登録日:2026/01/01 Thu 23:01:40
更新日:2026/08/16 Sun 17:50:36
所要時間:約 9 分で読めます
俺は死なない。俺のいない世界なんて寂しすぎるだろ。
I’m not gonna die on you, and leave you in a cold, cruel, Carlos-less world.
概要
設定(1998年時点)
- 年齢:21歳
- 身長:182cm
- 体重:83kg
- 血液型:O型
明言こそされてはいないが、事実上バイオハザード3/RE:3におけるもう1人の主人公的存在。
南米某国で反政府共産ゲリラとして活動していたが政府軍に捕らえられ、処刑直前のところをアンブレラの傭兵コーディネーターにスカウトされてU.B.C.S.に入隊した経歴を持つ。ブラジルの先住民であるインディオの血を引くらしいが顔は整形手術で変えており、『カルロス・オリヴェイラ』の名も偽名の可能性があるが真偽は不明。戦闘能力は非常に高く、大小の銃火器の扱いだけではなく、路面電車やヘリの操縦まで行える万能キャラ。
U.B.C.S.はならず者たちによって構成された組織ではあるが、その中では比較的真っ当な人物で、劇中でも市民救出のため尽力している。
しかし、アンブレラの私設部隊ということで、初対面時は
ジルから警戒されてしまう。
あくまで彼は雇われの傭兵に過ぎず、アンブレラに関する悪事には一切関わってはいないどころか、アンブレラがしでかしたことに関しても知らなかった様子。
ひとまずはカルロスの説得により共闘。ジルは生き残ったU.B.C.S.メンバーと組んで、ラクーン・シティの脱出を図ることになる。
性格としてはやや軽口を叩くフランクな感じだが、情に厚く危険を顧みずに戦火に飛び込む勇気を兼ね備えている。
だが、流石の彼もラクーンシティに降りかかる悲劇の絶望さには堪えるものがあるようで、ルートによっては仲間の死を眼前にしたこともあって心が折れかけてしまう。だが、ジルに檄を飛ばされて任務を続行。最終的にはジルと共にラクーンシティの数少ない生存者として脱出に成功する。
リメイク版では、フランクな様子は変わらずだが、精神面は強化されており、どんな状況下であっても屈することのないタフガイへ変わっている。
バイオハザード3 LAST ESCAPEでは
外見は短いセンター分けされた茶髪の若者といった雰囲気。後述するようにルートによってはジルに攻略の助けとなるアイテムを提供してくれる。
初めて会うのはダウンタウンのレストランに入った際にジルに声をかける時か、新聞社で倒れていたところをジルに助けられた時。
いずれの場合も自身がアンブレラの関係者だと話すとジルに警戒されるが、信じてくれるなら後で合流するよう呼びかけた。
その後、U.B.C.S.のD小隊隊長のミハイル・ヴィクトールと、B分隊隊長
ニコライ・ジノビエフの集まる路面列車の避難所にて再会。ミハイルは既に負傷中の身のため、ジル、カルロス、ニコライの3人で、手分けして難民回収用のヘリを呼びかける合図を出すために、ラクーンシティ内を駆け巡ることになる。
この際、ありがたいことにジルにサイドパックをくれる。
次に出会うのはガソリンスタンド内で、ここはカルロスが来るかニコライが来るかでシナリオが別れる。
カルロスが来た場合、屋外にゾンビが沸き立つが、カルロスはこれを単騎で応戦。ジルが駆け付けた際には冷たい身体となって壁に横たわっていた……なんてことは無く、普通に生還。単に疲れていて休んでいたようだった。
余談だが、ニコライの場合はガソリンスタンドが爆発して、その衝撃をもろに食らっているとしか思えない描写があるが、彼も当たり前のように生還している。なんという生命力。
ガソリンスタンドで出会わなかった場合は製薬会社営業所で再会する(逆に出会っていた場合はここでニコライと再会する)。
A分隊隊員のマーフィー・シーカーと再会するものの、既に彼は感染していてゾンビ化するのは時間の問題だった。そこでマーフィーから自らを殺せと懇願するのをやむなく受け入れ、マシンガンを撃って引導を渡した。
目的地へ向かうための路面電車用の修理が完了した際、ガソリンスタンドで出会っていたのがカルロスだった場合は、ジルに「火炎弾6発分」を提供してくれ、路面電車の操縦を彼が行うことになる。
だが、路面電車の中に乗り込んだ
ネメシスの襲来を受け、ミハイルは手榴弾を用いた自爆で後部車両を切り離しながらジル達を救出。ブレーキが壊れた路面電車も何とか脱出または緊急停止させることが出来るが、その際の衝撃で一度ジルとは離れ離れになってしまう。
時計塔で再会した際には、ルートによって態度が異なる。食堂で出会った場合はついに生存本望が薄れてしまい、自暴自棄になってしまう。
書斎で出会った際はついにジルと自分しか生存者がいない中でもへこたれることなく、ジルに「冷凍弾6発分」を提供してくれる。
時計塔屋上ではネメシスとの戦いになるが、ここでは路面電車での選択肢によっては戦闘中に援護に来てくれ、ネメシスの持つロケットランチャーを破壊する活躍を見せてくれる。
ネメシスを退けるも、ジルはウイルスに感染してしまいダウン。
彼女を救うべく病院に向かうことになり、この時にプレイアブルキャラがカルロスに切り替わる。操作期間はワクチンを手に入れてジルが回復するまでとごく短期間。
道中でニコライとB小隊のタイレル・パトリックの裏切りを知り、ジルの回復を見届けた後は単騎で捜査に入る。
最後に出会うのは廃工場にて。いずれの場合も、夜明けまでにはラクーンシティ内にミサイルが撃ち込まれる事実をジルに伝達する。
休憩所で出会った際は彼が脱出用のヘリを運転する。
下水道で出会う場合はゾンビに囲まれたジルを射撃で撃退。この後はニコライがヘリを強奪してしまう
うえにルートによってはジルがヘリを撃ち落とすので、脱出は不可能に思えたが、
思わぬ救世主が来たことを知らせてくれ、無事にジルと共にラクーンシティから生還する。
バイオハザードRE:3
容姿が大幅に変わり、黒いボサボサ髪に髭を生やしたワイルドな青年となり、ラテン系/南米系であることが明確となっている。何となく俳優の斎藤工氏に似ていると専らの評判である(実際は別の俳優がフェイスモデル)。気になる人は画像検索してみよう。
一応DLCのクラシックコスチュームパックでオリジナル準拠の見た目に変更することも出来たが、もはや別人レベルで違う。
やや気障な雰囲気が加わり、アクション映画やホラー映画の主人公が言いそうなシャレた軽口(冒頭のセリフ)を言えるだけの胆力がある。バイオハザードの世界でこれを言ってのけるのは凄いことだろう。
冒頭でジルにいきなり襲い掛かって来たネメシスをロケットランチャーで撃退し、彼女を救出。ジルをシェルター代わりにしている地下鉄へと案内する。
オリジナル版と同様にU.B.C.S.を名乗ったことでジルからは不信感を抱かれるも、ミハイルからの助けを求められたことで協力関係となる。以降はジルに無線機を渡し、ナビゲートを担当する。
地下鉄の整備が完了して動けるようになったところで再びネメシスの襲撃を受け、退避を試みるも、ジルが囮役を買って単騎決戦に挑んでしまう。
もちろん黙って無線機で状況を聞いているだけで終わるカルロスではなく、度重なる攻防の末に追い詰められたジルの救出に向かい、間一髪のところでネメシスの撃退に成功する。
この際にジルからアンブレラ関係者であることを理由に疑ったことの謝罪を受けるが、カルロスは気にしてないという回答をした。なんて良い人だ……
地下鉄まで辿り着いたところで、ミハイルからアンブレラの研究員であるナサニエル・バードの捜索を言い渡され、一時的にジルと別行動を取り、タイレルと共にラクーンシティの警察署へと向かう。
オリジナルと違い、
ここで一度カルロスに操作が切り替わる場所が追加されている。
ジルが持っていた道具・装備は引き継げないので、アイテム収集は全て現地調達となる。探索するのは『
バイオハザードRE:2』の警察署。身も蓋もない言い方をすれば
前作の使い回しであり、ご丁寧にもRE:2と同じところにあるロッカーの暗証番号の答えも同じ。
というか時系列上は
レオンや
クレアより先に警察署を訪れたことになるのだが、それならなぜ仕掛けが全部リセットされているのかという矛盾が生じる。
なお、カルロスに操作が切り替わった際にいきなりゾンビと化した
ブラッドと戦うシーンがある。無視しても良いが、倒すとアイテム収集が出来るという何とも倫理観を揺さぶられる要素がある。倒した際に警察署にある彼のポスターを調べると「
すまなかったな、ポスターボーイ」と謝罪の言葉を述べる。
操作としてはジルとは違い、カルロスは敵にタックルを決め、そこから拳で追撃をすることが出来る。
続く出番は、ジルが感染症に苦しんでダウンした時。彼女を病院まで連れて、1人病院内を探索してワクチンを探しに行く。ここで再びカルロスの操作パートとなる。
道中でバードの残したメッセージにより、ジルが言っていたアンブレラが黒幕であるという事実を知ってしまい、それでもなお自分を信じてくれたジルを絶対に救う決意が固まる。
そして、無事にジルにワクチンを与えた後は、ジルの看病をタイレルに任せて、病院に集まりつつあるゾンビ軍相手に1人で籠城戦に挑む。ここがRE:3では屈指の難所となるので、手に入れたアイテムをフルに使って挑もう。
籠城戦に勝ち抜いたカルロスは、そのまま休むこともなく「やることがある」とタイレルに言い残して、もうじきラクーンシティが爆撃されるという状況の中、どこかへ行ってしまう。
ちなみにジルは目覚める直前、カルロスが感染して化け物になるという悪夢にうなされてしまう。妙にリアリティがあるので初見だと心臓に悪い。
その後、地下施設でしつこく襲い掛かって来るネメシスに対し、奥の方から援護を買って出る。タンクの裏に隠れたネメシスの居場所を伝達したり、ゾンビの雑魚が湧いた際には警告してくれる。でも援護射撃はしてくれない。
最終的には施設内にあったクレーンを操縦してネメシスにトドメを刺し、そのままクレーンにジルを乗せて避難させてくれる。念には念を入れて溶解液でネメシスを溶かし、今度こそ再起不能な状態にさせた……のだが、恐ろしいことにこれでもなおネメシスが復活。ジルに頼まれ、自身はニコライからワクチンを取り戻すために尽力する。
ラストはヘリで1人逃げようとしているニコライとの格闘の末にニコライの動きを封じ、ジルにニコライを撃つよう指示。そのまま撃つとカルロスにまで当たると躊躇うジルにそれでもなお撃つことを指示し、最終的にニコライを狙撃。
倒れ込むカルロスにすぐさま駆けつけるジルだったが……
言ったろ。俺のいない世界なんて寂しすぎるって。死ねるわけがない。
Hey. I told you I couldn’t leave you in a Carlos-less world. That would just be too cruel.
彼は無事だった。その後、負け犬の遠吠えを吐くニコライを見捨ててヘリを操縦し、ジルと共に爆撃されるラクーンシティから脱出。物語は幕を閉じるのだった。
残念ながら、カルロスの本篇でのその後の活躍については語られていない。
余談
警察署にて、例のスペードの紋章がかかった扉を調べると「なんだこの妙なドアは」とバイオハザードの世界が色々とおかしいことを明確に突っ込んでいる。
特に2/RE:2は舞台が普通の町なのに、行く先々がパズル要素だらけになるという違和感の強い構想になっている。ゲームの仕様上仕方ないところもあるとはいえ、後のシリーズでもこういった不自然な光景を目の当たりにすることは多いのだが、明確にこの違和感を口にした人物はかなり珍しい。
俺のいない追記・修正なんて寂しすぎるだろ。
- 元反政府ゲリラだし再登場は難しいそう。バイオシリーズは再登場してほしいけど立場上それが困難なキャラが多いな。 -- 名無しさん (2026-01-02 00:14:31)
- オリジナル版バイオ3のTHE MERCENARIESだと武器、弾薬、ハーブのバランスが良い中級者向けキャラ。手数重視で低威力な武器しか持っていないので、多数の雑魚には強いが強敵は苦手 -- 名無しさん (2026-01-02 04:56:56)
- ↑2 とは言え元傭兵でもある訳だし何処かしらでひょっこり出てきそうではある -- 名無しさん (2026-01-02 08:38:14)
- 今何処で何をしてるやら… -- 名無しさん (2026-01-02 11:55:03)
- ジルの伝手でBSAAか、もしくは青アンブレラで働いてそう -- 名無し (2026-01-02 21:19:17)
- ↑本人の性格上は青アンブレラで働いてそうだな。流石に現役は引退して指導教官とかアドバイザー辺りになってそうだけど。 -- 名無しさん (2026-01-10 00:49:23)
- おそらくレオンやシェリー、クレア、ジルと同様「ラクーンシンドローム」を発症してると思われるだろう -- 名無しさん (2026-05-09 14:12:08)
最終更新:2026年08月16日 17:50