とーぱおうこく
フィルアデス大陸より北東、「魔物大陸」と呼ばれる
グラメウス大陸に繋がる細い地峡、その中央部に位置する
文明圏外国。一度魔王によって滅ぼされており、今のトーパ王国は
種族間連合が建国した二代目に当たる。王都(首都)は人口10万のベルンゲン、国王は
ラドス16世。
人間と
エルフが人口の大半を占める。
フィルアデス大陸への魔物の侵入を防ぐために建国された国で、
世界の扉を所有しており人類の守護国として高い誇りを持っている。
軍事力は文明圏外国としてはかなり高く、陸軍戦力は
文明国水準である
アルタラス王国に匹敵するとされる。
外伝で実は
魔帝を除くと現存する国家としては作中最古の時代に建国された国家の一つで
三大文明圏の起源となった国家であることが判明。しかし魔王編開始時には文明圏外国と呼ばれ軽んじられるまで落ちぶれていた。
また本編では人類文明の再誕の地であったことにも言及されておらず、魔帝の対策を重視していた
神聖ミリシアル帝国にも魔王侵攻まで関心を持たれていなかったことから、この事実は忘れ去られた可能性が高い。
その立地ゆえ気候は冷涼であり、
ワイバーンは生息不能。というわけで航空戦力としてのワイバーンも保有していない。一見すると他国より大幅に不利に思えるが、防戦に限れば相手もワイバーンを使えなくなる利点がある。なので戦前のパーパルディア皇国からすると近辺では最も厄介な相手だったりする。
番外編
「辺境の魔王」の舞台となる国で、日本から派遣された陸上
自衛隊先遣小隊が
魔王ノスグーラを倒し、魔王軍を崩壊させて国家存亡の危機から救ったため、極めて親日感情が強く良好な関係にある。
日本とパーパルディア皇国が戦争になった時は、日本の兵器の常識外れな威力を知るがゆえに、いち早く日本の勝利を予測した。
その後、新たにグラメウス大陸で発見された
エスペラント王国とは、救援が届かなかった歴史的経緯から一時期険悪な関係だったが、すぐに解消された模様。
後にエスペラント王国と共に
北方の列強と呼ばれるなど、
列強クラスの国家に成長した。
なお、北方の限界居住域の国がいち早く日本と交流を持てた理由は、
日本が北方海域の海洋調査と漁業権(特にカニ)を求めて早期に訪れていたことが
コミカライズ版で判明した。
登場人物
- ラドス16世 国王。
- ガイ 城砦「世界の扉」非常勤の傭兵。
- モア ガイの幼馴染みでエルフの騎士。
- アジズ トーパ王国軍騎士長。
- エレイ ガイとモアの幼馴染みのエルフ女性。
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〔最終更新日:2024年11月12日〕
最終更新:2024年11月12日 22:24