珊瑚の父

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人間 作中で死亡 妖怪退治屋 登場人物

登場 9巻8話(86話)「退治屋」
退場 49巻9話(487話)「生き方」
所属 妖怪退治屋
種族 人間
性別
出身 妖怪退治屋の里
血縁者 珊瑚琥珀珊瑚の祖父
職業 妖怪退治屋、退治屋の里長
想い人 なし
装備 月牙鏟、日本刀、退治屋の特製防具、その他退治屋道具
CV 田中 正彦
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 珊瑚(さんご)(ちち)は、武蔵の国退治屋の里を拠点にしている、妖怪退治屋の頭である。珊瑚琥珀の父。妻は故人。退治屋の頭という立場上、表向きには強く厳しい父親を装っているが、本心では息子や娘を想っている。月牙鏟の使い手であり、妖怪退治屋の例に漏れず、彼もまた人間らしからぬ身体能力の持ち主である。しかし、本編開始時点ですでに珊瑚が退治屋の里で最高の手練れと評価されており、実力ではすでに珊瑚に追い抜かれていた。

  • 彼は温和な人格者で、妖怪を単なる敵とは考えておらず、偏見も持っていなかった。妖怪退治屋はその影響か、雲母のように妖怪を味方に付けて戦う事もあった。また、彼は例え一度は敵対した妖怪たちであっても、退治が終われば邪気を払い、適切に供養するべきであると考えていた。彼は、使用する武器に対しても情と慈しみを持つよう珊瑚に説いていた。彼は珊瑚に飛来骨を与えた際、飛来骨を単なる武器としてではなく共に戦う仲間と考えるよう珊瑚に指導していた。

  • 珊瑚の父は四魂の玉についての知識を持っており、50年前に玉を清めていた桔梗についても知っていた。彼は本当に強く恐ろしい妖怪は人間のふりをしている*1と考えており、そんな妖怪が四魂の玉を入手することに強い危機感を抱いていた。彼の懸念は的を射ており、奈落がその恐ろしさを証明する事になった。彼は奈落の謀略により、我が子である琥珀の鎖鎌によって殺害された。


【能力】

  • 月牙鏟(げっかさん)の使い手であり、退治屋の里でも最高の手練れとされる四人の内の一人。彼は奈落が用意した大蜘蛛を、仲間と共に容易に討ち取る実力があった。しかし、珊瑚が里一番の手練れと評価されている事から、彼が珊瑚には及ばない実力であった事は判明している。月牙鏟は本来中国の武器であり、退治屋の装束からも大陸の影響が見て取れる。


【戦闘録】

9巻8話 大蜘蛛 勝利

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最終更新:2024年07月28日 18:07

*1 殺生丸などの人型に変化している妖怪の事ではなく、文字通り人間のふりをしている奈落のような存在を指している。