桜井侑斗

登録日: 2010/11/17(水) 20:25:25
更新日:2020/01/01 Wed 11:42:13
所要時間:約 6 分で読めます




※最初に言っておく!
この項目はかーなーり複雑だ!
(多大なネタバレを含みます)



仮面ライダー電王』のサブキャラクター……とは名ばかりの(裏の)主役。
仮面ライダーゼロノスに変身する。

演:中村優一
乙女座のハム先生早乙女アルト中の人とは無関係なので注意(あちらは中村「悠」一。余談になるがお互い共演を望んでいたりする)。
鬼?何のことですか?


良太郎の前に突然現れた「愛理の婚約者と同姓同名」の青年。
ある時間と共に消滅した筈のゼロライナーに乗って移動し、ゼロノスとして時の運行を守っている。

口上は「最初に言っておく、俺はかーなーり強い!」
身体スペックは良太郎より高く、本当にかーなーり強い。


【人物】

行方不明になった愛理の婚約者を探すことや、時の運行を人助け感覚で守ることを良しとせず、
良太郎やハナにキツく当たるちょっと嫌な奴。
…かと思われたが、デネブと親子漫才を繰り広げたり、デネブにプロレス技をかけたり、うっかりミスで怪我をしたり、
デネブのためにゼロノスカードを水ポチャして後で探しまくったり、と実はアホキャラ。
誰が呼んだか「ツンアホ」。

ゼロノスのあんまりにもあんまりな変身システムにも負けない、不屈の闘志と愛も持ち合わせている。

仕事をしている描写はないが、買い物をしている描写はある。
財布の紐が緩いらしく、足し算の出来ないデネブに生活費を握られている。

星を見るのが好きで、星に関する知識もかなりなもの。愛理の婚約者は天文学者だったが…?
愛理の匂いがするからとリュウタロスに派手な喧嘩を売られたことがある。
椎茸とコーヒーが苦手。コーヒーは苦いのがダメらしく、砂糖をどっちゃり入れてみたりした。
椎茸は好き嫌いを治そうとするデネブと最終回までバトルを繰り広げていた。

特異点ではないが、ゼロノスカードの効果により自身の存在を保存する事ができるため過去改変の影響にある程度抵抗することが出来る。
ただし本当にある程度であり劇中復活を果たした際のセリフから復活できない可能性も高いらしい。


【憑いたことがあるイマジン】

デネブ
我らがおかん。ヴェヴェヴ。最初から共にいる。
侑斗は特異点でもないのにデネブの支配をはね飛ばせるが、時々コントロールを失う。
憑依されている時は髪が長くなる。メッシュの色は黄緑。

ウラタロス
『クライマックス刑事』にて一時的に憑いた。
ナンパのシーンは少しぎこちない…ように見える。
実際中の人は何度もNGを出したらしい。



【来歴】

正体は本人の宣言通り愛理の婚約者の青年時代の姿。
ゼロライナーに乗って十数年前の過去から2007年にやって来た。

以下複雑なネタバレ。混乱するので作中での呼称に基づいて
桜井→愛理の婚約者(通称金田一)
侑斗→過去から来た青年(ツンアホ)
と区別して表記する。
他関連項目(デネブ、ハナあたり)も参照されたし。
…それでも無理なら本編を見て下さい。

星の綺麗なある夜、桜井と愛理の元にゼロライナーが現れる。
敵の目的を知った桜井は自分達の時間、未来、そして家族を守るため、ゼロノスとして戦うことになる。

イマジンとの戦闘中、押し負ける桜井を前に我慢出来なくなったデネブが桜井と契約。
その望みは「過去の自分をゼロノスとして戦わせる」というものだった。
デネブはゼロライナーと共に過去へ向かい、事情を聞いた侑斗はゼロノスの変身者となって2007年に行き、時の運行と未来の婚約者を守ることになった。

だが、愛理はゼロノスカードの効果で桜井に関する記憶を失っており、桜井を覚えている良太郎には「桜井さんとは思えない」と言われ邪見にされてしまう。
ちなみに良太郎が高校を卒業間近で中退したのは、桜井の記憶を無くして不安定になっていた(ように見えた)姉を支えるためである。

本来なら自分の婚約者になる筈の人に忘れられ、更に未来の自分の存在を対価として時間を守らなければならない、という状況に複雑な心境の侑斗。
更に追い討ちをかけるように、良太郎(というかリュウタロス)の所為で余計に変身しなければならないこともあった。
そりゃ、ちょっと嫌な奴にもなりますよ。

ちなみに桜井が変身していた頃からその対価によって記憶を消費し続けた結果、学生時代の恩師にさえも忘れられてしまっており、「桜井侑斗」という人物が歩んできた本来の歴史に戻ることは完全に不可能となっている。

それでも来るべき時まで良太郎には真実を隠し、侑斗は「桜井の望みどおりに」戦い続ける道を選ぶ。
そんな彼にさえ知らされていない秘密もあったのだが…
その内容についてはこちらの項目で。



【愛理の婚約者・桜井侑斗】

正規の時間を生きていた桜井は、天文学者。
年齢ははっきりと明かされてはいないが愛理よりは年上。だが少し子どもっぽいらしい。
ミルクディッパーに星の本が多いのは桜井の影響。
超旧式の天体望遠鏡を大切にしており、ミルクディッパーに飾ってある。
侑斗と違い、普通の苦いコーヒーも飲める。

クリスマスの支度をした時には、良太郎の不運に巻き込まれてこけたりもしていた。
不運体質に悩む良太郎を励まし、大切な言葉を贈るなど、良太郎とは義兄弟として良い関係を築いていたようだ。

ゼロノスを侑斗に託した後の桜井は行方不明となるが、実は様々な時間を転々と移動している。
トレードマークは金田一を彷彿とさせる外套と帽子。この帽子の中にも赤い野球帽を被っているように見える。
回想だと普通の格好なのだが…
本編中、発した台詞は「変身」のみ。回想でも自らの声で喋ることは無かった。

金田一姿の時は常に懐中時計を持っているが、この時計は途中で三つに増殖した
一つの裏面には「The past should give us hope.(過去が希望をくれる)」と書いてある。
「過去」は侑斗のことを指しているのではないかと良太郎は考えたが、その上をいく意味が込められていると思われる。
元は愛理と良太郎からのプレゼントだったもの。



【更に過去?】

『超・電王&ディケイド』にて、時間の歪み(というか滅びの現象に伴う世界の崩壊)の煽りをくらった際、
1980年代の幼少期と思しき過去が判明する(演じているのは実は女の子である)。
つまり「現在の」桜井は30代後半ということになる。結構なオッサンだ。
昭和50年代、本来ならばてつをおとーやんが戦ってた頃の少年が変身するライダーだから、一応昭和ライダーだ。
しかしTV本編とは別世界である『超・電王』シリーズなので、まともに受け取っていいのかどうか。



【後日談?】

最終回からの正式な続編『さらば電王』では出番が少なかったが、『超・電王トリロジー エピソードレッド』にて念願の「名実共に主役」となる。
話は愛理の桜井に対する感情や、それを感じ取る侑斗の葛藤が主軸。
しかしTV本編とは別世界の『超・電王』シリーズなのでry



【更に後日談?】

中村氏は超・電王の後俳優業を引退してしまったので今後侑斗の未来を見ることは難しいと思われていた。
が、2014年にめでたく俳優業に復帰。
そして2015年公開の映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』でも登場。
ゼロノスカードのおかげでショッカーの時空改変の影響を免れ、ショッカーを離脱した泊進ノ介仮面ライダードライブに協力し
ショッカーライダー軍団と戦い抜く。
まだ若いのに(生きていれば現在で既に40代だからか)詩島剛/仮面ライダーマッハからはオジサン呼ばわりされていた。ひでえ…。
終盤では同じく星の力の王であるサジタリウス・ノヴァを撃破した。

続編であり映画の真相が描かれた『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』でも再び2015年に到来。
乾巧仮面ライダーファイズと共に、またも復活したショッカーと戦っており、進ノ介とは「長い付き合いの戦友」と言うことになっていた。
幾度となくループを繰り返す中、ショッカーの時間改変の真相を知る。


【さらにその後】
仮面ライダージオウにて「電王」のレジェンドキャストとしてデネブ共々登場。
とある未来の光景にてアナザー電王を圧倒する仮面ライダーグランドジオウを目撃しており、「世界を滅ぼす魔王」がその力を手に入れることを阻止しようと直前の時間軸に跳んだ。

2019年の時代でアナザー電王と戦おうとするジオウトリニティの前に現れるが、ソウゴからは前のエピソードで出会った桐矢京介と間違われた。メタ的な意味を抜いても京介と侑斗が瓜二つであることが判明した瞬間である。

ジオウがグランドジオウの力を手に入れるのを阻止しようとゼロノスに変身するが、アナザー電王がデンライナーを乗っ取りに走ったためそちらを優先し、撃退。
その場はいったん戦闘を切り上げ、クジゴジ堂でソウゴが「世界を滅ぼす魔王」であることを語るが、そうはならないと信じるゲイツに反論され結局物別れに終わる。

直後に現れたアナザー電王とモールイマジンを相手にジオウトリニティが迎撃に出るが、そこにベガフォームで割って入り応戦。
しかし、結局歯が立たずトリニティタイムブレークバーストエクスプロージョンを食らって変身解除、久々に黒星がついてしまった。

その後、デンライナーを奪い2017年に跳んだアナザー電王を追い自分達の力で解決しようとするが、タイムマジーンで追ってきたソウゴ達がアナザー電王のみならず周辺の人物まで何とかしようと頑張っているのを見て「ある疑念」を抱き、一度は制止した電王ライドウォッチの継承をモモタロスに促す。

そして、満を持して変身を遂げたグランドジオウ、電王・クライマックスフォームと共にモールイマジンの大群を蹴散らし事態を収めたが、別れ際にこんな質問を残して行った。




「お前は本当に“常磐ソウゴ”なのか?」





???「僕、桜井侑斗です! 項目の追記・修正をお願いします! あ、キャンディーどうぞっ」
「デーネーブー!」



この項目が面白かったなら……\ポチッと/