小型ゾイド(共和国)

登録日:2011/01/21(金) 21:48:56
更新日:2025/01/14 Tue 16:05:30
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ゾイドには様々な機体が存在する。

華々しい戦果をあげ、賞賛されるもの……

それまでに無い新しい機能により注目されるもの……

恐るべき力をもって、恐怖の象徴として語り継がれるもの……


そして


そんな影に隠れつつも、軍を支え続け、勝利に貢献したもの……

本項目では、そんな普段、光の当たらないゾイド達の中から小型ゾイドについて記述しようと思う。

尚、この項目は、記載されているゾイドの影の薄さをネタにする項目ではありません。念の為。


帝国側は小型ゾイド(帝国)を参照 

●アクアドン
●エレファンタス
●ガリウス
●グライドラー
●グランチュラ
●ゴルゴドス
●ハイドッカー
●フロレシオス
●ペガサロス
骨ゾイドを参照。

ガイサック
グランチュラの発展型である型ゾイド。
砂漠地帯での奇襲戦を主眼に置いた機体。運用コンセプトの関係上、耐久性の低さが目立つが、パイロットや戦法次第では大型ゾイドも撃破可能。(実際、72時間以上砂に潜り続けた後、セイバータイガーを撃破した猛者が紹介されている)
漫画『機獣新世紀ZOIDS』、及びアニメ版『ゾイド -ZOIDS-』双方に於いて、物語の始まりを飾ったゾイドでもある。
当該項目参照。

●カノントータス
陸亀型ゾイド。
火力と耐弾性に優れた砲撃支援用機。
西方大陸戦争時には、ジェノザウラー等には及ばないものの、荷電粒子砲を搭載している。
改造機では、ロン・バスター・アイソップ少尉の愛機「バスタートータス」が有名か。
ニクシー基地で殿を務めたエレファンダーを集中砲火で撃破した。

ガンスナイパー
当該項目参照。

ゴドス
当該項目参照。

●ステルスバイパー
蛇型ゾイド。旧名スネークス。
迷彩機能を活かした、奇襲・ゲリラ戦を得意とする。
蛇型特有の独特のフォルムにより、地を這って動く為、上空から発見され難く、搭載された数多くの対空武装も併せて、帝国空軍に恐れられた。
『機獣新世紀』ではアーバインの愛機。後にステルスドラゴンという龍型ゾイドに改修される。
アニメでは大型化かつアンビエントと合体してパワーアップしたものが登場したが、バンが駆るブレードライガーの前に敗れた。

●スナイプマスター
ガンスナイパーの後継機として開発されたベロキラプトル型ゾイド。
これでもかと火器を詰め込みコストが高騰した反省からか、基本射撃兵装は尾部狙撃砲のみ。どうしてそう両極端に走るんだ共和国……。
しかしアタッチメントが豊富で装備の融通がきき、汎用性は格段に向上したとか。
へリック共和国で本土防衛にあたっていたが、ネオゼネバス帝国には歯が立たず、まったくいいところが無いまま主力小型ゾイドがブロックスに移ってしまった。

著名なバリエーションとして以下の2機種が存在する。

  • スナイプマスターFB:マルチウェポンコネクタ付フレキシブルブースターを装備した仕様。
ウェポンコネクタはロングレンジライフルかマイクロミサイルポッドの選択式。
人気の仕様だったらしいが、高価だったのか配備数は少ないとか。

  • スナイプマスターAS:トンファーやビーム砲、可動式シールドアームを装備した白兵戦仕様。
小型ゾイドに追加装甲って焼け石に水な気が……。
総合的に評価されたのか安かったのか、配備数はそこそこらしい。

●スピノサパー
スピノサウルス型ゾイド。
暗黒大陸上陸に際し、味方の進撃を補助すべく開発された戦闘工作ゾイド。背中の装備を換装し、様々な面からサポートを行う。
兵装バリエーションとして、背部多目的工作アームを4連装インパクトカノンに換装した自走対空砲仕様が存在する。
『ゾイド新世紀/0』では切断魔ノコギリ男…の都市伝説に便乗した窃盗団が使用。装備はノコギリで固定だった。

●ダブルソーダ
クワガタムシ型ゾイド。
ストーム「ソーダー」と違い、こちらは「ソーダ」。森永乳業のアイスとは関係ない
対地攻撃に特化したサイカーチスに対抗すべく開発されたゾイド…だが、実はサイカーチスとの直接対決の場面はない。
ただ性能自体は非常に優秀で、ほぼ全てにおいてサイカーチス以上の性能を持っており、デスザウラーの追撃を2度にわたって振り切ったこともある凄い奴。
「空陸両用の複座式」という点から偵察機としても中々に優秀で、アタックゾイド部隊の指揮官機を務めたこともある。
初代アニメでは巨大ゾイドでないにもかかわらず、ブレードライガーを遥かに上回る大きさで登場した。
最終的にはハンマーヘッドの囮に使われた。
ゾイドフューザーズ』では17話にてハイジャック犯が使用し、ホエールキングを制圧。真っ向勝負ではライガーゼロファルコンに歯が立たなかったものの、分解した状態で貨物室に運び込んでから機内で組み立て起動という小型ゾイドならではの運用法を見せた。

プテラス
当該項目参照。

●バリゲーター
ワニ型ゾイド。
水陸両用機で、その顎で陸上の敵を自分に有利な水中に引きずり込む戦法を得意とする。
コックピットの位置がよくネタにされる。(口の中とコクピットの間に仕切りがなく、水中で口を開けると水が入ってきてパイロットが溺死してしまうため)。
アクアドンやフロレシオスよりは装甲や武装はマシな為共和国の海軍でも運用されるが、正直火力やスピードがお察しレベルのためシンカーやウオディックや近代改修され火力が上がったブラキオス相手には苦戦は免れず、背中に長距離ライフルなどを積んで支援機として運用していた。

一方PS版ゾイドである『ZOIDS 帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子』では”水地限定の隠蔽で敵に奇襲攻撃ができ中型以下のゾイドなら一撃で破壊”&”大半の大型ゾイドは水地に攻撃適性のある武装がないため水地からは一方的に攻撃し放題”&”それでいてHPも中型ゾイドとしてはなかなかありミサイルで敵の命中や回避を下げられるため陸地でもなかなか戦える”という中型ゾイド屈指の強さと便利さを誇る。

●メガレオン
共和国軍初のSS(超小型)ゾイド。
驚異的なステルス性と高い対空火力・索敵能力を持つカメレオン型ゾイド。ただし、敵地への侵攻を考慮していない為、装甲・機動力・格闘能力は低い。
ネオゼネバス帝国の侵攻において最も戦果を挙げたゾイドであるが対局を左右はできなかった。
キットは装甲の大部分がクリアパーツでかなりキレイ。

●セイバリオン
3つの「ハイフリークエンシブレード」で大型機をも切断できるライオン型SSゾイド。
防御の貧弱な小型機で大統領が脱出するとは思わないだろうと裏をかくために大統領の脱出機に選ばれ、パイロットのトミー・パリスの意志の強さもあって、首都を脱出、追撃にきたライガーゼロ イクスを撃破したが、大統領を隠していたスペースのハッチが開いてしまっており、大統領は行方不明になってしまった。
BLOXに主力機の立場を奪われたため生産数がかなり少ない幻の機体。


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最終更新:2025年01月14日 16:05