登録日:2024/08/14 Wed 18:01:19
更新日:2025/07/12 Sat 20:56:02
所要時間:約 6 分で読めます
【概要】
ウィン編の1年目終盤に過去最驚の新プロジェクトと称して開始された、新たなメディアミックス作品。
高校1年生の斬札ウィンが登場し、彼の失われた記憶と謎にまつわる物語が繰り広げられる。
松本大先生によると「殺伐とした世界」「クリーチャーの恐ろしさ」といった部分を描写していくようで、実際に対象年齢は12歳以上と設定されている。
そういった方向性からなのか画で表現されるデュエマシーンは山場のみに限定され
描写もかなり省略されているため、何が起こっているのかわかりにくい。
アニメ版に至っては
デュエマ描写はバッサリカットするという方針になったらしく、
ジョー編の漫画版のようなカードが出てくること以外は半ばただのスタンドバトルと化す有様であった。
当然苦言を呈すファンも多い一方で、そういった既存のデュエマ像に囚われない作劇は一定の評価も得ている。
大規模なプロジェクトであることが予告されており、第1章として週刊
コロコロコミックで「Duel Masters LOST ~追憶の水晶~」が開始。
原作を
松本大先生、作画を月刊コロコロで『ニンジャラ』を描き上げた金林洋が担当する。
そして第1章完結後やや間を置いて第2章「Duel Masters LOST ~月下の死神~」が発表され、2024年8月8日に連載が開始した。
更に第3章として「Duel Masters LOST ~忘却の太陽~」が2025年春から連載開始と発表されていた…が、理由は不明だが2025年7月時点でも開始はおろか続報すらない状態にある。
また配信
アニメ化が決定しており、制作は姉妹TCG
WIXOSSの
アニメ版でお馴染みJ.C.STAFFが担当する。
2025年3月時点では第1章および第2章がデュエマ公式YouTubeチャンネル「デュエチューブ」やその他配信サービスで配信されている。
因みに大先生によると、元々アニメ先行企画だったらしく、アニメと漫画で展開が違うのはアニメの方が先に完成していたのに大して漫画の方は途中で面白いアイデアが浮かんだらそれを反映させる事ができたためとの事。
なお、各ストーリーと対応する商品は以下の通り。
~追憶の水晶〜:『アビス・レボリューション外伝「邪神と水晶の華」』、「キャラプレミアムデッキ Duel Masters LOST 誓いの水晶」
〜月下の死神〜:『天下夢双!!デュエキングDreaM 2024』『王道篇第4弾 悪魔神復活』
【あらすじ】
このデュエルに勝った時、望むものは全てお前のものとなろう…。
だが負けた時、お前は全てを失うのだ…。
全てを!
全く新しい、もう一つの「デュエル・マスターズ」物語が始まる──。
過去の記憶を全て失った「斬札ウィン」は東京で一人暮らしをしている。
平凡な日常を過ごすウィンだが、徐々に世界の崩壊の足音が近づいてくる。
ウィンの隠された過去とは──?
【登場人物】
主要人物
本作の主人公で、『WIN』における彼と異なり高校1年生。
半年より以前の記憶を失っており、現在は都内の何処かのマンションで、アニメでは新宿の木造アパートで
一人暮らしをしている。
昼間はどこか冴えない雰囲気だが、根本的な性格やタコさんウィンナーが好きなことは変わっていない様子。
クリスタによれば、かつて世界をかけ
決闘したらしい。
尚、アニメ版『LOST』でしれっとクリスタの口から
元々は違う世界の住人である事が語られている。
第2章のエピローグでは重なり合ったクリスタルカードを通して、下記の謎のデュエリストやかつてのシラハマのヴィジョンを垣間見、ある写真を見つけ……
『WIN』の斬札ウィンとの関係性は作品内では明かされていないが、デュエチューブで読者の質問に答えた松本大先生によると「完全な同一人物」とのこと。
『WIN』の物語が『LOST』にどう繋がるかは今後明かされていくのだろう。
所有デッキは当初は1つだけだったが、クリスタとのデュエルでいつの間にか【黒緑アビス】にすり替わっており、それを使用。「アビスラッシュ」と「革命チェンジ」を用いて手札、墓地、マナを自在に操り、あらゆる状況に対処する。2章では現実で《邪幽ジャガイスト》が規制されてしまったためか連載当時の環境仕様【黒単アビス】に改造した様子。
『WIN』と同じく《
アビスベル=ジャシン帝》本人。
ウィンと異なりかつての出来事についての記憶を有しているようだが、現状はゾーンの内部でしか活動できない。
ウィンへの接し方こそフランクだが、アニメの邪神くんにあたる形態が無いため一貫して不気味かつシリアスな雰囲気。
かつてのアニメ版のように、デュエルでは各カードの姿を使い分けられるよう。第1章では愛馬スベルニルに騎乗し《アビスベル=覇統=ジャシン帝》として顕現した一方、第2章では《アビスベル=ジャシン帝》として召喚されている。
WINでの進化に合わせるのならば、第2章では《邪魂の王道 ジャシン帝》になるはずだが…
第1章にてゾーン内部でウィンと再会を果たしたためか、第2章ではウィンの影から会話できるようになっており、「デュエル」中もゾーン内外問わず実体化できるようになった様子。
そして、黒い死神に襲撃され窮地に陥ったウィンに契約を持ち掛けて合体。右腕が異形化し、爪によってビルを軽々と引き裂く尋常ではない戦闘能力をもたらした。
「やはり奴の仕業か」、「余はこの太陽が憎い」などと意味深な発言をしていることから、ウィン同様下記の「???」と関わったと見られている。
ウィンの同級生の快活な少女で、有名インフルエンサーとしての顔も持ち、現実でもTikTokのアカウントを開設している。
名字はアニメのクレジットより判明。
デュエマには興味がなかったようだが、1話でのウィンと宮井のデュエマに触発されデッキを組んでおり、デッキケースまでデコっている。ブック=ラギルップを気に入る変わったセンスの持ち主。
時折ウィンを「闇の王」と称する不気味な口ぶりを見せる、何故かスマホカバーが『WIN』編のウィンの友達兼ペットの源さんデザインと謎多き姿も見せるが……
苗字の由来は「香取」は「カトリ」=「火鳥」と読める事や髪留めのデザインがデフォルメされた鳥な事から恐らくファイアー・バード、名前も《コッコ・ルピア》の「コストは1以下にならない。」というテキストから「2以下」→「ニイカ」と推測されている。
エンディングテーマのジャケットにはニイカと背景に《コッコ・ルピア》と《チャラ・ルピア》が描かれている事からその2体がモチーフなのかもしれない。
決して正ヒロインじゃないから負けヒロインと言う事で「二位以下」とかではないはず
寧ろ職業柄や興味のある物事に首を突っ込みやすい為、酷い目に遭う回数もトップクラスであるもののヒロインしてる
ファイヤー・バードはアビスと仲が悪いドラゴンのパートナー種族であることに加え、これまでのデュエマメディアのメインヒロインが「普通の女子」でなかった試しから「ウィンが記憶を失った元凶ではないか」「下記の『???』と関わりがあるのでは」「味方のふりをしているだけでいずれウィンを裏切るのでは」ともう既に疑われている。
???
荒廃した都市と瑞々しい植物が共存する領域で、斬札ウィンと思しき人物と対峙したデュエリスト。
顔の半分が焼け爛れており、三眼に牙、片方が欠けた角という異様な容姿を持つ。
~追憶の水晶~
私とウィン様は……。
ケッコンを約束した間柄ですのよ。
ウィンの前に現れた謎の少女。
ウィンの名前や好物をなぜか知っており、自身を
ウィンの婚約者であると主張する。
カレンと顔を合わせたら即座に修羅場確定である。
彼にこそ友好的だが、それ以外の存在に対しては基本的に無関心で冷淡。
その女は俗世の者。
たわむれと言えども関係を持ってはなりません。
〜追憶の水晶〜における、表向きのメインヴィラン。
実は既に死亡しており、今の姿もタブラ=ラーサとの契約によって延命していることによるもの。何らかの所以でウィンと離れ離れにされていたらしく、タブラ=ラーサの力で彼と再会して永遠の生を謳歌することを望んでいる。
だがその見返りか定かではないが、既に大勢の罪なき人々を殺めていた模様。たまたまゾーンに迷い込んだニイカもそのターゲットになってしまい、それを知って乗り込んで来たウィンがたどり着く前に彼女を水晶漬けにする。
それに怒ったウィンに呼応するかのように傍に現れたジャシンに驚愕し、ウィンをしかるべき世界へ連れ戻そうと『全てを賭けたデュエル』を挑む。
デュエルでは【無色ゼニス・セレス】を使用。「水晶ソウル」によって水晶マナ(裏向きカードのマナ)から複数のマナを生み、素早く高コストのクリーチャーを召喚する戦術を用いる。
ニッチ過ぎる構築や、ウィンのカードのパワーばかりを気にして効果を疎かにしたりと脳筋気味な戦術から、読者から早くもアホの子扱いされている。アニメ版では中の人が演じるキャラの傾向のせいで余計にその印象が強い。
デュエルにはウィンが勝利したが、タブラ=ラーサとの契約の代償によって身代わりとされてしまう。ウィンにクリスタルカードを託し、世界を取り戻すことを願いながら消滅した。
第2章ではウィンの夢の中に登場。第1章で消滅したはずなのだが、リージョンでウィンを待ち続けている模様。
因みに松本大先生によると「ウィンとは過去に長い間一緒に過ごしていた」らしく、許嫁発言もそれが理由との事。
つまり『WIN』編の時点でウィンは既にクリスタと出会っているのだが、それをわざわざ言わないのは理由があるようでこの先をお楽しみにと語っている。
尚、アニメ版でばウィンとの過去の一片が明かされているのだが、その際ウィンは『LOST』と同じ背丈ではあるものの、明らかに『WIN』の世界からかけ離れた服装をしている謎がある。
クリスタよ。彼はジャシンに支配されてる。
お前が解放してあげなきゃ。
クリスタが従う謎のクリーチャー。
クリスタからは「冥府の王」と呼ばれており、ジャシンとも面識があるらしい。
デュエルでは《クリス=タブラ=ラーサ》として顕現し、特殊なガスによって敵を同士討ちさせる能力と、「クリスターナル・K」による不死性を持つ。
〜追憶の水晶〜における、真のメインヴィラン兼ラスボス。クリスタの項目に示したように彼女と契約を交わしているが、背景ストーリー同様本性は冷酷かつ残忍のようであり、当の本人はクリスタを体の良い駒としか見ていなかった模様。何ならアニメ版ではハッキリとウィンの殺害を命じているため、クリスタの意志など微塵も尊重する気が無い様子。
ジャシン曰く、「タブラ=ラーサこそが邪悪の神」、「何て事はないが手こずると面倒」。
ダイレクトアタックとしてジャシンに首を飛ばされたが、死の代償をクリスタに押し付けることで回避し完全な撃破には至らなかった…
のだが、アニメ版では完全に消滅した事がわかる演出がされており、原作でもどの道助からないことが示唆されている。
ゾーンに侵入したウィンの前に現れた深淵の龍。俯瞰で見るとウィンに襲い掛かるどころか救っている。
デュエルではウィンが召喚したことに呼応して再び飛来し、闇のマナを捕食してウィンに従った。
ウィンと夜間につるんでいる友人の一人。
小学生の頃からプレイしていて関東2位になったこともある強豪だが、ファミレスでのウィンとのデュエマには敗北してしまった。
アニメ版では【青黒緑CRYMAXジャオウガ】でウィンと対戦するも敗北……したもののウィンのデッキが一枚足りない事に気づきジャッジキル扱いでウィンにファミレス代を奢らせる事に成功した。
第2章では「RED PLAIN」の会員であることが判明。成り行きでウィンたちを店内に招き入れることになり、帰宅後は「DEMON LORD」のURLをウィンに送ったが、その後黒い死神の襲撃を受けてしまう。
表向きはショップでの集団自殺とされたが、実際には心臓をくり抜かれた状態で生きているという不可解な状態。
アニメ版ではニイカに好意を持つ描写を見せていたが、こちらでも心臓を抜き取られ駐車場に倒れ込むという損な役回りであった。
体内には血液に紛れてクリーチャー、《ラマト・カーン》が流れていたが…?
ウィン達と夜間につるんでいる友達の一人。
宮井と違い、デュエマは昔やってた程度の認識。
一話にてウィンに突っかかって来た、いかにも体育系な不良、命名はニイカ。
《天頂と停滞と水晶の決断》のカードを拾ったばかりにゾーンに迷い込み、取り巻き共々《うごめく者ボーン・グール》に捕食されてしまう。
ただそれだけの出番なのだが、取り巻きの男が言った「光ってる、それは多分レアカードだ。」「売ればカネになるぜ。」という発言が一時期ミーム的な人気を見せた。
アニメだと本当にすさまじくレアかつ売ればカネになるカードばかりになった
下記の「DEMON LORD」にて2億円で売られている本物のゴリラとは無関係。
~月下の死神~
漆黒の髪に月光のごとき白肌、鮮血のごとき瞳を持つ謎の人物で、その瞳を見ると魂を奪われると語られている。
その正体はやはり
黒城凶死郎で、クリスタルカードを探し様々な人物を襲撃。
悪魔神バロムとの契約を交わしており、その能力によって右腕を異形化させて大鎌を振るい戦闘を行う。
クリスタルカードを持つウィンの前に現れ、ジャシンと契約したウィンすらも異形化した右腕を斬り飛ばして無力化したが、興が醒めたと語り心臓もクリスタルカードも奪わずに去っていった。
今作ではかつて『FE外伝』で描かれたスペインで仲間達を失った過去にクローズアップされている。
しかし、『WIN』は勝舞~ジョー編とは別の世界観であり、ウィンにとっての彼はフィクションの中の存在のはずである。
一体何が起きているのだろうか……?
言わずと知れた黒城の代名詞的クリーチャー。
1話時点での出番はパトカーを襲った場面のみ。
凶死郎に付き従うクリーチャーの一体。
イミッシュに喰われそうになった黒城を庇い、後を追いかけて来た彼やニイカ共々冥界に迷い込んでしまう。
疲れ切ったニイカを補助するなど、優しいクリーチャーの様子。
その正体は暴走したバロムに飲み込まれた筈のキメラの魂であることが示唆されているが…?
会員制のカードショップ「RED PLAIN」の店長の青年。ニイカ曰く「好みのタイプではないが
イケメン」。
ワユミとは付き合っているようで、ショップ内で堂々とイチャついている。
ショップの客共々、ウィンが持つクリスタルカードに強い関心を示したが、その日の夜に黒い死神の襲撃を受けてしまう。
彼自身は無事だったものの錯乱状態になってしまった。
登場早々「絶対(今回のヴィランは)コイツだよ」と疑われていた通り、ウィンが黒城に襲われた原因。そして〜月下の死神〜における、表向きのメインヴィラン。
クリスタルカードを集める為、自分のクリスタルカードをウィンの名義でDEMON LORDに出品していた。
また、別にクリスタルカードを集める方法としてワユミの父やショップの客の心臓を抜き取り、集めていたが、これは自らの信仰する神《イミッシュ・イツァヤナ》の供物にする為の物。
自らの秘密に気づいたワユミをデートに誘った後、後を付けて来ていたニイカ共々監禁し、彼女達の心臓も抜き出そうとするが、ニイカの電話が通じた事でウィンが駆け付け、ショップで彼を待ち構える事にする。
いつの間にか中南米の部族をイメージした格好に着替えており、ボディペイントまで全身に施した姿なのにウィンは初見で正体を見抜いていた
イミッシュに与えられた力なのか、心臓を抜き取った人間を操る力も得ていた。
ウィンをショップの客に襲わせクリスタルカードを奪おうとするが、凶死郎の横やりが入り失敗するも、バロメアレディとニイカを追って彼がイミッシュの体内に入っていった為安堵する。
しかし直前に凶死郎に「今自分が出来ること」を諭されたウィンに命がけのデュエルを申し込まれる。
デッキは主であるイミッシュと同じ「ツォルキン」に属するクリーチャーを中心に構成された【自然単
ミステリー・トーテム】。
デュエル中の狂乱っぷりはウィンに「本当に店長と同一人物なのか」と疑われる程激しいが、ショップ内でのデュエマを見て対策を講じており、実力の高さも相まって彼を苦戦させる。
やけに堂に入ったセリフ回しと
顔芸の多さからファンからは
ミセオサと呼ばれて親しまれている。本性を現した後の奇天烈な容姿とエキセントリックな言動により、正統派ミステリアス美少女だった前作のクリスタと対比してかネタキャラの地位を得ている。
クリスタもクリスタで「3倍速く3倍強い怪物を呼べる」「パワー2000の弱小獣が!出てどうなる!」などの迷言がネタにされているが…
最終的にウィンによって撃破され、彼が所持していたクリスタルカードは黒城により没収、ウィンに譲渡された。
アニメ版ではイミッシュへの崇拝こそ変わらないものの、客が襲撃された際に錯乱せず対峙した際も民族衣装風に着替えていなかったりと、エキセントリックさが抑え気味になっている。
公式YouTubeチャンネルの松本大先生への質問によると元々アニメ先行企画なため、アニメ版の方が元々想定していた姿で漫画版のハジけた言動は作画の金林先生の愛らしい。
尚、メグルが狂ってしまった理由は、作中で描写する事ができなかったが、「ゾーンに迷い込んでしまったメグルがたまたまイミッシュが封じられている壺を持ち帰ってしまい、それを身近に置いてしまっていた事でイミッシュから『このままだと世界が滅ぶ』と唆され続けて洗脳されてしまい、生き延びたい・周囲の人を助けたいという一心でイミッシュの指示に従っていた」らしく、メグルは元々悪人ではない事が語られている。
因みにイミッシュが心臓を集めていたのは「何かを探していたから」とのこと。
「RED PLAIN」で最強のデュエリストで、「ファイヤーパンチ」の異名を持つ【赤単我我我】使い。
何とは言わないがデカい、ギブスを付けていても何となく胸の大きさがわかる程。
本編では久々の来店らしく、なぜか右腕を負傷している。
宮井に勝ったウィンに興味を持ちデュエマを行うが、最後のシールドの《邪侵入》から《邪魂龍 ジャビビルブラッド》を出され、その後逆転負けを喫した。
刑事だった父を黒い死神によって傷つけられており、父の手記を基に独自に調査を進めている。
黒城の存在を確かめる為に、半ばウィンを利用する形でマークしていたと語る。
その後は謝罪を兼ねて黒城に倒されたウィンの見舞いに来るも、手記が所々破れていた事に加え、ウィンもそこまで酷い怪我ではなかったことから黒城が父の仇なのは早とちりだったと気づく。
ニイカのアドバイスの元、真犯人に気づくがその矢先にメグルの秘密に気づいてしまい、彼にデートに誘われたのち、後を付けていたニイカ共々口封じとイミッシュへの生贄を兼ねて監禁されてしまう。
メグルとウィンのデュエルにて、拘束から自力で抜け出した後にメグルを叱責、彼がイミッシュの呪縛から解放される一助となった。
本編登場前からカードとして公式が存在を明かしていた。使用者には他者の心臓を奪わせた上でそれを傀儡にする力を与える。
〜月下の死神〜における、真のメインヴィラン兼ラスボス。メグルの項目に示したように、彼が神と崇める存在である。
前述の能力を用いて多数の人間を傀儡にするだけでなく、内部は冥界と繋がっており、更には侵入者に幻覚を見せることが可能である。
因みに原作では普段は頭部しか見せていないようでちゃんと胴体もある様子。召喚された際に披露したが、その様やその後の攻撃方法はどこからどう見ても
これ。
乗り込んで来たウィンを見て何かを感じ取ったらしく、メグルに彼の心臓を奪うよう命令するが、黒城に割り込まれて失敗、彼を取り込むと同時にメグルにウィンと『全てを賭けたデュエル』をするように命令。
黒城に過去のトラウマを見せることで彼を絶望させて闇のマナを強引に引き出しつつ、そのマナでメグルのマナやシールドを嵩増しするという不正を行った。この際のウィンの指摘に対するメグルの顔芸及び返答は見もの。
だがダイレクトアタックを決めようとした瞬間に《深淵の逆転撃》で破壊され、悪足掻きとして黒城の心臓を喰らって回復しようとしたが、黒城は既にバロムに心臓を捧げていたため失敗、逆に闇のマナを叩き込まれて内部から崩壊し始め、黒城とニイカの脱出を許す。
返しのウィンのターンに《アビスベル=ジャシン帝》が復活したことで不利を悟ってメグルを依り代としようとしたが、ワユミの介入により未遂に終わり、そのまま《ジャシン帝》のダイレクトアタックを喰らって消滅した。
アニメ版ではウィンとのデュエル中に「あの方の言われた通りだ」と発言しており、このクリーチャーもウィンを敵視する何者かに従っていることが示唆されている。
【用語】
夜の現実世界に出現する境界線の向こう側にある、もう1つの世界。
理由は不明だが荒廃していて野生のクリーチャーが闊歩しており、クリーチャーたちはゾーンの中でしか活動できない様子。
パワー2000バニラの《うごめく者ボーン・グール》でも容易に人間を捕食できるため、侵入するのは非常に危険。
凶死郎と話をしていた老人によると浸食が進んでいるらしく、境界線の向こうに行った者は死亡、脱出に成功できても精神を砕かれ廃人となる。
また、夜になるとクリーチャーの動きが活発になるとのこと。
現実世界においてはごく普通にプレイされているが、ゾーン内やクリーチャーの力による決闘は、シールドは命を守る盾となり、召喚してマナを授けたクリーチャーはゾーン内での凶暴さが嘘のように従順となる。そして敗北は死を意味する。
自分が従えるクリーチャーが攻撃してきた場合にはシールドが機能しないという、ややこしいカードテキストのような抜け道がある。
アビスのカードに関しては、『WIN』本編同様ウィンしか所有していない代物の様子。
クリスタが複数枚存在するうちの1枚を所持していて、ウィンに託された透明のカード。
集めることで「リージョン」を指し示す機能を持つらしいが、それ以外は謎に包まれている。
「複数枚集めると何かが起こる」「透明」と言った点から、元ネタは
オーパーツの一つ「水晶髑髏」だろうか。
金さえ出せば何でも買えるという
闇サイト。
ラインナップは偽造パスポート、殺人依頼といったいかにもなものから、人体の売買にこの世の物ではない物品
、どう仕入れてきたのか聞きたくなるゴリラと様々。
中でもクリスタルカードは150億という凄まじい価格で買取募集が出されており、その上でさらに価格が上がり続けている。
クリスタルカードへの反応を見る限り、「RED PLAIN」の客は皆このサイトについて知っている模様。
- ワユミは最近の漫画で流行りなスタイルだね -- 名無しさん (2024-08-16 18:26:31)
- ウィンじゃなく新キャラが主人公じゃダメだったんかな…小学生時代はそれなりに順風満帆でジャシンともうまくやっていけたウィンが将来的こうなるというのはどうにも… -- 名無しさん (2024-10-06 20:23:47)
- しかし黒城....一体何故ここに?もし並行世界的な住人だとするとあの世界戦には「 ザキラ 」も存在することに...!? -- 名無しさん (2025-03-02 19:08:54)
- 「LOST」ってネーミングセンスがもろにウィ… -- 名無しさん (2025-04-13 12:54:24)
- 記事を上から下まで見ると人間消滅・記憶剥奪・そもそもタイトルがまんま・アニメの制作がJC・デュエマ描写を排除してスタンドバトルと想像以上にWIXOSSで無限にわろてる -- 名無しさん (2025-07-10 17:30:43)
- 漫画進むの遅いし、アニメも空気になってるし公式がどうしたいのか分からなくなってきたなぁ。Vや擬人化という名のオリキャラ出すのに夢中で蔑ろになってない? -- 名無しさん (2025-07-12 20:56:02)
最終更新:2025年07月12日 20:56