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精霊(魔法陣グルグル)

登録日:2026/03/22 Sun 22:24:12
更新日:2026/03/30 Mon 09:08:30
所要時間:約 5 分で読めます




自然界の王たちよ!



何でキモい男ばっかりなんだ~っ!!





この項目では、『魔法陣グルグル』シリーズに登場する精霊について解説する。


概要

自然やモノ、現象に宿る生命体。
妖精と同じく30~90㎝ぐらいの大きさしかなく、かつ妖精に比べると明らかに人外の姿をした者が多い。
特に自然界の精霊は、基本的なエネルギーとなる火・地・水・風のそれぞれの王を中心として世界中に数多く存在しており、その力を司っているとされる。

生態についてはかなりアバウトで、雌雄や結婚、繁殖に老化の概念はあるようだが、若返ったりそもそも老化しなかったりする者がいる。とりあえず人間よりも長命であることは間違いない。


主な精霊

  • ギップル
クサさ最高潮

CV:高乃麗(1期・2期)/櫻井孝宏(3期)
風の精霊にして、本作における精霊の代表格。種族レベルでクサイことが大嫌い。
一応勇者パーティーのナビゲーターだが、すぐ逃げる癖がある。
メッセージウインドウで役立たず呼ばわりされたこともあるが、魔力を探知したりアイテムを収納できたりテントになったりとそこまで酷くはない。
詳しくは項目参照


  • 星屑の剣の精霊
♬まにあったよーですねっ

CV:大谷育江(1期)
キタの町に降り注ぐ星屑を材料に作られた剣に宿る精霊。見た目は布にくるまれた幼児。
剣の持ち主がピンチになった時、一つだけ奇跡を起こすという決まりになっており、キタキタおやじの躍りをパワーアップさせてベームベーム召喚の布石となった。

カセギゴールド戦におけるMVPなのだが、アニメ3期では出番をフルカットされてしまった。


  • モゲル
大地の治療が必要でふ

CV:ふじたれいこ(2期)/日岡なつみ(3期)
草の精霊。きりなしの塔に住んでおり、昔はミグミグ族とも関わりがあった。語尾が「~でふ」「~まふ」になるのが特徴。
心優しい善良な精霊なのだが、おかしいくらいに純粋で真面目な性格で、冗談や比喩表現が一切通用しない。
異常が起きたと判断すると相手を首まで地面に埋めて「大地の治療」を行おうとする。主な犠牲者は慣用句を使いがちなキタキタオヤジ。
なお、大地の治療そのものは時間はかかるものの極めて強力な治癒効果を持っている。

長旅用コスチュームのシルエットが完全にカセギゴールドなため、ニケと読者を混乱させた。


  • クルジェ
コインいっこいれる

CV:本多真梨子(3期)
エルエル砂漠にて魔除けのベルを売っている行商人だが、実は地の王の娘。精霊王の娘であるためか、見た目もサイズも人間と変わらない容姿をしている。父親とは似ても似つかぬ美少女。
根っからの商売人であることを除けば精霊の中でもトップクラスの常識人で、いざという時には必ず現れて勇者パーティーの助けになった。
そもそも料金もコイン1枚なので良心的なんてものではない。ニケたちが金欠なのは彼らの金遣いが下手なだけである。
読者からの反響が特に大きかったキャラの一人で、作者曰くキタキタおやじやアヒルマンに匹敵したらしい。
『グルグル2』では最終話で再登場している。


  • ギザ
死にました 死にました 死にました

なんとセリフにエコーがついた!

CV:不明
グルグルの大精霊。ククリちゃんのお出かけ修行ハウスの最上階で待っていた。
ハウスにおけるククリの最後の修行としてグルグルキノコを渡し、クリアできればレベルアップできるが、失敗すれば死ぬことをあっさり伝えてククリと読者をドン引きさせた。
ククリがレベルアップするとメケメケのローブを渡してすぐに消えてしまったが、『グルグル2』で再登場。グルグル禁止令に悩むククリに「グルグルの力を世界中の人々に解放してみないか?」と提案した。
『グルグル』では敬語キャラだったが、『グルグル2』で再登場した時は尊大な口調に変わっている。作者が忘れたのだろう。


  • ギザギザ
ようこそ子供たちよ!

『グルグル2』に登場した、もう一体のグルグルの大精霊。ギザのことを様付けで呼んでいるため、こちらの方が格下らしい。
『グルグル2』の最終決戦の地である「神様の子供部屋」の中心部で待っていた最後の説明係。その時の状況にあわせて言葉を述べるタイプで、あと出しジャンケンだと文句を言われることも。
「神様の子供部屋」では「大人は強制退去」されてしまうのだが、おそらくギザギザの力によるものだと思われる。例によってキタキタおやじには効かなかったが。


精霊王

読んで字のごとく、精霊たちの王。劇中では火の王、地の王、水の王、風の王、花の王女の計5人が登場した。
ギップルやモゲルなどといった他の精霊とは異なり、サイズも外見も人間と大差無いのが特徴。また、地の王と花の王女以外の3人は本名不明である。
全員が魔王ギリの存在を快く思っておらず、特に火、地、水、風の4人の王はギリを倒す勇者に自身が対応するキラキラを授ける役目を担っており、また花の王女は地の剣を使う上で欠かせない非常に重要な役割を担っている。
それぞれが独立して別々の場所に住んでいるが、有事の際には必ず集合するので精霊王同士の仲は悪くないと思われる。『グルグル2』でも最終話でプラナノ以外の全員が再登場した。

ククリで言うところの魔神ポジションであり、ギリの打倒及びニケのパワーアップに必要な存在なのだが、本作の作風が作風なので例によって変人しかいない。
人間と変わらぬ見た目でギップルみたいなことをするのでインパクト絶大である。


  • 火の王
火を支配するのだ そのときおまえは…
光魔法キラキラ"火の剣"を手にするのだ!

CV:上別府仁資(2期)/斉藤次郎(3期)
作中で最初に登場した王。コパール王国の料理大臣に扮していた。兵士に変装して近づいてきたニケを弟子にして、料理を通じて火を支配することを教えた。
その後も魔物の火の雨攻撃に苦しむニケの前に唐突に現れ、再び火を支配することをアドバイスした後、燃えながら去っていった。
ニケが火の剣を入手するのを見届けると「わしが誰なのかは今はまだ言えん」と言い残したが、その時乗っていた乗り物に思いっきり「火の王」と書いてあったためバレバレだった。*1

ダンジョン攻略中に乱入してきてニケに指導を行うKY…に見えなくもないが、「人が生きる上で必須のスキルである料理を通じて火への恐怖を克服する」という教育方針はとても理に適ったものである。
また、コパール王国での出来事を火の王の目線で見ると、「何でも願いを叶えるバナナムーンをギリに渡すわけにはいかない。しかしそのためには勇者が火の剣を獲得しなければならない」という非常に切羽詰まった状況*2であり、あらゆる過程を省いてニケの教育を徹底した彼の選択は最適解だったと言えよう。
加えて、4人の王の中でしっかりニケに寄り添って鍛えたのは彼だけであり、総合的に「火の王は4人の王の中では一番まとも」と評価するファンは少なくない。

なお肝心の教育は、ナレーションからは「地獄」と評されるような厨房だったもののニケはいつもの腑抜けた顔で難なくこなしており、実質的に(話をまたいで)わずか3コマで終了している
火の王からもスジがいいと評価されており、以降はキラキラ「火の剣」がニケのメインウェポンとして多用されていたので、どうやらもともと火の属性がニケと相性が良かったようである。
もっとも、火の王は「兵士やめて厨房に入れ」とも言っているので、見込んでいたのは戦闘の実力ではなかったかもしれないが*3

余談だが「カミさんは大蔵大臣」と語っているが、冗談なのか本当に既婚者なのかは不明。


  • 地の王オッポレ
受け継がれるのはタイコではない! 自由に生きる人間たちのエネルギーなのだ!!

CV:土師孝也(3期)
エルエル砂漠にて住民たちから信仰されている王。自らをグランドマスターと名乗る。
涼しい目とチョビ髭が特徴的なナイスミドルなのだが、その服装は手足むき出しの全身ミノ
作中では数少ない人間の信奉者のいる存在であり、4人の王の中ではもっとも人間に対して距離感が近く、ニケたちと関わった回数も最多。
だがそれ故に人間に構ってもらえなくなった寂しさからあのゲソックの森を作ってしまったという、ヤンデレとかメンヘラといった表現では説明しきれない精霊界最大の問題児でもある。
クルジェは父親である彼を反面教師にしたと見て間違いない。


  • 水の王
スプラ~ッシュ!!

CV:佐々木義人(3期)
オズミの泉に住んでいる水着姿の髭もじゃアフロおやじ。近隣住民からは「泉の主」として認識されており、彼が水の王だと知る者は少ない。
水の剣を渡す条件は「ジタリの遺跡にある「勇者の拳」を持ってくること」なのだが、「勇者の拳」は勇者のツッコミに反応して巨大な鉄拳を繰り出すというもの。
そこで水の王はあえてボケる=自分から殴られにいくという行動を取っている。そのせいでドM疑惑があるのだが…。
一応、勇者の拳は「理不尽な状況を正す一撃」という性質があるので、事前説明一切なしで明らかに重要人物なキャラから意味不明な行動をとられるというのもそれに対するツッコミを狙って行っていた可能性はある。
だが、当然ながらそのことは周知されておらず、紆余曲折あって勇者扱いされ調子に乗ったたキタキタオヤジは現地住民にボコボコにされることになった。


  • 風の王
じゃなくてあんたらクサイんじゃはやく行け!!

CV:前田弘喜(3期)
気高い山の山頂に住む王。長髪と切れ長の目が特徴的なイケメン*4だが、ギップルたちの親玉なので、もちろんマントの下はふんどし一丁。その他の特徴も非常にギップルに酷似している。
見た目通り冷めた態度を取ることが多いのだが、「常に変化を」が信条なので非常に飽きっぽい性格でもある。
こんなんでもギップルたちからは慕われる王であり、彼を模したお土産の品が作られている。
アニメ3期では尺の都合により出番を大幅に削られてしまうが、それでもふんどしはしっかり披露。おかげでジュジュが天に召されかけた。


  • 花の王女プラナノ
わたしは花の王女 自然界の大いなる力です 魔物などには負けません!


ツボミをたたいてたのはおまえらか ツルまで切りやがって 栄養が来ないじゃねーか!!

CV:浅野真澄(3期)
エットル森の奥にある花の国の王女。『グルグル』屈指の絶世の美女だが、とんでもないうっかり者で攻撃されたと判断すると魔法で相手をバッタに変えてしまう。
しかもこの魔法を使うと力を使い果たして赤ん坊に退化してしまうという残念美人。

作中でも急に踊り出したキタキタオヤジに驚き能力を発動。赤ん坊になってしまった。
元に戻るには半年かかるとのことで、ニケとククリが面倒を見ることになったのだが…。
詳しくは項目参照



追記・修正は料理とツッコミが上手で、風の流れを読むこととクソゲーの攻略ができる方にお願いします。

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最終更新:2026年03月30日 09:08

*1 アニメでは中華風なBGMも流れていた

*2 実際、ニケが火の剣を獲得できていなければニケとククリが大臣に焼き殺されていた。

*3 グルグル世界の職業システムでは「勇者」は職業ではなく、ニケの職業は剣による戦闘は不得手な「盗賊」であり、剣の師匠のゴチンコからも「才能がない」と酷評されるほどの苦手分野なので、ニケの適正分析としてはあながち間違ってもいない。

*4 本人曰く「風は歳を取らない」。