デネブ(仮面ライダー電王)

登録日:2009/11/07 Sat 04:25:05
更新日:2025/01/26 Sun 16:23:12
所要時間:最初に言っておく!約 6 分で読める!


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侑斗、しいたけちゃんと食べた~?


仮面ライダー電王』に登場するイマジン

CV:大塚芳忠
主なスーツアクター:押川善文

桜井侑斗と契約しているイマジン。裾の長い黒衣を身に纏った長身と銃砲の筒先のようになった指先が特徴。
モチーフは牛若丸=侑斗/アルタイルフォームに付き従う『弁慶』。衣服の紋様も、モモタロスの『MOMO』のように『BEN』を崩したものになっている。
顔が鳥っぽいのは『牛若丸は鞍馬山で天狗に戦い方を教わった』という伝承からか。

レギュラー格のイマジンではあるが、OPテーマラストの『ダンスするイマジンズ』では四隅が既に塞がってしまっていたので、
それぞれの隅にランダムに現れて珍妙な踊りを披露しては消える…という変則的な扱いを受けている。

他の味方側のイマジンとは違い完全に契約しているため、外界でも実体化している。
そのせいで若干機動力には難があり、侑斗のピンチに駆け付けるのが遅れたりもする。索敵能力も今一つで敵イマジンの気配にも鈍い。

口癖は「侑斗をよろしく!」。ツンアホっぷりで友達のいない(侑斗も忘れる方を慮ってあえて孤独な道を選んでいる)侑斗のために友達を作ろうと一生懸命*1良太郎たちにも好意的。
その優しさが原因で、女の子に惚れられてしまったことも。


性格はよくも悪くも穏和。天然であり、少々ずれた行動をすることもしばしば。
その度に侑斗にプロレス技を掛けられている。

足し算もまともに出来ないが、浪費癖のある侑斗の財布(生活費)を握っている。
「侑斗はすぐ無駄遣いするから、ダメだ」

料理スキルは高く、プリンスことジークの御墨付き。とある事情から良太郎と契約している状態になった際には「デネブが来てから食事が豪華になった」と言われており、他タロスズ達からも好評。特に和食が得意。
侑斗の好き嫌いを直したいという情熱から、隙あらば彼が苦手にしているシイタケを料理に混ぜようと暗躍しており、
眠っている間も「シイタケ攻撃だぁ~♪」…と意味不明な寝言をもらすくらい執心している。

味覚も相当高レベルなものを供えているらしく、ネガタロスの悪の組織(仮)の会合に犯罪者のふりをして潜入した時は、
会合場所の高級中華料理店で出されたメニューを味見して「ちょっと塩が多め」と分析していた。

お近づきのしるしに特製のデネブキャンディを配る習慣がある(『イマジンあにめ』によれば、ミルクキャンディの模様)。

ユーモラスな人柄とは裏腹に戦士としての実力はかなり高く、侑斗からも「デネブはおまえ(モモタロスをはじめとするデンライナー側のイマジンズ)より強いぞ」と万全の信頼を向けられている。
指先の先端から弾丸を発射でき、変身していない際にも遠距離からの支援、撤退時の目くらましになどを行える。

実体を持っているので肉弾戦が可能。侑斗がゼロノスに変身した際も影のように追従し援護を行う(ただし、正々堂々を旨とする性格ゆえあまりクレバーな戦法には従ってくれない)。
そしてゼロノスベルトのチケットを逆向きに装填することでゼロノスに合体憑依し、ベガフォームにフォームチェンジする。この際の人格および肉体の制御権はデネブに委譲される。

口上の最初の部分は侑斗と同じく「最初に言っておく!」だが、後半は「胸の顔は飾りだ!」や「特に言うことはない」、「今日はもう帰りたい」など、一定しない。
敵に突っ込まれてしまうことも。

終盤には押し寄せるイマジン達を1人引き受けて侑斗を先に行かせるという俗に言う「ここは俺に任せて先に行け!」をして死亡フラグを立てていたものの、それを盛大にへし折り少し後に普通に合流。その際には「大丈夫だ、全部やっつけた」と言っており、最低でも20近く居たイマジンを単独で倒している点からもその実力の高さがうかがえる。






ナオミやモモタロスには「オデブ(ちゃん)」と呼ばれているが、その度に「デネブです」と柔らかく否定する。
一方でキンタロスを「くまごろう」、ウラタロスを「カメタロス」と呼ぶ辺り、他者の名前を覚えるのは苦手な模様。


■D侑斗
「僕、桜井侑斗です!」
デネブが憑依した侑斗。髪が伸び、緑色のメッシュが入る。
侑斗の意思に反すること(人助けをする、椎茸を買うetc)をして、外に出されてしまうことが多い。

仮面ライダーゼロノス ベガフォーム
基本形態であるアルタイルフォームにデネブが憑依することで変身するゼロノスの重装戦闘形態。
デネブの両手は5連装のランチャーを内蔵した肩当て、黒衣はマント、顔は胸の飾りとなる。
軽装で運動性に優れるアルタイルと比べるとパワーと防御に特化しており、普段は両手持ちの大剣であるゼロガッシャーを片手で軽々と操り、素振りの衝撃波だけで足元の地面を陥没させるほどの圧倒的な剛力を誇る。
なお、胸の顔は設定上は衝撃を吸収することができるとされるため、飾り発言は単にデネブが真の機能を把握していないだけの可能性がある。
ベガフォームでとどめをさすと、敵撃破時に『VEGA』の頭文字である『V』の光芒が爆発する。
なお、デネブが即決を好むタイプなのか、この形態に変身後は即必殺技で仕留める場面が多い。

ゼロライナー専用車両は猛禽を模した『ナギナタ』。ドリル同様格闘戦を重視した設計で、車体上部に備えたローター状のブレードですれ違いざまに敵をバラバラに寸断する。
ヘリのように空を飛ぶことも可能。ウラタロス曰く「もう電車じゃないよね、あれ」。


以下ネタバレ










本来の契約者は「未来の桜井侑斗」。
もともとデネブはカイに付き従って未来からやってきたイマジンであったが、桜井が戦う姿に心打たれ、カイを裏切って桜井に力を貸したのである。
桜井の望みが『過去の自分を戦わせること』だったため、過去の侑斗と共に戦うことになる。
デネブが外で実体化できるのは、この願い事を聞いて契約が成立しているためである。

またデネブ自身桜井との契約があったところに加え、自分の参戦によって元々の歴史から逸脱・分岐する形で戦いに参加することになった侑斗への思い入れは強い。

そのためゼロノスの変身対価である桜井の記憶が消費されその存在が消滅に向かうことをよしとせず、なんとか侑斗を変身させまいと頑張っている。
侑斗に友達を作ろうとするのも、他者から忘れられてしまう侑斗を思ってのこと。その頑張りが空回りして、余計に変身させてしまうこともあった。

侑斗が存在しないパラレルワールドでは良太郎と契約したことになっており、亀の出汁を使って料理をしたり、良太郎の運が良くなるように世話を焼いていた。
まさにおかん。


■D良太郎
「僕、すごく運が悪いんです!」
パラレルワールドでデネブが憑依した良太郎。D侑斗と同じく髪が伸び、緑色のメッシュが入る。
すごい勢いでスキップする。


■デネビックバスター
「これは自分でもびっくりだ!」
カードを使い果たした侑斗が、自らに関する記憶を使って変身したゼロフォームの武器。発射口がデネブの顔と指先を模している。
勢いで変身してしまったため「これじゃキャンディー出せないなぁ」と言っていたが、無事に戻れた。(以後普通に変身可能)
なお、ゼロフォーム+デネビッグバスターの状態であまり目立った活躍が無いため、ベガフォームの方が強いのでは?という声が度々上がることも。


映画『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』では、野上幸太郎に憑依することで仮面ライダーNEW電王ベガフォームになった。
ということは、電王 ベガフォームも変身可能ということなのだろうか。

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では侑斗とは別行動をしており、終盤でショッカーに捕まった侑斗と霧子を助け出した。

続く『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号にも登場。
登場して早々主人公泊進ノ介にあたふた動き回って体当たりをかまして侑斗に拳で制止されるという『いつもの2人』を見せたり王蛇とダークキバの攻撃阻止やゼロライナー操縦を行う等、要所要所で活躍を見せた。『3号』には出なかったゼロノスベガフォームにも見せ場がある。

仮面ライダージオウ』にもレジェンドキャストとして電王編であるEP39・40に侑斗(と例の4人)と共に登場。
「侑斗をよろしく!」と、デネブキャンディを*2『ジオウ』の面々に配ることは勿論、かつての掛け合いや戦闘力の高さも健在。侑斗も当時と殆ど変わってない為、懐かしい気分になれる。


中身の人曰く、デネブの動きは両親のものを参考にしたとのこと。





玩具関連では味方イマジン勢の中で唯一ソフビが発売されていない(ついでにデザイナーも違う)。
そのため放送中にはキーホルダーなどのミニサイズ物を除けば、ゼロノスとの合体ギミックの関係でなんか3mの宇宙人っぽいキモいおもちゃしか発売されなかった。
放送後にS.I.C.S.H.Figuartsで念願のまともな立体化がかなった。

が、陳情の効果もあってか電王トリロジーの前売り券同梱としてソフビ化が実現、さらに未契約verのソフビも東映ヒーローネットで受注生産された!



デネブ「追記、修正、そして侑斗をよろしく!」
侑斗「デネブー!!」

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最終更新:2025年01月26日 16:23

*1 なお、この性格は『侑斗の為』という方向性の違いこそあるが他者の(侑斗本人の)意向を無視した考えや望みからくるモノであり、味方を含むイマジン達ににほぼ共通する『自己中』な性質が現れているともとれる。

*2 一個モモタロス…というかモモタロスの憑いた明光院ゲイツに持っていかれたが。