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@あれこれ-2011年8月
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@あれこれ-2011年8月
[2011-08-17]
お手軽擬似仮想タグファイルシステム &bookmark_hatena(show=none)
過去にも何度か登場した sz7 ファイル(
axpathlist.spi
用パスリストファイル)ですが
入れ子も可能である事に今頃気が付いた。ので、
お手軽擬似仮想タグファイルシステムを考えてみる。他力本願。
入れ子も可能である事に今頃気が付いた。ので、
お手軽擬似仮想タグファイルシステムを考えてみる。他力本願。
1.パスリストファイルを置くフォルダを決め、
ファイル名をタグ名にしてパスリストファイル(拡張子 sz7)を作成。
2.そのタグを付けたいファイルの絶対パス(#2)を改行区切りで列挙。
(最終行も改行すること)
必要分、タグ名を付けたパスリストファイルを作成
ファイル名をタグ名にしてパスリストファイル(拡張子 sz7)を作成。
2.そのタグを付けたいファイルの絶対パス(#2)を改行区切りで列挙。
(最終行も改行すること)
必要分、タグ名を付けたパスリストファイルを作成
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3.作成したパスリストに、関連するタグや小分類のタグとして
別のパスリストファイルのパスもあわせて記述する。
小分類をさらに分類するタグを付けて(パスリストファイルのパスを記述して)
階層化しても良いけど、あまり深くしない方が吉。
階層化する場合は、中分類・小分類のタグ(パスリストファイル)に
上の階層や大分類のタグ(パスリストファイルのパス)を書いても良い(#5)。
4.パスリストを仮想フォルダとしてアクセスしたいアプリ個々に
Susie プラグインの設定をする。
別のパスリストファイルのパスもあわせて記述する。
小分類をさらに分類するタグを付けて(パスリストファイルのパスを記述して)
階層化しても良いけど、あまり深くしない方が吉。
階層化する場合は、中分類・小分類のタグ(パスリストファイル)に
上の階層や大分類のタグ(パスリストファイルのパス)を書いても良い(#5)。
4.パスリストを仮想フォルダとしてアクセスしたいアプリ個々に
Susie プラグインの設定をする。
私が望む条件としては
- ファイルの複製は必要としない
- 元のファイル・フォルダはどこにあっても良い
- 一つのファイル・フォルダに複数のタグ付けが可能
- かつ、一つのタグに複数のファイル・フォルダが属することができる
- ファイルに付けられた全てのタグの確認が容易にできる
- どのアプリケーションからもアクセス・実行可能なシステム
- 同様に、タグ付けられたファイルへのアクセス・実行も可能
- 元ファイルにアクセスすることが可能
なのだけど、残念ながら、
axpathlist.spi を利用したこのお気楽な方法では全ての条件を満たせない。
axpathlist.spi を利用したこのお気楽な方法では全ての条件を満たせない。
- Susie プラグイン対応のアプリでないと使えない。しかも相性次第。
- フォルダのパスは無視される。
- タグの付け外しや元ファイルの移動や削除(#1)に伴うリストの編集は手作業。
(パスリストファイルを指定してパスを追記・削除するスクリプト等が別途必要)
- 一つのファイルにどんなタグが付けられているか確認する事ができない。
(grep でディレクトリ検索してパスリストファイル名=タグ名を出力するとか)(#3)
- 元ファイルのパスが分からない。
(エディタ等でパスリストファイルを閲覧とか、grep (#3)とか。)
- 一つのパスリストファイルにパスの重複やパスは違うけど名前が同じファイルが
あっても、仮想フォルダ内ではファイル名しか分からない。(#3)
- 仮想フォルダ内で開いているファイルは元ファイルではなく、一時ファイルなので
パスリスト(仮想フォルダ)中のファイルに加えられた編集は元ファイルに
反映されないし、仮想フォルダ内に保存はできない。
反映されないし、仮想フォルダ内に保存はできない。
使用例:
■あふw
■あふw
拡張子判別実行 | ファイル名判別実行(あちゃw)(#3,4) |
拡張子:sz7(&br) | AFXW.DEF [EXT_SPECIAL]セクション |
ENTER :&S_ARC axpathlist.spi | E_001=D:\*\vf\*.sz7 |
SHIFT+ENTER:&PMENU $~\Menu\sz7.txt | S_001=$MP"$~\Menu\vf_sz7.txt |
sz7.txt / vf_sz7.txt(区切り線以下を追加)
afxw sz7 "A: spi" &S_ARC axpathlist.spi "V: 内蔵ビューアで見る" &VIEW "$P\$F" "E: 編集" お好みのテキストエディタ.exe "$P\$F" "----" "G: Grep⇒下窓" $~\afxexec.exe cmd /c $IT"grep -n "$I4"ファイル" "$P\*.$E" (#3,4) "C: メッセージ窓コピー" &MESCLIP "M: メッセージ窓クリア" &MESCLR ;(v1.30b3 以降)
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①axpathlist.spi による仮想フォルダ内の②画像を閲覧、③閲覧中の画像に付けられたタグ(パスリストファイル名)を検索(#3)、メッセージ窓に表示 |
「あふ・あふw」も「だいな」も仮想フォルダの階層を辿っていく事は可能だけど
階層のツリー構造(タグの相関関係)を見ることはできない。ツリー表示(をする意味)が
必要かは別として、Susie プラグイン対応でツリー表示ができるファイラーって
どんなのがある?
階層のツリー構造(タグの相関関係)を見ることはできない。ツリー表示(をする意味)が
必要かは別として、Susie プラグイン対応でツリー表示ができるファイラーって
どんなのがある?
一応確認したアプリは(本家
at_picture
を除く)ほとんどが画像ビューアで、
画像ファイル以外は対応していなかったり。。。でね。
画像ファイル以外は対応していなかったり。。。でね。
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Leeyes でツリー展開(#5) |
■Leeyes
[オプション]→[プラグインの設定]で指定した読込先に axpathlist.spi を置くだけ
[オプション]→[プラグインの設定]で指定した読込先に axpathlist.spi を置くだけ
■
Linar
(展開表示できるのは1階層まで)
[オプション]→[動作設定]→[プラグイン]でプラグインフォルダを設定
[オプション]→[動作設定]→[画面]→[フォルダーツリー]で書庫内書庫の表示
再起動して[オプション]→[プラグイン設定]で apathlist.spi を「使用状態に」
[オプション]→[書庫ファイル内も表示対象]にチェック
[オプション]→[動作設定]→[プラグイン]でプラグインフォルダを設定
[オプション]→[動作設定]→[画面]→[フォルダーツリー]で書庫内書庫の表示
再起動して[オプション]→[プラグイン設定]で apathlist.spi を「使用状態に」
[オプション]→[書庫ファイル内も表示対象]にチェック
#1:パスリスト中の無効なパス・存在しないパスは表示(展開)されない。
#2:axpsthlist.spi は相対パスも認識するが、sz7 ファイル自体の移動や
入れ子によりパスが無効になってしまうので。
#3: Windows版Grep 等で パスリストファイル置き場を grep すれば
付加したタグ(パスリストファイル名)全てと元ファイルのパスが分かります。
xyzzy で grep するなら、grep バッファを複数保存できる grep-a-lot が便利。
#4:仮想フォルダ内で実行すると、"$P" では AFXWTEMP フォルダが対象になるので、
ディレクトリを決め打ちにする。他所に別用途のパスリストファイル(.sz7)が
あるのであれば、拡張子判別実行ではなくファイル名判別実行(あちゃw)に
してメニューファイルを分けるのが良いかも。
仮想フォルダ内のファイル名を中に入らないで取得するうまい方法があれば
grep コマンドももっと手軽にできるんだけど。。。
#5:タグの階層をツリーで見た時に永遠にループしてしまうので要注意。
#2:axpsthlist.spi は相対パスも認識するが、sz7 ファイル自体の移動や
入れ子によりパスが無効になってしまうので。
#3: Windows版Grep 等で パスリストファイル置き場を grep すれば
付加したタグ(パスリストファイル名)全てと元ファイルのパスが分かります。
xyzzy で grep するなら、grep バッファを複数保存できる grep-a-lot が便利。
#4:仮想フォルダ内で実行すると、"$P" では AFXWTEMP フォルダが対象になるので、
ディレクトリを決め打ちにする。他所に別用途のパスリストファイル(.sz7)が
あるのであれば、拡張子判別実行ではなくファイル名判別実行(あちゃw)に
してメニューファイルを分けるのが良いかも。
仮想フォルダ内のファイル名を中に入らないで取得するうまい方法があれば
grep コマンドももっと手軽にできるんだけど。。。
#5:タグの階層をツリーで見た時に永遠にループしてしまうので要注意。
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