舞-乙HiME(漫画)

登録日:2011/04/30 Sat 20:41:42
更新日:2021/03/29 Mon 18:49:57
所要時間:約 6 分で読めます




舞-乙HiMEのコミカライズ作品。前作舞-HiMEに続いて週刊少年チャンピオンにて連載された。全5巻。

シナリオはアニメ版を全話担当した吉野弘幸と樋口達人の共同になり、監修の谷口悟朗が外れたが、作画担当の佐藤健悦と完全オリジナルストーリー制は継続されている。
また、些細な台詞やコマ割りで前作を彷彿させるようギミックが随所に仕込まれているので、前作ファンはにやりとする所が多い。
ローブのデザインはより複雑で美麗にアレンジされ、中には全く異なるローブをまとうオトメもいる。

とても過激で発禁モノと言っても過言でない番外編”SUPER H”は単行本化不可能とされていたが、直接の続編として刊行された舞-乙HiME嵐(全1巻)に完全版として収録される事に。
余談だが、佐藤健悦氏はそれを 親 に 見 ら れ た


阿倍野ちゃこVer.?知らんがな。


【あらすじ】

ある満月の夜。
ヴィントブルーム王国の宮殿”風華宮”で、マシロ・ド・ヴィントブルーム王女が何者かの手にかかり殺害された。
やがて、セルゲイ・オーギュスト宰相の命令を受けた一人の少年がヴィント市を訪れる。
暗殺されたマシロ王女の影武者として、オトメ養成機関ガルデローベで生活を送る為に……。

そんな彼を出迎えたのは、予科生コーラルオトメの主席ニナ・ウォンと万年最下位のアリカ・ユメミヤだった。
この3人が集った時、波乱に満ちた日々が幕を開ける────。


【主要登場人物】

マシロくん
主人公にして真ヒロイン(あながち間違ってない)。上記のように、男の娘。


可愛い
男だけど
可 愛 い
なんといっても


 可 愛 い 

ファンからの愛称は、その可愛さからの最上級の愛を込めて「マシロきゅん」

徐々に精神的に大きな成長を遂げていくが、根本は優柔不断で鈍感なヘタレ気質。けっこうムッツリ。あと一級フラグ建築士。男女問わず。
理想を求めて感情的に行動するあまり、情勢や大儀を無視して暴走しがちな面も。
オリジナルキャラクターではあるが、本作を支えるほど非常に高い人気を誇る。


「ボクの真実の名前はぁぁぁ―!!!」


◆アリカ・ユメミヤ
基本的な性格はアニメ版と変わらないが、”弟”がいた為か精神年齢はほんの少しだけ高め。
天真爛漫ではあるものの、村を皆殺しにされた過去を持ち、心の奥底には癒えぬトラウマを抱えている。
オトメを目指すのもアニメ版当初のような単なる憧れではなく「自分がみんなを守る為」。

「信じなくっちゃ。『きっと』できるって!!!」


◆ニナ・ウォン
尋常じゃないほど可愛い。
前作漫画版のなつきと同様、アニメ版での準ヒロインがメイン的な扱いを受ける伝統は健在。
ファザコン成分が抜けたものの、実は『愛する人に全てを捧げる』という芯はアニメ版と全く変わっていない。
本作のおよそ半分は彼女の物語である。


「だから私はあなたが……!!」


◆エルスティン・ホー
中盤からメインキャラクターに昇格。
すっかりアホの子になってしまったが、本人は物凄く幸せそうなのでなにより。
そして胸は爆乳の域(アニメ版では83pだった)に達し、伝説の技バストインパクトをあらゆる場面で駆使する。
何気にエロい。


「仮面のS女王エー・ルー・スー!!
月にかわって鞭打ちよ!!」


◆セルゲイ・オーギュスト
アニメ版で散々ヘタレ・ロリコンと視聴者から罵られた鬱憤が爆発したのか極悪化した。
ファミリーネームも変更されており、もはや完全な別人である。
案の定ラスボス。
脚本家の吉野を「セルゲイ吉野」と呼ぶファンがいるが、この作品が発端。

◆マシロ・ド・ヴィントブルーム
ヴィントブルーム王国の時期王位継承者。
何者かの手にかかり非業の死を遂げた。
実は儀式の一環として行った自殺で、終盤に復活し暴虐の限りを尽くす。

◆ナギ・ダイ・アルタイ
アニメ版での愉快犯的な性格と、前作漫画版の残忍性が合わさったような暴君へ。
しかし、意外な展開を迎える事に。
ドM


◆ナツキ・クルーガー
アニメ版を凌駕する能なしっぷりを魅せつけた我らがヘタレ。
ただし、家族には恵まれた。

◆シズル・ヴィオーラ
アニメ版と全く変わらず(彼女だけは変えようがなかったらしい)。
前作の反省からか、ナツキとの絡みが多くなった。

◆トモエ・マルグリット
人呼んできれいなトモエ。
優しく友人思いという、皮肉にもアニメ版での外っ面が素の性格になっている。
ミーヤとは百合な恋人関係(タチ)にあり、番外編で濃厚すぎる絡みを展開し男性読者のエレメントを暴発させた。

◆ミーヤ・クロシェット
トモエとは相思相愛のカップルでネコ担当。
しかし、いくら部分的でもアンダーヘアー描いちゃっていいのだろうか…。

◆アカネ・ソワール
エッチ以外は何でもしたって、ナニやったんだ。

◆カズヤ・クラウゼク
ゆかなさん曰く、「男性キャラはアニメよりさらにへなちょこで黒い(涙)カズくんとか酷いですね。あんまりだぁ(泣)」

◆ハルカ・アーミテージ
オトメではなく一般人の市警警部補(必ず警部と名乗る)。
かつてオトメを目指して門前払いを喰らったらしく、ガルデローベを目の敵にしている。
しかし、十手を片手に正義を貫き、差別される難民さえも守り抜こうとする漢女。
だがお馬鹿ちゃん。
その揺るぎない信念はマシロに数々の場面で道を示し、そして作中最大となる絶体絶命の危機を打開した功労者でもある。

◆ユキノ・クリサント
ヴィントブルーム警察の若き署長。
キャリア組だが、ハルカの信念に共感したら迷わず無茶な行動を取る事も。

◆ミドリ
シュバルツの女頭領。永遠の17歳
シリアスなダークヒーローだったアニメ版に比べると、前作でのノリのいい明朗な性格が色濃い。

◆ラド
全身をサイボーグ化したシュバルツの大幹部。
やり方は決して褒められたものではなかったが、血の繋がらない”娘”にも愛情を抱き、民から慕われる姿は紛れもなく漢だった。
レナに恋してた。

◆MAI
憎悪と狂気に満ちた恐ろしい眼で全てを焼き尽くす最強最悪の魔神(HiME)。
前作漫画版で『なつきに敗れなかった舞衣』がコンセプトと思われる。

「まるで……私を弄んでさんざん苦しめた男みたい────!!」

◆???
鏡に囚われたマシロくんの前に現れ、叱咤激励した謎の男。
握られた竹刀。
左腕の傷。
読者は彼を知っている……。
思い出せ自分を!! 取り戻せお前自身を!!
言えよ ―お前の名前は?





というわけで お母さん


この追記・修正はボクたちだけのヒミツなんです────

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最終更新:2021年03月29日 18:49