dies iraeでは蓮と司狼。メルクリウスとラインハルトがそれぞれ発生源と自滅因子に相当する。
司狼とラインハルトは強烈な既知感に囚われる。未知を求めさせることで永劫回帰の破壊を切望するため、自死を望む神にとっては非常に都合の良い存在である。
蓮はメルクリウスを基にした存在であるため、メルクリウスと同じような自滅因子を生み出す特性を持ってしまっていた。そのため彼に最も近しい司狼は自滅因子となり、司狼と深い縁を持った恵梨依、玲愛ルートでは彼を取り込んだヴィルヘルムもまた自滅因子に汚染され既知感に感染している。蓮が日常の繰り返しを求めるのに対して司狼は既知感を破壊するため未知を求めて行動していた。
ラインハルトはメルクリウスとは親友であり不倶戴天の関係。ラインハルトは既知の世界を打倒するため総軍を増やし続け、メルクリウスは自死のために彼に手を貸し続けた。そうして最後には共倒れとなり永劫回帰の宇宙で何兆何京とそれを繰り返していた。また、ラインハルトはメルクリウスの自身に対する怒りと絶望の権化とも言える存在。