登録日:2014/05/20 (曜日) 20:43:53
更新日:2026/08/26 Wed 19:03:33NEW!
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新選組といえば幕末に存在した武装組織であるが、本項では同時期を舞台とした
ゲーム『龍が如く 維新!』に登場する新選組について説明する。実際の新選組については
こちらを参照。
京の町を警備している組織。腕に覚えのある屈強な男たちが集まっている。
浅葱色のだんだら羽織には、各隊の番号が漢数字で書かれた隊長専用のものも存在する。
傍若無人な振る舞いをする者も多く、「京の壬生狼は鴨をも食い殺す」などと陰口を叩かれている。
元々は江戸で試衛館という道場を開いていた近藤勇が組織した壬生浪士組だが、ある事件をきっかけに
新選組に改名する。
主人公の龍馬は師・吉田東洋の仇である覆面の男が、
新選組の幹部にしかいないと言われる天念理心流の使い手であることを知り入隊することになる。
ほとんどの名有り隊士が歴代の龍が如くに登場したキャラクターと同じ外見をしており、中でも
東城会に所属していたキャラクターが多い。リメイク作の『龍が如く 維新!極』では一部のキャストが変更されている(変更されたキャストは
新選組関係者以外にも複数いるがここでは省略する)。
また、(これは本作すべての登場人物に言えることだが)実在した新撰組とは異なる点も多く、明らかに史実と違うタイミングで死亡するキャラもいる。
上級幹部
新選組の局長であり天念理心流の宗家。外見上のモデル及び声は俳優の
船越英一郎。多忙のため滅多に姿を見せることはなく隊内では
死亡説まで流れている。
なお、初登場時は
遊郭遊びの最中という情けない姿だったが(口元だけは池田屋襲撃前に登場している)、直後に龍馬の気配に気づいたことから実力は確かなようだ。
ただ、龍馬の気配に気づき、天念理心流の4代目宗家とされているが、手合わせした龍馬曰く「覆面の男ほどではなかった」そう。
劇中での出番こそ少ないものの印象的な活躍をしており、演じた船越氏の演技も合わさり印象に残るキャラとなっている。
『極』では龍が如く7に登場した足立宏一にモデルが変更されている。不真面目な印象ながら内面には信念がある足立にはピッタリの配役と言えよう。
彼は真に国の行く末を憂う国士であり(土方談)、龍馬との初対面こそしょうもないことをしていたが、ただ新撰組の会合をサボっていたのではなく、裏で様々な情報収集や活動をしていた。
その知謀は土方をして「あの人には驚かされる、何をどこまで見通していたのか」と言わしめるほど。
近藤はやがて日本が外国の圧力に晒されて開国せざるを得なくなる事を見通しており、その時に日本が国内で争いを繰り返している状態ではまともに太刀打ちできず、屈してしまうだろうと予想していた。
そして目下の「争い」とは、徳川の江戸幕府と、古来より続く天皇を中心にして幕府を倒そうと考える尊王攘夷派の対立である。
その争いを止める計画として「江戸遷都」計画を練っていた。
これは京の町に火を放って焼く事で帝(天皇)を物理的に京都にいられなくし、江戸に移動させ日本の権力を江戸に集約させることである。
薩摩と長州にイギリスから武器を売る橋渡しをし、倒幕戦争を現実のものとしようとする「もう一人の坂本龍馬」の存在について調査を進めていたところ、
こっちの龍馬くんが余計な事をしたために、同じ倒幕派でありながら反目しあっていた薩長が急に同盟を組んでしまうという予想外の事態が発生。
当初の予想よりも遥かに倒幕戦争が秒読みとなってしまい、江戸遷都計画をいよいよ実行かとなるが、龍馬がなんとなくつぶやいた「幕府に白旗を上げさせられねぇか」という言葉で別ルートを思いつく。
江戸城に直接乗り込んで将軍に直談判というどう考えても成功する訳の無い無茶な計画だったが、「龍馬ならあるいは」と信じて送り出す。
果たして龍馬は見事に直談判を成功させ京都に戻ってくるが、既に京都の町には火の手が上がっていた。
龍馬は「近藤が待ちきれず計画を始めてしまったのか」とわずかに疑い近藤を探すが、近藤の指示ではなかった。
例の料亭で発見された近藤は何者かに斬られ既に虫の息であり、駆け付けた龍馬に看取られ、龍馬に出会って自分も大きく変わった心情を吐露し、この国の未来を託して息を引き取った。
なお近藤を斬った下手人はその後に岡田以蔵が「自分が斬った」と発言するためすぐ判明するが、近藤は正面を斬られているので顔を見ているはずなのに「分からない」と言っている。
これは単に以蔵の顔を見たことがなかったためだと思われる。
近藤は死に際に龍馬に一通の手紙を託している。
「近藤勇最後の策」と銘打たれたそれは、「もう一人の坂本龍馬」を追うために新撰組を離れる決意をした龍馬に新撰組の門前に読まずに置いて行かれそうになるが、
龍馬が立ち去る前にその場に現れた土方らによって回収されて無事に読まれた。
その内容はまず一つ、「緊急幹部会で龍馬を新局長に指名すること」。これにより、新撰組乗っ取りを目論む伊東が焦って行動を起こす事を狙ったもの。
手紙の内容を読んだ土方が龍馬に対して「あなたの『斎藤一』としての仕事はまだ残っているようだ」と発言している事から龍馬を名指ししていた模様
土方らが間に合わずにどっかに行ってしまっていたらどうするつもりだったんだ…。
もう一つは藤堂を使うこと。
入隊当初より伊東の野心を見抜いていた近藤は、いずれ「新撰組の本当の敵」と手を組むであろうことを予見し、伊東に縁を持つ藤堂を半年ほど前から伊東の監視役としてスパイ行為を命じていた。
上述の1つ目の策により行動を起こした伊東は「本当の敵」に接触する可能性が高いため、その情報を藤堂を使って掴むという策である。
この事は手紙を読むまでは土方も知らず、さらには「敵を騙すにはまず味方から」と、幹部会が終わるまで他の3人にすら秘密にされていたため、沖田と永倉は藤堂が裏切ったと思ってかなり驚愕していた。
外見上のモデルは龍が如く3に登場した
峯義孝。天念理心流の使い手の一人。
多忙の局長に代わって隊を取り仕切っている。冷徹な人物であり、鬼の副長と呼ばれている。
本家『3』の「生まれ変わったら…… 俺もそっちにいれるかな?」の言葉が叶ったか、今回は念願の味方の立ち位置。
ちなみにゲーム中には近藤・沖田・永倉の愛刀と同じものを武器作成で作る事ができ、装備すると彼らの剣術と同じ攻撃を特殊攻撃として出せるというギミックがあるが、
何故か同じ近藤派かつメインキャラクターの一人なのに土方の刀だけ作れない。
外見上のモデルは龍が如く3・4に登場した浜崎豪。口調は穏やかだが言動の端々に野心をのぞかせている。
彼の一派は伊東派と呼ばれており、土方をはじめとした試衛館派と対立している。
残念ながらあまり見せ場は無い。
『極』では龍が如く0で大きな存在感を見せた
久瀬大作、ひいては俳優の小沢仁志にモデルが変更されて
おり、明らかに圧が増している。ゴリゴリの武闘派である久瀬が謀略タイプの伊東を担当することにはプレイヤーだけでなく演者も不思議な感覚を覚えた模様。
本人曰く「ミスキャストじゃんw」
0最序盤の小物のまま突き進んだIFという考察も存在する。
入隊当初から野心を隠していなかった伊東は、自らが局長となるべく隊長格の中でも試衛館出身でない者を中心に派閥を形成していた。
井上が暗殺され、龍馬が沖田と対決し近藤から新撰組の真実を聞いていた頃、隊の監察が「もう一人の坂本龍馬」が寺田屋に滞在している事を突き止めたため、
伊東は武田とその五番隊を引き連れて捕縛に向かっていた。
しかし相手はあの井上を仕留めた男、近藤らは伊東では奴を取り逃がす可能性が高いと見、龍馬と沖田に急いで向かうよう指示。
突入前に龍馬たちは追いつくが、伊東は池田屋で龍馬が桂小五郎を取り逃がした件を持ち出して自分たちがやると譲らない。
そこで沖田の口から出まかせが発動。「局長が伊東に引退の相談をしたいと言っていた」と突拍子もない事を言い出す。
よしんば本当でも今言うことじゃないはずなので怪しさ満点なのだが、野心が旺盛な伊東氏は口では沖田を疑いつつも本当に帰ってしまった。
もちろん事が終わった後に屯所では沖田にブチギレていたが、沖田はどこ吹く風。伊東も捨て台詞を残して戻るしかなかった。
その後、龍馬が近藤からの依頼で沖田と共に江戸に行っていた頃には「もう一人の坂本龍馬」からの指示で伊東らは京都の街に火を放つ。
事後には「近藤局長からの指示だと思っていた」と説明していたが、本当に近藤からの指示だと思っていたのか、
「もう一人の坂本龍馬」からの指示だと分かっていて、それを隠すために近藤からの指示だと嘘をついたのかは不明。
ともかくこの大火の中で原田も死亡し、隊長格が半分近くまで減ってしまったことで緊急幹部会が開かれる。
京の町に火を放った行為についてやけに饒舌になる伊東をよそに土方が「斎藤君に局長を任せたいと思う」と発言すると当然伊東は反対、
白々しく近藤の人となりをベタ褒めして持ち上げつつ、「近藤局長が不逞浪士に斬られ死んだ今、局長はこの伊東甲子太郎が引き受けよう!」
と、近藤が以蔵に斬られて死んだ事は現場を見た龍馬および龍馬と情報共有をしている近藤派しか知らないはずなのに、口走ってしまった。
公開していないはずの情報を新撰組とは異なる情報ルートで知っている伊東を「もう一人の坂本龍馬」と繋がりがある者として近藤派4人に取り囲まれ粛清されそうになるが、
藤堂の横やりにより命拾いし、そのまま新撰組の羽織を脱ぎ捨てて御陵衛士の設立を宣言し出て行った。
近藤派4人+αの工作により、薩長代表者と「もう一人の坂本龍馬」の会合が近江屋でセッティングされ、4人に襲撃を受けた際は
最奥部に辿り着いた龍馬の前に「もう一人の坂本龍馬」と京都見廻組・佐々木只三郎と共に現れ、斬りかかる龍馬の妨害をして一緒に姿を消す。
最後は全ての決着をつけるために龍馬たちが土佐へと乗り込んだ時。
城内へと入るための地下通路を進んでいる3人の前に現れて戦いを挑んでくる。
「特別に鍛えたかつての新撰組隊士」を引き連れ、自身は付近の装置から噴き出す蒸気に身を隠して死角から攻撃する戦法を使う。
一度撃破しても隊士たちも全員立ち上がってくるが、土方がこの場を引き受けて龍馬たちは先へと向かう事に。
土方との決着は明確にされていないが、最終的には土方は先に進んだ龍馬に追いついているため、伊東は敗北し死亡しているものと思われる。
各隊隊長
外見上のモデルはご存じ
真島 吾朗。天念理心流の使い手の一人。
血に染まった羽織を着る、美少年を自称する、歌声酒場の歌詞を無視するなど奇妙な言動が多い。
芹沢鴨が死亡した事件に何らかの形で関っているらしいが…
ちなみに、沖田といえば病弱というイメージだが、本作にそのような描写は微塵もない。
「兄さんは岡田以蔵(実際にはそっちは
錦)あたりだろう」と予想していたプレイヤーの度肝を抜いたキャスティング。
「この沖田」は龍が如く本編での真島の兄さんのイメージほぼそのままの性格で、強いヤツと喧嘩(斬り合い)をするのが大好きな狂犬。
外見上のモデルは
冴島大河。本作では彼も天念理心流の使い手である。
新選組の中では情に厚い良識的な人物。初登場のときも、入隊試験の相手を「医者にかかれば命は助かる」程度の怪我にとどめた。
彼は腕が太くてキツい訳じゃないだろうに、隊長羽織の袖を肩から破いている。彼が袖のある服を着用しているのは過去の回想でしか見られない。
維新でも本家とあまり性格が変わらないため、普段の冴島をイメージすれば間違いないだろう。
龍馬に助言をくれることも多い。また、彼も歌声酒場で歌う。
外見上のモデルは我らが
桐生 一馬。その正体は土佐を脱藩して京に潜伏していた
坂本龍馬。
今作では斎藤一という人物は存在せず、
坂本龍馬が
新選組に潜入する際に使った偽名であるというのが史実と大きく異なる改変ポイントである。
おやっさんこと吉田東洋を目の前で暗殺した『覆面の男』が使っていた流派の独特な構えだけを頼りに京に上がり、
それが
新選組の古参幹部が使う流派「天念理心流」の構えであるという情報を掴んだ結果、新撰組に入隊した。
入隊試験において試験官を務めた永倉と互角に渡り合い、土方からの秘密裏の試験を受けて三番隊隊長に任ぜられる。
斎藤率いる三番隊には、通常の任務のほか、バトルダンジョンの探索という特別な役目がある。
京では「寺田屋」を宿として拠点にしている。これは坂本龍馬が宿泊していて襲撃されたことで有名な宿だが、
この坂本龍馬は京では斎藤一の名前で通しているため、宿の女将などにも斎藤さんと呼ばれている。宿代はあまり払っていないらしい。
外見上のモデルは5に登場した森永悠。
生真面目で実直な人物であり、試衛館派と伊東派の対立を快く思っていない。
龍馬を除けば隊長格の中で最も隊長としての歴が浅い。
龍馬がかつて使っていた情報屋と接触している。
『極』でも森永で据え置き。発売当時はプレイヤーから疑問の声も上がったが、直後に出た
7外伝にて森永と似た声のエージェントが登場する前フリだったのかもしれない。
外見上のモデルは1・2に登場した
林弘。光州流軍学(本作での表記は甲州流ではない)という兵法を極めており、効率的な戦いを好む。
五番隊の隊士を「訓練」しているらしいが、原田曰く、隊士たちは「愛が重い」と悩んでいるという。というかホモ。
『極』では龍が如く0で大きな存在感を見せた
阿波野大樹、ひいては俳優の竹内力にモデルが変更されて
おり、やはり明らかに圧が増している。本作ではリメイク前の武田同様関西弁で話す。ちなみに隊士への愛が重い点も据え置き。
外見上のモデルは1~3に登場した
柏木修。天念理心流の使い手だが、歳のせいでその実力は既に衰えたといわれている。
柏木が印象的な活躍をした0より維新無印の発売が前であるためか、劇中での扱いは軽め。
「無用の六番隊長」などと陰口を叩かれているものの、龍馬を試すような言動をしたり、土方や伊東ですら知らない近藤の居場所に現れたりとどこか謎めいた隊長。
なお史実では幕末当時、日本では冷麺は普及しておらず扱っている店も存在しないはずなのだが、恐らくモデルが柏木であるという理由だけでこの作中では冷麺を出す店が京に存在し、彼はそこを行きつけにしている。
外見上のモデルは5に登場した八幡。粗暴な性格で、おそらく当時の京の人々が思い描いていた「壬生狼」に最も近い男。
5の八幡が見せたような男気はほぼ持ち合わせていない。博多弁も使わない。
貪欲な男で一番手柄を求めて標的に襲いかかる。その素早い足さばきは並の者では追い切れない。
『極』では7に登場した馬渕晶に変更されている。性格が性格な為八幡に比べるとまだ配役に違和感はない。
外見上のモデルは5に登場した馬場茂樹、ひいては彼を演じた俳優の大東駿介。来歴からすると天念理心流の使い手の一人だが作中でそのシーンは無かった。
社交的で明るい性格で、龍馬が三番隊隊長に就任した直後に世話を命じられた松原が嫌がった際、自ら名乗り出て世話係を引き受け、龍馬に屯所の案内や初任務の手伝いをしてくれる。
常に飄々とした態度を崩さない。試衛館出身でありながら、伊東に近い立場をとっている。
建前では「どちらの味方でもない」と言いつつ、近藤局長が長らく姿を見せない事については「これだったら伊藤さんが局長だった方がいい」と発言するなど、明らかに伊東よりである。
モデルが馬場だが、冴島である永倉とはあまり絡まない。
『極』では7で初登場した趙天佑に変更されている。馬渕である谷とはあまり絡(ry。
京都大火の後、半数近くまで隊長格が減ってしまった新撰組を再編するため、龍馬に新しい局長を託す…という名目の芝居を緊急幹部会で打つ事になった時。
元々野心丸出しだった参謀の伊東が土方の話術に引っかかってボロを出してしまい、「もう一人の坂本龍馬」と繋がっている間者であるとの名目でその場で処刑されそうになったが、背後で突然銃声が響く。
それは藤堂の持つ拳銃だった。
藤堂は「今伊東さんを殺されたら困る」と言い、言外に伊東を取り囲んだ4人に剣を引くように圧をかける。
自分を囲んだ手が止まったのを見た伊東は堂々とその場から去り、藤堂・武田との3人で新撰組の羽織を脱ぎ捨て、隊士の大半を頂いたと宣言し「御陵衛士」の設立を宣言する。
試衛館出身でありながら、伊東に近いどころかまるっきり伊東派であり、新撰組を裏切って出て行ったのであった。
これには沖田も「あの平助までもが裏切るとはな」と信じがたい様子を見せていた。
…と思ったら、その日の夕方。
寺田屋で4人で今後を話し合っている際、龍馬が「近藤さんの最後の策とはあれだけだったのか」という疑問を口にする。
その疑問に沖田と永倉も同調したことから、土方が「もう少し秘密にしておきたかったが仕方ない…入れ」とふすまの向こうにいる人物を呼ぶ。
「早すぎないっすか、もう少し引っ張ってくださいよ~」とあまりにも軽いノリで入ってきたその人物はなんと、先ほど裏切ったばかりのはずの藤堂だった。
藤堂は最初から、伊東に軍学を習った事がある縁を利用し、伊東の不審な行動を監視する任務を近藤から命じられていたのだ。
いずれ「新撰組の本当の敵」と繋がるはずの伊東を泳がせ、それを炙り出すために。
「今殺されたら困る」というのは本当に文字通りで、「今」殺されてしまったらそれまでのスパイ活動が無駄になってしまうから。
新撰組を裏切って御陵衛士に移ったのも当然、そのスパイ活動のためである。
しかし、「もう一人の坂本龍馬」をおびき出すために、薩長の代表者を集めた会合をセッティングする時に運命は急変する。
京の町中に御陵衛士の関係者が跋扈している現状、顔が知られている新撰組の4人は動けないため、薩摩の西郷に接触するのは中岡が担当し、長州の桂への接触役は藤堂が引き受ける事になったのだが、
桂と親しい女性が経営している居酒屋にたまたまを装ってしれっと立ち寄る作戦が武田に感づかれ、致命傷を負わされてしまう。
息も絶え絶えに何とか寺田屋まで帰り着き、藤堂の手当てをしようとする4人に「俺よりも武田の口を封じて下さい」と涙ながらに懇願。
藤堂がやられた時点では藤堂のスパイ行為は武田にしか知られていないが、これが伊東に伝われば「もう一人の坂本龍馬」をおびき出す計画が全て水の泡になってしまう。
こうして龍馬は藤堂を置いて武田を追い、何とか口を封じる事に成功するが、藤堂は手当もむなしく死亡。
武田を仕留めた龍馬の元に、藤堂の死体を抱いた沖田がやってくるが、なんと武田の隣に藤堂の死体を置く。
何をやってるんだと食って掛かる龍馬に3人は語る。
沖田「藤堂平助はここ"油小路"にて新撰組に襲われ武田観柳斎と共に御陵衛士として……死んだことにする」永倉「それが平助の遺言や」
藤堂は自分の死からスパイが露見し計画が瓦解する事を何よりも恐れていた。
そのため、新撰組の理念を共有する者として不名誉な死に様になる事を承知の上で、自分の死体を御陵衛士として死んだように偽装するように願ったのだ。
藤堂の死体を置いた沖田は涙を流しながら龍馬に決意を語る。
「もう後戻りはできへんで」「万が一あんたが兄弟に情が移ったりした時は…躊躇なくワシが"二人の"坂本龍馬を斬る」
真島の顔が涙を流しているシーンは歴代龍が如くの中でも極めて珍しい。
外見上のモデルは5に登場した
荻田冠。伊東の伝手で入隊したらしい。
よく谷と手柄を競い合っている姿が見られる。
荻田は5でも割とアレな男だったのであまり変わってない。今回は踊らない。
『極』では6に登場した小清水寛治に変更されている。配役は異なるものの八幡と同じスキンヘッドのヤクザなので少し分かりにくいが…。広島弁ではなく関西弁。
結果的に元の小清水と比べ明らかに小物…もとい落ち着きがないキャラになっているのは内緒。
余談であるが史実では伊東の実弟なのだが、今作においてはその手の話が一切出ないため違うようである。
まぁ「浜崎の弟が荻田」も「久瀬の弟が小清水」も違和感MAXなので妥当だろうが。
外見上のモデルは5に登場した
相沢聖人。試衛館出身ではないが試衛館出身の近藤派を自称している。
幹部会では姿勢が悪かったり武田を挑発したりととにかく態度が悪い。
槍術の使い手で勝つためには手段を選ばない。また、泥棒紛いのことも平然と行うなど、京の人間からは谷以上に恐れられているようだ。
原田で相沢、ということで冴島である永倉との絡みを期待していた人も多かったと思われるが特にそういった場面はなかった。
序盤のうちは粗暴な物言いこそあったものの、どっかの七番隊隊長ほど金だの手柄だの言ったりしていなかった他、
監察の山崎が殺された際は龍馬に「手でも合わせてやれ」と仲間を弔う姿勢を見せていたため、
プレイヤー視点だけだと「脳筋なだけで案外悪いヤツじゃないのでは?」という印象も一応あったが…。
薩長同盟が成ってしまったことで倒幕戦争が目前となり、倒幕戦争を防ぐために龍馬(と沖田)が幕府に直談判しに江戸へ行っていた間。
京都では近藤局長の指示に見せかけた「もう一人の坂本龍馬」からの指示で新撰組が京の町に火を放った。
実際は近藤の真意を知っているメンバーは指示が偽物であると見抜いて放火に加担しなかったのだが、
原田は近藤派を自称していながら放火に参加、どころか火事に乗じて火事場泥棒を繰り返していた。
大火の最中に京都に戻ってきた龍馬は燃え盛る京の町の中で原田を発見、その行為を咎めるが、全く悪びれない原田と戦闘になる。
「試衛館出身で一番強いのは沖田でも永倉でもなく俺だ」と豪語するも勝敗は当然の如く龍馬に軍配が上がり、龍馬は倒れ伏した原田を顧みる事すらせずに無視してその場を後にしようとする。
原田はその態度に驚き「何かねえのかよ、俺の腕前はどうだったとか」と憤慨するが、「無い」と切って捨てられる。「坂本龍馬の歴史にお前の名は必要ない」
その見下げ果てた扱いに愕然とし、背後から崩れてくる物見櫓に気づくのが遅れ、そのまま下敷きになって死亡した。
龍馬がここまで原田を見下したのは、火事場泥棒に勤しんでいたからというのもあるが、戦闘前に刀ではなく槍を取り出した理由を「剣なんてバカバカしい」、最強を名乗る理由を「勝つためなら何でもする、流派や誇りを捨てられるからだ」と、武の道そのものを侮辱する発言を繰り返したからだと思われる。
ちなみに「勝つためなら~」の時に拳銃も取り出しているが、その点に関しては龍馬もおあいこなので気にしていない…はず。
大火が治まった後、新撰組は当然ながら奉行所からのお取り調べを受けたが、既に死亡している原田の独断専行によるものと責任を押し付けられて処理された。
死に際も哀れなら死んだ後も哀れな扱いで救いのない死にざまであった。
その他
外見上のモデルは5に登場した釘原広志。
変装の名人でよく浮浪者などに化けて龍馬に伝言を伝えるほか、諜報活動や捕らえた勤王志士の拷問も担当している。
サディスティックな性格で、勤王派を笑みを浮かべながら拷問していた。元があの釘原なので異常にハマってる役柄。
ただし顔面に大きな傷がある外見もそのままであり、変装しての諜報活動もするという点に関してはちょっと無理があるように見える。
『極』では何と6で初登場したハン・ジュンギに変更され、リメイク前と後で人相のギャップが最も激しいキャラになったと言える。
ただし人間を焼肉にしていた所だけは彼も同じで、相変わらず勤王派を焼肉にしていた。
というかその共通点でキャストを継いだのでは…
なお諜報活動担当ということで直接戦闘は専門外のイメージがあるが、彼が死んだ後に藤堂が「彼ほどの男の背後を取るのは平隊士には無理、隊長クラスでないと」
と言う旨の発言をしているため、彼もかなりの手練れではあった模様。
外見上のモデルはサブストーリーでおなじみの秋元くん。
コネで入隊したが
新選組についていけず脱走。歴代シリーズと同じく、美月という遊女に入れ込んでいるが相手にはされていないようだ。
忘れたころに秋元文吉というフルネームが判明する。そしてクリア後には…
龍馬が来る前に三番隊隊長を務めていた人物。試衛館出身で、天念理心流の使い手の一人。
苗字の読みは「やまなみ」「さんなん」両方の説があるが、本作の中では一貫して「やまなみ」。
ただし龍馬が来る少し前に隊を脱走しており、「隊を脱するは死罪」の掟により捕縛され切腹を申し付けられていたが、
同時期に龍馬が入隊してきたため、土方が龍馬への試練として「龍馬に勝てば命は助ける」と言ってけしかけた。
彼も来歴上天念理心流の使い手であり、戦う時は実際にその構えで攻撃してくる。
龍馬に敗れたが龍馬が止めを刺すのを拒否したため、土方に刺し殺されて死亡した。
仮に龍馬に勝っていても助命されたかは不明。
幹部会では龍馬にけしかけたことは伏せられ、当初の予定通りに切腹に処したと発表されている。
外見上のモデルは4に登場した葛城勲(声は別人)。
『極』では世良勝にモデルが変更されており、より謎めいた雰囲気を醸し出している。
バトルダンジョンに登場。募集したり路上で覆面の男を撃退したりダンジョンをクリアするとカードとして手に入る。
SR隊士はサブストーリーに登場するキャラクターと歴代作品に登場したキャラクターがいる。
『極』では通常のバトルでも使用可能で、強力な副次効果や
明らかに世界観から逸脱した特殊攻撃を発動できる。
春日や
品田の出番は残念ながらここだけ。歴代シリーズの主人公なのに…。その分性能が高めにされており、中でも品田は指折りの強さを誇る。
故人。芹沢はかつて近藤と並ぶ局長だった。
狼藉を働いたために粛正されたとされているが、三人とも八つ裂きにされて殺害されたという。その死には沖田が何らかの形で関わっているようだ。
劇中の京の街で、新選組と言えば「天念理心流と言う剣術を使う江戸の試衛館から上京してきた人物を中心に結成された組織」とされている。
江戸の試衛館出身の人物が中心である事は事実なのだが、実はそれだけではなかった。
新撰組の前身である「壬生浪士組」の結成時のメンバーは近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、井上源三郎、藤堂平助、山南敬助の試衛館出身の7人に加え、芹沢鴨、平山五郎、平間重助の水戸藩の脱藩浪士の3人を加えた計10人。
水戸藩出身の3名は風魔由来の剣術・水戸天狗流を扱う剣士であった。
坂本龍馬が「齋藤一」の名で新選組に加入するよりおよそ1年前、まだ新撰組ではなく「壬生浪士組」と名乗っていたころ、謎の覆面男に吉田東洋が暗殺された直後。
覆面の男――芹沢鴨が屯所に帰還した所を見計らって、沖田総司・永倉新八・井上源三郎の3人が芹沢の元を訪れる。
曰く、水戸組は重用され過ぎている。このままでは自分たち試衛館組の立場が危うい。だから死んでもらう。
芹沢は「身内同士で殺し合うのか」と咎めるが、沖田たちは「あなたがたを身内と思った事は無い」と言い放ち、刀を抜いた。
3人のうち永倉と井上は芹沢が返り討ちにするも、残る沖田に対して劣勢になり、鼻の上を沖田の剣が掠めて芹沢は転倒、無防備になってしまい、止めとばかりに沖田は剣を振り被る。
しかし薬で眠らされていた平山と平間がすんでの所で間に合い、沖田を殺害。
結果として水戸組の3人は生き残り、襲撃をかけた3人は死亡した。
そこへ近藤と土方がやってくる。
芹沢はすぐさま土下座。平山と平間は「悪いのは沖田たちだ」と言い、近藤に剣を向けるのも辞さない勢いで反目するが、芹沢はそれを制して近藤に嘆願する。
行き違いがあったとは言え同志を殺めた自分は切腹する。平山と平間の命は助けて欲しい、と。
しかし近藤の答えは芹沢の考えとは全く異なっていた。
悪いのは身勝手な襲撃をかけた沖田たちの方であるのは明らかであり、芹沢の非を問うつもりはないし、芹沢らの剣の腕は自身の目的にとって必要なので死んでもらっては困る。
しかし何のお咎めも無しでただ沖田たちが死んだとするのも都合が悪い。
特に沖田は随一の剣士として名が通っており、それが斬られて死んだとなれば壬生浪士組そのものが軽く見られ、取り潰しにも繋がる。
だから芹沢たち3人には「死んで」もらう。
こうして「芹沢鴨」は「井上源三郎」として、「平山五郎」は「沖田総司」として、「平間重助」は「永倉新八」として成り代わる事となり、死亡した「本物の沖田」たちはそれぞれ芹沢鴨ら3人が狼藉を働いて粛清された死体として処理された。
同時に、水戸組が使っていた剣術・水戸天狗流を試衛館メンバーにも教えた上で、流派名を「天念理心流」と改名。壬生浪士組から名を改めた「新撰組」の独自流派とした。
龍馬加入時では新撰組全体の法度になっていた「隊を脱するは死罪」という法度は、元はこの秘密を知る初期メンバー7人に対してのみ課せられたものであった。
隊士たちの間で取り交わされる「鴨を語るべからず」という暗黙の掟も、この真実に誰も近付かせないように敷かれたもの。全ては新撰組という組織を生かすためだけに近藤が打った苦肉の策である。
この経緯故に、元々水戸天狗流を修めていた3人と、後から習った4人では、総合的な強さはともかく天念理心流の腕前に関して言えば差があった。
龍馬は調査の末に「覆面の男が使った流派は新撰組の古参幹部が使う天念理心流」と言う情報を掴み、新撰組に入隊した訳だが、天念理心流の使い手自体はすぐに出遭っている。
しかしその腕前の程から「覆面の男か否か」に当たりを付けている。
入隊試験として最初に手合わせした永倉は「殺気が無かった」と判断を保留、次に勝手に襲い掛かってきた沖田は「可能性はある」、土方に命じられて戦った山南とその後呼び出されて手合わせした近藤は「覆面の男には及ばない」。
一方で井上が殺害された後に戦った沖田は「殺気、太刀筋など覆面の男そのものだった」と評している。
なお覆面の男だった井上に関しては、新撰組に来てからは終ぞ戦う事は無かった。
ちなみに、吉田東洋を殺害した張本人である覆面の男こと芹沢鴨、改め井上源三郎は龍馬と土佐で戦っており顔も知っているため、入隊直後に「斎藤一」が「坂本龍馬」であると気づいていた。
この事は局長の近藤にも報告されており、龍馬の正体は実は最初からバレるべき相手にはバレていたのだが、結局は各々の思惑もあってその正体が不用意に暴かれることはなかった。
特に龍馬の正体を報告した張本人である井上は、暗殺の下手人である関係からか龍馬に負い目のようなものを持っていたようで、龍馬と同じ情報屋を使っていた松原が龍馬の正体に何かあると感づき隊長たちの前でそれをバラそうとした時、「背後から味方を不意打ち」という卑怯極まる手を使ってまで発言を妨害し龍馬を助けている。
結果、龍馬は三番隊隊長の席を手に入れるだけでなく新撰組の真実にも辿り着き、また隊士達ともかけがえの無い絆を結ぶこととなる。
なお、体格や風貌が似ていた芹沢→井上、平間→永倉はともかく、実際に美少年だった沖田を演じる事になった平山(真島五郎の顔)は無理やり美少年と言い張るキャラを追加で演じるハメになった。
龍馬も初対面で「美少年と聞いていたんだが」等という軽口を叩く程度には美少年でない模様な上、近藤が龍馬にこれらの真実を語る時にもわざわざ「沖田に自分を美少年と言い張らせた」等と触れていることから、本人たちも無理があると思っていたようだ。
モデリングについては、元の永倉は
刑務官 斉藤、元の井上はダイニングバー牛島(『5』の錦栄町)の牛島史哉、割と謎の人選である。
元の沖田はCVおよびモデル共に俳優の大野拓朗が担当しており、美少年の噂に違わない端正な顔立ちをしている。しかし『極』では0に登場した尾田純に変更されている。
龍馬「そのツラのどこが美少年だ。」
追記・修正は、藤堂に惨殺されたと思ったら数日後何事もなかったかのように骸街二階に佇んでいた人にお願いします
- 兄さんは違う意味で病気 -- 名無しさん (2014-05-21 08:29:05)
- ↑ダイナミック維新www -- 名無しさん (2014-05-21 08:36:30)
- 沖田は相手に痰吐いて、「わし結核やねん」とかすればよかったのに -- 名無しさん (2014-05-30 02:54:29)
- マジモンのチンピラ警察24時 -- 名無しさん (2014-06-29 10:39:07)
- 史実に近いちゃあ近い -- 名無しさん (2015-05-07 22:33:56)
- どこでも真島ならぬどこでも山崎が面白かった近づくとちゃんとセリフあるし -- 名無しさん (2018-04-09 12:24:29)
- やってることは滅茶苦茶なのに結果だけを見ると史実に近くなってるのが凄いと思った。 -- 名無しさん (2021-01-25 21:39:20)
- 出来れば副長にも専用のアクションが欲しかった所 -- 名無しさん (2021-11-17 10:44:37)
- 顔のせいか新撰組コスプレしたチンピラ集団にしか見えない -- 名無しさん (2021-11-17 14:40:01)
- 斎藤と桐生、土方と峯は普通にハマってると思う。特にイケメン・敵に容赦ないとこはまんま峯。 -- 名無しさん (2021-12-27 11:26:17)
- 浜崎、八幡あたりの男気が消えてるのが残念 まぁ別人だし、全員しっかり描いてたら尺が足りないんだが -- 名無しさん (2022-02-09 13:11:11)
- 極で色々と変わったな。 -- 名無しさん (2022-09-17 20:50:08)
- 基本的に格上の立場な桐生ちゃんが格上に挑むってのが珍しい ラスボス戦の演出はシリーズ屈指の出来 -- 名無しさん (2022-09-17 21:50:24)
- 山崎は元がハマり役だっただけに極でどうなるかなぁ -- 名無しさん (2022-09-17 22:01:19)
- 極の追記早いな…と思ったら試遊プレイ動画で既に出てたのね -- 名無しさん (2023-02-05 17:48:54)
- いっそ本家シリーズに元祖武市と元祖近藤の高橋克典と船越英一郎を出演させてほしい -- 名無しさん (2025-01-14 23:30:25)
- 元がかなり良かっただけに極のキャスト変更はあまり好きじゃない -- 名無しさん (2025-07-19 23:38:28)
最終更新:2026年08月26日 19:03