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アンブレラ(バイオハザード)

登録日:2026/05/09 Sat 12:17:06
更新日:2026/06/25 Thu 19:20:01
所要時間:約 9 分で読めます




は、CAPCOMのゲーム『バイオハザードシリーズ』に登場する架空の企業。


概要

製薬会社を中核に持ち、様々な産業で活動する子会社を擁する多国籍企業。
社名は「傘で人類を庇護する」事に由来し、社訓は「人類の健康を庇護する」。

しかし、その裏では始祖ウイルス、及びそこから派生したt-ウイルスを使った実験や生物兵器、およびそれに対処するための武器の製造を行っていた非人道的組織にして死の商人。
本シリーズの大体の原因はアンブレラ社や関係者にあると言っても過言ではない。
また、世界中から養子を集め、ウイルス実験を行う「ウェスカー計画」なる極秘プロジェクトも存在。アンブレラはこの計画に必要な資金を集めるために設立されたもの。

待遇

本編で拾える社員の日誌や記録簿などで判明してるが待遇は極端。
スペンサーやアンブレラに忠誠誓っている上層部やその下にいる幹部格は私設部隊を所持・使役できたり、個人で研究施設を持てる程の権力と資金を得られる。
一方で、表向きの製薬部門などは給与などの待遇は悪いようで社員はそのことを不満に漏らしている。
ウイルスや生物兵器研究に関わっていた方はウイルス感染のリスクや非人道的行為の加担等で疲弊しているようで作中では
  • 「闇の方面に関わっていた飼育係はウイルスや生物兵器研究していた担当員に日ごろから馬鹿にされている」
  • 「いわゆる中間管理職の立場にいた上級職員も部下に舐められた態度、上司からは処刑宣告されている」
と破綻している。
明らかに実験体などの使い捨て要員になったり、そのことで不満を吐露したりした者は家族もろとも実験として監禁されるわ口封じで殺される、些細な事で上司の怒りを買った補佐や秘書が処刑されたりと悪辣。
優秀な人材でもスペンサー達に少しでも敵対したら容赦なく後述の私兵によって抹消されて研究成果もろとも強奪されていたりと社内のチームワークは皆無といっていい。

エンブレム

赤と白の三角形を組み合わせた八角形(正確には、各辺が少し内側に窪み、文字通りUmbrella()の形を象っている)。上下左右の4つが赤、斜め4つが白。
このデザインは創業者の一人、オズウェル・E・スペンサーによるもので、彼が師事したマザー・ミランダゆかりの土地の四貴族の紋章と共に描かれていた八角形にちなんでいる。


社史

1968年3月 大富豪オズウェル・E・スペンサー、名門貴族エドワード・アシュフォード、研究者ジェームス・マーカスの3人によって設立。
1968年7月 エドワード・アシュフォードが事故により始祖ウイルスに感染して死亡*1
息子であるアレクサンダー・アシュフォードが彼の研究を引き継ぐ。
1978年1月 マーカスが始祖ウイルスからt-ウイルスを開発。
1981年 アレクサンダーの娘、アレクシア・アシュフォードが10歳で名門大学を卒業。
南極研究所の主任研究員として採用される。
1988年 スペンサーの指示で、ウィリアム・バーキンアルバート・ウェスカーがマーカスを殺害。
1998年 ラクーンシティ事件、シーナ島事件、ロックフォート島事件が発生。
1999年 アンブレラの活動がアメリカ領土内で停止。
2002年 スペンサー・レイン事件が発生。
2003年 ラクーン裁判でアンブレラが敗訴。
2004年3月 アンブレラ倒産。

製品

裏の面ばかり注目されるアンブレラだが表向きは真っ当な製薬会社なので当然普通の薬品等を開発している

薬品

  • UMB系薬品(No.2、No.4、No.7、No.13、NP003、Yellow-6、No.16)
初代の寄宿舎で拾える薬品類。メーカー名は示されていないが、クリス編でレベッカに治療してもらうと「アンブレラの薬品ばかり」という台詞が聞けるのでこれらもおそらくそうだろう。「UMB」もアンブレラの社名が由来か。
有機化学実験ファイルによると、No.16の成分がt-ウイルス感染した植物の細胞を急速に死滅させる効果を持っており、大広間一杯に広がったプラント42さえも5秒かからずに全体を死滅させる威力があるとのこと。これを発見した研究員により、No.16にV-JOLTという別名が与えられている。
水をNo.1として、型番を加算するように調合することで対応する番号の薬品を作っていくのだが、調合を間違えると毒ガスが発生する恐れがある危険物である。
なお、ゲーム中では実験に使用されていたことが示されるだけで、本来はどういう用途で使われていた薬品類なのかは不明。

  • ADRAVIL
薬用軟膏。3に広告が登場。
名前の元ネタは実在する鎮痛剤のAdvilと思われる。

  • Safsprin
アスピリンを主成分としていると思われる錠剤。同じく3に広告が登場。

  • Uspirim
OBのアリッサのエンディングの一つに登場。
頭痛を感じたアリッサにギルが渡した薬がこれだが、アンブレラのロゴが描かれていたため、ラクーン事件の元凶がアンブレラであると知っていたアリッサは服用を拒否した。

  • AQUA CURE
女性向け身体回復薬品。
3とRE:3で別々のデザインの広告が登場。後者は金庫のヒントにもなっている。

  • 育毛剤
RE:3にて、ドラッグストアの店主が残したファイル内で触れられた製品名不明の育毛剤。
彼によればこれに限らずアンブレラの製品は効き目が抜群と評判だったようで、大量に仕入れた物が飛ぶように売れていたとか。

食品

  • アンブレラヌードル
カップ麺。
OBにアイテムとして登場する他、RE:3には広告が登場。
その後、2026年2月25日*2に、YouTubeのバイオハザード公式チャンネルに投稿された「【速報】アンブレラ社が日清食品を提訴」という動画で取り上げられ、翌日には夢グループによる紹介映像も投稿された。

武器

B.O.W.とは別に、それらの暴走に備えた武器も開発・配備している。
主に既存の銃器・兵器の改良が中心だったが、オリジナルの対B.O.W.兵器の研究や開発も行っていた。
実用性が怪しいものばかりだと言わないように


  • 火炎放射器
1と2に登場する物は、アンブレラ社員が暴走した実験生物用にありあわせの部品で作ったもの。
1の設定ではアンブレラインダストリー製の燃料を用いているが、ボンベが小型なので最大連続放射時間・射程ともに心もとないものになっている。
具体的には1のは約8秒、2のは約15秒。しかも予備燃料は拾えない。実質キーアイテムとはいえこれでどうやって戦えというんだ…

  • スパークショット
2に登場。
実験動物撃退用高電圧銃。スパークショット弾を使用し、射程は3m(10フィート)。

  • マインスロアー
3に登場。アンブレラ兵装部門が作った試作兵器で、センサー付きの特殊弾を使用。
アンブレラ崩壊後は闇市場に流れたようで4では武器商人で買える。

  • リニアランチャー
CV(ガンサバイバー2含む)に登場。
アンブレラ社……というより、アシュフォード家当主のアレクサンダーが暴走したB.O.W.を鎮圧するため、
そして自身の娘を助ける為に開発していた最新兵器。
『DC』に於いては、「貴方がアンブレラの敵であっても、どうか娘を助けてほしい」というビデオメッセージと共に、レッドフィールド兄妹に託されることとなる。

  • 荷電粒子ライフル
ガンサバイバー4に登場。
対生物化学兵器用に開発された、粒子を加速して発射する荷電粒子銃。

  • レールガン「THE FINGeR」
RE:3に登場、厳密にはアンブレラと米軍が実験体制圧用に共同開発した物。
リメイク前は米軍が独自開発した大型の設置式レールキャノンだったが、
今作では実験施設からの電力供給を受ける必要はあるものの、レールガン本体は生身の女性が持ち運べるサイズに小型化されている。

  • マグナムリボルバー
0に登場。
S&W M29をベースにした対BOW用カスタムガン、グリップのメダリオンにアンブレラの刻印が描かれている。
U.S.S.やU.B.C.S.の標準装備である既存の銃火器の殆どは対人戦を想定している故にB.O.W.との戦闘に不向きであり、
確実なダメージを与えられる大口径かつ取り回しの良い銃火器が必要だ、との声に応えて開発されたものだとか。
訓練を受けていない研究員や非戦闘員でも緊急時になんとか撃てるよう、操作性をかなり重視した改良がされている。

現実世界でも日本の遊戯銃メーカー「タナカワークス」からコラボモデルのガスガンが限定発売されたことがある。

社員

創設者

会社設立の発起人にして、シリーズの元凶ともいえる人物。

t-ウイルス開発者。
本来生息地外では定着できない始祖ウィルスを、ヒルを媒介して定着させることに成功。シリーズに登場する数多のクリーチャーを生み出す礎を作った。

  • エドワード・アシュフォード
アシュフォード家五代目当主。

幹部養成所

  • 幹部候補社員、デニス、マシューズ・K、ミッジ・D、キース・W、サベージ・C、ミシェル・F、ロイス・М、デビッド・A、クラーク・S、エレーナ・J、ケリー・T、テレンス・О、ケイト・A、ジェリー・О、スコット・S、ロバート・A

アンブレラ幹部候補生たち。
幹部候補社員は『0』のかゆいうま日誌の記述者。マシューズ以降、マーカスの手で『更生』と称して人体実験の材料とされている。
ちなみにウェスカーとバーキンもここの出身。

アークレイ研究所

  • キース・アーヴィング
映像資料室室長。

  • ジョン・クレメンス
主任研究員。

  • デビット、エリック、飼育係、スティーブ、マーチン=クラックホーン、ロバート、ヘンリー・サートン、ジョン・トールマン、エイダ
研究員。
飼育係は日誌が有名
主任研究員ジョン・クレメンスが手紙で宛てたエイダが『2』以降に登場し、ジョンの恋人を名乗るエイダ・ウォンと同一人物かは不明
マーチン=クラックホーンは洋館内に遺書を残しており、ゾンビ化する前に自殺したと思われる。遺書では事故によるウイルス漏洩の件を書き綴っているが、ルート進行次第では何者かにその部分が破られて読めなくなっている。

  • エリアス、スコット
警備員。

  • E・スミス、S・ロス
顧問研究員。

アンブレラ地下研究所/NEST

G-ウイルス開発者であり、ウェスカーの友人。そしてシェリー・バーキンの実父。
どうしようもないサイコパスのマッドサイエンティストだが、シェリーに対しては最低限親としての配慮は欠かさない*3など、人間性は残っていた模様。

  • アネット・バーキン
ウィリアム・バーキンの妻。
その最期は作品によってばらつきがあるが、娘のシェリーに対する愛情は本物であり、研究に没頭するあまり構ってやれず、孤独にさせてしまっていた事を後悔していた。
『RE:2』ではG-ウィルスの脅威を目の当たりにしたためか、「娘のいる世界にG-ウィルスを蔓延させるわけにはいかない」と奮起。『DC』では今際の際に「ダメなママでごめんなさい」と遺言を遺している。

  • フロスト、バイロン・カートライト、ウェイン・リー、リック・メンドーサ
研究員。
カートライトは上級職員。

アンブレラ社開発センター

  • リンダ*4、カーター、マイケル・ジェンキンス
研究員。
ジェンキンスは試薬AT1521を開発した。

その他

  • チャールズ=コールマン
アンブレラ本社事務局長。

  • 五十嵐皓貴
アンブレラ・ジャパン株式会社代表取締役社長。

  • ジョエル・オールマン
アメリカ支社副社長。

  • ダグラス・ローバー
アンブレラ医療機器北米担当。

  • オニール、P.T.
本社国際調査部の2人。

  • ロベルト
国際営業部。

  • セルゲイ・ウラジミール
元ソ連軍大佐、アンブレラ幹部。
後述のU.B.C.S.の監視員のまとめ役。

  • アレクサンダー・アシュフォード
アシュフォード家六代目当主。
遺伝子工学を専門とするが、アンブレラ内では地位が低かった。
『DC』のシナリオ内では、ベロニカ計画の破滅的局面が迫った時に備え、そして「父として、娘のために出来る最後のこと」として上述のリニアランチャーを秘密裏に用意。
届くかさえも不確かな、顔も知らない誰かへの願いと共に、アレクシアとの決戦でリニアランチャーは投入されることとなった。

  • アルフレッド・アシュフォード
アレクサンダーが人工的に作った双子の内の兄。

アレクサンダーが人工的に作った双子の内の妹。

  • ビンセント・ゴールドマン
シーナ島の研究施設司令官。
アンブレラの中でも特に冷酷な性格の持ち主。

  • クリスチーヌ・アンリ
フランス支部施設所長。

  • ヨーコ・スズキ
自称大学生。
ラクーンシティの地下開発センターに勤務していたが、人体実験の被験者にされた後、一部の記憶を抹消され放逐される。人体実験の結果、他主人公よりもウィルス耐性が跳ね上がっている。
プレイヤーの行動次第で生死は分かれるが、『OB2』の「突破」シナリオでリンダと共に生存した場合は記憶を取り戻し*5、彼女とアンブレラの裁判で証人として証言台に立ったとされる。

マーカスの弟子。
5のファイルで初登場以来、本人未登場のまま情報が増え続ける謎の人物

  • トミー・ニールセン
総合管理部長。
ニュクスの入っていたカーゴを管理していたが、USS隊員のロドリゲスに奪われるという大失態を犯してしまったため取り戻そうと躍起になる。

  • ロドリゲス
USS隊員。第二分隊隊長。
10月1日0時付けでニュクス強奪の容疑で全権限を剥奪され、ニュクスが封印されたカーゴごとヘリで脱出を試みる。
上述のリンダと接触しており、彼女が脱出直前という土壇場で一度施設へ引き返すという無茶を言ったため、「刻限までに戻ってこない場合は置いていく」という条件付きで待機していた。
しかし、主人公がリンダを置いてヘリに到着した場合でも「リンダを探して連れて来てくれ」と頼みつつヘリ内の物資を融通し、刻限を少し過ぎても待っているので滑り込みで間に合う可能性があり、
おまけに時間切れになるとリンダがいなくても主人公が搭乗していれば、助ける義理はない上に感染しているため乗せること自体がリスキーな主人公達を乗せてそのまま脱出したりと、かなり有情な面が多い。
離反同然にニュクス強奪に踏み切った経緯、研究職とUSSという異なる畑の2人が接触した理由、主人公達を助けた理由などは不明。
ニュクスはどこぞへの手土産にするつもりだったのか、主人公達に利用価値を見出したか、或いは既に相当数の市民が脱出している状況で証拠隠滅のために市民を抹殺しようとしているアンブレラの方針に思うところがあったのだろうか。

  • キャメロン博士
女性科学者。
ラクーンシティで新型ウイルスの研究をしていたが、実験中の事故でウイルスに感染して知能を保ったままクリーチャーへと変貌した。

  • ミレーヌ・ビアズレー
アンブレラ第一研究開発部長。
ビアズレー家の現当主であり、アレクシアの先駆けのような悪女。

  • ギリアム
ミレーヌに仕える執事。アンブレラの幹部候補。

  • ロドリゴ・ファン・ラバル
アンブレラ ヨーロッパ支部・パリ研究所第3警備部隊長兼ロックフォート島私設刑務所の看守。
元はロックフォート島の住人だった一族の1人で、アシュフォード家が島に施設を設立するにあたって住民を追い出そうとした時に、先祖の墓を守るために刑務官として島に残る選択をした。その為アンブレラの非人道的行為には嫌気が差している。

  • ポール・スタイナー
ロックフォート島刑務所守備室長。

  • スティーブ・バーンサイドの父
表側の業務内容にのみ携わっていた一社員。
本業裏の仕事を知り、その情報を売りさばこうとした事で妻は殺され、息子と共に囚われの身になる。
ロックフォート島で発生したバイオハザードでゾンビと化す。ミニゲームでは空気を読まずに何度も出てくる。

  • シェバ・アローマの両親
アフリカのアンブレラ工場で表側の業務内容にのみ携わっていた一社員。
貧困が多いアフリカにおいて貴重な収入源であったが、工場内で発生した実験の事故に巻き込まれて死亡した。

出身者

厨二病グラサン金髪オールバック。
バーキンの同僚であり、当初はラクーン警察のS.T.A.R.S.アルファチーム隊長として活動していた。
その後アンブレラに見切りをつけ、Gウィルスのサンプルを手土産にアンブレラの敵対組織「H.C.F.」へ鞍替えした。

  • モーフィアス・D・デュバル
元・本社研究開発部。
ラクーン事件の責任を負わされ、美のためにアンブレラを襲撃する。

  • グレッグ・ミューラー
ラクーン大学教員。タナトスの開発者。
上記ヨーコと面識があり、彼女の記憶を消した張本人*6
自身が製造したタナトスに対して異常な執着心を持ち、製造方法を求めるアンブレラとの袂を分かつ。
その後、対T-ウィルス特効薬「デイライト」の製造にも関与したが、ラクーン事件末期にニコライに殺害された。

RE:4で設定追加。
スカウトを受けてかなりの高待遇で入社したようだが、数年で退職。
詳細な所属部署などは不明だが、ハニガン曰く「肝煎りでスカウトした人物が胃薬や美容品部門に回される訳がない」とのこと。
退職後は村に戻ったそうだが、念のため徹底的に自身の痕跡を徹底的に抹消して行方をくらましており、警察・政府機関が唯一掴む事が出来たのは大学の学生名簿のみという有様だった。

  • リヤン・ハワード
フィロソフィー大学の教授。
かつては路頭に迷いかけて男手1つで息子を育てるためにアンブレラに入社したが、その選択がのちに自身が破滅する遠因となった。

  • ヴィクター・ギデオン
ローデスヒル療養所の所長。かつてはアンブレラでt-ウイルスの研究をしていた。
ちなみに、ラクーン事件当時は26歳ぐらいと思われる。

外部の関連人物

  • ジョージ・トレヴァー
建築家。
アークレイ研究所の設計をするも、完成後に口封じのために殺害される。
彼の家族も完成パーティーの名目で拉致され、妻は人体実験の末に死亡。
リサは幸か不幸かウィルスに適合。文字通り不死身のB.O.W.と化す。

ラクーンシティ警察署の署長。
アンブレラと癒着しており、洋館事件を揉み消した。
これだけならよくある悪徳警官だが、彼はそれに加え、
  • 市長の娘を剥製にする
  • 自身が理事長を務める孤児院の子供を実験体としてバーキンに差し出す(RE:2のみ)
など、非人道的な所業も多い。
最終的にはG生物化したバーキンに殺された。

  • フィンチ
ドラマCD『小さな逃亡者シェリー』の舞台であるストーン・ヴィルの町長。
町長版アイアンズといった感じの性格。

  • アルバート・レスター/ドロシー・レスター
『OB2』の「記憶」シナリオに登場する、ラクーンシティ郊外の森にある廃病院の元院長とその妻。
ドロシーが不治の病に伏せってしまい、昏睡状態に陥った妻を救うべく藁にも縋る思いでアンブレラから提供された未認可薬を用いた臨床実験に手を出してしまう*7
その結果ドロシーは意識を取り戻すも、その後食欲異常を始めとした異常をきたし仮死状態に陥ったことで院長の性格は荒み、
同時期に未認可薬の臨床実験を行っていた上にアンブレラから実験の報酬を受け取っていたことが発覚。警察沙汰となった末に病院も閉鎖されてしまった。
ドロシーは死亡認定され地下の特別病室に送られたが、閉鎖騒動の混乱で病院に放置されてしまったのか、特別病室に巣食っていた植物と融合した「ヒュージプラント」と化す。
院長もふと訪れた廃病院で再会したヒュージプラントを妻の生まれ変わりと思い世話を始め、彼女に食べさせるための人間を狩る「アクスマン」へと変貌した。

  • ディラン・ブレイク
民間軍事会社(アンブレラの下請け会社)に所属する武装義勇兵。
ラクーン事件当時は市外に続く道路を封鎖して感染の封じ込めおよびアンブレラ社員の脱出を支援していたが、
十分な支援を受けられない中で仲間を失い、そのトラウマからアンブレラ倒産後にテロリストへと成り果てた。

子会社・関連施設

  • パラグアスラインカンパニー
クルーズ会社。
航空路線の発展とそれに伴う遠洋航海客船の低迷で廃船寸前だった豪華客船クイーン・ゼノビア、セミラミス、ディードの3隻の姉妹船を買い取って近代化改修を行い、クルーズ事業を生業としていた模様。
03年に経営不振を理由に倒産しているが、ラクーン裁判でアンブレラが敗訴した同年であるため、少なからずそれらによる影響はあったと思われる。
04年に発生したバイオテロ「テラグリジア・パニック」にディードが投入、滅菌作戦に巻き込まれており、
同バイオテロを起こしたテラグリジア開発反対派のテロ組織ヴェルトロを率いるジャック・ノーマンに諸々の支援を行っていたFBC長官モルガン・ランズディールが工作船に改造した3隻を供与したとされているため、倒産時にとうとう廃船となった姉妹船をモルガンが何らかの形で確保した可能性が高い。

  • アンブレラ・ヨーロッパ
ヨーロッパ支部。
パリ研究所、ロワール城、第6研究所*8がある。
ネメシスハンターγの製造元。

  • アンブレラ工業
火炎放射器の製造元。

  • アンブレラ・ジャパン株式会社
日本支部。
1984年に設立された米国のアンブレラ100%出資の子会社で、設立当初は輸入した医薬品の販売事業のみを行っていた。
1987年にはアンブレラ日本研究所を設立し、独自製品の開発を進めていたようだが、開発は単に医薬品のみを行っていたのかB.O.W.や武器も行っていたのかは不明。
ラクーン事件の後に株価暴落や風評被害を経て、他社に買収されず倒産した事が言及されている。
なお、作中における日本に関しては詳しくは描かれていないものの、『ヘヴンリーアイランド』の描写を見る限り、少なくとも生物災害は免れている模様
設定資料などにしか登場していない存在ではあるが、0のHDリマスターのオフィシャルショップのサイトではアンブレラ・ジャパンの幹部候補生募集風のデザインになっていた。

  • アンブレラ医療機器
ワクチン培養液を作り出す合成装置の製造元。

  • アンブレラ製薬/アンブレラ薬品
薬品製造部門。

  • アンブレラテレビチャンネル
3のおまけモード「THE MERCENARIES」の配信元。
会員制の有料放送で、ごく限られた貴族や高級官僚、大富豪だけが視聴可能。
傭兵に指示と報酬を与えるのは番組のプロデューサー兼ホストで、傭兵たちの様子は監視員が設置するモニターと傭兵に取りつけられた高性能マイク(小型爆弾付き)によって完全衛星生中継される。
画面上に表示されるタイムはその傭兵を放映する時間表示で、視聴者の支持率(視聴率)でリアルタイムに加算され、活躍すれば。その分放映時間は延長される。
放映時間中にゴールできれば視聴率に応じた報酬が与えられるが、時間切れになると殺害される。

  • アンブレラUSA
アメリカ支社。
アークレイ研究所、幹部養成所、ジョン・クレメンスがアークレイ移籍前に勤務していたシカゴの研究所、地下研究所/NEST、NEST2、薬品工場、焼却処理工場P-12A、開発センターの管轄元。

  • パラソル
MOディスクの製造元。

管轄元不明を含めると、ロックフォート島、南極基地、廃棄物処理施設、アフリカ研究所、ソニドデ・トトーガ島*9、ガディウォール島*10、放棄された研究所*11がアンブレラ関係である。

  • 孤児院
『2(RE:2)』のラクーンシティの角に建てられたアンブレラの息が掛かった養護施設。管轄はブライアン・アイアンズ署長。
…とまぁアイアンズとアンブレラが関わっている“孤児“院というだけでキナ臭さ全開だが、お察しの通り人体実験の“材料“を得るための建前上の施設でしかない。

預けられた孤児はアレコレ理由を付けて親元から離され、一切の連絡を取らせず、用済みになったらアンブレラの権力で諸々を揉み消して終わりという鬼畜の極みである。
徹底的な隠蔽工作の為、逃げ出そうとした孤児は速やかに処理される。*12
劇中では地下実験施設で被検体とした孤児が脱走。助けを求めて孤児院に逃げ込んだため、ウィルス汚染を考慮しプールしていた被検体候補の孤児を全て「廃棄処分」したが、周辺住民には「建物の老朽化のため、別の施設へ移動している」ともっともらしい説明をしていた。
年長者の一部には、毎日の注射と施設内にいるドクターの異様な多さから懐疑心を抱く者もいたようで、特に他所の施設から引き取られた年長の孤児は、アンブレラが出資しているので設備が充実していることを差し引いても違和感を覚えていた様子。
なお、余談として『RE:2』ではアイアンズにペドフィリアの設定が追加されており、彼にとっては「趣味と実益を兼ねた」悪辣な施設であった模様。

  • ラクーン総合病院/スペンサー記念病院
前者は『OB1』で登場した、主人公の1人ジョージが勤務している病院。
バックにアンブレラがついているだけあり設備は潤沢で、院長はアンブレラと癒着関係にあったが、情報を意図的に伏せられていたようでt-ウィルスを「見たことなきウィルス」と記録していた。
公的サービスが崩壊していく中で孤軍奮闘を続けるも施設もスタッフも壊滅。最終的にウィルスに感染して変異した吸血ヒルとゾンビの巣窟となり、『3』で爆破された。
後者は『RE:3』でラクーン総合病院と入れ替わりで登場。こっちはこっちでアンブレラとはズブズブの関係だった模様。

  • 下水道
ラクーンシティ地下を縦横に走る下水道。
アンブレラと癒着先の連絡通路として利用されており、一部には簡易的な移動用ボートまで設置されていた。
ラクーン事件時は下水道内でU.S.S.がG-ウィルスを摂取したウィリアムに殲滅された際にt-ウィルスの漏洩が偶発的に発生、黒光りする方のGやネズミが真っ先にウィルスに感染したことが惨劇の始まりとなる。
ネズミとの生存競争に勝利し駆逐に成功した黒光りする方のGを含んだ原生生物だけでなく、誰かが下水道に捨てたペット用のワニまで二次感染して巨大化、徘徊するなどとんでもない様相を呈した。
『RE:2』では一部の区画でG幼体が跋扈し、更にアンブレラにとって不都合なものを不法投棄する場所でもあったらしく、それらの廃棄場所と思われ肉塊が山積している通称「グロ肉部屋」まである始末である。

部隊

U.S.S.

Umbrella Security Service、アンブレラ保安警察。
暗殺や証拠隠滅を任務とし、黒装束に黒いガスマスク、黒いヘルメット、サブマシンガンを装備。
構成員については当該項目を参照。

U.B.C.S.

Umbrella Biohazard Countermeasure Service、アンブレラ・バイオハザード対策部隊。
アンブレラの傭兵特殊部隊であり、構成員は服役囚や戦犯、亡命軍人や反政府ゲリラなど。
さらに、一部の構成員は幹部から送り込まれた「監視員」であり、以下の様な任務を課されている。
  • 情報収集
  • U.B.C.S.監視
  • 戦闘データ回収
  • 証拠破壊
  • 各実験体の作戦遂行能力確認
監視員を影で束ねているのがセルゲイ・ウラジミールであり、ニコライ・ジノビエフ、タイレル・パトリックは監視員である。
それ以外の構成員は、カルロス・オリヴェイラ、ミハイル・ヴィクトール、マーフィー・シーカーなど。

掃除屋/UT

Umbllera Trashsweeper、もしくはUndertaker Unit。
シーナ島に配備されていたB.O.W.部隊。
MP5と単一暗視スコープを装備したB.O.W.(UT-ユニット)を、人間である隊長(UT-コマンダー)が率いており、作戦終了時にユニットのみ自爆するようになっている。
登場がガンサバイバーであり、時代(2~CVの辺り)を考えると人間に近い動きができる生物兵士としては結構な完成度を誇る。

後継組織

ネオアンブレラ

ファミリーの一員であるカーラ・ラダメスが設立した組織。
実際の所は名前を借りただけで全く別の組織なのだが、邪悪さはオリジナルにも引けを取らない。

青アンブレラ

アンブレラ倒産後、新たに立ち上がった民間軍事会社。
正確には会社名は倒産前と同じだが、エンブレム*13が青いためこう区別される。

余談

2026年4月にカプコンから発売されたゲーム『PRAGMATA』に登場する「アースメモリ*14」の中には「パラソル」というものがあり、アンブレラのエンブレムと同じ色になっている。

実在のアンブレラ社

単に「傘」を意味する一般単語であるため、同名の企業が日本国内外に存在している。

例えば、東京練馬区の『アンブレラ株式会社』(IT・WEB開発 2007年創業)や、東京都昭島市の『株式会社アンブレラカンパニー』(音楽制作機材・楽器の輸入販売 2012年創業)など。
アメリカ・バージニア州の「Umbrella Corporation」に至っては、ロゴマークまで同一。
ただし、業態は製薬関係ではなく、銃火器の部品製造。


追記・修正はアンブレラ社員の方がお願いします。

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最終更新:2026年06月25日 19:20

*1 実際はスペンサーが仕組んだ。

*2 レクイエム発売2日前。

*3 スペンサーがそりが合わなくなり、ウィルス研究で多忙かつ危険な状況であってもシェリー用の食事の買い置きが尽きる前に夫婦揃って帰宅しており、家族写真をデスクトップに飾っていた

*4 身分証明書によると、フルネームは「Linda Baldwin」

*5 シナリオの要所でアドリブボタンを連打すると、記憶を取り戻しつつあることを零している

*6 被検体リストが取得できる場所がアンブレラの地上研究施設のため、元々はその施設の配属だった可能性がある

*7 件の未認可薬の手配をしていたのは上記グレッグ・ミューラー

*8 RE:4に「欧州6研」表記の集合写真が登場する。

*9 漫画『バイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~』に登場。

*10 小説『バイオハザード 北海の妖獣』に登場。

*11 アンブレラコアに登場。2012年3月12日時点でバイオハザードが発生していた。

*12 作中では抹殺班は『ブギーマン』と呼称されており、脱走を防止する為の教育の一環で擦り込まれている様子。RE:2の孤児の日記に『くろいたくさん』との表記から、特徴的に黒ずくめのU.S.S辺りが関与していると推察されている。

*13 そのデザインもオリジナルより鋭くなった上、白い部分の配置が逆になっている。

*14 家具を再現できる装置。