珊瑚

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10代 人間 刀々斎認定者 四魂のかけらの所有者 夫婦 妖怪退治屋 姉弟 犬夜叉一行 登場人物 美女

登場 9巻7話(85話)「犬夜叉の心」
退場 特別編「あれから」
種族 人間
性別
年齢 16歳
出身 妖怪退治屋の里
所属 犬夜叉一行
職業 妖怪退治屋
想い人 弥勒
装備 飛来骨、日本刀、退治屋の特製防具、その他退治屋道具
CV 桑島 法子
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 珊瑚(さんご)は、犬夜叉一行の一人であり、妖怪退治屋を務める人間の女性である。琥珀の姉。珊瑚の父の娘。武蔵の国の山中にある退治屋の里出身。名前の由来は鉱物の珊瑚からであり、珊瑚の関係者の名前は鉱物由来で統一されている。里でも唯一の女性退治屋。数年前に飛来骨を獲得してから頭角を現し、退治屋の頭である珊瑚の父を超えて、退治屋の中でも最強の手練れと言われている。

  • 当初は犬夜叉一行の敵として登場した。しかし、奈落の謀略により琥珀を人質に取られ、父や仲間を皆殺しにされた事が明らかになると、犬夜叉一行に加わり奈落討伐を目指す。旅を続ける中で弥勒と互いに惹かれ合うようになり、旅の途中に婚約。弥勒の浮気癖に振り回されつつも彼を純粋に愛し続けている。奈落討伐後は弥勒と結ばれ、楓の村で暮らすようになり、最終回の時点では双子の娘息子を授かっている。作者は読者から二人の子供の人数を質問され、「描いたのは3人ですが、まだまだ若い夫婦ですから無限の可能性があると思ってください。」とその後も多くの子供に恵まれた可能性に言及している*1

  • 退治屋としての責任感と、勇敢な心を持つ。戦う事に対しても積極的で、敵に情けや容赦をかける事はない。目的を達成するためには危険も顧みず、手段も選ばない。また、一度火が付くと簡単には収まらず、例えその身が傷つこうとも、敵を倒す為には前へと突き進む猪突猛進な面がある。仲間や家族を失った経験から強い孤独心を持ち、特に弟である琥珀が関わると感情的になってしまうのは大きな欠点である。作者は「戦国時代の女性は強い」「涙を流さない」とコメントしているが、珊瑚だけは例外である。

  • 作中でも美しいと評されるなど相当な美少女であり、神楽に匹敵するボディスタイルの持ち主。公式ガイドブックにもスタイル抜群と記述されている。しかし、男勝りな性格や高い戦闘力から戦闘員として頼りにされる事が多く、仲間になってしばらくは女性扱いされない事に不満を漏らす事もあった。

  • 戦闘時には退治屋の特製防具と呼ばれるボディスーツを着用し、髪をくくってポニーテールにする。これは、斬撃や衝撃に強い耐性を持っており、素材は明かされていないが独特の光沢があるとされる。一見すると単なるボディスーツ姿に見えるが、その実は相当な重装備である。防具の下には鎖帷子を下着として身につけており、手甲と足甲もスーツの下にしっかり装備している。肩当などの防具はピンク色の花柄であり、女性らしさを意識したデザインになっている。

【アニメ、外伝】

  • 犬夜叉 TVアニメ
    • なぜか飛来骨や防具の色彩が原作と異なる。主要キャラクターの中で衣装や装備の色彩を明確に変更されているのは珊瑚とりん、殺生丸である。原作の飛来骨は鮮やかな紅色の布と紐が使われており、退治屋の防具もピンク色の花柄と華やかだが、アニメでは飛来骨の布は地味な茶色、防具も彩度が低く柄もなくなっており全体的に地味な色にされてしまっている。公式作品において原作とアニメの区分が曖昧な場合、珊瑚が明確な指標となる。戦闘時の防具が花柄で飛来骨の装飾も鮮やかな紅色であれば原作の珊瑚。防具に柄がなく、飛来骨に地味な茶色い布が巻いてあればアニメの珊瑚である。
    • 熊妖怪に城を襲われた若殿・武田蔵之介に惚れられるが、珊瑚には全くその気がなく断っている。
  • 半妖の夜叉姫
    • 外見が全く変わっていない。退治屋を引退して飛来骨を息子の翡翠に譲っている。退治屋を引退して退治屋専門の道具職人をしている。実力は既に琥珀の方が上らしいが、いまだに琥珀にとっては頭の上がらない存在である。終盤には漆黒の飛来骨によって本作最強の攻撃力を得た。
    • コミカライズ版では四人目の子供を身ごもっている。そのため、アニメ版と違い直接的な戦闘には全く参加しないが、かつて七人隊煉骨が製作した銀骨砲を復元しており、それを武器にしている。


【能力】

  • 珊瑚は、妖怪の骨を鍛えた巨大なブーメラン、飛来骨を主な武器として用いた。彼女は飛来骨の軌道をかなり自由に操作でき、その威力も一撃で数十もの妖怪をまとめて薙ぎ払うほどである。飛来骨の強度は鉄砕牙でも断ち切れないほど堅牢であり、珊瑚は大抵の敵に対しては飛来骨だけで戦う事ができた。身のこなしは軽く、腕力は鍛え上げた成人男性ほどもある。とりわけ生命力は生身の人間としてはトップクラス。重傷を負って生き埋めになっても生き延びる生命力には、奈落すら一目置く程である。

  • 珊瑚は、妖怪退治屋としての経験と知識を積んでおり、大抵の妖怪ならば一目見るだけで弱点を見抜く事ができた。一見すると軽装に見える退治屋の装束だが、肩当てや腰巻、手甲などにあらゆる武具が仕込まれている。珊瑚はそれらを用いる事で、妖怪の弱点を的確に突く搦め手も得意としていた。

  • 肩当には、登山などに役立つ縄、瘴気を放つ毒粉、妖怪をも溶かす強力な妖毒が仕込まれており、毒は基本的に貝殻に入れて保存している。また、手甲には仕込み刀を装備しており、拳を内側に握ると妖怪の骨で作られた刃が飛び出す仕組みになっている。腰には刀も差しており、使用する機会は少ないが、犬夜叉火鼠の衣を貫くなど、並みの刀に比べれば強力である。また、どこに装備しているのかは不明だが、どこからともなく鎖分銅を取り出して戦うシーンも存在する。

【技】

毒粉
飛来骨

【戦闘録】


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最終更新:2025年03月26日 21:07

*1 サンデーS増刊12月号