登録日:2024/02/25 (日) 12:50:00
更新日:2025/03/24 Mon 00:02:29
所要時間:約 15 分で読めます
『
龍が如く7外伝 名を消した男』(
Like a Dragon Gaiden: The Man Who Erased His Name)とは、2023年11月9日に発売された
『龍が如く7 光と闇の行方』の外伝作品。
外伝作ということもあって値段・ボリューム共に本編作と比べると少々控えめで、バトル方式は『7』本編のRPG方式ではなく
旧来のアクションバトル方式が採用されている。
対応プラットフォームは
Xbox Game Pass、
Xbox Series X|S、
Xbox One、
PlayStation®5、
PlayStation®4、Windows、PC(
Steam)と
マルチ展開している。
『6』のエピローグで遥達の安全を保証する代わりに自らの死を偽装して過去を捨て去り大道寺一派のエージェントとなった
桐生一馬のその後と7本編で勃発した
東城会・
近江連合の同時解散を巡る争いの裏側が描かれる。
上記の通り『7』の時系列の裏側である桐生視点のストーリーが展開されるため、前提として『7』を踏まえた話の構成となっている。
そのうえで、桐生が主人公ということもありそれ以前のナンバリングのストーリーもそれなりに関わってくるので、シリーズを遊び尽くしたユーザーがより楽しめるファン向けの作風と言えるだろうか。
~ストーリー~
伝説の漢・桐生一馬が『死亡』してから3年が過ぎた2018年。
桐生は全ての過去を捨て去り、大道寺一派のエージェント「浄龍」として、一派の監視のもと退屈な任務をこなし続ける自由の無い日々を過ごしていた。
ある日、桐生は監視係の花輪より某国の革命家との金塊密輸取引の現場警護を命じられる。
横浜港で金塊を運搬するトレーラーの到着を待つだけの簡単な仕事のはずであったが、そこに現れたのは正体不明の覆面の男達。
謎の集団に襲撃され大混乱に陥る取引現場。途中花輪が拉致されかける一幕があったものの、なんとか撤退に成功した。
その後事件の犯人捜索が行われることになり、異人町を拠点とする「星龍会」が噛んでいると睨んだ花輪に張り込みをするよう頼まれた桐生は、事件の首謀者を暴くべく現場へ赴くこととなる。
この一連の事件の裏で日本極道の未来を巡る大きな計画が動き出しているとも知らずに…
~登場人物~
大道寺一派
かつて「堂島の龍」と呼ばれた伝説の漢。本作の主人公。
表の世界で生きることを許されず、有事の際は「浄龍」のコードネームで活動し平時は一派の拠点の寺に籠り誰にも知られることなくひっそりと生きる日々を過ごしている。
襲撃事件の最中自分の顔を知っている者と鉢合わせ自分の生存が漏れることを危惧して行動を起こすも、異人町にて首謀者に出し抜かれて花輪を拉致されてしまい一派からも見捨てるよう命じられるが、それに背いて孤立無縁の状態で花輪を助けに単身奔走することとなる。
…設定だけ見れば歴代でも屈指の過酷な境遇にあるのだが、ミニゲームでは桐生一馬名義、あげくサブストーリーではチャットAIに桐生一馬の評判を聞くなど、これで本当に素性を隠す気あんのかと言いたくなる程の天然さや率直さも健在。
もちろん顔の整形などしておらず、申し訳程度にサングラスで顔を隠しているだけなので、プレイヤーからは「名だけ消した男」「名すら消せてねえ!」「むしろ消せたものあんのかよ」「いつもの」と散々に突っ込まれてしまった。
プレイアブル作品としては久方ぶりにスタイルチェンジができるようになっており、既存作お馴染みの拳で相手を捩じ伏せる戦い方が主の「応龍スタイル」と様々なガジェットを駆使してテクニカルに戦う「エージェントスタイル」の二つを駆使して数多の敵達と渡り合う。
桐生の監視係を務めるエージェント。
事務的且つ淡々とした言動をとる人物で敬語を交えた腰の低い話し方をするものの無自覚に余計な一言を言いがちなため桐生からは若干煙たがられている。
かと言って心無い人物というわけでもなく、異人町で敵に捕まり人質になった際には桐生の身を案じる一面を見せ終盤でも何かと手助けをしてくれる。
友人とも相棒とも違う、しかし確かな信頼関係を築いている奇妙な間柄となっている。
担当声優の東地宏樹氏はスピンオフ作品を除けば『5』以来の久々の出演となった。それもそのはずで…?
桐生が籠っている寺の管理をしている僧侶。
常に落ち着いた態度を崩さず桐生と花輪の論争も飄々とした態度で見守る懐の深さを持っているが、実際の所は偽りの僧侶であり、寺も形ばかりの物に過ぎない。
大道寺一派に属しているだけあって只者ではない様子がうかがえ、一瞬の隙をついて吉村からスマホを奪い取ったり窮地に陥った桐生を救うためある人物に話をつけたりと花輪同様に思わぬ形で桐生の手助けをしてくれる。
花輪同様他エージェントの監視者を務める男。
良くも悪くも組織にとって合理的な考え方をする人物で拉致された花輪に変わって桐生の監視者となるが、自身が発した「花輪を見殺しにする」命令を拒んだ桐生と衝突する事になる。
だがあくまでどこまでも組織に忠実な人物であり、事態が変わり桐生の行動が上層部に承認されたあとは恨み言一つもなしに桐生に協力する。
大道寺一派の幹部である老齢の男。
組織内での影響力はとても大きく、花輪や吉村でさえ頭を下げるほどの力を持つ。物語の中盤でタブレット越しに姿を見せ桐生に重い決断を迫らせる事になる。
近江連合
渡瀬組
本編同様下っ端組員が起こした事件の使用者責任を問われて刑務所に送られている。
2年程前から組員達に政治家の言いなりになる未来を防ぐため同じ考えを持つ大吾と共に
東城会・
近江連合を解散させる考えを伝えており、逮捕された際には鶴野に計画の全てを託し桐生を仲間に引き入れるよう命じている。
終盤にて出所を果たし桐生達と合流するが、獅子堂の裏切りによって西谷の襲撃を受け腹に刺し傷を負ってしまう。
その後救援に駆けつけた赤目から傷を隠すメイクと応急手当てを受け、辛うじて動ける状態で解散宣言の場へと臨むことになる。
『7』の解散宣言時には平気な顔をしていたが、実は相当な無理をしていた形になる。
渡瀬の命を受けて金塊密輸をでっち上げ桐生を誘き出した渡瀬組の若頭。
グラサンをつけた軽薄そうな雰囲気を漂わせる男であるが、組長への忠誠心は本物である。
襲撃事件の後異人町で桐生に交渉を持ちかけるも協力が得られないと見るや獅子堂達を使って花輪を拉致。花輪の命を餌に再度交渉を行う強行手段にでるが自分は桐生一馬ではないとして頑なに首を縦に振らない桐生に業を煮やし、渡瀬が欲しがる程の人物なのか見極めるべく赤い虎の人形を渡し「花輪を助けたければ赤目に会え」と言い残した事で物語は大きく動き出す。
桐生の活躍により花輪を奪取され、自らも大道寺のアジトへ拘束される。その後口封じに組員ごと始末されかけるも桐生の反発によってアジトから逃げ延び、その足で大道寺の上層部とかけあい渡瀬から託されていた500億の莫大な資産と主任の口利きによって一時的だが桐生の解放に成功する。
以降は桐生と協力関係を結び、若頭の力を使って後方支援を行い解散計画のために必要な準備を着々と推し進めていくこととなる。
序盤は敵対する立場なので凶悪な面が目立つが、協力関係になった後は苦労人なところが見えてくる。むしろ桐生からも渡瀬からも無茶振りばかりされて困惑していることが多い。
中盤のキャッスルから脱出する際、桐生に想定していたよりも早く殴られるシーンは緊迫した状況ながら一種の清涼剤ポイント。
また獅子堂や逃げ出した若衆に対する思いやりはあるのだが常に気遣い出来ているとは言い難く、彼らの部下に桐生が寿司を奢った際には「こんな美味いものは始めて食う」と言われ、獅子堂にも「上しか見ていない」と言われてしまう程。
そして最後の最後でそれが直に響く事となった。
そういう意味でも良くも悪くも中間管理職の器だったと言えようか。
あとビリヤードがめちゃくちゃ弱い。プレイヤーがこのミニゲームに慣れてなかった場合、めっちゃgdgdになる場所の一つである。
渡瀬組若頭補佐(組のNo.3)で「渡瀬組の切り札」と呼ばれる組きっての武闘派。
顔を隠す際は般若の面を被り、釘バットを得物に用いて相手に襲い掛かる。
少年時代に父親から借金のカタでヤクザに売り飛ばされ、チンピラを経てキャッスルの闘技場へ流れ着き西谷から凄惨な扱いを受けながら生きていたが、彼の実力が目に止まった鶴野に拾われて以降は頭角を表し、組でも指折りの実力者となった。ちなみに「獅子堂」の姓は盃を受ける際に渡瀬から授かった渡世名であり、本名は不明。
襲撃事件の実行役を担い、異人町での花輪拉致の際には桐生と正面からぶつかり合い最後まで倒れることなく引き分けに持ち込む切り札の名に違わぬ相当なタフネスを持っている。
三代目西谷に「育ちが悪い」と言われる事もあるが、割と礼儀正しく気遣いができる一面もあり、自分を救ってくれた鶴野には忠実である。
一方で遊ぶ時は豪快に遊ぶ男でもあり、ゴルフを嗜んでいる他、女性の扱いにも長けている一面もある。
中盤から協力関係となり共に解散計画の下準備を進めるが、渡瀬が出所したタイミングで本性を表し計画の障害となる西谷に全てをバラした上で手を組み渡瀬達を亡き者にしようと襲いかかるが西谷共々返り討ちに遭ってしまう。
しかし、その程度で諦める訳もなく解散宣言を終えた渡瀬達の前に再び現れ居合わせた真島や冴島の攻撃すらも跳ね除ける気迫を見せ、桐生に、そして極道社会の終焉に抗うため、なおも立ち塞がろうとする。
ここまで書いた流れからも分かる通り、本作のラスボスである。
桐生との一騎打ちで遂に倒れ伏して、それでもまだ立ちあがろうとするが、駆けつけていた吉村達に捕縛され大道寺のエージェントとして飼い殺される事になる。
極道の未来がどんどん閉ざされる時代で、他者を犠牲にしてまでも夢を追いかけ、死に物狂いで頂点を目指そうとした男が行きついた先は、
(皮肉にも彼が潰そうとした計画の立案者である渡瀬と大吾が危惧していた)「権力者に都合良く使われる犬」そのものであった。
作戦のためとはいえ蒼天堀で一緒に豪遊したこともある桐生とプレイヤーにとっては一抹の寂しさを感じさせる終わり方となった。
+
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ちなみに |
- 夢を追う若き極道
- 最終的に本部で桐生と激闘を繰り広げる
など、全体的に『5』のラスボスである 相沢聖人のセルフオマージュ要素で構成された造形となっている。
一方で相沢は当該記事にもある通り、どちらかというと作劇・描写部分に看過できない問題を抱えており、
同作の不満点としても真っ先に挙げられる人物だったが、
- 出番が少なすぎてラスボスとして対峙する動機づけが足りない
- 背負ったテーマに対してキャラクターが薄すぎる
- 役回りに対してデザインが噛み合っていない(物足りない)
などあちらで挙げられていた部分に関しては、
- 序盤から出てきて度々衝突し、また一時は味方としても交流する描写がある
- 獅子堂本人の心境を吐露する独白や生い立ちを説明するシーンがしっかりと存在している
- 「過去の極道」の象徴である唐獅子の刺青と近江の紋を背負って桐生に立ちはだかる
といった具合に、しっかりと改善した上で個性付けがされていることが分かる。
そのため、「スタッフは相沢で描き切れなかったテーマにリベンジしたかったのではないだろうか」「テーマを踏まえた上でしっかりと役割をこなせている歴代ラスボスでも屈指の良キャラ」とする向きも目立つ。
少なくとも「極道時代の終焉」という本作の根幹部分を体現している造形に関しては、軒並み高い評価を受けているキャラである。
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なお鶴野と獅子堂を演じる山口と本宮は任侠ドラマ『日本統一』シリーズにてダブル主演を務めている等、任侠を演じることに関してはエキスパートとも言えるコンビ。
本人たちも高校時代からの付き合いで自他共に『バティ』と認めるほどの名コンビである。
また彼らの部下であり共に豪遊する味方の際にも町中で平気でチャカをぶっ放す4人のヤクザ「宇喜多」(CV:舘昌美)「久保田」(CV: 小手山雅)「八尾」(CV: 本田広登)「佐久間」(CV: 北代高士)の四名と大道寺側の4人のエージェント「才剛」(CV:勝矢)「無進」(CV:中澤達也)「円禅」(CV:川崎健太)「来汰」(CV:岸田タツヤ)も『日本統一』に出演している俳優たちが演じている。単なるモブなのに妙に豪華である。
鬼仁会
筋金入りの狂人で凄惨な拷問や余興を好み獅子堂や鶴野からは恨みを買っているが、暗殺の腕とカリスマ性でただの狂人に収まらない実力者でもあり、コンテナ船を改造した「キャッスル」と呼ばれる独自の遊戯場を所有し、賭博場から闘技場まで幅広くシノギを運営して莫大な組織力を確保しており渡瀬に並ぶ大幹部として一目置かれている。
武闘派でのし上がった渡瀬を酒の席で泣きながら語り明かす程敬愛しているが、そんな彼が解散計画の事を知れば可愛さ余って憎さ百倍で反発を起こし解散宣言を無かったことにさせてしまう程の影響力を持つうえ、暗殺を特技とする鬼仁会に死ぬまで付き纏われるため桐生は解散宣言までに彼の動きを止めるべく策謀を巡らせていく。
その正体は、シリーズを通して幾度となく東城会に叩き潰されてきた韓国マフィア「ジングォン派」の残党の血を引く韓国人。
素性を隠して日本人として生きてきたが、近江連合の組織内で頭角を表してきた頃に自ら暴露。しかし、「極道は生まれではなく力が全て」と受け入れてくれた渡瀬に強く心酔している。
闘技場での浄龍の活躍がいたく気に入り、鶴野と共に再度キャッスルに現れたところを狙い拳を交えたことで浄龍が堂島の龍である事を確信し、より執念深く追い回すもそれが仇となってキャッスルを奪われた挙句鬼仁会本部へ追い詰められ獅子堂の凶刃に引導を渡された。
…かに見えたが、その時点で近江解散計画を知り裏切りの算段を立てていた獅子堂によって死を偽装され、渡瀬組に対しては死んだことにされて生き延びる。
そして獅子堂から近江解散計画について聞いて怒りが爆発し、獅子堂と共謀して桐生達を襲撃するも鎮圧されてしまう。
倒れたふりをして鶴野と渡瀬に深手を負わせることに成功するが、救援に来た花輪のリムジンに撥ねられ気絶。その後は大道寺に回収され獅子堂同様エージェントとして使い潰される、栄華から一転した人生を歩むことになった。
強者を求める狂気と確かな情を両立していた初代と比べると、破天荒に見せかけて守りに入っている部分が多く作中での扱いも意外と微妙。
ドスの扱いの見事さや強者と出会うと
アソコが勃つあたりは初代と共通しているのだが…。
プレイヤーからは「イマイチ西谷っぽくない」「襲名設定の意味あったの?」と言われがちだが、名を消したが(色々な意味で)そのままの桐生に対して『肩書きばかりで本質を理解できていない』という対比なのではという考察もある。
事実、本作のテーマが「極道の終焉」である以上、ギラついた時代の中で生きられた初代とは異なり、彼に与えられた役回りの限界は道化でしかなかったのだろう。
なお残念ながら、真島の兄さんとの対面機会は無かった。
ちなみに演じたキム・ジェウク氏は韓国の俳優だが、幼少期は日本育ちの為非常に日本語が堪能である。
東城会
東城会最後の会長。
3K作戦を利用して東城会を自ら潰し雲隠れをしているため、出番は終盤のみ。
解散宣言の場面はほぼ本編通りで本作ではその後の動きが描かれ、渡瀬と共に解散届けの書状を提出するべく近江連合本部を後にしようとするが、襲撃者によって道を阻まれ、先の合戦で倒した幹部達にも取り囲まれるが桐生から激励の言葉を受けたことで覚悟を決め東城会最後の花火と称して桐生、真島、冴島へ号令をかけ最終決戦へと臨む。
…過去作でもあった通り、相変わらずバトル時の掛け声がちょっと不安定。
「嶋野の狂犬」こと真島の兄さん。
解散宣言後大吾達の行手を阻む襲撃者と対峙し鬼炎のドスの一撃を喰らわせるも相手の膂力に押されるというまさかの事態に陥る。
その上幹部連中に囲まれ窮地に陥るが、相変わらずの狂人っぷりで修羅場を楽しむ程の余裕を見せ最後の大喧嘩でも大立ち回りを見せる。
真島の兄弟分にしてかつての主人公の一人。
前述した襲撃者に苦戦する真島に得意の怪力で助太刀するも相手の気迫に押され真島共々押し返されてしまう。
大吾の号令に従い桐生達と共に幹部連中の相手をするが、襲撃者の相手を桐生に託し自身は幹部達の相手を担うことになる。
元荒川組の若衆で『7本編』の主人公。概ね「7」と活躍は同じな為、活躍は控えめ。ただし桐生や花輪からは高く評価されている為、空気という訳ではない。
劇中で桐生が春日のことをいつ知ったのかも明らかにされた。
春日一番という人物の存在は終盤に差し掛かる前くらいに鵺野から聞いて知り、「(仲間込みだが)真島・冴島の両名と渡り合った」と聞いてかなりの期待を寄せている。
実際に顔を見たのは解散宣言の会場が初めてで、天童が裏切って春日側に付いたシーンで「天童の隣のモジャモジャ」と鵺野に教えられている。
蒼天堀の人々
蒼天堀で何でも屋を営む赤髪の明るい姉ちゃん。
蒼天堀付近のホームレス達を主軸とした「赤目ネットワーク」と呼ばれる独自の情報網を持ち面倒を見てもらう見返りにホームレス達は彼女に自身が見聞きした情報を渡しており、ホームレス達にとっては駆け込み寺の様な存在となっている。
鶴野の伝言に従い桐生は彼女の元へと辿り着きキャッスルへと案内してもらうことになるのだが、その直前で発生したトラブルを解決させた桐生の手腕を見込んで体の良い駒使い信頼出来る人物として何でも屋の依頼を任せてもらえるようになり、以降は蒼天堀での拠点として事務所に出入りができるようになる。
序盤の金策に役立つ他、終盤でも桐生の能力強化に必要な「赤目ポイント」を効率よく稼げるため、ストーリー面でもゲーム面でも最後までお世話になることとなる。
ちなみに演じたファーストサマーウイカ氏は『7』のプレイを通じてシリーズのファンとなり、本作にも最初はキャバ嬢役でオーディションを受けていたとのこと。
また、氏の本名は堂島初夏であり、偶然にも「堂島」という名に縁がある作品の出演であった。
何でも屋を始める前は歌手を夢見み、鳴かず飛ばずの頃にホームレス達の応援を受けて研鑽し次第にホテルグループの社長から声がかかるまでになる。しかし、グループの傘下に近江連合のフロント企業が紛れており、気づいた時には利権を全て奪われなし崩し的に歌手デビューの夢を台無しにされ次第に人気も低迷する。
その後は応援してくれたホームレス達に恩を返すべく何でも屋を立ち上げ、赤目ネットワークの情報網を使って行き場の無いホームレス達を保護することを信条に生きている。
その過去を酒の席で桐生に話した末に「仕事も夢も欲張っちまえ」と背中を押された事でもう一度歌手を目指す事と蒼天堀全てのホームレス達に居場所を用意するという夢を掲げて新しい一歩を歩み始める事になる。
因みにカラオケでは「Like A Butterfly」を歌うが、元歌手の実直に違わない歌唱力を披露してくれるので一度は視聴してみるべし浄龍のうるさい合いの手がついてきてしまうのはご愛嬌
蒼天堀で裏武器屋を生業とする男。
嘗て世界最強の格闘家を目指し修行に明け暮れていたが、宇賀神という男に敗れたことで挫折を味わい以降はマフィアなどに武器を卸す武器屋として裏社会を生きていた。
そんな折、赤目から桐生の腕っぷしを聞き、実際に桐生の実力を見たことで自身が開発した「蜂」・「蛍」・「蛇」のガジェットを託してくれる。
これらのガジェットを受け取ることでエージェントスタイルの戦い方に様々な選択肢が取れるようになるため、エージェントスタイル主体で戦う場合はこの人に会うまで寄り道をせずにさっさと物語を進めるのが吉。触れ込みの割にあまり強くないガジェットも多いが、そこはご愛嬌だろう。
物語の中盤で極蒼組の襲撃に遭い開発していたガジェットを全て奪われてしまう。その後、盗まれたガジェットが闘技場の四天王に売り払われていた事が判明し、桐生に四天王の打倒とガジェットの奪取を依頼する。
そして桐生が最後の四天王である宇賀神を撃破した試合に現れ、因縁の再会を果たした宇賀神からミゾロギをずっとリスペクトしていた事、出所を知った上でガジェットの高性能さに惚れていたと聞き憑き物が落ちたことで強者達を更に切磋琢磨させるべく宇賀神用の新たなガジェットの開発を誓い桐生の勝利を讃えるのであった。
サイドストーリー「被害を食い止めよ」で登場し蒼天堀に拠点を構えるべく下見のためにやってきたついでに現地の人間から依頼を受けていたが、なんの因果か赤目の元にも同じ依頼が舞い込んでおり街で桐生と鉢合わせた事で珍道中が始まる事になる。
海藤は桐生のことを「ゴリラっぽい男」と言っていたが、聞き込み先のホームレス曰く桐生も海藤もゴリラだとか。
このストーリーをクリアすると後述の闘技場にて2人とも仲間兼プレイアブルキャラとして使用できるため色んな意味でこの依頼はこなしておきたいところ。東は回復役としてマジで強い。
杉浦も別ルートで加入するため、ジャッジアイズの戦力組はほぼ全員揃う。
ター坊だけは流石に居ないのが惜しいところだが…。
その他
アサガオでのシーンと桐生の電話に声だけほんの少し登場。
~マップ~
蒼天堀
神室町と双璧をなす西の歓楽街にして近江連合のお膝元。
本作ではメインステージとなっており、『7』では『極2』のマップを流用されていたが、今作用に細かい部分に手が加えられているため、『7』とはまた違った感覚で街を歩き回ることができる。
過去作に登場した施設が続投されてる他、赤目の事務所の場所が意外な立地だったりとシリーズファンであればニヤリと出来る小ネタも抜け目なく用意されている。
異人町
7本編でメインステージを務めるどん底の街。
序盤に何度か訪れるのみで中盤以降の出番はほぼ無し。歩き回れるのもマップの南半分のエリアくらいで7本編と比べてかなり狭め。
時系列的な問題と街に住む
一部の住民は桐生の顔を知っているため矛盾を起こさないためにもやむなしだろう。
春日は治療中であり、ナンバも寝ているため対面はできない。
神室町
シリーズ定番の場所ではあるが、今作は一切出番無し。
冒頭の要人警護任務で東京には赴くものの六本木方面なので掠りもしてない。
桐生の現状を考えれば馴染みの街に顔を出せばどこから生存が漏れるか分かったものではないため仕方のないところが大きいがシリーズを通して異例の扱いと言える。
蒼天堀なら派手に暴れ回って良いのか?とかサブストーリーで
おばちゃんに気付かれてるじゃんとかは気にしないべきだろう。
~プレイスポット~
ポケットサーキット
まさかの再登場を果たした通称「ポケサー」。
作中ではリバイバルブームによってポケサー専用のカフェが設営されており、懐かしさから「ジョーリュー君」としてレースへ参戦することに。
お馴染みのポケサーファイターはいないものの新たな司会者ランが遜色のない熱量で試合を盛り上げてくれる他、
ダウンフォースを発生させる新パーツ「ウィング」が追加されていてカスタマイズの幅が広がっているため『0』『極』とは一味違ったポケサーを味わえるだろう。
50代になっても勝敗に一喜一憂する桐生の姿だけは変わらないが
闘技場
シリーズお馴染みの施設で今作はキャッスルで利用可能。
猛者達とタイマンを張る「トーナメント」・1vs多人数で試合を行う「ジゴクランブル」・チームvsチームの大人数が入り乱れる「地獄チームランブル」の3種類のモードが用意されており、キャッスルの目玉とも言える地獄チームランブルは闘技場や赤目の依頼で知り合った戦士達と「浄龍会」というチームを組んで相手チームと対戦をするというこれまでの作品でも部分的にあった仲間達との共闘を楽しめる。
更に仲間にした戦士達もトーナメントやジゴクランブルでプレイアブルキャラとして操作が可能なので桐生とは異なる戦い方を楽しむのも一興だろう。
DLCやサイドストーリーをやり込むと東城会の要人や東京・横浜の探偵達、羊や鶏頭の謎生物が跋扈するヤベー集団が闘技場を荒らし回る事になる。
キャバクラ
こちらもシリーズお馴染みのお楽しみ要素。
今作は「生っぽいキャバクラ」と銘打たれ、既存作では3Dモデルが使われていたキャバ嬢達が実写モデルで起用されており、今まで以上に臨場感と満足感のある内容となっている。
なぜもっと早くこのシステムを起用しなかったのか…
しかし同時にキャバ嬢の3Dモデルが用意されていないという弊害も生まれ、残念ながら彼女たちとカラオケやダーツを楽しむことができなくなった。
またゲームの内容自体とは関係ないが、キャバ嬢たちの高品質のムービーは
尋常じゃないレベルのファイルサイズを占めており、なんと後に発売されたフルプライスの『
龍が如く8』よりもゲームのサイズが大きい結果になってしまった。
その他のスポット
カラオケや賭博系、ビリヤードにゴルフ、ゲームセンターも続投されている。
基本的にはおまけ要素の域を出ないが、一部の施設では赤目の依頼を達成するのに関わる他、メインストーリーの途中でゴルフ・ビリヤードである人物達と対決する事になるので本作をとことん極めたい人は全ての施設をチャレンジしてみると良いだろう。
~エピローグ~
大仕事をやり遂げた桐生の元に花輪が現れ、今回の働きによって一派に莫大な利益をもたらしたとして褒美が与えられることとなったと言い、タブレットを桐生に手渡す。
画面に映るのはとある墓地の中を撮影した固定カメラの映像。
花輪によると、沖縄にある桐生の墓を撮影している監視用のカメラで、桐生の命日の映像だという。
動画が始まると、花輪が言った通り「ひまわり」の子たちが墓参りに来ている様子が見られるが、その途中でハプニングが起き、カメラの存在が気づかれてしまう。
墓参りに来ていた中で太一と綾子がカメラに気づいて近寄ってくる。
持ち主不明の不審なカメラではあるが、それが真っ直ぐ桐生の墓を映しているものであることから、桐生がこれを見ているかも知れないと考えた二人は自身らの近況を語りだす。
太一は消防士に、綾子は事務員として働いており、その他の子ども達も各々頑張っていること、ハルトも大きくなり遥や勇太も手を焼いていることが語られる。
更には「おじさんに見せたいもの」を翌日持ってくる、遥も連れてくると言い残し、その日の映像は終わる。
監視対象にカメラの存在が気づかれたために現地のエージェントがカメラを回収したため、翌日の映像は撮影される事は無かったが、「見せたいもの」はカメラがあった場所に置かれていた。
こちらも現物を回収すると桐生が生きているのではと疑われている事に根拠を与えてしまいかねないため持ち帰りはしなかったが、代わりに中にあったものを撮影した画像があった。
それは4歳になったハルトが描いた絵。ひまわりの皆に囲まれる中央に、大きく「おじさん」という文字と共に桐生が描かれていた。
絵を見て大粒の涙をこぼす桐生。
太一が語った「何かあった時に一番に助けにいける人間になりたい」という夢など、自分の生き様が子供達の中に息づいている事を知ることができただけでも十分な褒美だったが、花輪達の計らいで無期限の休暇まで許可されていた。
今回の事件を経て行きたい場所が浮かんでいた桐生は早速旅支度を済ませ、花輪から身分証を一式貰い受ける。身分証には鈴木太一の名が記されており、懐かしさからその偽名で身を隠していた時期があると花輪に語るとこともなげに知っていると返ってくる。そして以前から別の伝手で桐生を知っていた事、自分も過去と名前を消して大道寺に流れ着いた事を知り何かを察した桐生は話を切り上げ、花輪の見送りを受けて寺を後にするのだった。
+
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旅の終わり |
2023年 ハワイ ナナーラ・ヒル記念教会
長い時間をかけ白髪混じりの姿になりながらも旅の最終地点へとやってきた桐生。
生前由美が憧れの場所と語り挙式を行う事を夢見ていた教会にたった一人佇み懐から指輪を取り出す。
嘗ての想い人に終ぞ渡す事ができなかった忘れ形見をせめてもの償いとして憧れの地に連れて行くことを旅の初めから考えており、主祭壇へ指輪を供える。その様子を静かに眺めるとどこか満足気に桐生は教会から立ち去っていった…
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- ラストの桐生の「またな」はプレイヤーに向けて言ってる印象を受けた -- 名無しさん (2024-02-25 14:23:43)
- 『8』と合わせて「桐生一馬完結編」を改めてやり直したという作品だった。 特に『5』のリベンジの色が強かったというか、ラスボスを通して「この時代にはもう極道の居場所はない」「彼らの語る『夢』というものがどれだけ歪なものか」「それでもこの道でのし上がるしかなかった悲哀」という過去作で中途半端になりがちだった部分を、同情的すぎず突き放し過ぎず中立的な立場で描き切れたのが好印象。この辺りの塩梅は歴代作の中でも一番好きかも…? -- 名無しさん (2024-02-25 16:04:48)
- 幼いころから極道に憧れてきた桐生さんがこの結論に至るってのがな。シリーズ屈指の人気があるもう出演が叶わない西谷誉の名前の別キャラをわざわざ持ってきて「彼」と真逆の皮肉極まりない結末迎えさせたのものもこれまでの極道の物語との決別に感じる -- 名無しさん (2024-02-25 16:39:57)
- 大道寺エージェントは力で物を言わす職場である点で極道と共通しているから、獅子堂は新たな居場所を見つけて案外楽しくやってるんじゃないかと思える -- 名無しさん (2024-02-25 17:02:46)
- PVの号泣桐生ちゃん何があったかと思えば…あの花輪の粋な計らいだけでもやった価値はあると確信できるゲームだった -- 名無しさん (2024-02-25 17:20:02)
- ↑× 2 獅子堂はあくまで「極道で成り上がる事」を夢見て生きていたから近江連合を守れなかったことと桐生にタイマンで敗れた事をずっと引きずりながら生きてそうなイメージが自分の中ではあるな。何にしても今作で終わらすには惜しいキャラではあるが -- 名無しさん (2024-02-25 17:55:34)
- ↑4 獅子堂にしても三代目西谷にしても、「時代が違えば天下が取れたかもしれない人物だった(=でももう今はそういう時代じゃないよ)」っていうのは本当に今作で徹底された姿勢だと思う。ある種の哀れさや滑稽さも含んだ無常観ともいうべきか。 -- 名無しさん (2024-02-25 18:27:04)
- 「なんで俺らから荒らしの夢奪ったんや!!」←それはガチで要らないな…秀逸 -- 名無しさん (2024-02-25 18:52:09)
- 地獄チームランブルがめっちゃ楽しかったわ。あのゴチャゴチャ感はアクション方式ならではの雰囲気だな -- 名無しさん (2024-02-25 18:56:53)
- どん底から這い上がってきたのは一緒だけど、仲間達がいたからここまで来れたと考える春日と鶴野の存在はきっかけに過ぎず全部自分の力でのし上がってきたと考える獅子堂。末路も含めて見事に対比的だなと思えるわ -- 名無しさん (2024-02-25 19:03:50)
- YouTubeコメ欄で見かけたけど、獅子堂も西谷もあの後どうやってエージェントとして言う事聞かせるんだ?桐生ちゃんはアサガオという分かりやすい人質があったけど、あいつらは失う物は無いし、肉体的な拷問受けるのも慣れてそう。 -- 名無し (2024-02-25 19:21:18)
- 風間の親っさんも、極道の夢なんてゴミだと思っていたからこそ桐生と錦山には極道になってほしくはなかったのだろうか -- 名無しさん (2024-02-25 20:01:21)
- 言わば桐生もほぼ親っさんの歳になってようやく親っさんの本意を理解できたと言える -- 名無しさん (2024-02-25 20:15:58)
- この後の8のことを思うと少し複雑な気分になる要素が幾つか 7外伝のほうが制作後だったから仕方ないんだが -- 名無しさん (2024-02-25 20:23:29)
- 桐生さんや渡瀨のような潔い男こそ「惜しむべき最後の極道」のように描かれてきたけど、本作では獅子堂たちのような「滅ぶべき最後の極道」も確かに存在していて、綺麗事じゃ済まされないんだなって改めて思わされたな -- 名無しさん (2024-02-26 06:08:46)
- ↑3 親っさんへの憧れと桐生ちゃん自身の青春、この両方を(全部ではないとはいえ)否定しないといけない結論だからまぁ時間がかかるのもしょうがないとは言える… -- 名無しさん (2024-02-26 07:00:59)
- 遥辺りは察してたと思うけどアサガオの子供達に生存はこの時点でバレてたのがまた -- 名無しさん (2024-02-26 08:21:41)
- 流石に0ほど常軌を逸してはいないがジャンジャン金が入ってきてバリバリ使う爽快感がある。まあ実質カネと赤目Pが経験値の代替でもあるからだけど -- 名無しさん (2024-02-26 10:52:48)
- 西谷の中途半端な感じは本人側があってのもあるだろうし、二台目から託された西谷の名に恥じない生き方をしようと気負い過ぎて、キャッスルを奪われるわ桐生に殴り倒されるわで焦りが出ていたのかなと考察してみる -- 名無しさん (2024-02-27 12:56:02)
- ↑なんか変な誤字したわ「本人側があってのも」→「本人が若いってのも」の間違い -- 名無しさん (2024-02-27 13:03:23)
- 確かに若いんだけど「キャッスルでずっと天下取れていたら良い」ぐらいでゴール入っているのが何とも アグレッシブだった初代と比べるとその辺りがバランス悪いんだと思う -- 名無しさん (2024-02-27 13:10:32)
- 鶴野が初めて出てくるシーンで友人が「趙ってこんなに老けてたっけ?」とか言ったせいで鶴野が趙に見えて色々と集中出来なかったしし逆も然りで8やってる時は趙が若返った鶴野に見えてしょうがなかった -- 名無しさん (2024-02-27 13:29:36)
- 奇妙なことにハン・ジュンギ(7)とは境遇がかなり似てるのよなただジュンギは同胞のために名前を消しているのに対して西谷は自分のために名前を消しているって点が大きな違いとなってるけど -- 名無しさん (2024-02-28 10:42:20)
- 7で渡瀬が不意を突かれたけど動けなかったのがちょっと気になっていたけど、刺されていたとなっていたので納得できた -- 名無しさん (2024-04-03 00:33:43)
- 今作で終わらせるにはあまりにも惜しいキャラ達ばかりだった。獅子堂や鶴野は難しいかもしれんけど、赤目は春日の味方とかで再登場してほしいな -- 名無しさん (2024-04-21 11:55:45)
- 獅子堂は大道寺に反逆したりしないのだろうか?まともに戦えば絶対吉村たちより強いはずだけど -- 名無しさん (2024-04-22 21:21:57)
- 龍が如くあるある、久瀬、龍司みたく強い精神力持ってるキャラ程次回作以降さっぱり -- 名無しさん (2024-04-29 17:36:49)
- 誤送信してしまった↑ 次回作以降さっぱり出ない。獅子堂も同じ運命辿るのかな…存命してるのに -- 名無しさん (2024-04-29 17:39:04)
- ↑久瀬は龍オンの黄龍放浪記に出てました。 -- 名無しさん (2024-04-29 17:51:45)
- 一応獅子堂も西谷も桐生ちゃんとは同僚に -- 名無し (2024-04-29 17:56:04)
- ↑2ほんまや居るやん久瀬…。ただ、龍司共々桐生ちゃんと再会が無いのどうにも気になる。もう桐生との再戦未練無いんかな -- 名無しさん (2024-05-09 03:37:58)
- ↑龍司はともかく久瀬とか獅子堂みたいな芸能人キャスティングのキャラは継続的な再登場は中々ね… 大人の事情ってやつ -- 名無しさん (2024-05-18 10:50:58)
- 正直発売前は7本編にケチをつけるような後付けがされそうでやだなと思ってた。蓋を開けてみればめっちゃ綺麗に纏まってた上にファンサービスにも仲間がない良作だった -- 名無しさん (2024-06-03 13:06:27)
- この作品って「7本編の裏側」というよりも「6の続編ないし後日譚」の方が印象強い。大解散以外の本編の掘り下げがないから前者で期待すると肩透かし食らう気分になる。 -- 名無しさん (2024-06-19 01:57:36)
- 実はラスボスの総HPはゲージ12本分。キムタクシリーズも含めて歴代最多の本数だったりする -- 名無しさん (2024-08-08 01:49:30)
- 正直な話、三代目偽谷は西谷誉じゃなくて、むしろ寺田行雄の名前を語ってた方が様になってた。そっちの方がキャラとしても元ジングォン派の構成員としても説得力あったし、寺田の名を騙ってるのは心酔してるが故で桐生を「同胞の仇」として敵対する因縁がより深まったのに勿体ない。とりあえず西谷の名を騙ったのは設定ミス。 -- 名無しさん (2024-08-23 06:20:03)
- 獅子堂からしてみれば長い下積みを乗り越えてやっとこさ役職をもらえてこれからって時に「この業界はもう限界が来てるから会社を畳むで」なんて言われても納得は出来んよな… それを渡瀬や鶴野にぶつけずにのしあがるチャンスとして利用しようとする辺りは間違いなく「ヤクザ」の器ではあるけど -- 名無しさん (2024-11-20 13:26:06)
- ↑銀河英雄伝説の外伝の校長思い出した -- 名無し (2024-11-24 12:55:15)
- 将来的にどうなるかはわからんが少なくともあの時点では近江は羽振り良かったはずだし納得いかなくても仕方ない -- 名無しさん (2024-12-02 13:22:04)
- 桐生に対してそれでも行かせるわけにはいかない場所の一つとして神室町が挙げられてたけど、結局その後いろいろあってその辺緩くなったのか8では普通に行けるように -- 名無しさん (2025-02-23 21:26:42)
最終更新:2025年03月24日 00:02