火鼠の衣

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日暮 かごめ 犬夜叉 犬夜叉の母 犬夜叉の父 用語 神久夜 鉄砕牙 防具

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初登場話	1巻1話(1話)「封印された少年」
継承者	犬夜叉の母⇒犬夜叉
使用者	犬夜叉、日暮 かごめ
分類	原作/アニメ

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【概要】

• 火鼠(ひねずみ)の衣(ころも)とは、大陸の妖怪・火鼠の毛を織り込んで作られた衣である。元々は、犬夜叉の父が犬夜叉の母の身を守るために与えた品であり、犬夜叉の母の死後は息子の犬夜叉に継承された。作中で、犬夜叉が着用している水干が火鼠の衣である。なお、犬夜叉の父は火鼠の衣を犬夜叉の母に贈る際に、鉄砕牙も同時に贈り物としている(*1)。この世に一着しか存在しない神秘の衣とされる。その設定から鑑みるに、火鼠の衣の原料となる妖怪・火鼠は既に現存していない様子である。犬夜叉は幼少期からその身長に見合った火鼠の衣を着用している。よって、ある程度そのサイズをコントロールできると考えられる。

• 炎と物理攻撃に大して圧倒的な防御力を誇る一方で、毒や消化液といった系統の攻撃には弱い。また、睡骨の爪など鎧をも引き裂くほどの強力な斬撃攻撃にも耐えられない。衣だけでも相応の防御力を持つが、普段は犬夜叉本人の妖力によってその力はさらに引き出されている。犬夜叉が朔の日や聖なる結界の影響で人間になると衣の力は弱体化する。衣の元となった火鼠は大陸に生息していた強大な妖怪であり、あらゆる炎や攻撃をはね除ける圧倒的な防御力を誇る体毛を持っている。『高橋留美子原画全集』では衣と同じ赤い体毛を持っていたのではないかと推測されている。

【アニメ】

• 『犬夜叉 劇場版』第二作「鏡の中の夢幻城」
  • 本作では犬夜叉の衣であると同時にキーアイテムとして登場する。かつて弥萢に封印された妖怪・神久夜の復活の鍵となる五つの品の一つ。火鼠の衣を含む5品をそれぞれ富士五湖に供えると神久夜が復活する。なお、神久夜の復活には衣自体を供える必要はなく、ほんのわずかな切れ端で構わなかった。

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コメント

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*1 サンデー公式ガイド「奥義皆伝」p.32