メダロットBRAVE


メダロット作品集ゲーム版メダロット
ナンバリング1 - 2 - 3 - 4 - 5 - DS - 7 - 8 - 9
リメイク/外伝/他ジャンルPE - R - カードロボトル - navi - G - 弐CORE - BRAVE- 真型 - DUAL - ガールズミッション - S
復刻作品クラシックス - クラシックスプラス
パーツコレクション1パーコレ - 1パーコレ2 - 2パーコレ - Rパーコレ - 3パーコレ

3Dフィールドでメダロットを巧みに操れ!
イッキとメタビーはトルトルランドのロボトルラリーに挑む。
フィールドは穴あり岩あり川あり爆弾ありのトラップ尽くし!
道中のタイマンロボトルをこなしながらゴールを目指すためには、
フィールドに合わせたセッティングと愛機の操作テクニックが重要。

ゲーム概要

  • メダロットBRAVE
対応ハード ジャンル 発売日 発売元 開発元
GC ACTRPG 2003年11月28日 ナツメ ナツメ
  • 作品内容簡易データ
登場メダロット数 45体(新規登場はエイムフラッシュのみ)
登場メダル数 12枚
主人公 テンリョウ イッキ
初期パートナー サイカチス(※ドークスコウジが使用)
ロボトルシステム メダロットBRAVEのロボトル
作品特有システム 自分がパートナーを直接操作する3Dアクションロボトル
ステージ作成機能搭載
メダフォース採用
ライブラリー採用
要所にボイス採用
一応GBAリンクあり

ストーリー

ここは遊園地「トルトルランド」。
恒例のロボトルラリーに参加するためにここにやってきたイッキとメタビー達。
優勝賞品は一年間フリーパス、アトラクション遊び放題でレストランの食事食べ放題!
優勝目指してさっそくトラップとロボトル満載のアトラクションステージを制覇していく。
しかしラリーの道中、湧いて出てきたロボロボ団!やっぱりみんなの邪魔をする。
そのうえ園内で行方不明になるメダロットが出没…これは何か事件の予感?

システム概要

シリーズ唯一の3DアクションRPG

  • 3D箱庭系フィールドでメダロットを前後左右縦横無尽に操ろう!
    • イベントやアトラクション選択はトルトルランド内で行われる。
      トルトルランド内を散策し、各アトラクションへ向かうということ。

『メダロット』の育成・カスタマイズ

  • 3Dで動きまわっても男女二種類存在する骨組みティンペットに対応する
    頭部・右腕・左腕・脚部パーツメダルを装着するカスタマイズ。
    • ティンペットに関して
      • 本作ではティンペットを6体まで所持可能。
        シナリオの分岐選択肢によっては男女比が変わる。
    • メダルに関して
      • メダル・パーツの属性、メダルの性格は存在しない。
      • 熟練度のカテゴリは従来作のものを比較的簡略化。
        「うつ」「なぐる」「まもる」「なおす」「おうえん」の5カテゴリに。
      • メダルのステータスも「うつ」「なぐる」「まもる」「なおす」「おうえん」の熟練度のみ。
        ロボトルでのレベルアップ時にメダルごとに設定された成長テーブルで能力が上昇(成長率は固定)。
      • メダル入手時に名前を付けることが可能。リネームは不可。
      • メダルは初めから1種類の固定メダフォースを習得している。
        ロボトル中ゲージ満タンでY+Aボタン同時押しで発動。
    • パーツに関して
      • 上記のとおり属性の概念は存在しない。
        5つの熟練度の分類は従来作とほとんど同じなので違和感はない。
      • 充填・放熱の値はそれぞれボタンを押してからパーツ使用・パーツ使用後から次の行動に移るまでのモーションの長さを示す。
      • 脚部の近接と遠隔がパーセント割合で表記。頭部・右腕・左腕ならどちらに属するかを☆で示している。
        (例)遠隔が198なら、遠隔に☆がついているパーツを使った時、性能を198パーセント引き出せる。
      • パーツの攻撃特性によっては、アトラクションステージ上のトラップや仕掛けを操作することができる。
        (例)プレスハンマーは一部のオブジェクトを押すことができる。

メダロット同士の戦闘『ロボトル』~1対1の3Dアクションロボトル~

  • 本作の『ロボトル』は常に1対1のメダロットによるタイマンロボトル。
    • ステージ・アリーナごとにメダロットのパーツ構成は固定。
    • ロボトル中のパーツ残り装甲値(HP)はプレイヤー操作メダロットのみ画面下部に4部位バー状で表示。
      • 対戦プレイの時は両プレイヤーのメダロット共に常時確認可能。
    • メダフォースゲージも画面下側にある。
      Y+Aボタン同時押しっぱなしで溜め、満タンになってゲージがアニメーションしてたら再度Y+Aボタン同時押しで発動。

本作独自のロボトル(一部ステージ内アクションと共通)仕様

  • 本作では『ロボトルアリーナ』と『ミッションアリーナ』の二種類のロボトルエリアが存在する。
    • アトラクションステージの最後やイベントでのメダロッター同士のロボトルは『ロボトルアリーナ』。
      通常のロボトルを行う。相手を機能停止にすれば勝ち。
    • アトラクションステージの途中にあるロボトルは『ミッションアリーナ』。
      始まるとクリア条件が掲示され、条件を時間内に満たせばクリアとなり先に進める。
      • どちらもクリア後にパーツがもらえる。
        1つのアトラクションステージでいくつものアリーナをクリアした場合、その数だけパーツをもらえる。
      • ミッションアリーナはステージの構成・ルートによってはスルーすることもできる。
  • ロボトル時間は3分固定。
    • ロボトルアリーナで時間切れの場合は判定。
      ミッションアリーナでクリア条件を満たさず時間切れになった場合はゲームオーバー。
  • Yボタンで正面からの攻撃に対してガードができる。
  • コントロールスティックを入力しながらAボタンを押すことで前転回避を行える。前転中は無敵。
  • 脚部タイプによってはRトリガーで特殊移動を行うことができる。
    (例)二脚タイプなら小ジャンプ、車両タイプなら高速移動。
  • 移動によるメダロットのすり抜けはできない。
  • ロボトルフィールドにトラップや仕掛けが設置されていることがあり、利用することも可能。
    ただし、敵オブジェクトであるガードマンやキャノンはプレイヤーを狙って移動・攻撃する。

ステージエディット機能

  • ベースマップにしかけ・トラップを配置してオリジナルステージを作ることが可能。
    • 作成したマップは後述する「マップくば~る」で他のメモリーカードにコピー可能。
    • エディットに使用できるしかけ・トラップは、ストーリーモード内で対応したアイテムを入手することで増やすことができる。
      • ただし、これには非常に厄介なバグが存在するので注意。

対戦プレイ

  • コントローラーがあればソフト一本でロボトルで対戦可能。
    • 「1PVSCOM」「1PVS2P」の二つのモードから選択。
    • メモリーカードが無いとあらかじめ用意されたいくつかの機体から選択することになる。
      • メモリーカードがある場合はセーブデータのメダロットを対戦で使用できるようになる。
    • 「1PVSCOM」モードの対戦相手やステージは「ストーリーモード(ゲーム本編)」の進行に応じて増加する。

通信関連

  • 「マップくば~る」で作成したマップを配布。
  • 「メダルあげ~る」と「パーツトレード」は一度ストーリーモードをエンディングまで進めないと解放されない。
  • 「GBAリンク」で特殊アイテム・イベント解放!
    • …なのだが、これも完全クリアしないとこのGBAリンクによるイベント・パーツ入手ができない。
      本作はあるバグによって基本的に完全クリア不可能。つまり、GBAリンクの恩恵を受けるのは難しい。
      • GBAリンク対応ソフトは「naviG弐COREのカブト・クワガタVerの計6本。

そのほか

  • 一度アトラクションステージに入ったら、そのステージをクリアするまで出れない。
    • ゲームオーバーすると「リトライ」or「タイトルに戻る」のどちらかしか選択できない。面倒。
    • 逆にイベントロボトルでも同様のことが言える。連戦であっても敗北した戦闘から再挑戦可能だったり。
  • BGMは新曲に加え、過去作のアレンジも存在。サウンドテスト解禁されないのが惜しい…
  • メダロットが3Dになったため、ライブラリーでCスティックで360度好きな方向からメダロットを眺めることができる。
  • ロード時間は長くもなく短くもなく。
    • Rのように組み換え画面に切り替える度読み込みが始まるわけではないのでご安心を。
  • 設定で4種類ある操作方法の変更・画面の明るさや各種サウンドの調整を行える。ロボトルBGM選択もココ。
  • トラップ解説のボイスナビゲーションシステムやロボトル前後の台詞などに声が当てられている。
    • 基本的にアニメのキャストと同じだが、コウジなど一部キャラクターは担当声優が変更されている。
    • ジャクシー?ハルといった本作に登場するオリジナルキャラクターの一部にも音声がある。
  • 「メダロット4」でイッキの戦いは一度完結していたが、本作は再びイッキが主人公を務める。
    • 説明書によるとこの時イッキは小学6年生。
      4の後日談とも取ることは可能だが…
    • イッキ以外のキャラクターにも言えるが、全体的にアニメ版・ゲーム版の設定・雰囲気が混同されている。
      • あくまで「メダロットR」などと同様に外伝作品なのでその辺は割り切ろう。
      • ひらのかな氏は自身のサイトで、イッキを主人公に据えたことに関して苦言を呈している。

ゲーム内容面の特徴

メダロットを自分で操作し空間を歩き回れる現時点で唯一無二の作品。

メダロットのパーツ特性を生かして、ロボトルで有利に立ち回ったり、
特殊な場所に進むことができるなど本作独自の楽しみがある。
ただ、頭部にダメージが入りやすい仕様や大半が相手として機能していないCPUの動き、
面倒なステージ構成などゲームとしてのバランスは宜しくない。
これらに加え、3Dアクションゲームで重要となるカメラ視点操作も不便。

1ステージにかかる時間は真面目にパーツ・ポイント回収を行うと約5~10分(個人差・攻略本の有無あり)。
ただし、即ゲームオーバーになるトラップが多いのに中間再開ポイントなどは存在せず、
長い道中をもう一度初めからやり直し…などといったことも多い。

シナリオは基本空気でステージを順次制覇しつつ、時たまロボロボ団に絡まれる程度であるが、
中盤~終盤から突発的に明らかになる園長と技術顧問の過去等いきなり急展開が待っている。
なお、イベントの発生タイミングや次行くべき場所への誘導はやや不親切。

とある大きなバグによってエンディング後のイベントが全て開放されない問題によって、
サウンドテストやGBAリンクによる各種イベントも発生しない困ったことになっている。
その結果本作も入手不可能パーツ・メダルが存在。
それ以外にも、いくつか不親切な仕様・バグが存在している。
なおバグ対処用のサポートは終了している。

こういった各種の困ったバグ・仕様はもはや擁護すら出来ないレベルである……
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展開

店舗別の予約購入特典はゲームキューブ上部の「特製ネームプレート」。
(ゲームキューブのディスクカバー開閉部分の黒い部分を取り外して使用する。参考外部リンク)
アピタ・ユニー、イトーヨーカドー、ハローマック等の対象店舗で予約購入するともらえた。
黄色線でサイカチスとロゴが印刷されている。

コミックボンボン上でのメダロットシリーズの展開は漫画メダロットGの完結を持って一旦終了していたが、
メダロット弐COREの販売特集と同じように、一応ゲーム情報コーナーにて特集が組まれていた。

新規登場メダロットはエイムフラッシュ1体。
長らく本作専用メダロットという立場だったが、メダロットDSにて再登場を果たした。おめでとう!
ちなみに彼だけでなく、本作に登場した45体のメダロット全てメダロットDSで再登場している。
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本作関連用語リンク



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最終更新:2020年11月22日 12:35