ライブベアラー(トリコ)

登録日:2011/12/21 Wed 23:36:09
更新日:2024/08/17 Sat 19:21:51
所要時間:約 6 分で読めます




ライブベアラーとは、漫画『トリコ』の登場人物である。

グルメカジノ編にて初登場した。
大塚明夫

某所で「邪悪なウド鈴木」と形容される長い顔に見合ったコック帽を被り、オカマ口調で喋る刺青をした大男。

地下料理界のボスであり、グルメカジノのオーナー。
記憶とは人生そのものと考えており、その記憶を奪う(食べる)事に勝利の快楽を得ている。
常に不敵な笑みを浮かべ、性格は狡猾で卑怯、イカサマをガンガンやったり平気で嘘を付く。
見た目通り戦闘能力も高く、捕獲レベル80の般若パンダをも余裕で倒せると発言している。
他人の記憶から盗んだ技術を多数会得しているため、見た目によらず調理師としての腕も一流で世界から見ても30位には入るらしい。
また、さすがは裏世界のボスといった感じで、麻薬食材は大好物*1


メテオガーリックの情報を得る為にやってきたトリコ達と記憶を賭けてグルメテイスティング(要は神経衰弱)を行う事になる。

+ ルール
  • カードを2枚めくり、一致(ヒット)していたらその食材を得られる。
  • 得られた食材を完食したら、そのカードに書かれたポイントを獲得できる。
  • 食材の捕獲・調理・完食までの制限時間はポイント×1分。
  • 完食した場合は再びカードをめくることができる。
  • カードが不一致の場合はアウトとなる。
  • ヒットさせても完食できなければ、ギブアップとなり相手に点数が入る。
  • 3回ヒット&完食、またはアウトやギブアップが発生した場合は相手に手番が移る。
  • 10連続アウト、2連続ギブアップで負け。
  • 2種4枚の「ジョーカー食材」が存在し、ヒット&完食した場合は自分と相手が獲得した食材を1つずつ指定・交換*2できる。交換した食材もお互い完食する必要がある。
+ 真髄
  • カードの裏面には番号が振られており、神経衰弱でありながらカードの組み合わせ自体は覚えやすくなっている。
  • ポイント(=制限時間)のわりに捕獲・調理が簡単な「アタリ食材」、その逆の「ハズレ食材」が存在する。
  • 過去にライブベアラーに負けた挑戦者はすべて、ハズレ食材を引いたことで負けている。
  • つまりポイントを得るよりも途中リタイアを避けるのが正しい攻略法。

「ギャンブラーとしての誇りがあるからイカサマなんてしない」と言っていたがそんな事はなく、カードを覗き見出来るコンタクトレンズを使っていた。

一応ココも「電磁波からカードを読み取る」というよく判らない方法でカードを大雑把に透視していたが、あくまで一致するか否か、そしてアタリハズレを大雑把に見るのみ。
カード内容を完全把握しているライブベアラーとの点差は大きく開いていく。
ココの策により差を縮められ、一時はポイントを追い越されるも、麻薬食材を難なく平らげ再び逆転。
全てのカードを取っても勝利出来ない状況にまで追い込んだが、完全な解毒に成功した者は居ないとされる猛毒のハズレ食材ポイズンポテトの“最悪の食べ合わせ”を作り出す事がココの狙いであり(詳しくはリンク先参照)、「食べれば死ぬ」「食べなければ負け」という絶体絶命の窮地に立たされる。
痛覚を遮断し、胃や食道を体内で生成した生分解プラスチックでコーティングして毒を防いで食べようとするも、事前に食べたチーズ白菜に含まれる強い分解力を持つ菌の影響でコーティングが剥がされるというミス*3で追い詰められ、結局は勝負を捨ててリアルファイトを挑んで来た。

前述のように、その実力は美食會の料理長、もしくは副料理長クラスでは……と予想されていたのだが、まさかの戦闘シーン0コマという驚異的な速度でやられてしまった(しかも戦ったココは全くの無傷)。
引き伸ばしに定評のあるアニメ版では戦闘シーンが補完されており、2本の巨大な包丁を得物に正面からココに挑むもポイズンアーマー&ポイズンソードに敗れている。

戦闘後、小松が調理したポイズンポテトをトリコが食べるが、ポイズンポテトはトリコのグルメ細胞に適合する食材だったため食べても命に別状はなく(逆に回復した)、賭勝負でもライブベアラーの負けとなった。

その後はノッキングされてまともに動けなくなってしまい、仕方なくにメテオガーリックを差し出し小松に調理させた。

小松を虎視眈々と狙っていたが、その料理人としての腕と食材に掛ける情熱に感動し、かつて真面目に料理人を目指していた頃の自分を思い出して、小松の調理を手伝った。

最終的にトリコ達とメテオガーリックを食して、本当の意味で食べることによる喜びを思い出して改心し、真っ当な料理人になると宣言してカジノの経営権をマッチ達に譲った。

なにこの死亡フラグ

メテオガーリックは大切に保管していたらしく、それをトリコ達に指摘された時にツンデレ発言をしていた。

昔の彼の姿が一コマだけ登場したが、なんと小松とほぼ同じ体格・身長だった。顔は長いけど。

その後はグルメカジノの元締めでもあるジダル王国にいるという伝説の料理人ジョアの元へ向かう一行に同行するが、国王が失踪したため、国が混乱しないよう地下料理界をまとめ、グルメヤクザと協力して治安維持にあたった。
結果、麻薬食材で荒んでいたジダルの治安は見る見る良くなり比較的平和な国になったと言う。

ライブベアラーぱねえwww

四獣編では毒の雨「グリーンレイン」を浴びてしまった世界中の人々を救うための解毒食材を調理するための助っ人として再登場。
裏料理界料理人たちを招集して薬膳餅の量産に貢献した。
小松に完全に惚れ込んでいるようで、彼の才能を誰よりも信じている様子がうかがえる。


続くクッキングフェスでも世界ランク上位の顔ぶれとして登場。
他人から技術を奪ったことは知られているようで、司会に「よけいなこと言わなくていいの」と突っ込んでいた。
とはいえ彼も先の四獣戦での英雄の一人なのでフェスには快く迎えられている。
美食繪の襲来に対しては巨大包丁の二刀流で大暴れ「ミンチ、ミンチ、ミンチにしてあげるわぁ」と、とても正義側とは思えない狂乱ぶりで灰汁獣を叩き潰していた。
さすがにニトロにはかなわずに胴を両断されてしまうが、寸前で痛覚を遮断しておかげで即死せずに済み、再生屋に応急処置されて一命をとりとめた。



そして彼を語るうえで外せないのはその顔芸だろう。
登場してから凄まじい数の顔芸を披露しており、
  • ヘヴン状態になり、舌をレロレロしながら涎を大量に流す
  • 小松を気に入ると大興奮してアへ顔
  • バナナを食べた後のフェラ顔
というとんでもない物を見せてくれた。
なんとあのみさくら語も乱発していた。


尚、彼の名前はライブベアラーである。
覚えにくいのかよく間違われる。




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最終更新:2024年08月17日 19:21

*1 アニメだとさすがにまずい描写だったのか「麻薬成分を無効化する調理法を知っていた」という設定に変更

*2 交換とは言っても、相手に指定された食材の分ポイントが減ることはなく、『(完食に成功した)相手側の食材のポイントが新たに加算される』というルールである

*3 酒のつまみのチーズ白菜は本来食べる必要はなかった