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月夜野ベル(魔都精兵のスレイブ)

登録日:2026/08/18 Tue 20:42:41
更新日:2026/08/19 Wed 06:28:11NEW!
所要時間:約 8 分で読めます





ベルの三番組は敵にボコボコにされたまま
何も功績をあげてないんですよ?

絶対 会議で総組長にいじめられます もうお腹痛くて……

月夜野(つきよの) ベルは、webサイト『ジャンプ+』連載の漫画『魔都精兵のスレイブ』の登場人物。


【プロフィール】

役職:魔防隊三番組組長
身長:156cm
誕生日:3月30日
血液型:AB型
キャラ人気投票:17位(第2回)→10位(第3回)
バトル人気投票:6位「121~124話」(第3回)
CV:石見舞菜香

【概要】

魔防隊三番組の組長で、ツーサイドアップにまとめた水色の髪が特徴。一人称は「ベル」。
群馬県出身。

発現した能力を気に入った当時の総組長である東海桐花によって特別待遇で魔防隊に入隊したという異色の経歴の持ち主。
……なのだが、強力な反面非常に扱い辛い能力であり、ベル自身の性格や経験不足もあって活発化する醜鬼や信奉者たちとの戦いにおいてはあまり戦果を挙げられておらず、山城恋からも「不安な隊」扱いを受けている。

美味しい店を探すのが好きで、好物は寿司
また、食以外の趣味としてインターネット巡回をよくしているとのこと。


【人物】

我の強い面々が集まる魔防隊組長たちとは対照的にかなり気弱な性格。

幼少期から学校でいじめを受けており、さらに家庭でも親から見放され孤立しているという環境で過ごしていたために「みんなを見返すようなすごい力が欲しい」と願い続けてきた。
その願いから発現した能力『笑う寿老人(カノープス)』を当時の魔防隊総組長である海桐花に買われ、特別待遇で魔防隊に入隊したことで状況は一変。
今までベルをいじめてきた連中はベルの能力に恐れをなして距離を取るようになり、他の人たちも手のひらを返すようにベルを認めていった。

……と、自信をつけて意気揚々と魔防隊に入隊したところまで良かったのだが、実際に組長たちと顔を合わせたことで状況は一変。
自分よりもはるかに上の力を持つ組長たちの中に放り込まれたことで「ベルなんてそれほど特別じゃない」と思い知らされ、自尊心をあっさりへし折られてしまった。


組長の中でも特に受け身な性格から組長の中では何かといじられキャラ扱いを受けており、五番組組長の夜雲からはセクハラを受けたり、総組長の山城恋には特訓の名目で模擬戦相手を務めさせられたりと何かとおもちゃにされがち。
組長会議では恋の相手をさせられたくないので常に恋の顔色をうかがっているが、恋もそれに気付いているのでかなり思考を読まれている。

総組長の恋はベルをお気に入り扱いしており、特訓などの名目で何かとおもちゃにしてくる。
周囲からは恋が一方的にベルを弄り倒している主従関係と思われているが、実はベルのほうも二人きりの時には「恋ちゃん」と呼んでおり、二人でスイーツを食べに行くなど普通の友人に近い関係だったりする。


【戦闘能力】

八千穂と同じく身体能力の向上が無いタイプの能力者であり、体力は小学生の寧ちゃんに負けるレベルでかなり低め。
そのため、実戦では対醜鬼用に改造された魔都陰陽道謹製の拳銃を武器として使用する。

◆桃の能力『笑う寿老人(カノープス)

生命を操る能力であり、「攻め」「守り」の二種類の能力を併せ持つという特殊な性質を持つ。
当時総組長を務めていた海桐花からは「此方によく似た能力」として非常に高く買われており、恋や京香からの評価も高い。

「守り」の『笑う寿老人(カノープス)は端的に言うと不死身の能力。
どんな致命傷を受けても再生・回復することが可能で、伏摩の襲撃を受けた際は胸部を貫かれたうえで全身を切り刻まれるという死んでないほうがおかしいというレベルの負傷を受けてもなお生存し、それどころか直後に戦闘に参加するほどの回復力を見せている。
ベルが意識を失っても勝手に治癒を行いベルを延命するため、能力を無効化しなければベルを殺すことは不可能であり、恋からは「貴方を殺せる者はいない 私以外はね」と評されている。
再生してしばらくは傷跡が残るものの、それも時間が経てば再生して完全に治癒してしまう。

「攻め」の『笑う寿老人(カノープス)は自らの命を守る「守り」とは真逆の、他者の命を奪う能力。
この能力を発動すると標的の体のどこかに光の球のようなものが出現する。この光の球はいわばその対象の命そのものと言えるものであり、これを抜き取られた対象は灰となって消滅する
生物だけでなく大岩などの無生物にも使用可能であり、京香からは「形あるものを滅する能力」と形容されている。対象がどれだけ強大であろうと、対象がどれだけ堅牢であろうと問答無用で灰燼に帰す、文字通り必殺の能力である。

ただし、光の球はベル以外の他者にも目視可能であり、さらに光の球はあくまでベル自身が自分の手で抜き取らなければならない。
ベルは桃による身体能力の向上が無いタイプの能力者なので格闘能力はかなり低く、敵に近づけばほぼ確実に反撃を受けて失敗してしまう。何より「能力を発動したようなのでとりあえず距離をとって様子を見る」という至極自然な対応がほぼ完璧な対策になるせいで自力で決めるのは困難を極める。
なまじ組長の肩書を与えられているが故に敵の警戒を強めてしまうこともあるようで、劇中でもベルの能力を知らない敵が能力発動を警戒して距離を取ってしまい苦戦する様子も見られた。

よく言えばどんな強敵でも殺す可能性を秘めたワイルドカード、悪く言えば大抵の状況においてただ死なないだけの雑魚という非常にピーキーな能力であり、実戦で活かすには他の隊員たちとの連携が重要になる。
七番組との特訓や雷煉との戦いを経て自信をつけた後は、ベルの能力を前提として三番組全体の連携が見直されることとなった。


◆貸出無窮の鎖(スレイブ)月隠(つきがくれ)

京香の能力「無窮の鎖(スレイブ)」貸出で、ベルが優希の主人になった場合の形態。

基本的なシルエットは京香が使用する際の形態とあまり変化は無いが、頭部の形状が変化し、さらに肩に三日月型の肩鎧がついた外套を纏った姿へと変化する。
身体能力は具体的には不明だが、十数mは上にある巨大醜鬼や雷煉の魂にまで手が届いていたことから跳躍力には優れるようである。

最大の特徴は「透明化」であり、スレイブ本人はもちろんのこと、背中に乗せたベルもまとめて透明化して身を隠すことが可能。
ただし、透明化中は体力を消耗するため長時間の持続はできず、気配で気付かれることもあるため完璧な偽装ではない。

ベルにとっては身体能力不足をスレイブのパワーで補うことができ、何より透明化によって攻めの「笑う寿老人」を決めるチャンスを作ることができるという完璧と言って差し支えないほど高相性なスレイブである。


【活躍】

◆組長会議

八雷神出現後の組長会議にて、上運天美羅に続いて初登場。
会議室の前でうろうろしているところで京香たちと遭遇した。

八雷神との戦いで戦果を挙げられていないために総組長にいじめられると思ってびくびくしていたが、実際その予測は的中し、恋から直々に「不安な隊」呼ばわりされたり死なないことをいいことに危険な特訓を受けさせられそうになったりと散々な目に遭うこととなった。

その後、会議中に海外のテロリスト達が大量の醜鬼を用いて本部に襲撃を仕掛けた際は大量の醜鬼たちを目にして怯えていたが、その背後から迫ってきた蝦夷夜雲からパンツを脱がされ胸を揉まれるというセクハラに遭う。一応、怯えるベルの緊張を解すためという目的もあったかもしれない。それ以外の理由もあるだろうが
戦闘後は捕縛したテロリストたちの尋問を行うことになったために会議が必要最低限で済まされ、ベルたち三番組へのあれこれもお流れになったため安堵の息を漏らしていた。


◆七番組との訓練

魔防隊が神奉者の襲撃を受けた際、他の組が被害を軽微に抑える中、ベルが率いる三番組のみが重傷者三名を出すという大打撃を受けてしまう*1
それを問題視した恋によって部隊の見直しが決定し、ベル自身も七番組の訓練へと参加し鍛え直すことに。

しかし最初に行った基礎体力トレーニングの時点でベルにとってはギリギリついていくのが精いっぱいなレベルであり、さらには音を上げそうになったところで寧に気を使われてしまったり、自分がついていけないほど厳しいトレーニングだったにも拘わらず普段よりもよっぽど軽いレベルだったことを知ってしまったりと立て続けに精神的ダメージを食らったことで限界を迎えて夜逃げを敢行

しかし、荷物をまとめてこっそり逃げようとしたところで優希と遭遇して足止めを食らい、さらにはそろそろ逃げ出す頃だろうと読んでいた恋が現れたことで夜逃げは失敗してしまう。
恋の命令で優希に自分の過去を告白して本心を曝け出すと、優希の言葉で「続けられるなら魔防隊を続けたい」「皆に好かれていたい」という本心を再確認したことで再起。京香へトレーニング内容の見直しを頼み、改めてベルに合ったトレーニングをこなすことで自信をつける。

その後、先の襲撃者たちの肉片を取り込んだ醜鬼が襲撃した際には自分から「あいつは…ベルに倒させて下さい」とリベンジを挑戦。
その意気込みを買った京香から優希を借りて無窮の鎖(スレイブ)月隠(つきがくれ)を発現させ、透明化からの攻めの『笑う寿老人(カノープス)』によって見事に打ち倒した。

一連の流れの中で自信を取り戻し、周囲から期待されてきたような組長になって隊員たちへ報いることを決意。
桃源郷での特訓に向けて意欲を燃やしていたのも束の間、突如現れたもう一人の自分によって全身を切り刻まれて致命傷を負ってしまう
さらには身体をカードに封印されて身動きがとれなくなってしまい、ベルの姿に化けた襲撃者=伏摩に成り代わられてしまうのだった。


◆桃源郷での戦い

伏摩の奇襲によってカードへと封印されてしまい、身動きが取れない状態だったが、ワルワラが伏摩を撃破してカードを奪ったことで脱出。
カードに封印されていた状態ですら傷の治癒は進んでいたらしく、封印が解けた直後には出血は完全に止まり傷跡が残る程度となっていた。

その後、戦況を観測していた寧から状況を聞き、雷煉と交戦中の七番組のもとへ直行。
雷煉の攻撃によって弾き飛ばされた優希と接触して無窮の鎖・月隠を発動し、京香との戦いで周りが見えなくなっていた雷煉の魂を抜いて八雷神の一人である雷煉の討伐を果たした
下記のベルの言葉の通り、人間を「廃れ者」と見下し侮った雷煉は、「小さき者」に足元を掬われたのだった。


大きすぎたんです だから周囲の小さな気配なんて軽んじる

あなたはここで 終わりです


追記・修正は己の力に自信を持ってお願いします。


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最終更新:2026年08月19日 06:28

*1 ベルの名誉のために言っておくと、三番組を襲撃した三人は阿南三姉妹という元組長の夢路に近い力を持つ神奉者であり、組長が苦戦するに足る相手であったことは留意が必要である。