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山村喜三太

登録日:2026/03/28 Sat 20:57:22
更新日:2026/04/08 Wed 23:43:46
所要時間約 9 分で読めるんだ〜




山村喜三太(やまむらきさんた)は、尼子騒兵衛による漫画『落第忍者乱太郎』および同作のTVアニメ化作品『忍たま乱太郎』に登場するキャラクター。

CV: 鈴木富子(第1期 - 第11期)→杉本沙織(第12期 - 第25期第33話、第26期 - 第29期)→大和田仁美(第25期第38話 - 第25期スペシャル、第30期 - )

【プロフィール】

年齢:10歳
星座:水瓶座
血液型:O型
出身地:相模国
学年・クラス:一年は組
所属委員会:用具委員会

【概要】

忍術学園一年は組の忍たま。
初登場は第1期21話B「噂の転校生の段」。
故郷は坂東の方面にあり、実家は武家。元々は風魔流忍術学校に通っていたが、父の転勤で近畿地方に移り住むことになり、忍術学園に転入した。同校の校長を祖父に、風魔くの一の山村リリーを高祖母に持つことから、血筋で言えば学園トップクラスのエリート忍者家系で、俗に言うサラブレッドである。

忍たま乱太郎を観た事がある人なら、後述する強烈な個性も相まって乱きりしんの次に記憶に残っているキャラクターだろう。

アニメ登場初期では4人で動くエピソードも多く作られていた。

忍たま長屋では金吾と同室(金吾の登場までは1人で部屋を使用していた)。

外見はたれ目と、垂れた4本の前髪が目立つ茶髪が特徴。一年生の中でも特に髪が長く、量も多くてもさっとしている。髪を結っている状態では癖っ毛だが、下ろすとストレートできり丸とよく似た髪質になる。身長は乱太郎よりも高く、は組では高い方に入る。

【人物】

性格は一言で言えばのんびり屋でマイペースな天然ボケ。口癖は「はにゃ」。立花仙蔵からは当初は「落ち着いている冷静な生徒」と良い様に評されていたが、無論すぐに訂正されている。
性格面で近いしんべヱとは共に行動することが多く、周りが振り回されることもある。
特にしんべヱとの組み合わせは通称「湿り気コンビ」と言われ、6年生の立花仙蔵の天敵も言える存在である。その関係性については後述。

一方で真面目な一面もあり、実技の際に失敗する場面はあまり見られず、山田伝蔵も「喜三太はいいが、乱太郎きり丸しんべヱは成績が悪すぎる」と発言した事がある。漢字は苦手だがナメクジに関しては「蛞蝓」「蚰蜒」の2通りを書いてみせた。
映画2作目では、事務員の小松田の手痛いミスのせいで6年生の難解な宿題をする羽目になるが、難しすぎるからとやらない選択肢は取らずオーマガトキ城に侵入して成し遂げようとしている。だが案の定逆に捕虜にされてしまい、命は無事だったが城詰めの兵には小姓として使われ、おまけに愛するナメクジを人質ならぬナメ質に取られて身動きも取れない状態にあった。

なおアニメでは転校当初、変な噂が広まり、他の生徒達から殿様の息子だと誤解され、きり丸はおこぼれを貰おうとしていた。また彼が一年は組の教室に初めて入った時にはなぜか12人の生徒に歓迎されいた。また、転入前にも彼と似た様な人物がモブキャラとして登場していた事があった。まあこのような設定のずれは長期アニメにはよくあることである。

初期から性格があまり変わっていないが、近年では両手を合わせて目をキラキラさせながらお願いをするあざとさを感じさせることも。

【ナメクジ好き】

彼を語る上で外せないのが、大のナメクジ好きである。
ナメクジを可愛がるようになった理由は、風魔の忍術学校に通っていた際、毒薬の調合に必要な毒ガエルの餌としてナメクジを育てていたら次第に愛着が湧いたからだと言われている。
壺に入れて飼育していて、それぞれの個体に名前をつけて全て見分けることができる。
アニメではナメクジに曲芸をさせたり、忍犬ならぬ忍ナメとして使役したりもしている。主に相手の体に向けてナメクジを飛ばして怯ませたりする使い方が多い。一方で原作ではくノ一や城兵に塩焼きにされたり幻術使いの雲黒斎に盗まれてしまうなどあまり扱いが良くない。

なおアニメ初期ではナメクジだけでなく、2期14話では鰻を飼育している描写があり、きり丸からは「喜三太はヌメヌメしたものが好き」と言われていた。
きり丸やは組のみんなはうなぎ料理にしようとしたが、喜三太の懇願により川に返されることになった。

自身よりも大きいナメクジの模型も所持しており、アニメでは着込んだこともある。

【関連人物】

福富しんべヱ
一年は組の同級生で、用具委員会での同僚。基本的には仲が良く、先述した通り共に行動するエピソードが多い。

皆本金吾
一年は組の同級生で、長屋では同室。また、現在の神奈川県出身同士で仲が良い
ナメクジは苦手だったが同室で過ごしているうちに平気になったようで、睡眠中に顔を這ってても気にならなくなった
一方で喜三太がナメクジの餌となる野菜を腐らせてしまい部屋が悪臭まみれになったり、金吾が夜中に急に大きな音を立てて鍛錬をしだすせいで睡眠不足になったと喧嘩になる事もあるが、21期の2話では慣れてしまったのか、完璧なスルースキルを披露して眠っていた。


立花仙蔵
六年い組の先輩で、しんべヱと合わせて彼の天敵と言える存在
火薬の扱いが得意な彼だが、それと最悪の相性な2人の鼻水とナメクジが彼を振り回すシリーズは「厳禁シリーズ」と言われ、振り回されまくった末に最後にはクールなキャラが崩壊してブチ切れて2人に宝禄火矢を投げまくり追いかけ回すのはお約束となっている。敵側からすれば発動条件が味方の誤爆の末の暴走である為、防ぎようが無く胡乱なままに被害を被る羽目になるという厄介極まりない仕様。
もちろん2人に悪意があるわけではなく非常に慕っており、遭遇する時は大抵「あ!立花せんぱーい♡」→「ゲッ…」といった流れになる。一方で彼も苦手なだけで嫌っているわけではないと思われる。
長きに渡り追いかけ回すオチが定例だったが、26期「スカウト厳禁の段」では序盤は3人で仲良く団子を食べており、それ以降は最終盤まで2人の前に登場せず、現れた時にアクシデントで宝禄火矢が焚き火に落ちてしまい、2人と兄弟忍者は吹き飛ばされ、彼は黒焦げになりそこで座り込む形で話が終わる同シリーズ異例の展開となった。
今でこそ厳禁シリーズで有名な3人の関係性だが、そのファーストコンタクトは6期12話〜14話の大運動会のエピソードで、「大だるころがし」の競技にてチームを組むことになり、後輩2人に的確な指示を出して上手く扱っていたという今では考えづらいものだった。しかしラストではやっぱりしんべヱの鼻水のせいで火車剣が使い物にならなくなり、この頃から2人との相性の悪さが出ていたとも言える。

風魔関連


風の空中において一切障碍無きがごとし

三毒を滅し三界を出て網魔を破する

これすなわち風魔なり!

  • 山村リリー
CV:瀧本富士子
高祖母。原作では28巻、アニメでは9期17話から登場。
足柄山に住む風魔くノ一で老いを感じさせない行動力を持つ超絶高性能おばちゃん。過激な武器をたくさん隠し持っているが、歳が祟ってあまり上手く使いこなせていない。甲賀流の開祖が風魔流の開祖を裏切った伝説から、甲賀流と、甲賀流と手を結んだ伊賀流の忍者を嫌っており、アニメで初登場した際は甲賀の大木先生、伊賀の野村先生にきり丸から2人の弱点に関する情報を買い決闘を申し込み騒動を起こすが最後は火器で自分の髪の毛にまで火がついて大パニックになり、入門表にサインだけして学園に入らず決闘に向かった彼女を連れ戻しに来た小松田の武器の攻撃をものともしない姿勢から、立派な流派の一流忍者と勘違いしてしまった事で自らの見識眼の衰えを痛感。流派にこだわらない忍術学園の考え方を山田先生から聞いたことにより考え方を改めた。

アニメ版では喜三太を風魔流忍術の名門である山村家の後を継がせるため度々忍術学園を訪れ様々な忍法を用いて彼を足柄山へ連れ戻そうとしている。

感性は割と普通で喜三太のナメクジを良く思っていない。16期69話では連れ戻すがてらにナメクジを箸でつまんでは組の着物に1匹ずつ入れる行動を起こしている。喜三太はナメクジを乱暴に扱ったことから戻ることを断りナメクジを突撃させて撃退した。

喜三太は以上の行動により迷惑を被ることもあるが、本人は「ぼくは(山村家を)継いでもいいんだけど」とさらりと発言する描写もあり、後を継ぐ事自体に抵抗はないらしい。
近年では彼女もそのような行動には出なくなったためなかなか会えないリリー(に変装した与四郎)に「会いたかった」と抱き付くなど、微笑ましい関係を見せている。


  • 錫高野(すずごうや) 与四郎(よしろう)
CV:私市淳
風魔流忍術学校6年生の15歳。血液型 はA型で山羊座。原作では第39巻、アニメ版では17期19話から登場。
外見は喜三太が所属する用具委員会の委員長・食満留三郎にそっくりなイケメン
後輩の喜三太には大変親しまれており、面倒見が良い優しい先輩である。喜三太が留三郎に懐いているのは彼に似ているからかもしれない。
優しく礼儀正しい性格ではあるが常に任務の際は冷静で、6年生に違わず優秀な忍たまであり、山野の右腕として活躍している。
きり丸から「なに語?」と言われるほど普段の話し方は訛っているが、別に訛らずに話すことも可能。
留三郎に似ていることは28期32話「決闘の約束の段」にてネタにされ、文次郎と決闘の約束をしたものの無理をして水を被った結果風邪を引いて行けなくなった留三郎の替え玉になったが、文次郎も池で精神修行をしていたら風邪を引いてしまい、変装はすぐに見破られている。
また風磨組は遠出をする際は白装束を身に包むのも大きな特徴。
アニメ版では初登場時の忍装束の色は赤だったが、18期からは仁之進・山野先生と同じ灰色に統一された。
地味ながら作品の中では利吉などと並んで残念要素が少ないイケメンキャラでもあり、2011年にアニメ公式サイトで行われた人気投票ではその他グループ第3位にランクイン。

苗字の由来は神奈川県・・・ではなく作者が風魔の本拠地を勘違いしていたため茨城県の地名から取られている。

  • 古沢(ふるさわ) 仁之進(じんのしん)
CV:大塚芳忠
原作では12巻、アニメでは1期40話Aから登場。
どう見ても中年のオッサンだが、なんと喜三太の同級生の1年生。大事なことなのでもう一度言うが同級生の1年生である。俗に「老けた同級生」と呼ばれ、同級生だと知ると食堂のおばちゃんも含めて大体驚く。
こうなった理由は中年から一念発起して忍者を目指したため。
喜三太とは同級生故に互いに呼び捨てにしてタメ口で話すほどフランクで仲が良い。
加齢もあってドジで失敗も多く運も良くないが、真面目で勤勉な性格である。
年上には先輩・さん呼ばわりが基本な本作においてドクタケ忍者隊などのような悪役キャラや花房牧之介のような迷惑キャラを除けば明らかな年上を呼び捨てにする事例は彼や団蔵の清八くらいしかない。
なお喜三太の同級生である乱太郎達もアニメ版で一時期呼び捨てにしていたが、この時仁之進を他校の教員と勘違いしていた鉢屋三郎が勘違いで乱太郎達を叱るという事態に発展している。
ナメクジじゃなく、カエルの仙術が使えるエロ仙人ではない。

名前の由来は「古サバじんましん」でそう名前を間違えられることもある。

  • 山野金太
CV:菅原淳一
原作では12巻、アニメでは18期5話から登場。
「風魔流忍術学校」の教師で喜三太の元担任。一見すると厳しそうだが性格は明るく、間の抜けたところもある。山田先生と気が合う。
名前の由来は「山の彼方」。

  • 安中茂作・安野壌
CV:鳥海勝美・江川央生
両者ともに原作は34巻、アニメでは12期19話から登場。
風魔流忍術学校の卒業生で両者ともに変な顔が特徴。
安中茂作は結ってはいるがボサボサの髪、安野壌はタコ型の眉毛にヤモリ型の髭を大きな特徴とし原始的な火縄銃を得意武器とする。
だが悪い城の依頼、暗殺中心に引き受けるために評判が非常に悪く、喜三太も敬意は全く持っておらず、「風魔の恥」だと酷評している。
学園長の命をよく狙っているが、初登場の12期19話では忍たまや松千代先生が起こしたアクシデントにより醜態を晒してあっさり捕獲されてしまうなど、抜けた所も多い。

余談

  • 名前は実在の忍者・熊野喜三太と同じだが全くの偶然で、特に由来はないらしい。

  • 原作初登場時にきり丸達のやったボケ「いかがですかフーマのお味」は、マーガリンラーマの連載当時の街頭インタビュー風CMのパロディである(2024年3月末にシリーズ終売)。


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最終更新:2026年04月08日 23:43