登録日:2009/08/19 Wed 02:50:18
更新日:2025/04/14 Mon 17:53:26
所要時間:約 9 分で読めます
トミー(現:タカラトミー)から発売されていた
プラモデルシリーズ『ZOIDS』を題材にしたアニメ作品。
全67話。1999年9月から2000年12月まで毎週
土曜日の18時、所謂
土6枠で放送された。
製作はXEBEC。
監督は加戸誉夫、シリーズ構成は隅沢克之。
目次
作品概要
ヘリック共和国とガイロス帝国の戦争が続く〈惑星Zi〉を舞台に、少年バンと少女フィーネの冒険と金属生命体〈
ゾイド〉との交流を描くSF冒険
ロボットアニメ。
バンの少年期を描いた「無印」「少年編」とも呼ばれる第1部と、2年後の青年期を描いた第2部「ガーディアンフォース(GF)編」の二部構成となっている。
また、作中では模型シリーズや
ゲーム作品などと同名の人物やキーワードなどが多数登場するが、基本的に他作品との繋がりは無い。
登場ゾイドに関しても機体性能やサイズなどの諸設定に本作独自の変更点も多いので、あまり杓子定規なツッコミは野暮である。
通称は「初代」「無印」等。一部では実際の「初代」である昭和ゾイドに配慮して便宜上「機獣新世紀」と呼ぶファンもいる。
北米では『ZOIDS Chaotic Century』のタイトルで放送され、英語圏では略して「CC」と呼ばれることが多い。海外のゾイダーと話す時はこちらを使おう。
作中の登場ゾイドは全て
トゥーンレンダリングによる3DCGで描かれており、当時の
日本のテレビアニメとしては非常に画期的な作品であった。
その分、非常に労力のかかった作品でもあり、様々な逸話が残されている。
特に第15話の
ゴジュラスの発進シーンは「レンダリングが朝から夜まで時間をかけても半分しか終わらず、
出力された動画は一部の色が変わっており、動画枚数で数えれば
400枚ほどを手作業で修正していた」という壮絶な裏話が、公式ガイドブック『ゾイドエンサイクロペディア アニメ10年の軌跡』のスタッフインタビューで明かされた。
加えて、予算などの関係から「ゾイドの登場シーンは、1話につき80カットまで」という上層部から指示があり、『X年後の関係者たち〜あのムーブメントの裏側〜』のインタビューでも「本当はもっとゾイドを出したかったが叶わなかった」ことが心残りだったと、加登監督が語っている。
今でこそ個人所有の
パソコンでも3DCGの動画は制作可能だが、当時のハードウェアとソフトウェアでは、かなり大変だったことがうかがえる。
しかし、その甲斐もあってゾイドの躍動感は素晴らしい。戦闘シーンのみならず只走っているだけでもメカ生命体が動いているという迫力を感じられる。
脚本のレベルも高く、よい意味での子供向けを貫いている。主軸こそ元気溌剌な主人公のバンを中心とした冒険譚だが、サブキャラについても仲間への配慮や独自の思想が台詞の端々から感じられる。打倒すべきガイロス帝国も一枚岩ではなく、軍人たちが秘密裏に様々な思惑を巡らせている。低年齢層には直感的に楽しみやすく、大人になってから見返しても新たな発見ができるだろう。
視聴しやすい土曜日の午後6時からの放送で、なおかつ王道で子供にも分かり易い冒険ストーリー、大地を駆けまわるゾイドとかっこいいキャラクターの姿は当時の子供たちのハートをガッチリ掴み、以降のゾイドアニメシリーズへと続くこととなった。
本作からゾイドシリーズを知った人も多いだろう。
また、放送後半には提供画面に視聴者投稿の改造ゾイドの写真が紹介されるなど、当時の玩具アニメらしい試みも為されている。
現在でもファンの多い作品だが、2013年発売のBlu-ray BOXを最後にソフト化は一切されておらず、レンタルやオンライン配信でも長らく取り扱いがなかった
既存のソフトもプレミア価格で取引されており、その人気に反して視聴ハードルは非常に高かったが、2023年よりシリーズ40周年を記念してTOKYO MXで再放送が開始。
その好評を受けてYouTubeのタカラトミー公式ホビーチャンネルでも他の第2期アニメ作品と共に週1話ずつの無料配信が開始され、MX受信圏外のゾイダーも歓喜させた。
この機会に初めて視聴してハマった新規ファンも多いようで、40周年の節目にファン層を拡大することとなった。
そして2024年8月15日、
遂にサブスク配信が解禁された。
更にこれに合わせて新
プラモデルブランドの始動や、アニメ放送25周年を記念したトークショー、ポップアップストア、ウェンディーズ&ファーストキッチンコラボ等のアニバーサリー企画が次々に発表され、古参ファン、新規ファン双方から嬉しい悲鳴が多数上がった。
主題歌
OP
『Wild Flowers』――作詞:酒井悠介/作曲:丸山哲央/編曲:RAMAR&笹路正徳/歌:RAMAR
一年以上続いた本作だが、珍しいことにOPはこれから変わらなかった(映像のみ随時変更)。
元々オリジナル楽曲だったところから後付けで主題歌となったようだが、ファンからは「物語と見事に合っている」と非常に好評。
ちなみにこれのインストはアニメ界でも屈指の勝利
フラグ。若しくは
処刑用BGM。
ここ一番で必ずかかり、相手は死ぬ。
スパロボ初参戦作である
OEでは、わざわざ通常版(デフォ戦闘曲)とオフボーカル版(イベントで流れる)が用意されているというこだわりっぷりだった。
スタッフGJ!
ED
『Song for…』――作詞:MAHIRO/作曲:Yasu/編曲:Dear、西脇辰弥/歌:Dear
『CHASE』――作詞:野口純平/作曲:鳴瀬シュウヘイ/編曲:ディベロップ・フレーム&大山正篤/歌:DEVELOP=FRAME
『INTO YOUR SELF』――作詞:TAKA/作曲:MASATO/編曲:トランスティック・ナーヴ&岡野ハジメ/歌:トランスティック・ナーヴ
『Your song』――作詞・作曲・編曲:T2ya/歌:EARTH
YouTube公式配信や動画配信サイトにおいては『Your song』以外のEDの楽曲が劇伴音楽に差し替えられており、歌詞やEDクレジットもモザイクがかけられて読めないようになっている。
理由は不明だが、YouTube配信時のOP映像では「この映像は、令和5年3月8日に著作権法第67条の2項第1項の規定に基づく申請を行い、同項の適用を受けています」というテロップが数秒間表示されており、『Your song』のみ
レコード会社が違うことも併せて版権絡みで何か問題があったことが示唆されている。
いずれも名曲揃いなだけに惜しむ声は多く、中にはEDに入ると公式配信をミュートにし、自前で調達したオリジナル楽曲の音源を再生することで無理矢理放送当時の環境を再現するファンも多いとか。
なお、MXの再放送ではオリジナル楽曲が問題なく流れるため、版権問題はおそらくネット配信に限ったものと思われる。
第1部
銀河の彼方にある〈惑星Zi〉
そこには、優れた戦闘能力を持った金属生命体〈ゾイド〉が存在した。
〈ゾイド〉は自ら戦う意思を持ち、〈惑星Zi〉における帝国と共和国の戦争の中、最強兵器として君臨していた――。
【あらすじ】
父親に憧れ、自身の“相棒”となるゾイドを求めていたバンは、いつも行っている砂漠の遺跡に向かう道中、突如盗賊が操る
サソリ型ゾイド『
ガイサック』に襲われる。
なんとか遺跡に避難したものの、ガイザックの仲間のコマンドウルフによる攻撃で遺跡が破壊されてしまう。
するとバンの前に見たことがない隠し部屋が現れ、バンはそこで“あるカプセル”を発見した。
【主な登場人物】
◆
フィーネ
声:
大本眞基子
ジークと同じカプセルに入っていた金髪少女。
記憶喪失であり、世間や常識も知らず、性格はかなり天然。風呂に入ったあとに裸で歩き回りバンと親の前で見ていた視聴者を困らせた。
コーヒーには
塩。
◆
アーバイン
声:
藤原啓治
左目に
眼帯を着けた
盗賊。
当初はジークを狙ってバンと戦ったが、徐々に
腐れ縁的な関係になり、旅に同行するようになった。
ぶっきらぼうな態度だが、なんだかんだで付き合いはよい。眼帯は映像を記録するカメラである。
愛機:コマンドウルフAS
◆ムンベイ
声:
渡辺久美子
荒野の運び屋の女性で、赤いグスタフに乗っている。
「あたっしは~、荒野の~、運び屋さ~♪」という歌を度々口ずさむ。
金の亡者で、シビアでリアリストな面を覗かせることもある。
ひょんなことからバンたちと一緒に旅をすることになる。バンやフィーネのお姉さん的存在で、時には優しく時には厳しく接する。
愛機:グスタフ
◆ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリン
声:鶴野恭子
ガイロス帝国皇太子。
弱冠10歳ながらも器は大きく、自分の身の上を知らなかった相手であれば無礼な接し方も笑って許す寛大な人物。
聡明とはいえ幼い故の未熟さはあったが、ロッソとヴィオーラの誘拐作戦に巻き込まれたことや、次期皇帝の座を狙うプロイツェンの陰謀を知ったことをきっかけとして人間的にも大きく成長を遂げていく。
バンと行動を共にするようになってからはゾイドの操縦も教わっており、秘められた高い潜在能力を開花させていった。
登場こそやや遅かったものの、「共和国側の主人公」であるバンに対する「帝国側の主人公」とでも言うべき人物である。
◆
レイヴン
声:
斎賀みつき
帝国最強のゾイド乗りの少年。セイバータイガーを操り、オーガノイド〈シャドー〉を連れている。
ゾイド乗りでありながらゾイドを嫌悪しており、ゾイドの破壊を好む。バンとは度々死闘を繰り広げた。
愛機:セイバータイガー→ジェノザウラー
◆
ギュンター・プロイツェン
声:
大塚芳忠
ガイロス帝国元帥であり、年老いたツェッペリンⅡ世に代わって実質的な帝国の全権を握る男。
惑星Zi全土を掌握しようと目論む大変な野心家であり、裏で様々な陰謀を巡らせる。
しかし、本性はかなりの小物であり、悪のカリスマとして存在感を発揮したバトスト版との凄まじいギャップはよくネタにされる。
【主な登場ゾイド】
◆
ジーク
声:鈴木琢磨(1話のみ
大本眞基子)
バンが発見し、相棒にした小型の
恐竜型ゾイド。
小さな身体からは想像もつかないようなパワーを持つ。他のゾイドと
合体することが可能で、合体したゾイドは能力向上やダメージ回復が見られる。
可愛い。
◆
シールドライガー
共和国軍のエース用
ライオン型ゾイド。
遺跡の近くで朽ち果てていたがジークの合体で再生し、以降はバンの愛機となる。
バン機は通常機と爪の色が異なる。
◆
ブレードライガー
ジェノザウラーにゾイドコアを破壊されたシールドライガーがジークとフィーネの力で蘇生、進化したゾイド。
高い近接戦闘力を持つ。
◆
コマンドウルフAS
アーバイン使うの黒いコマンドウルフ。
中盤から背中にオリジナルの追加武装〈ロングレンジライフル〉を装備し、高い攻撃力を得た。
◆グスタフ
ムンベイが使っている輸送用甲虫型ゾイド。赤いカラーリングが施されている(通常は白)。
バン達の旅の足で、普段は全員グスタフのコックピットにいる。
◆シャドー
ジークとそっくりな見た目の黒い恐竜型ゾイド。ジークと同じく合体能力を持つレイヴンの相棒。
◆
セイバータイガー
帝国軍の
トラ型ゾイド。シールドライガーの
ライバル機。
作中ではレイヴンの技量により反則的な強さを見せている。またレイヴン機は一部カラーリングが異なる。
◆
ジェノザウラー
ゾイド因子を変化させて作った全く新しいティラノサウルス型ゾイド。
圧倒的な戦闘力を持ち、荷電粒子砲を備えている。
第2部 ガーディアンフォース編
〈惑星Zi〉の長きに渡る戦争は終わった。
しかし、最強兵器〈ゾイド〉を利用して、再びこの平和の世に戦乱を招こうとする者がいる。
それに対抗するため、帝国と共和国は共同で平和維持を目的とした特殊部隊〈ガーディアンフォース〉を設立した――。
【あらすじ】
帝国と共和国の戦争が終結して数年。平和な世の中が続いていたが、戦争を望むようなテロ行為が始まる。
バンはフィーネと共に対ゾイド犯罪部隊〈ガーディアンフォース〉に任命され、事件に立ち向かうが、事件の裏では謎の男ヒルツが暗躍していた。
【主な登場人物】
◆
バン・フライハイト
共和国軍に入りクルーガー大佐の元で特訓を受けていた。
明るく前向き、そしてゾイド大好きな気質はそのままに、精神・技術共に大きく成長を遂げた。
エース級の実力に加え、軍人としての判断力をも手に入れた。あとついでに腹筋が割れた。
愛機:
ブレードライガー
◆フィーネ・エレシーヌ・リネ
ドクター・ディと共に〈ゾイドイヴ〉を求めて遺跡発掘をしていた。
第1部の頃からだいぶ感情が豊かになり、非常にカワイイ。
成長して
巨乳美女になっているが、バンとの関係はあり得ないほど変わっていない。
一方、トーマに惚れられているのは満更でもない模様。
◆
トーマ・リヒャルト・シュバルツ
声:伊藤健太郎
GFの一人。第1部から登場している
カール・リヒテン・シュバルツ(声:
うえだゆうじ)の弟。
冷静で皮肉屋な兄と違って猪突猛進型。本人も優秀な兄に対して劣等感を抱いている。
意外にも情報工学の才があり、自力で開発したAIのビークを愛機の操縦や作戦行動に活用している。またこういう性格や設定の割にはマニュアル操縦でも言うほどダメではなく、ヘタというより実践・実戦経験の不足のほうが強そうであるのはやはりGFに選出されるだけの男なのだろう。
フィーネに熱烈に惚れているが、片想いで空回りばかり。GF編随一の愛すべきバカであり愛称はトンマ。
愛機:ディバイソン
◆ビーク
そんなトーマの相棒である戦術コンピュータ。
電子音でトーマと会話&ツッコミをする。
◆アーバイン
全然変わってない。
何だかんだでバン達と合流し、GFの作戦にも加わるが、本人はGFの一員だとは認めていない。
一流の腕前に成長した彼と呼吸を合わせて作戦行動がとれる辺り、アーバインもまた超A級のゾイド乗りだということが分かる。
途中で長らく苦楽を共にした相棒のコマンドウルフが致命傷を負い悲しみに暮れる。
そしてドクター・ディから
ライトニングサイクスへの搭乗を提案されるが……
ちなみに某アニメ誌での監督の話によれば22歳設定、
つまり第1部ではまだガラスの10代だった。
愛機:コマンドウルフAS→
ライトニングサイクス
◆ムンベイ
上に同じだが、地味に等身が上がっており、胸はもはや
爆乳の領域に。
製作会社繋がりでたびたび
声優ネタが見られ、
「よし 行けぇ グスタフ エヴォリューション!よ~し ぶっちぎりだぜ!」」と発言してアーバインから「なんかキャラが違うぞ」と
メタ発言気味に突っ込まれたりした。
シンカーレース回では昔は走り屋だったことまで判明しているなど、まあそういうことなのだろう。
終盤ではウルトラザウルスのメイン操舵手を務めることになり、私物化といってもよい状態となる。グスタフとはまったく勝手が異なるであろう機体を乗りこなしている辺り、確かな腕前がうかがえる。
また時には威勢よく発破をかけたり、あるいは優しい言葉で励ましたりと彼女なりに愛着を抱いていることが分かる。
愛機:グスタフ
◆ルドルフ・ゲアハルト・ツェッペリンⅢ世
第1部ラストで皇帝に就任。
出番こそ減り気味なものの、幼さをまるで感じさせない姿はまさに皇帝の器。
時々お忍びでゾイドを乗り回しており、腕前もかなりのもの。
そして彼の腹心兼僚機パイロットの正体は第1部の…
◆レイヴン
第1部終盤で死亡したと思われていたバンの
ライバル。
記憶喪失になり茫然自失の状態で砂漠を彷徨っていたが、その状態でもゴドス1機で基地を壊滅させるという恐るべき腕前を発揮していた。
バンとの再会で記憶を取り戻し再び強敵として立ちはだかる。
ジェノブレイカーの荷電粒子砲は共和国の大部隊をまとめて焼き払う絶大な破壊力を誇り、デススティンガーの出現まで圧倒的な脅威として君臨した。
やがて同じく悲しい過去を持つリーゼと身を寄せ合うように合流。己の人生を狂わせた張本人との決着に挑む。
愛機:ジェノザウラー→ジェノブレイカー
◆ヒルツ
声:
櫻井孝宏
赤いリアス式海岸ヘアーをした冷徹な男。GF編での黒幕であり、何らかの目的のため裏で暗躍している。
これでもアーバインより3歳年上の25歳。
実質
ラスボスでその正体は古代ゾイド人。本心を感じさせないミステリアスな雰囲気であり、無駄に意味深な発言をする。ゾイドを道具としか見ておらず、この世の破滅を目論んでいる。
◆リーゼ
声:
日髙のり子
青い髪を持つ
ボクっ娘。通称は「青い悪魔」。
青い小型昆虫「プチソーダ」を利用して他者の精神に干渉する特殊能力を持ち、たびたびバンとフィーネの仲を引き裂こうとする。
フィーネに対しては幸せになってはいけないと逆恨みのような執念を燃やす。
登場回はほとんどホラーみたいなもん。
ヒルツの仲間で彼女も古代ゾイド人。親友ニコルが自分をかばい、軍に殺されてしまった悲しい過去を持つ。
乗機:ダブルソーダ→ハンマーヘッド→サイコジェノザウラー
【主な登場ゾイド】
◆ジーク
全く変わってない。ただ明らかに喋っている。可愛いからいいけど。
◆
ブレードライガー
第1部の頃はバンの技量不足があったが、第2部ではジークなしで能力をフルに発揮されている。
◆
ディバイソン
トーマの愛牛。共和国ゾイドだが、戦争終結に伴い帝国に寄贈された。
〈ビーク〉というトーマオリジナルの制御AIが搭載。
◆
ライトニングサイクス
対ジェノブレイカー用に開発された超高速ゾイド。
コマンドウルフの戦闘データを移植され、アーバインの新たな愛機として活躍した。
◆ウルトラザウルス
対デススティンガー用の切り札として終盤に登場した超大型機。
バトスト版を遥かに上回る巨体と、必殺武器グラビティカノンの途轍もない破壊力で視聴者の度肝を抜いた。
次作にも意外な形で出演している。
◆シャドー
ジェノザウラーをジェノブレイカーに進化させた。
レイブンに健気に尽くすが無理が祟って
石化。後にゾイドイヴの力で
復活を果たす。
◆
ジェノブレイカー
シャドーの力で進化した赤き魔装竜。
ジェノザウラーを遥かに凌ぐ戦闘能力を持つレイヴンの新たな愛機。
◆アンビエント
ヒルツが連れている赤いオーガノイド。「ア……ア、アアァァンビエントォオオオ!!」でお馴染み。
合体したゾイドを一瞬で異形な進化状態にする。しかも倒された後に復活させるので堪ったもんじゃない。
◆スペキュラー
リーゼが連れている青いオーガノイド。
ゾイドの遺伝中枢に眠る本来の戦闘能力を限界“以上”まで引き出せる。
◆
デススティンガー
終盤に登場するご存じウミサソリゾイド。
その性能はもはやチートの域。
用語
本作の舞台となる惑星。
かつて古代ゾイド人の文明が滅亡した後、地球人の移民団が入植し新たな文明を築いている。
地球に似た環境も多い一方でゾイドの存在を筆頭に独自の生態系や鉱物などが存在している。
惑星Ziに存在する金属生命体。
現在はこれらを戦闘用に改造した物が一般的で、軍事を始めとした各分野で利用されている。
地球の生物に似た特徴を持ち、一見
ロボットのようだが、厳密には意思を持った生物である。
西方大陸のニューヘリックシティを首都とする共和国。
ガイロス帝国とは停戦状態だが、度重なる小競り合いなどもあり会戦の兆しを見せている。
前半のバンたちは主にこちらの立場に立って戦いに身を投じる。
西方大陸の軍事国家。
ヘリック共和国との小競り合いと並行し内部では権力闘争などの混乱を抱える。
共和国と帝国が共同組織した超国家的治安維持特務部隊。
GF編のバンはここに属している。
かつて惑星Ziに存在した種族。外見・体構造共に地球人と大差ない。
様々な超技術を発明していたが破滅の魔獣の暴走を招きそのほとんどが死滅した。
目覚めたフィーネが唯一覚えていた謎の言葉。バンたちはこの言葉の意味を知るために旅を始める。
古代ゾイド人が創り出した巨大な女神像型のゾイドコア発生装置。同時にゾイドコアにエネルギーを供給する役割も担っており惑星Ziに存在する全てのゾイドを生かす母なる存在。
かつて破滅の魔獣を止めるため古代ゾイド人によって
封印されるが、これが不完全なものだったため漏れ出したエネルギーがゾイドたちを生き永らえさせている。
現在はレアヘルツの谷付近にあるイヴポリスに安置されている。
次回もしっかり編集して下さいね。
フィーネの、お・ね・が・い♪
- リアル世代ではないが大変面白かった あとOPがすごく好きで今でもよく聞くよ -- 名無しさん (2014-02-24 02:27:43)
- 至高のアニメ。 -- 名無しさん (2014-10-27 19:09:30)
- ラスボスが続編の主人公 -- 名無しさん (2014-12-09 00:01:15)
- CGを使用し王道の英雄物語を描ききった大作。粗もあったが、徐々にCGも展開も洗練されていった。一度滅んだゾイドを蘇らせた有意義な作品である。他方で「高速ゾイドが主役」という風潮を作り上げ、旧来の主役だった鈍重だが強力な巨大ゾイドの影が薄くなってしまったのもまた事実である。 -- 名無しさん (2015-06-02 11:03:36)
- ↑ ゴジュラス動かすだけで300万以上かかるの分かってて言ってるのか? -- 名無しさん (2015-06-12 12:39:53)
- ↑有名な話だよな。でも平成ファンにゴジュラスやアイアンコングの強さが伝わらなかったのは事実だ -- 名無しさん (2015-06-27 08:47:40)
- 6時になった瞬間にOP流れると「始まった」って言う感覚が良かった -- 名無しさん (2015-06-27 09:12:10)
- ↑2 ゴジュラスはレッドリバーで充分だと思うぞ。 あれ1機で帝国が退いてるし。 -- 名無しさん (2015-07-01 17:03:37)
- 何気にかなり優遇されてんだよな、ゴジュラス。共和国最強ゾイドだし、アニメではアイアンコングより格上になってる。ゴジュラスより強いゾイドは軒並み特別仕様のワンオフ機体ばかりだったしな。 -- 名無しさん (2015-07-05 21:00:44)
- ↑ そのワンオフのジェノザウラーでもゴジュラス相手はキツいだろうな。 荷電粒子砲を撃とうとしても砲撃されるし、格闘戦でも機動力ぐらいしか勝てないし。 -- 名無しさん (2015-07-10 15:37:23)
- opが変わらなかったって幽遊白書とか結界師とか乱太郎とおなじだ~。 -- 名無しさん (2015-07-20 18:46:05)
- リーゼの声優の日高さんは、後に同じボクッ娘の世良さんの声を演じます♪ -- 名無しさん (2015-07-23 19:42:44)
- 子供の頃、コロコロ見て一発で魅せられた -- 名無しさん (2015-12-20 10:28:53)
- 白ゴルドスの話、D爺さんと初めて会った時の雪を降らせる話、共和国で逃がした捕虜の話、3人の老騎士との闘い・・・あの独特の世界観と雰囲気がたまらん -- 名無しさん (2016-01-04 13:41:09)
- 気が付いたらバンや仲間たちの方が「遥かなる時代(とき)に名を馳せた英雄」になっていた。 -- 名無しさん (2018-07-09 14:14:42)
- アニメ版のシャドーのパートナーってやっぱりフィーネだったのかな?ジークとフィーネもバンのコロニーに近い遺跡にいたし、ゾイドイヴにアクセスできる人物なんだから何かあったら困るし2体つけておこうってことだったのかな? -- 名無しさん (2019-12-07 20:02:21)
- 久々にOPと最終EDを聞いたがどちらも今聞いても心が震える -- 名無しさん (2020-02-27 00:11:22)
- 今回の公式配信で初めて観たんだけど、ゾイドのアニメーション自体の出来もさることながら「いかにして少ない手間でより大きな迫力を出すか」って工夫も随所に凝らされててそっちも感激させられる -- 名無しさん (2023-06-22 19:44:36)
- 大型が強かったり、ゾイドがやたら頑丈で適当な攻撃一発で爆発四散しなかったり、ガンダムに飽きた頃に刺さるんだよなゾイドって。だから尚更ライガー主役にしてガンダムみたいな高速機偏重の流れにしたのが惜しい -- 名無しさん (2023-08-13 19:15:49)
- ↑そこは画面映えの部分の問題もあるし、当時の技術では難しかった部分もあるので、仕方ないところもあるかと -- 名無しさん (2023-08-17 11:47:42)
- 2023年9月4日、『ゾイド-ZOIDS-』24周年おめでとう。 -- 名無しさん (2023-09-04 00:17:27)
- ↑2 画面映えもあるし、なにより大型ゾイド、それこそゴジュラスとかを主人公機にしちゃうと強過ぎて作劇に差し障りそう -- 名無しさん (2023-09-22 20:25:49)
- 共和国は過去に古代ゾイド人狩りをしてたのが気になるんだよな。 -- 名無しさん (2023-10-11 20:09:43)
- アニメのゾイドシリーズはアマプラやネトフリでいつでも見れるようにできたらいいんだけど無理なのか? -- 名無しさん (2023-12-27 14:22:40)
- ↑ 権利関係とかが複雑なんじゃない?今配信されてるのだってED曲流されてないし -- 名無しさん (2024-01-13 16:21:17)
- 2024年3月22日(金)、東京都のロフトプラスワンにて開催予定の「TVアニメ『ゾイド -ZOIDS-』スタッフトークショー」 をよろしくね。 監督の加戸誉夫氏、キャラクターデザイン担当の坂﨑忠氏らをお招きしてのイベントとなるとのことです(アルコールの提供があるため、20歳未満入場不可/入場時要身分証明書)。現在、LivePocket-Ticket-にて3月6日(水) 23:59までチケット抽選販売を受付中です。 -- 名無しさん (2024-02-25 17:51:04)
- 2024年4月3日、『ゾイド -ZOIDS-』TOKYO MX再放送1周年おめでとう -- 名無しさん (2024-04-03 21:01:24)
- 【朗報】今夏、遂に有料配信解禁!!!!! -- 名無しさん (2024-05-10 22:04:27)
- 2024年5月13日。『ゾイド -ZOIDS-』第35話「極秘指令」放送24周年。『ゾイド -ZOIDS-』第二部 ガーディアンフォース編24周年おめでとう -- 名無しさん (2024-05-13 23:08:58)
- 1話からすでにバンの説明が後に伝説となる云々と語られていたが、ほんとレジェンドになったよな。スゲェよ -- 名無しさん (2024-05-13 23:33:27)
- バンは言うまでもないとしてルドルフのセンスも天才的過ぎる。皇帝だからゾイドだけ乗ってるわけにもいかないけど、搭乗時間は確実にバンより短いだろうことを思うと潜在能力は彼以上かもしれない -- 名無しさん (2024-05-14 00:02:53)
- ↑「帝都ガイガロスをデスザウラーで火の海に変えるプロイツェンの凶行に帝国・共和国並びにバン・フライハイトら有志らが決死の応戦を繰り広げる中、当時皇太子だったルドルフ自身も自らロイヤルセイバーを駆り立ち向かった」「皇位に就いてからも時折お忍びで高速ゾイドを駆っていた」……「300年くらい後の時代にはルドルフをモチーフとした『暴れん坊将軍』みたいなヒーロー歴史ドラマできてるんじゃないだろうか」とか言われてて納得した。「余の顔を見忘れたか」適性が高すぎる -- 名無しさん (2024-05-14 00:10:27)
- MXの再放送も今日で最終回!今の視点だと発見も山ほどある素晴らしい作品だった! -- 名無しさん (2024-07-22 22:42:32)
- 2部のジークの「アービックリシタ」でめっちゃ笑った。 -- 名無しさん (2024-08-18 08:41:23)
- 大統領とそのお付きの人が作中1番の爆乳なんだけど、地味なキャラだからか -- 名無しさん (2024-08-18 08:46:10)
- ↑あまり触れられない -- 名無しさん (2024-08-18 08:46:42)
- ↑熟女好きの視聴者の間だとかなり人気あるらしいよルイーズ大統領 -- 名無しさん (2024-08-18 09:27:24)
- 2024年9月4日、『ゾイド -ZOIDS-』25周年おめでとう。 -- 名無しさん (2024-09-04 21:58:01)
- 大人になって視るとコマンドウルフであそこまで戦い続けたアーバインや誇張抜きでイレギュラーなレイヴンの強さがほんと際立ってる。 -- 名無しさん (2025-03-01 04:34:18)
最終更新:2025年04月14日 17:53