳法も会得しており、育成すると全体攻撃+即死(確率)なんて芸当も出来るようになる強力なジョブとなっている。
戦闘時の演出や必殺技が過去作以上にぶっ飛んでいるからといってベクトル変換でビルを動かしたり、冷気を自在に操ったりはしない
趙の右腕である横浜流氓No.2の男。
野心と才覚を兼ね備え、多くの部下を率いて稼ぎ頭として貿易会社を運営する等手腕も確かな人物で、組織の下っ端からも尊敬されている。
その分黒い話が絶えず、最近は趙に対して反抗的な態度が露骨に目立つ等油断ならない人物。
彼が手掛けるのはフカヒレや燕の巣など、横浜中華街には無くてはならない高級中華食材。
それをほぼ原価という爆安価格で販売、しかも仕入れの支払いは現金手渡しの一括払い。
そんな無茶苦茶な経営にも関わらず資金繰りは全くもって健全で、背後にマフィアがあるにも関わらず不自然なほどクリーンな経営を維持している。税務調査をどう切り抜けているのか気になる
とある事情から馬淵に目を付けた春日たちは食品輸入の裏でブラックなビジネスに手を出しているのではと当たりを付け、馬淵に接近すべく潜入を試みるのだが……?
偽食材の販売で利益を上げているのではという春日一行の予想に反し、食材自体は本物。
偽物だったのは彼らが支払いに使用していた中国人民元紙幣の方。
つまり日本円より偽造が容易な人民元を利用し、かつ証拠の残らない輸入業者への現金手渡しという形で支払いに使ってしまうことで発覚を回避する、偽札ロンダリング事業こそが馬淵の事業の正体。
ニセ札を使うことでタダ同然で仕入れた高級食材を販売すれば、そちらは本物の現金が入ってくる。ニセ札が本物札に変わるという訳。
しかし、何故馬淵が偽札事業を思いついたのか? いかな人民元と言えどその辺のただの紙ではなくそれなりの紙を必要とするはずだが何故容易に偽造できるのか?という疑問が残る。これこそ、異人町が抱える秘密の根源に迫るキーワードである。
その正体は、異人三の各組織の上層部が結託して行っている日本円ニセ札ビジネスに使われる原紙。
横浜流氓は原料の紙の調達担当であるため、組織のNo.2である馬淵の目に触れる機会もあったということ。
この紙は本物の日本円に使われる紙と全く同じという品質であり、中国元がどのような紙で作られているかは不明だが見劣りはしないだろう。
この行為は当然、趙も気づいているが、咎めないで放置している。
それは、咎めると当然「その紙は何に使うものなのか」と言う疑問に繋がる。馬淵の影響力を考えれば組織全体にニセ札事業の事が知られてしまう事になりかねない。
また、組織の物に手を付ける事になってはいても、それが組織のメンバーを食わせていく事に直結している限りは深く追求しないという趙の温情もあり、
趙は馬淵の行為を知っていて放置しているのである。
コミジュル
こちらも異人三の一角を担う組織であり、横浜流氓と同じく大陸系の組織だが構成員が韓国系の人員で固められている謂わば韓国マフィア。韓国語で「蜘蛛の巣」を意味する。
星龍会・横浜流氓とは睨み合いの関係にあるが、前述の組織達と比べると素性が分からない部分が多く、本拠地も異人町の古びた廃ビルを使用している為異人三の中でも一際異彩を放つ不気味な組織として君臨している。
韓国系組織という時点でシリーズファンがそれとなく関連を察していた通り、組織の主な構成員は2や6で暗躍したジングォン派の残党。
1980年に風間・嶋野らに壊滅させられた日本支部の残党、更には2で倉橋こと池頻敏が本国から呼び寄せた部隊の生き残りとその子供世代が帰国もままならなないまま日本国内に取り残され、異国の地での生き残りを図って集結した正しく流民の群れ。
後に6でハン・ジュンギとともに来日したグループが紆余曲折の果てに合流し、異人町最大の勢力となっていく。
コミジュルの総帥を務める妖艶な美女。
マフィア然とした冷酷な一面が目立つ人物で、コミジュルや異人三の均衡を守る為なら殺人等の荒い手を使うことも厭わない一面を持つが、後述のハン・ジュンギを始めとした行き場の無い韓国人達をコミジュルに匿ったり、とある事情から春日達に窮地を救われた際には、コミジュルの持てる力を使って春日達の支援をする等義理堅く、情に熱い一面も併せ持っている。
優位な状況だったにもかかわらずちょっとした油断から春日達に出し抜かれたり、あるシーンでは趙の作った料理を無邪気に頬張ってたりと趙と同じく悪人になり切れていない部分が随所で見受けられ、本作を遊んだユーザーからは「割とポンコツなのでは?」と評される羽目に。
そして続編ではポンコツ加減がより加速していくことになる
前作にも登場した元ジングォン派の総帥。彼は6で死亡したはずだが…?
嘗て神室町の一流ホスト店スターダストを手中に収めた後に神室町で桐生と幾度も争い敗北を喫した彼だが、その後異人町に流れ着きそこでソンヒに救われる形でコミジュルに籍を置いており、現在はソンヒの参謀としてその辣腕を振るっている。
任意加入の鎌滝えりを除けば4番目に加入するパーティーメンバーとなる。
専用ジョブは「ヒットマン」。唯一打撃、斬撃、銃撃の全てが単体で揃っているジョブとなっており、毒瓶やスタンガンによる状態異常付与も狙える為、雑魚処理から対ボスまで幅広く対応出来る便利なジョブとなっている。
ちなみに正史シリーズで現役の組織構成員がプレイアブル化したのは実は彼が初だったり。
6を遊んだユーザーは周知の事実であるが、ハン・ジュンギは尾道で桐生に敗れた後に広瀬によって射殺されており、劇中の3年前に死亡している。
つまり彼は本物のハン・ジュンギではなく偽物であり、6で存在が仄めかされていた「影武者」ということになる。
3年前、彼は別の任務にあたっていたため本来果たすべき影武者の役目を果たすことができず、ハンを失ったジングォン派は統制が崩れ東城会によってとどめを刺され壊滅。その後は東城会の追手から逃れながら生きていたが、春日と同じくちょっとした偶然によりソンヒに命を救われた。
以降はソンヒの右腕として彼女に恩返しをしながら、かつての同胞達にジングォン派に代わる居場所としてコミジュルの道標になるべくハン・ジュンギの名前を使っており、これからもその生き方は変えるつもりはなく命尽きるまでハンとして生きる覚悟を持っている。
なお、個人イベントを最終盤まで進めると生前のハンに取り入ろうとした父親に無理矢理影武者としての整形手術を受けさせられたこと、生来の名前はキム・ヨンスであること、影武者でありながら弟のように大切にしてくれていたことを教えてくれる。
2や5に登場した大阪の蒼天堀を根城とする関西最大の極道組織。
関東最大の
東城会とは正に水と油の関係性で、過去に幾度も東城会と抗争を繰り返しその度に桐生達によって敗北を喫し辛酸を舐めた本組織だが、今作では怨敵であった東城会が神室町3K作戦で崩壊したのを機にガラ空きになった東京へと進出。
蒼天堀と神室町、二つの歓楽街を手中に収め実質的な日本の裏社会の支配者へと成り上がり我が世の春を謳歌している。
八代目近江連合の若頭補佐にして現在は若頭代行を務める荒川の側近の一人。兼・直参石尾田組組長。
一見すると高部のように知的なインテリヤクザと言った雰囲気を醸し出しており、必要なときはしっかりと筋を通す一面もあるが、その本性は狙った物は力づくで手に入れようとするほどにキレやすく、非常に粗暴な武闘派。初登場時はモンケン車を用いてコミジュルの拠点へと乗り込もうとする等、破天荒な行動が目立つ。
ストーリー上で戦うボスの一人であり、素の攻撃力が高い上にビビりの状態異常を付与したり、弱点以外の攻撃は即座に反撃行動を取る等、性格に違わぬ強引な戦法をとるため、対策無しの初見では苦戦必至の強敵である。
沢城、石尾田と同じく荒川の補佐を務める男。兼・直参龍童会会長。
プロボクサーでありながら八百長に加担した上に殺人事件を起こしたことで極道へと堕ちた経緯を持っており、腕っ節はそこいらの極道の比ではない。久瀬といい、この世界のボクサーはやべー奴ばかりである。
しかし、性格の方は石尾田とは真逆の冷静で考えて行動するタイプで、石尾田曰く「美味いもんは最後まで取っておくタイプ」。
石尾田と同じくストーリー上で戦うボスの一人であり、石尾田以上の攻撃力と瞬発力でこちらのHPをどんどん削ってくる上に、体力が減ると即死技を放ってくるため石尾田以上に苦戦必死のボスとなっている。
ブリーチジャパン
現東京都知事を勤める青木遼が立ち上げたNPO団体。
「現代社会のグレーゾーンを撤廃して健全な社会を築き上げる」という理念を抱えており、世間からはその活動が評価されているが、水商売等を営む者からすれば偏見で自分の居場所を潰そうとする傍迷惑な組織でしかなく、デモに暴力団の人員を起用して横暴なやり方を通す等どこかきな臭い雰囲気を醸す組織である。
ブリーチジャパン創設者にして、東京都知事をも勤める敏腕の男。
アメリカへの留学経験を持ちそこで政治等を学んだ後に帰国。留学中に知り合った小笠原と共にブリーチジャパンを立ち上げ、組織が成熟すると運営を小笠原に任せ自身は都知事選へと立候補し、当選後は3K作戦を始めとした政策を行い見事成功させたことで世間からの支持率を大きく獲得した足立曰く「行動力のある男」。
しかし、グレーゾーンの代名詞である近江連合の組員を自身の護衛に使ったり、異人町に侵攻させて様々な形で圧力をかける等ダブスタな一面を覗かせることもある。
その正体は死亡したとされていた荒川真斗で、本作のラスボス。
赤ん坊のころの低体温症による多臓器不全を患って車いす生活をしていたが、春日の真摯な世話なども「哀れまれている」と感じ鬱屈した思いを蓄積させていた。
そんな中、日本では認可されていない危険な薬を使ってまで自身の足で立ち、お気に入りのホステス・夢乃へと会いに行くが、
その夢乃が裏で堀ノ内と仲睦まじく自分のことを「金の使い方が荒すぎて下品」「金を使わせるだけ使わせて捨てればいい」等と話しているのを聞いてしまう。
絶望して店の外に出てくると、おいてあった場所に車いすが無く、ゴミ捨て場に捨てられていた。
ヤケクソになってふらつく足で歩きだすが次第に薬が切れて歩けなくなり、近くの雑居ビルの1階で倒れ込んで動けなくなってしまうが、そのビルは東城会直系・坂木組のシマであり、そこの組員が不審者を見つけて咎めてくる。
売り言葉に買い言葉で口げんかになった末、真斗は拳銃を取り出して脅し、相手に煽られるまま本当に発砲して射殺してしまったのだ。
発砲したちょうどその瞬間に新年を迎え、大きな節目である2000年を迎えた歓声にかき消されて銃声は周囲に気づかれなかったものの、我に返った真斗は沢城に電話。
坂木組の組員を射殺した件はそのまま荒川まで伝わる事となり、1日の早朝に春日に身代わりに出頭を頼まれる事になる。
荒川は「沢城が殺してしまった」と我が子可愛さに嘘をついたが、実は真斗の身代わりだったのだ。
こうして難を逃れた真斗だったが、極道を親に持つ自身の境遇に心底嫌気がさし、過去を全て消す事を決意。
荒川組の金とコネに物を言わせて自分自身は死んだ事にして戸籍を抹消し、代わりに「青木遼」という青年の戸籍を買って成りすます。
アメリカに渡り、これまた金に物を言わせて大規模な臓器移植手術を受けて多臓器不全を治療。
さらにはハーバード大学に留学し、着実に「表」で成り上がるための経歴を積んでいった。
日本に戻ってきた真斗…改め青木は、NPO法人「ブリーチジャパン」を設立。
地道な活動とメディア出演を続けて知名度を稼いでいき、やがて2017年に東京都知事選に出馬し、見事当選。
そして当選後すぐに「神室町3K作戦」を発動、神室町に蔓延るヤクザの一掃を掲げ、これを警察側にただの一人も死傷者を出すことなく成功させるという巨大な実績を作り上げた。
これにより、支持率80パーセント超えという不動の「人気」を手に入れた彼は、やがて国政に進出する事になる。
それまでの経歴がバネになった側面もあるとはいえ、地盤0からのスタートで史上最年少都知事当選とその出世ぶりは凄まじく、とんでもない傑物であると言える。ノンキャリアから警視庁副総監に上り詰めた宗像といい勝負である。
裏で近江連合と結託しつつもそれを掴ませることなくストーリー全般にわたり暗躍、ついに与党幹事長の座にまで手が届くも春日達の策にはまり全てを失っていくことに。
このように目覚ましい才覚を発揮して「表」の頂点に上り詰めようとした彼は、その行動原理がヤクザへの忌避であった事は上に述べた通りだが、
戸籍上でも健康上でも別人に生まれ変わるために荒川組の力を多大に利用している。
それどころか、日本に戻ってきてブリーチジャパンの活動を始めた時も、アメリカで出会って腹心を務めていた小笠原曰く
「口だけだったらよくある理想だけの若者だったが、あの人は最初から金と人脈があり、ある程度の人員を動かす力があった」と評している。
これはつまり帰国後も相変わらずヤクザとの繋がりを維持しその力を使い続けていた事に他ならない。
都知事になった後もそれは変わらず、荒川組だけでなく近江連合までその手中に収めている。
ヤクザとして扱われる事を嫌い表の人気に固執した彼だが、その本質は誰よりもヤクザらしいヤクザそのものであったと言える。
とは言え日本に戻ってきたばかりの真斗のままであったなら、ここまで何もかもを踏み台にしてのし上がる事まではしていなかったかも知れない。
真斗を決定的に「権力欲の鬼」にしてしまったのは、またしてもあの「夢乃」だった。
警視総監に成りあがった堀ノ内と結婚していた彼女は、堀ノ内の警視総監就任祝いのパーティの席上で都知事となる少し前の真斗と再会する。
当然真斗の方は相手がかつて入れ込んだホステスの夢乃だと気づいていたのだが、夢乃の方は(堀ノ内共々)目の前にいる人物がかつてクラブで揉めたヤクザの荒川真斗だと気づかない。
それどころか夢乃は、下品だの何だのと散々罵った真斗に対して「生まれ持った品性を感じます」等と臆面もなく言ってのけたのだ。
この一言で、真斗は「壊れて」しまった。人は所詮相手の本質など見ない。上っ面の飾りと人気だけで全てが判断されてしまうのだと。
こうして、手段を択ばずに「人気」を掴むことだけに執心する鬼が出来上がってしまった。
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闇の果て |
本人も知らないことだが、実父は荒川真澄ではなく沢城。
沢城は、かつて若い頃は後に自分自身で「クズ」と称する程にうだつの上がらない若者だった。
ある時ある女性と同棲するようになり、妊娠させてしまうが、子を養育するような生活基盤も精神的な覚悟もなかった沢城は、
生まれて間もないその赤ん坊を(正確にはまだ「真斗」ではないが)を「コインロッカーにでも捨てて来ればいい」と恐ろしく安直な考えで片づけてしまおうとする。
しかしなんの因果か、全く同じ日・同じ時間、同じコインロッカーのすぐ隣に、もう一人赤ん坊が入れられていたのだ。
女が心配だと言ってきかなかったためにコインロッカーまで戻ってきて、しかし赤ん坊を取り出そうとする訳でもない沢城はそのまま様子を見守っていたが、
ほどなくして必死な形相の男性がコインロッカーに駆け寄り、沢城が赤ん坊を入れたコインロッカーの扉をこじ開けようとするのを目撃する。
拳を血まみれにさせながらコインロッカーの扉を破壊してこじ開けたその男は、沢城が入れた赤ん坊を大事そうに取り出し、どこかに走り去っていった。
何が起きたのか理解が追いつかず、その場に立ち尽くす沢城だったが、さらに少しして「店長」と呼ばれる男ともう一人の2人組がやってくる。
その2人はコインロッカーを1つずつ開けて確認し、やがて先ほどの男がこじ開けた場所のすぐ隣でもう一人の赤ん坊を発見し、連れ帰ってしまう。
ここに至り、沢城は理解した。「全くの偶然で隣にもう一人赤ん坊がいて、その赤ん坊と取り違えが起きてしまったのだ」と。
「先に現れた男がコインロッカーを開けて連れ去った赤ん坊」が沢城の子である事は、
女が手元にコインロッカーの鍵を持っていたためロッカー番号が分かっており、確定である。
ただしその後に現れた2人組が連れて行った赤ん坊が春日であること(2人組がソープ桃源郷の関係者であること)は
状況証拠と沢城の想像でしかないが、少なくとも沢城の中では事実であるということになっているようだ。
若き沢城の軽率な行動のツケが、本作の物語の始まりとなる一大事件となったのであった。
後に沢城は神室町で荒川とその息子である真斗……すなわち成長した我が子と遭遇。後に真斗がコインロッカーに置き去りにされた際の後遺症で歩けなくなったことを知り、良心の呵責と父としての情に苛まれた沢城は真斗を見守るために荒川組へと所属するが、真斗にした仕打ちの負い目から沢城は外道に堕ちていく真斗を父としても人生の先達としても糺すことができず全ては破局へと向かってしまった。
なおもう片方の赤子である荒川の本来の子は、すぐ隣で荒川がコインロッカーを破壊していたにも関わらず、泣き声一つ漏らさずスヤスヤ寝ていたようだ。
しかも真斗と違って低体温症などは一切患っていない。
これは、赤ん坊の体力やその後など一切考えずに「捨てた」沢城の子と、赤ん坊を死なせずに受け渡す前提で恐らく最大限配慮されてロッカーに入れられたであろう荒川の子の違いだと思われる。
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ブリーチジャパン現代表。
青木と共に組織を創設した男で、青木が政界に進むと同時に二代目代表に就任した。
組織の運営に勤しむその裏で、自分達の障害になり得る権力者達の裏を探って弱みを握り事が有利に運ぶように暗躍する等、カタギでありながらその人間性はかなり悪どい。
しかし春日には打算的な性格から「金と力に弱い人間」と称されており、わかりやすい俗物でもある。
アメリカで青木と出会った際に彼についていく事を決めたのも、理念に賛同したとかそういう話ではなく、
「彼には金と人脈という力があったから、味方に付いていた方が良い」というだけの理由である。
ブリーチジャパン横浜支部長。
青木の理念に心酔しており、自分を正義の使者と信じて疑わずブリーチジャパンの掲げる理想を実現するためなら横暴なやり方も辞さない一面がある。
借り物の歪んだ正義感を振りかざすだけの、ある意味ブリーチジャパンという組織を最も体現している男であり、青木や小笠原にとってはブリーチジャパンの看板に釣られて集まってきた無数の「駒」の一つである。
何の能力もない取るに足らない人物だが、横浜支部長に任じられていることに始まり、神輿として都合よく担ぎ上げられることになる。
幸いにも、別に生命的にも社会的にも使い捨てられるようなことはなく、最後まで都合のよい神輿として生き残る。
……が、春日達の活躍によって青木の計画が打ち壊された結果、青木は清廉潔白とは程遠い悪党そのものであり、彼が盲信した正義など全くの嘘っぱちであったことが明らかとなった。
その現実に絶望した彼に与えられた最後の役回りは、春日の必死の懇願によってついに自らの過ちを認め、どん底からやり直すことを決意した青木もとい荒川真斗にナイフを突き立て、因果応報の死をもたらすことであった。
身内どころか敵対する春日達(ひいてはプレイヤー)にとってすら取るに足らない小物であった彼は、最後の最後でとんでもないことをしでかしたのである。
刺殺後はそのまま平然と立ち去る姿だけが描かれ、彼がその後どうなったかは一切触れられない。
何事もなければ、後ろ盾もなくなった彼が警察から逃げおおせられる道理はないが……
なお、ブリーチジャパンは創設時からしばらくはメンバー集めのためにサクラの女性を雇ったりしていたようだが、
久米はこれほどブリーチジャパンの信念に燃えているような人物でありながら、小笠原によればサクラの女性に引っかかって加入したクチだったようだ。
ゲスト
7発表前に行われた「『龍が如く 最新作』助演女優オーディション」に出場し、合格者として選ばれた五人の女性達。全員実在する女優やタレントがモデル。
グランプリ獲得者の鎌滝えり氏の他、特別賞に選ばれた四人もサブキャラとして春日に関わってくる。
異人町に拠点を構える企業「一番製菓」の2代目社長を務める物腰の低い女性。
しかし、会社の経営状況は悪徳企業に騙されたことで風前の灯となっており、どうしようもなくなったため会社を畳もうとしていた所へ春日達と出会い、彼女から父である先代の理念を聞き感銘を受けた春日が社長を請け負うこととなり後述のミニゲーム「会社経営」へと物語は進んでいく。
会社経営をある程度進めるとパーティーへと加入する所謂隠しメンバーであり、専用ジョブ「事務員」を携えて力添えしてくれる。
肝心の性能は本作のあらゆるジョブの中でも屈指の強ジョブとなっており、強力な範囲攻撃やデバフ付きの攻撃、高確率のクリティカル攻撃等火力要員として申し分ない性能を誇るが、気絶しやすいというメンバー唯一のマイナス耐性を持っているためその点には注意。
なお見た目は事務用の定規で斬撃したり、ペンや画鋲を手裏剣・撒菱のように投げつけたり、電話機をヌンチャクのごとく振り回したりと全ジョブでも特にアクロバティック。つまるところ忍者枠。事務員とは。
サバイバーの看板娘。元ホステスで「聞き上手のいろは」と呼ばれている。彼女に話しかける事でパーティチャットの振り返りができる。
異人町の町工場「浪漫製作所」の工場長。材料と資金さえ揃っていればどんな武器や防具も製造してしまうと噂されている。元ヤン説あり。
蒸発した父親が工場の機材を借金のカタに売り飛ばしてしまったため、経営が危うい状態にまで落ち込んでしまっている。
資金援助する事で工場の設備はパワーアップするが、オーバーテクノロジーな機械が設置されるのはご愛嬌。
資格学校「大海原資格学校」の受付嬢。資格修得に励む受講生達を応援しており、その人当たりの良さから彼女目当てにする者も多いとか。
「ハローワークみさき」の女性職員。生真面目かつ誰が相手でも物怖じせず、言いたい事ははっきりと述べる強気な女性。
その他
異人町のホームレス達を束ねるコミュニティの長を務める男で本名は不明。
春日がコミュニティで波風を立てたり、厄介事を持ち込もうとした際には厳しい態度で窘める一方で突然やってきた余所者の春日をナンバの紹介があったとはいえほぼ無条件で居座らせるなど話のわかる一面も持ち合わせる。
よく言えば平和主義、悪く言えば事なかれ主義なスタンスをとる人物である。
異人町に流れてきた瀕死の春日を看護師の心得があったナンバが手当して助けたのは最序盤で語られた通りだが、
終盤になって「それは村長による指示であった」事が明かされ、同時に「あれほど争いごとを持ち込まれる事を嫌う村長が何故、どう見てもトラブルの種にしかならない瀕死のヤクザ崩れをわざわざ助けさせたのか?」と言う疑問が持ち上がる。
異人町の肉の壁も崩れつつある今となっては隠す意味もなくなったと判断したのか、墓まで持っていくはずの秘密を村長は語る。
ホームレスのコミュニティの村長を務める人物に代々受け継がれてきた、東京の荒川組との間に交わされた「取り決め」があった。
それは荒川組が運んできた死体を、いくらかの金銭報酬と引き換えに始末すること。
始末と言っても特別な処理をする訳でもなく、公園を不法占拠しているホームレスたちの大量の荷物や家屋の下に埋めてしまうだけだが、案外これが発覚せず、長い間続けられてきた。
そして更なる「裏の取り決め」として、こうして運ばれてきた死体が死体ではなく息があった場合、その人物を助け、死んだことにして逃がす事になっていた。
世の中には借金やその他の追っ手から逃げるため等の理由で自分を死んだことにしたい人間は常に存在し、そういった人物を金と引き換えに「殺してやる」ビジネスもしていたのではと村長は推測している。
春日が助けられたのも、東京で荒川によって撃たれた後、荒川組の死体処理ルートに従って横浜に運ばれ、息があったために取り決めによって助命されたということであった。
何故東京の組がわざわざ横浜まで死体を運んで始末を依頼していたのかについては、荒川組が立ち上がる前の氷川興産時代の荒川が「少しでも横浜に来る機会を増やすため」に始めたことであったが、
「裏」の取り決めを使う場合は逃がす場所として日本各地のヤクザの影響を受けない場所が都合が良かったためか、荒川がそこまでして横浜に通う目的を遂げた後も継続していたようだ。
異人町の隅で小料理屋を経営する老齢の女性。
ハローワークに赴いた春日とナンバに知り合い経由で仕事を与え、その見返りに少しの金と店の空き部屋を春日達の住居として提供する等異人町でその日暮しをしていた春日にとってはナンバに次ぐ第二の恩人とも呼べる人物。
しかしそれはある意味建前で前述の小料理屋の正体は風俗店であり、春日達を住まわせたのも居住権の効力を盾に自身の小料理屋を不当に立ち退き出来なくさせるための保険としての意味合いが大きいが、その行為の裏には身寄りも国籍もない女性達の最後の居場所を作るという訳があり紗栄子と同じく優しさと気丈さを持ち合わせる世話焼き母さんのような女性である。
春日に住所を提供してくれるところから始まり、選挙の際も先頭だって支持を叫んでくれる事から、中盤までは春日の味方という立ち位置。
しかし肉の壁が崩れ、青木遼とブリーチジャパンによる「グレーゾーンの一掃」が始まってからは、
青木の「不法滞在者へのシェルターの提供」という政策を聞き青木遼に一気に心酔するようになってしまい、
ついには春日らの忠告にも耳を貸さず、店で雇っていた女の子たちをシェルターに送り出してしまった。
しかし実際にはシェルターでの保護など行われておらず、集まった不法滞在者をそのまま強制送還しているという青木の嘘が判明した後は
自分の浅はかな判断ミスを嘆き悲しみに暮れてしまう。
一見すると目先の利益で掌をクルクルさせているだけに見えなくもないが、行き場のない不法滞在者という明日をも知れない身の人たちを匿っている関係上、
あまり長期的な視点での判断をしていたら彼女らの生活が成り立たないという事情もあるので、浜子さんを責める事はできないだろう。
出所して間もない春日が神室町で知り合った数々の事業を手がける日系アメリカ人の男。
足立からスマホを貰ったばかりで使い方を理解してなかった春日が教えてくれそうな人物を探していたところで見つけた人物。
ちょうどヤクザに難癖をつけられていたニックを助けたことでスマホの使い方を教えてもらうと共にメル友となり、後に会社経営で資金難に苦しむ春日を支援する等良き友として春日達に関わってくる。
なおヤクザに難癖をつけられていたとは言うものの春日が助けたのは喧嘩になった部分だけで、難癖自体は一枚も二枚も上手の理屈でヤクザを言いくるめて逆に儲けているかなりのやり手。
ストーリーの後半で明らかとなる事実だが、なんと彼は3K作戦で東城会が崩壊した後に行方を眩ませた大吾達を匿っていたことが明らかとなる。
本人曰く「仕事柄色んな人達と会う中で知り合った」との事。
裏社会の住人である大吾達とは深く関わりたくないとも語っているが、彼らに頭を下げて頼まれたら断れないと協力を引き受けたらしい。
なお大吾たちの人柄自体は「気さくでいい人」と悪い印象は持っていない模様。
その後、石尾田と一緒に始末されそうになって生き延びた春日達を一時的に匿うアジトを提供したりもする。
更に明言こそされてはいないものの、ストーリーの最終盤にて春日達が青木遼を嵌めるために仕掛けた裏工作にも一枚噛んでいるらしい描写がされている。
少なくとも記者会見の席上で「青木遼=荒川真斗」であることを糾弾する事は春日たちと情報を共有し示し合わせていなければやるはずのない事である。
政界やマスコミにも多少なりとも人脈を築いている事が伺え、ユーザーの多くは単なるサブキャラだと思っていた彼の思わぬ活躍に驚いたそうな。
しかしこの作戦が、後に重大な結末を迎える事を春日達は知らなかった…
1978年時点でのソープ桃源郷の店長であり、ソープで生まれた春日一番を引き取って育てた男。
結婚していたかどうかは不明だが、春日の台詞にも義母については一切出てこないためおそらく未婚。
春日が中学校の頃に亡くなってしまい、生まれ育ちのコンプレックスもあって春日はすっかりグレて誰彼構わず喧嘩を売るようになり、やがて荒川真澄と出会うことになる。
カタギかつ故人であるため出番は非常に少ないが、春日からは荒川と並ぶ父として尊敬されており「俺の父親は春日次郎と荒川真澄」と断言している。
異人町のスナック街の一角でBAR「サバイバー」を営む、足立の古い知り合いの男。本名は村長同様不明。
ストーリーの序盤から足立の口利きによって自身の店を春日達の溜まり場として快く解放してくれる。
解放以降は無料の回復場として利用出来る他、カラオケや絆ドラマの進展、CD鑑賞等ができる上に特定の材料を揃えればマスターが便利な回復アイテム等を作ってくれるため、足繁く通うこととなるスポットの一つになる。
このマスターという人物一見すると強面の渋いおっちゃんのように見えるが、3で命を落とした
柏木修との関連性を匂わす点が非常に多く
- 顔の傷や声含め柏木と瓜二つ。
- 店名の由来が「嘗て生死の境を彷徨い命の重さを痛感したから」という理由。
- 作ってくれる回復アイテムの中に「冷麺ランチボックス」なる物が存在する。
- とあるサブストーリーで武装ヘリに襲われたことがある過去を明かしてくれる。
- 大吾のデリバリーヘルプにて風間、嶋野、堂島と共に柏木も現れるが、他の三人が足元にモヤがあるのに対して彼だけ存命している大吾と同じく足がはっきりと映っている。
- エンドロールで元東城会組員の欄に入っている
等と作中ではっきりとした言及はなくあくまで状況証拠でしか無いものの、あまりにも柏木と結びつく物が多く異人町の隠された性質を加味すれば納得できる点が多いのだが、果たして彼は柏木なのか他人の空似なのか…ファンからは「ヘリの銃撃でハチの巣にされ、長い間生死の境を彷徨った人なんてそんなに居るわけねぇだろ」「これで別人は無理でしょ」などと言われているが
伝説の漢達
みんな大好き真島の兄さん。
春日の実家をぶち壊した本人なのだが、作中ではそのことには言及されない。
春日は当時服役中であり「ヤクザがトラックで突っ込んで壊滅した」事を知らないし、真島の方も春日の生い立ち(桃源郷で生まれたこと)をそこまで深く知る機会がないため、お互いに気づいていない模様。
今作は所属していた
東城会が3K作戦によって消滅する前後に消息を絶っていたが、異人町で再開した光雄から荒川の居所を知り近江連合の本部へと乗り込んで来た春日達の前へと現れ、荒川との接触を図る春日達を侵入者とみなし兄弟分の冴島と共に立ちはだかる。『6』ではシナリオの関係上、戦闘機会が無かったためか非常に嬉しそうな登場シーンは必見。
当然ながらボスとして戦闘することになるのだが、レベルが直前の敵達と比べて一回り高く攻撃力・瞬発力共に高水準のためこちらのターンが中々回らずにHPをどんどん削られていくことになる。
これだけでも脅威的だが、HPが7割を切ると5で披露した分身を使ってくる上、5割を下回ると冴島が加勢してくるというとんでもない仕様となっており、レベリングを余りせずにここまで来て返り討ちにあったプレイヤーも多い本作屈指の難敵となっている。
4・5で主人公を務めた真島の兄弟分。
彼も真島と同じく東城会の消滅前後に行方をくらましていたが、真島と共に春日達の前へ現れ勝負を挑んでくる。
前述の通り最初は真島の戦いを見守っているが、真島をある程度追い詰めると「そろそろええか?」の一言と共に真島に加勢して来る。来ないでください
ステータスとしては攻撃力とHPが高く一撃が真島以上に重いため、レベル次第ではナンバや女性陣が一撃で落とされかねず、防御が高い足立でも3〜4割は持っていかれるため中々に厳しい。
さらに厄介なのが加勢してから数ターンおきに真島と冴島の絆技とも言える「剛刃合殺」という春日に大ダメージ+全体攻撃を放ってくるため、冴島が加勢し始めたら春日がやられないよう対策しつつ持てるリソースを全て割いて真島を集中攻撃し、この技を発動させないように立ち回るのが基本となってくる。
東城会6代目会長にしてシリーズ屈指の苦労人。
2で会長の座に就いて以来、10年以上東城会を守り続けてきたが青木が行った3K作戦によってついに東城会と神室町を失い真島達と共に姿を消していた。
その後はどういう経緯か敵である近江連合の本部で姿を現し、春日達と真島兄弟の喧嘩の仲裁へと入った荒川と共に現れ乗り込んで来た春日達に自身が東城会の6代目である事を明かし東城会壊滅後の自分達の経緯を春日達に語る。
5で登場した8代目近江連合の若頭を務める漢。
表面上の役職は若頭となっているが、8代目が病床に臥せっており復帰の目処も立たないため、事実上渡瀬が舵を切る状態となっている。
2年前の3K作戦開始とほぼ同時期に暴対法によって下っ端組員が起こした事件の使用者責任を問われて刑務所へと送られており、春日と同じく2019年に晴れて出所することとなり、近江連合は出所祝いの準備に明け暮れていた。
そんな背景もあって春日達は大吾達がここにいるのは渡瀬の出所を狙って東城会の復讐を目論んでいると推測する。
3K作戦で東城会が壊滅したのは時代の流れによる悲劇ではなく、大吾達が自らの計画の布石とするために敢えて青木の政策に乗ってやり壊滅させたのが真実であった。
年々暴対法によって弱体化していき、警察や政治家に振り回される近年の極道の在り方に以前から大吾は疑問と憂いを抱き、同じ考えを持っていた渡瀬と結託して東城会と近江連合の二大極道組織を解散させることを画策する。
そんな折に荒川が青木から
「3K作戦の為に東城会の内部情報をよこせ。断れば荒川組が潰れるまで何度でもお前を逮捕する」
と強請られる。
若頭の沢城からは「従った方が良い」との進言があったが、荒川としてはこんな要求は呑める訳がない。
しかし、荒川組が潰されることを覚悟で断ったところで他の組が次々に強請られいつかは裏切る組が出るのは見えている。
判断に悩んだ荒川は六代目会長の大吾にそのまま報告し判断を仰ぐ事にした。
ここで大吾が考えたのが「あえて3K作戦に乗ってやり、どの道解散するつもりである東城会を潰してもらう」こと。
そのために荒川には青木の要求通りに情報を漏洩する裏切り者の役を演じて貰い、さらに東城会がいなくなってがら空きになる神室町への近江連合の進出を手引きすることで近江連合の戦力を東西に分割し、その後の近江連合解散のための布石とする役目を任せた。
荒川は見事にこの役目をやり遂げたた。
後は渡瀬が出所するまで計画を悟られず、且つ信頼できる仲間を増やすことが大吾達に出来る最後の準備であり、荒川が春日に自身の居場所を掴ませたのはそんな経緯もあってのことだった。
こうして春日一行、嶋野の狂犬、極道18人殺しの男、殺しの荒川が揃い渡瀬が出所祝いの席で解散届の書状を読み上げ混乱に陥る本部で解散をかけて合戦が勃発。
一時は大混戦に陥るが、春日を始めとした実力者達と渡瀬が臨時で雇った腕利きの用心棒によって合戦は大吾達の勝利に終わり0の頃から存在していた東城会と近江連合はその長い歴史に幕を下ろすこととなった。
しかし、この一連の出来事が後に春日達を襲う大きな波を呼び寄せることとなる…
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舞い戻った伝説の龍 |
旧主人公にして堂島の龍と呼ばれた伝説の漢。
6で戸籍上死人となり大吾達の前から姿を消した彼だが、 渡瀬の働きかけで近江連合の合戦の場へ「名前も知らん臨時雇いのただの用心棒」として参戦する。
合戦の最中春日達と初邂逅を果たし、春日達に前衛を任せ自身は渡瀬と大吾の護衛に徹し合戦を勝利へと導いた。
その後合戦の後に起きた様々な事件によって仲間の声も届かぬ程荒みきった春日の前へと現れ、自身が掴んだ黒幕に繋がる情報を渡すに相応しいかを見極めるべく春日達に勝負を仕掛ける。
当然ムービー上での戦いではなく、ゲーム上のボスとして戦うことになるのだが、旧主人公だけあって本作屈指の強さを誇る。
もちろん負けバトルではなくきちんと倒さないといけない戦いなのだが、シナリオ上は春日は途中のどこかでノックダウンされており、
ノックダウンした後の戦闘は春日の夢で、最終的には本物のドラゴンに対峙する鎧・剣・盾を装備した勇者春日という構図というめちゃくちゃな内容になる。
ドラゴンに会心の一撃を与えて勝利した後に目を覚ました春日は、実は自分が早々に殴り倒されていた現実を知るのだった。
なお、この時桐生さんは汗一つかいていない。
途中で制止が入って最後までやらなかったものの、真島が興奮し冴島が助けに入るほどに食らいついた事は事実である真島・冴島戦とは異なり、
春日が桐生さん相手にどこまでやれたのか全くの不明だった。
序盤は6・極2で使用した「喧嘩スタイル」を主体に闘うが、体力が減る度に0・極で使用した「ラッシュ」「壊し屋」「堂島の龍」の3つのスタイルを使用して春日達を追い詰めていく。
近接攻撃を回避しつつ圧倒的な手数の多さで攻めてきたり、全く怯まない高い防御力と高火力の一撃で体力を削り落としてきたり、直接攻撃に対して古牧流・虎落としによるカウンターを放ってきたり等、他のボスには無い独自の行動が多いため、彼との戦闘では回復やバフ付けを重視して立ち回らなければあっという間にパーティーが瓦解をするため意を決して立ち向かおう。
但し彼はこの戦闘でも「女は殴らない」主義を貫いているため、パーティメンバーのうち女性キャラ(紗栄子とえり)は攻撃対象になることがない。虎落としによる反撃もされない。
そのためパーティに女性を入れれば「攻撃される心配が無く一方的に攻撃に専念できる人員」を確保できるが、そうするとその分残りの男性キャラが集中砲火を食らう事になる。
パーティから外す事ができず、倒れたら敗北になる春日がいる以上男性を切り捨てる事ができないため、「女性を入れて男性にサポート&我慢させる」か「女性を入れず桐生の攻撃を分散させる」どちらの戦略を選ぶかで大きく変わる。
位置取りや桐生のスタイル次第では女性を入れなくても春日がボコボコにされたりもするが、そうなった際はご愁傷さまです。
ちなみに桐生さんが堂島の龍スタイルの時に、桐生さんの攻撃をカウンター技「コール&レスポンス」で反撃してしまうと、こちらが即死する。
コール&レスポンスは次のターンまで攻撃を受けるたびにカウンター攻撃する技なのだが、反撃技でふっ飛ばすため、相手が多段ヒットの連続攻撃してきても基本的に1発目で相手の攻撃が中断される。
しかし桐生さんに限ってはコール&レスポンスのカウンター技に虎落としでさらにカウンターしてきて吹っ飛ばないので、桐生さんの連続攻撃の数だけカウンターして、その数だけ虎落としを食らう。
この時点で一般的なレベル・装備だと、桐生さんの2回行動が両方ともカウンター待機中のキャラに向いた場合、総計で5000以上のダメージを食らうため、どうあがいても死ぬ。
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~登場する町~
本作はシリーズ恒例の神室町、蒼天堀に加えて新規の異人町がステージとして登場しており、全部で3つのステージで遊べる様になっていてそれぞれの街でしか登場しない敵や遊べないスポットがあるので、今まで以上に街を練り歩き探索する楽しさや必要性が大きくなっている。
余談ではあるが、シリーズの常連でありゾンビに襲われようが幕末の時代であろうが営業していた『ドン・キホーテ』とのタイアップが今回は無いのも特徴。
神室町のドンキは警察署に、蒼天堀のドンキはバトルアリーナになっている。
異人町
神室町に代わる本作のメインステージ。モデルは横浜市伊勢佐木町。通称「どん底の町」。
なおこの記事を含め殆どの場面で「異人町」とだけ呼ばれる事が多いが、「伊勢佐木異人町」が正式名称である。
ちなみに選挙のくだりにおいて異人町は神奈川二区の選挙区に属している事が分かるが、モデルとなった伊勢佐木町は神奈川一区である。
異人三の存在によって長年東城会はおろか、他の裏社会の組織も干渉出来ないグレーゾーンとして存在しており、全部で12のエリアに分かれエリア毎に多様な施設やプレイスポットが存在している。出現する敵もエリアによって変化するなど実に多様な顔を持つ町となっている。
エリアの多さだけでなくマップの広さも特徴的であり、その広さは神室町の2〜3倍を誇り、序盤のエリアを歩き回るだけでもそれなりに時間がかかる程広くRPGの
ダンジョンの様に金庫やアイテムが町中の至る所に落ちているため、これまで以上に探索の楽しみが大きくなっている。
シリーズお馴染み東京一の歓楽街。
異人町にメインステージの座を譲ってはいるものの、依然としてその存在感は大きく、序盤と終盤はこの町を舞台にメインストーリーが展開される。
春日が出頭前の2000年と出所後の2019年の二つの時代のマップが用意されており、特に序盤のみ探索可能な2000年では建設途中のミレニアムタワー等を見ることが出来るため、初代及び極にて桐生が収監中だった神室町の町並みを拝める貴重なマップとなっている。
蒼天堀
関西の一大歓楽街にして近江連合のお膝元でもある街。
前述の二つの町と比べると今作はストーリー上のイベントマップという趣が大きく町自体も所々端折られ小さめなものの、極2を遊んだ人にはニヤリと出来るスポットがあったり、既存作の闘技場にあたるバトルアリーナが存在している等ただのイベントマップでは終わらない魅力もしっかりと詰まっている。
~新たなゲームシステム達~
・戦闘システム
今作はRPGシステムへの変更に伴い攻撃・防御・極技・その他の4つのコマンドから春日達の行動を選択して敵達と戦っていくことになる。
しかし、本作は
ドラクエや
FFの様な王道のRPGバトルではなく「ライブコマンドRPGバトル」と銘打たれ、春日達は勿論敵の集団や町の小物に至るまで常に戦いの状況が変化していく戦闘システムとなっており、敵の配置や小物の存在を意識することで戦いを有利に進めていくことが出来るシンプルながら奥の深いシステムとなっている。
因みに海外ではコマンドがSkill・Etc.・Guard・Attackとなっており、頭文字でSEGAが出来るようになっている。
元々Etc.は「More」だったが、ローカライズを行っているハチノヨンの共同設立者の提案によりこうなったそうな。
・デリバリーヘルプ
おぉぉぉぉぉーー!! こいつに…決めたぁーーー!!
☛【注文確定】
デリバリー…よろしくぅーー!!
異人町のサブストーリーをクリアすることで解禁される、春日のみ使用可能な龍が如く版召喚獣といった塩梅のシステム。本作はCERO:Dとはいえ絶対に略して呼ぶなよ
キャスト達の効果は様々で、敵に大ダメージを与えるものからバフ・デバフ、回復などバリエーションに長ける。
そして呼び出されるキャスト達は個性豊かすぎるな面々ばかりであり、シンプルでカッコいい演出もあればツッコミどころ満載の馬鹿馬鹿しい物まで実に多種多様でどれも一見の価値がある物ばかりとなっている。老若男女のみならず、人ではない違う生き物や、さらにはお高いながらもどこかで見たことがあるようなキャスト等、実に様々。
お金を払えば来てくれるが、一度呼んだキャストはその戦闘で一回のみの登場となる(他のキャストは呼べる)ので呼ぶタイミングに気を付けよう。また、キャストは誰もが24時間働けるわけじゃなく、昼や夜限定なんて方もいるのでよく確認しよう。
他に、スマホの電波が届かないような一部の地下エリアや妨害電波を出してくるような敵がいると利用できないのにも注意しよう。
ちなみに初回はどのキャストも無料でご利用頂けます。ここぞという時に是非ご利用くださいませ。
・ジョブチェンジ
名前の通り異人町の職安街にあるダーマ神殿ハローワークを使用することで専用ジョブから様々な共通ジョブへと変更する事が可能となるシステム。何故かハローワークで扱っているとも思えない自由業や逆に簡単になれそうもない国家公務員もあるが気にしないでおこう。
春日は下記の人間力を、他の仲間達は絆レベルを上げることでより多くのジョブにチェンジ出来るようになる。
ジョブは各個人の専用ジョブの他に男性用汎用ジョブと女性用汎用ジョブがある。
これを利用する事で専用ジョブでは使うことのできない属性の攻撃が使える様になるうえに一部の技は他のジョブに切り替えても引き継ぐ事が可能なため、積極的に利用することで攻略の幅を広げられる様になっている。
胡椒か雷占いがあれば十分とか思った人はエンコを詰めなさい
・人間力
春日のみが備える専用ステータス。所謂ク・リパース。
情熱・メンタル・陽気・優しさ・知性・お洒落
の6つが存在しサブストーリーで特定の選択肢を選んだり、プレイスポットで遊ぶ事でいずれかのステータスが上昇するようになっており、これらを高めていく事で異人町でやれる事が増えたり、状態異常への耐性を高める事が出来るため資格学校やプレイスポットに足繁く通って高めていこう。
・絆レベル/絆ドラマ
春日が仲間達と戦闘や食事をすることで絆ゲージと呼ばれるゲージが上昇していき、キャップに到達した段階でサバイバーへと行くことで対象の仲間と酒を交わしながら特別な会話が聞けるようになるシステム。
ただし、本編をある程度進めないと次のドラマが展開されない仲間もいる為、並行して本編を進めておこう。
パーティーメンバーの生い立ちや関わりのある人物のその後等、メンバーの様々な話が聞けるため人物像を深く知ることが出来るうえに、絆レベルをMAXまで上げると絆技と呼ばれる強力な極技が使用できるようになる他、ジョブチェンジのアンロックや追撃確率の上昇等の恩恵が受けられるため、積極的に上げていくのが良いだろう。
ここの会話で度々入る台詞の選択肢によって人間力が上昇する。基本的に自分の思うがままの選択肢を取ればいいが、上げたい人間力があるならばそこだけ攻略サイトを見てもいいかもしれない。
・宴会トーク/パーティーチャット
前者は仲間達と飲食店で食事を行う際、後者はフィールドを散策している際に特定のメンバーがいると発生するメンバー同士の掛け合い要素。
話の内容はちょっとした豆知識から下世話な話まで多種多様にあり、絆ドラマ同様メンバー達の意外な一面を知ることも出来たりする。
・スジモン図鑑
世の中には一般人が関わってしまうと危険に巻き込まれてしまう危険人物が跋扈している。
そんな人物には近づかないのが一番だが、どんな輩が存在しているのかは中々分からないものであるため、「どんな危険人物がいるのか」という図鑑を作成できれば世の中の役に立つ。
…という思想を持って「そのスジの者」略してスジモンの図鑑を作ろうとしているスジモン博士と知り合った事から、
「歩いているだけで面倒ごとに巻き込まれそうで、かつ危険人物と殴り合っても平気そうな腕っぷしの人物」と見込まれて図鑑作成を依頼される。
スジモン博士に
スジモン図鑑の製作を依頼され、手始めに
赤と青と緑のスジモンを紹介され、
「めざせ!スジモンマスター!」の掛け声で送り出されるが、
某有名ゲームとは関係ない…はず。
なんて言ってたら…
図鑑に登録するのは至って簡単で、スジモンと戦い勝つだけである。
登録されたスジモンはいつでも情報が確認出来、耐性や弱点属性がわかるようになるため異人町と自分の身を守るためにどんどん戦ってスジモンマスターになろう!
あくタイプばっかりじゃねえか!とかツッコんではいけない
平和のためにスジモン研究を行っている博士だが、実は自らもスジモンであり、「伝説のスジモン」と称している人物である事が判明する。
なお、彼は昔悪い事ばかりしていたらしく、その贖罪として研究を始めたそうな。
~今作のプレイスポット~
異人町の中には多種多様なプレイスポットが点在しており、既存作にもあったダーツ・カラオケ・キャバクラ、ゲームセンター等の恒例の物から今作登場のスポットも存在している。
長らく登場していなかったパチスロが復活し、逆にシリーズでも毎回力の入っていたキャバクラはかなり簡略化された。
ここでは今作ならではのスポットを挙げていく。
・サバイバル缶拾い
春日がナンバからホームレスなりの金の稼ぎ方として教わった缶拾いのミニゲーム。
専用の
自転車を操り職安街エリアに散らばる缶達を拾い集めるシンプルな
ゲームだが、サバイバルというだけあって他のホームレス達やゴミ収集車を相手に缶を拾い集めていくことになる。
序盤から解放されるうえにここでしか交換できないアイテムがあるため多くの人がやり込むスポットとなっている。
一応、ここで得られるエコポイントを現金に変換するのは可能だが、割に合わないのでおススメしない。
・名画座
異人町にある古き良き映画館「うみねこ坐」で優雅に仲間達と映画鑑賞を楽しめる風変わりな内容のミニゲーム。
…というのは建前で、本当はここで上映されている往年のB級映画達を相手に上映中春日を睡魔達から守り映画を最後まで見きるという反射神経が試される珍妙なミニゲーム。
ミニゲームの対象となる映画は基本的に本作オリジナルの映画だが、タイトルや演出に有名映画の
オマージュの数々が散りばめられているため、ネタとして見ても楽しめる要素となっている。
また、パーティーメンバーの1人と一緒に映画を見ることも出来、メンバーの好みの内容だと絆ゲージを上げることが出来るというちょっとした小ネタがある。
ちなみにインターナショナル版のキービジュアルには、メインキャラクター4人の背後に描かれているキャラの中で、スーツを着た羊の悪魔のような謎の物体が荒川や沢城などの重要キャラよりもデカく描かれているが、その正体はこのミニゲームで登場する睡魔である。
ここにしか登場しないモブキャラクターのはずなのだが、何故あんなにデカデカと描かれているのかは全く不明。
Windows版やSteam版などに使われる横長サイズのキービジュアルと、PS5やXBoxパッケージ版に使われる縦長サイズのキービジュアルではキャラクターの配置が異なるのだが、メイン4人の次にデカいのがコイツというのは共通している。
・ドラゴンカート
藤沢というどこかで見たことある人物が仕切っている異人町を舞台にカートレースを繰り広げるミニゲーム。
5のレースバトルや0・極に存在したカーチェイス「ポケットサーキット」をマリオカートのような何でもありのレースとして発展させたミニゲームとなっており、コース内には様々なサポートアイテムや交換アイテムとしても使えるリング等が設置されており、それらを駆使して異人町のレーサー達としのぎを削り合う爽快感のあるゲーム内容となっている。
…とは言えライバル達も皆正々堂々というわけではなく、スタート開始と同時に春日に体当たりをかまして妨害してくる奴もいるので注意。特にプロレスラーや関取には要注意。
過去作を遊んだユーザーはピンと来ているかもしれないが、ドラゴンカートを仕切る藤沢は嘗てポケットサーキットを盛り立てていた「ポケサーファイター」その人である。
極で結婚した後に子供を授かり6では故郷の尾道で小さな豆腐屋の店主として働いていた彼だが、6から本作の間に数々の幸運が重なり豆腐屋の事業が軌道に乗ったことで莫大な資金を得ることに成功しており、趣味兼新規事業として尾道から遠く離れた横浜でドラゴンカートを興すことになる。
形は変われどレースに対する情熱は健在で、良き司会者として春日達のレースを見守ってくれている。
そんな彼だが、ドラゴンカートをやり込んでいくと春日のレーサーとして実力を認め直々に勝負を挑めるようになる。
当然ながらこれまでのレーサーとは一味違う強敵なので彼とのレースではカートのカスタマイズはもちろんのこと、テクニックや道中のアイテムをフル活用して全力で迎え撃とう。
・会社経営
鎌滝えりとのイベント後に解禁される既存作の不動産やキャバクラ経営に当たる要素で、どん底に落された煎餅屋「一番製菓」の社長となった春日と共に会社を立て直していくというストーリー展開となっており、鎌滝えりの絆ドラマを兼ねている。
「一番製菓」という名前は春日一番の名から取った…のではなく、ただの偶然による被りなのだが、一番がこの会社に関わる事になった切っ掛けになる。
最初のうちは実入りが少ないものの企業として成長していくと稼ぎは大きくなり、最終的には数分で数百万が稼げるようになるため今作屈指の金策要素となってくれる。成り上がりってレベルじゃねぇぞ!
というか、メインストーリー中で300万という金を実際に用意しなければならないポイントがあるが、この時に春日が金策の方法の一つとして会社経営を作中で想像する。
この事から会社経営はある程度プレイすることが前提のサブイベントとしてゲームが設計されているようだ。
また、ここでしか習得できない春日専用の強力な極技が存在し、このストーリーを進めなければえりも春日のパーティーに加入しないため、これを放置すると戦力及び資金面でストーリーの難易度が大きく変わるので、敢えてこれを縛ってプレイしてみるのも乙である。
DLCを導入すると元不動産王や伝説の支配人等が社員として働く[[変態企業]]になるのはご愛嬌。
そしてゲームの流れ上東西の巨大暴力団歴代会長や最高幹部が勢揃いしたメンバーに全力で喧嘩売るチンピラ崩れめいた状況が起きるのはもっとご愛嬌。
一番製菓が横浜第2位まで昇り詰めた後に横浜を牛耳る「宝生」という人物が現れるが、実は彼こそが一番製菓を敵視する総会屋達の親玉であり、えりを騙して彼女から全てを奪った張本人だった。
彼女を陥れた理由は、単に一番製菓が自分にとって目障りだったからという自分勝手なものだった。
「騙されたのが私で良かったじゃないか」と言うなど経営者の風上にも置けない卑劣さに激昂する春日に対して「私を殴ったら横浜を敵に回すことになるよ」と挑発するも、えりに見抜かれて失敗する。
ニック・尾形が春日の突然の申し出にも条件付きではあるが即断でOKしたのも、春日との縁があったからということ以外に、
横浜の市場を独占して外部参入を阻んでいる宝生を追い落とす事で市場の健全化&ニック自身の参入の余地を作る狙いがあったため。
成長を続ける一番製菓を潰す為、手下を引き連れて株主総会に出席するも、自らも敗北して横浜一の座から転げ落ちてしまう。
その後は同時に今までの悪事がバレるも、反省するどころかニックに逆ギレして殴りかかるという完全にブーメランな行動を起こしてしまい、直後に正当防衛としてえりに殴られるという因果応報な末路を辿った。
・資格学校
異人町にある資格学校「大海原」で遊ぶことが可能な所謂クイズ形式のプレイスポット。
出題範囲は多岐に渡り、数学や音楽等の基本的なものからフードコーディネーターや調剤学、裏社会なんてマニアックなものまで揃っており、見事試験に合格をすれば人間力も大きく高めることが出来るため、春日を研鑽したい人は積極的に通い詰めていこう。
なお合格するたびに、大喜びする春日を学友達が胴上げしてくれる。たかが資格試験なのに……。
~主題歌~
本作はクロヒョウ2や0の主題歌も担当した湘南乃風と音楽プロデューサー兼DJとして活躍する中田ヤスタカ氏がタッグを組んで作られた「一番歌」が提供されている。
春日一番の人柄や境遇を想起させる湘南乃風のセンス溢れる歌詞選びと中田氏による軽快な音楽が非常にマッチしており、本作に相応しい曲として大きく評価されている。
更にYoutubeでは特別映像としてドラゴンエンジンによって描画された湘南乃風と中田氏のMVがfullバージョンで公開されているため本作を遊んだ人は必見の内容となっている。
~余談~
本作の序盤のストーリーは春日が初登場した『龍が如くONLINE』の設定をベースに作られているが、本編である本作の登場によって7が正史といった意見が見受けられるが公式としてはそういった見方ではなく、あくまでナンバリング作の7の物語はこうなったというだけでonlineの物語も春日が紡ぐ正史であるという。
相互矛盾するジャッジアイズも含めて、どれが正しいではなくどれも正しいという解釈がなされているため掲示板などで議論をする際はその点に留意して意見交換をしていこう。
- コメント欄をリセットしました。作品に対する攻撃的なコメントはお控えください。 -- 名無しさん (2021-06-07 00:13:39)
- 6でくたびれた雰囲気を醸していたファイターが春日同様に大成功を収めて楽しそうに過ごしているのを見たときは感慨深いものを感じたなあ -- 名無しさん (2021-07-28 11:44:49)
- 「主人公交代」と「戦闘システム変更」というどちらか片方だけでも荒れやすくて難しい要素を同時に押し進めてそれでいて遊んだ人の大半が納得出来る完成度に仕上げたのは見事としか言いようがない。 -- 名無しさん (2021-08-03 18:56:58)
- 重箱の隅をつつくようなことだけどさっちゃんと菜乃葉が和解できないまま終わっちゃったのが残念だから次回もさっちゃんが続投されるのなら若いイベントが欲しいなとは思う。 -- 名無しさん (2021-09-01 11:55:57)
- デリバリーヘルプの略称は公式の放送でスタッフが言ってたんだよなぁ -- 名無しさん (2021-09-11 21:22:40)
- 鈴村健一さんがプレイしたって東京エンカウントで言ってたね。ちょうど目の前にハン・ジュンギの中の人がいるから、「めちゃくちゃ活躍したよ」って言ってたw -- 名無しさん (2021-09-23 22:53:51)
- メインストーリーも良質だけど、仲間の絆ストーリーも中々に作り込まれてて面白かったな。特にジャンギの絆ストーリーは見ていて胸が熱くなった -- 名無しさん (2021-10-04 11:45:45)
- ストーリーがいいだけにアクション版も出してほしかったなぁ。 -- 名無しさん (2021-10-29 22:43:26)
- 序盤の神室町パートはストーリーは絶対必要なんだけど戦闘は面白味に欠けたと思う -- 名無しさん (2021-11-08 18:05:43)
- 下馬評の低さをひっくり返したゲームは数多く見てきたけどこの作品ほど期待値が低かったのをひっくり返した例は稀有だからそういう意味ではゲーム史に残る一品だなって感じる -- 名無しさん (2021-11-11 11:47:17)
- 7はグレーゾーンに生きる人達、ロストジャッジメントではそれによって被害を受ける人達を描いているのが面白い対比だと思う。「コミジュルの行いとかちょっとなあなあにし過ぎてない?」と感じたのが一気にスッキリした -- 名無しさん (2022-05-08 01:12:31)
- 足立さんがイケオジ過ぎて個人的には春日よりも愛着が湧いてしまった。次回作も続投してくれるのならロスジャのDLCみたいに足立さんが主人公のスピンオフを遊んでみたいわ。 -- 名無しさん (2022-05-27 12:51:45)
- 上でも触れられてるけど実質世界観を一新したようなものなのに評判の大半が肯定的なのが本当にすごいと思う -- 名無しさん (2022-10-25 15:43:04)
- ムショ帰りした春日の境遇を見た後だと真島の兄さんや風間組の人達が待っていてくれた桐生は恵まれてたんだなって感じる。 -- 名無しさん (2022-10-26 15:11:24)
- 最近インター版を遊んだけど、当時大荒れだったとは思えないくらいストーリーもゲーム部分も作り込まれてて大満足の出来だったわ。強いて言うなら戦闘が少し大味なバランスだったのがモヤッとしたくらいかな -- 名無しさん (2023-09-27 13:07:52)
- 会社経営はDLCを導入してない状態のプレイでもそれはそれで、子供・鶏や猿などの動物・掃除機が活躍する混沌とした企業になる事もある -- 名無しさん (2023-11-17 15:00:22)
- 次回作のPVを見る限りだと戦闘面での不満点に幾らかメスが入ってるみたいだからどんな風に進化してるのか楽しみだわ -- 名無しさん (2023-11-23 13:18:05)
- これがずっこけてたら正真正銘如くシリーズは終焉を迎えてただろうな… 傑作として世に出てくれてありがとう -- 名無しさん (2024-04-01 12:40:43)
- ブリーチジャパンは今で言うとツイフェミやエコテロリストに近い「お気持ちヤクザ」だと思う -- 名無しさん (2024-05-09 10:28:11)
- せっかく7で主役交代したのに次作があれでは… -- 名無しさん (2024-09-07 02:35:59)
- 発売前に叩いてた奴らが無能だったってだけやな -- 名無しさん (2025-03-10 21:39:33)
- 桐生戦は全員男キャラでいくのが吉だよね。一番が倒れたら即ゲームオーバーな上、女性キャラで固めると一番にばっかり攻撃がいくから。 -- 名無しさん (2025-05-11 09:53:49)
- RPGなのは良いけどデリバリーヘルプとかジョブの演出が全体的にハジケ気味なのは賛否あるかも 元からバカゲー的な要素が多いシリーズだけど -- 名無しさん (2025-05-11 10:34:58)
- mildsevenさん、履歴流れが発生しているので、編集頻度を減らしてください。改善が見られない場合は荒らし報告します。 -- 名無しさん (2026-07-30 00:20:58)
- エンディングであれが流れたのは笑ったが納得した。年末の男だものなぁ一番! -- 名無しさん (2026-07-30 00:47:32)
- ↑2で注意したにもかかわらず改善が見られないため、mildsevenさんを荒らし報告ページに報告しました。 -- kayuinemui (2026-08-19 01:57:26)
最終更新:2026年08月23日 11:56