効果の概要
目標に作用している3レベル以下の呪文をすべて終了させる。
4レベル以上の呪文に対しては、呪文発動能力に対する能力値判定を行う。(難易度は10+呪文レベル)
4レベル以上の呪文に対しては、呪文発動能力に対する能力値判定を行う。(難易度は10+呪文レベル)
高レベル版:使用したスロットのレベル以下の呪文の効果を、自動的に終了させる。
評価/使用法
- 相手クリーチャーのバフやデバフを打ち破ったり、ダンジョン内の魔法の罠を取り除くのに使える。
- ただし相手が〈カウンタースペル〉でこちらの〈ディスペル・マジック〉を妨害してくることは予想しておく方がよい。〈カウンタースペル〉の射程は60フィートに対し、〈ディスペル・マジック〉は120フィートなので、射程外から撃ち込むことで完全に封殺できる。
- 解呪する対象の呪文が、この呪文のレベルを上回っていた場合、能力値判定を要求される。たとえば、5レベル呪文を対象とした際、5レベルで発動したならば確実に解呪できるが、3レベルや4レベルで発動すると、解呪できるかは能力判定となる。この場合、3レベルで発動しても4レベルで発動しても、成功確率が変わるわけではない。
ルール/裁定
- 構成要素は音声、動作。物質要素がなく動作要素がある呪文は、焦点具を持った手では動作要素を行うことができない。持っている物をしまうか落とすかして、片手を空ける必要がある。
- 「君から見える」という記述がないので、暗闇や霧の中などの重度の隠蔽の中を起点にすることもできる。また、君が盲目状態であっても呪文を発動できる。
- この呪文で解呪できるのはあくまで「呪文」である。従って、たとえば、ヴァンパイアの「魅了」やドルイドの自然の化身、クレリックの「神性伝導」など、「魔法的だが呪文ではない効果」は解呪することができない。もちろん「ドルイドもクレリックもウィーヴを操って上記の現象を引き起こしているのだから、ウィーヴを解きほぐす作用を持つ〈ディスペル・マジック〉はそれらを解呪できる」と考えたって構わない。逆に「呪文と呪文以外ではウィーヴの織られ方が異なるので、〈ディスペル・マジック〉が解きほぐすことができるのは前者だけだ」と考えてもよい。プレイヤー諸兄はDMの決定する世界観や設定に従うこと。(こちらを参照)
- マジック・アイテムは解呪できない。もちろん、アイテムを作る際、作成者は呪文を使っただろうが、あくまでこの呪文で解呪できるのはあくまで「呪文」である。ただし、「マジック・アイテムから発動した、効果を継続中の呪文」であれば解呪できる。たとえば、「スタッフ・オヴ・ウッドランズ」から発動された〈パス・ウィズアウト・トレイス〉は解呪できる。
- 魔法の罠は多くの場合、解呪できる。ただし、解除のための難易度設定のない魔法の罠もまれに存在する。占術呪文を使ったり、【知力】〈魔法学〉判定に成功すれば、DMが、解呪可能か、可能ならば難易度はいくつなのか、教えてくれるかもしれない。いろいろ提案してみよう。また、君がDMで、自分で考えたオリジナルの魔法の罠を設置するときは、〈ディスペル・マジック〉で解呪するときの難易度も考えておくとよい。
- 目標に複数の呪文が作用している場合、すべて解呪できる。その場合、各々の呪文に対して個別に解呪の判定を行うこと。
- 持続時間が「瞬間」の呪文の効果は解呪できない。たとえば、〈アニメイト・デッド〉の効果によって動きだしたゾンビに〈ディスペル・マジック〉を発動しても、〈アニメイト・デッド〉はすでに持続時間が終了しているため、ゾンビを停止させることはできない。同様に、〈カラー・スプレー〉や〈スリープ〉によって引き起こされた状態異常なども解除することはできない。
- まだ発動していない呪文の効果は解呪できない。よって、儀式発動中の呪文を止めることはできない。
- 〈グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ〉は、バリア内での5レベル以下の呪文を封じるが、バリアそのものを〈ディスペル・マジック〉の対象とすることは可能である。(こちらを参照)