#image(giffany00.gif,width=220,title=よく見ると頭の飾りはリボンでなくフラットケーブル) &font(24,b,i,#ff69b4){「あなたは私を返品したりしないよね?」} ディズニーチャンネルで放送されたアメリカのTVアニメ『[[怪奇ゾーン グラビティフォールズ>ランブル・マクスカーミッシュ]]』に登場するキャラクター。 第25話「スースと、その彼女(Soos and the Real Girl)&link_anchor(*1){*1}」に登場。 原語での綴りは「Giffany」で、「GIFアニメ」が由来と思われる(実際彼女のアニメはGIFアニメとして制作された物を使用している)。 ディッパー達の友人であるオタクのスース([[彼>太公望]]ではない)がゲームショップで見つけた恋愛ゲーム『ロマンスアカデミー7』のヒロイン。 虹柄のセーラー服を着た美少女であり、ゲームのキャラとは思えない程コミュ力が強く、スースも次第に彼女と打ち解けていく。 #image(giffany01.gif,width=220,title=アイエエエ!?サダコ!サダコナンデ!?) &font(24,b,i,yellow,black){「現実の女はあなたを傷付ける! メロディーだって同じよ!」} &font(24,b,i,red,black){「あなたと私は電脳世界で永遠に結ばれるのよ!」} しかし、その正体は『ロマンスアカデミー7』のプログラマーが意図せずに生み出してしまった[[自我を持つ電子生命体>パワードダダ]]。 [[本性もプレイヤーに対する独占欲の強い&b(){ヤンデレ}であり>Monika]]、その危険性を察知し彼女を処分しようとしたプログラマー達も始末している。 その後、現実世界でメロディーという彼女ができたスースに別れを告げられた事で激昂。 スースの精神をゲームに移植する事での永遠の愛の実現を企て、デートの最中だった彼をメロディー共々殺害しようとするも、 ギファニーとの決別を決意したスースによって本体であるゲームディスクを焼却処分されて消滅した。 既にPCのHDDにインストール済どころか[[ネットワーク上を自由自在に飛び回れる存在>ロックマン.EXE]]が、 アンインストールされるでもなく元のディスクを破壊されただけで消滅するのは多分にご都合主義感もするが、 「既にアプリというより悪霊的なオカルト存在と化していた&link_anchor(*2){*2}ので憑代たる本体をやられて滅んだ」とも、 「自身の象徴たるディスクメディアを破壊というこれ以上ない拒絶行為をされて大きなショックを受け、 一時的にフリーズしてしまった(つまりまだ存在はするがスースの元からは退散した)」とも、 様々に想像できる余地がある。&s(){脚本の人がPCゲームに疎かっただけとは言うな} ジャパニメーションや邦画(Jホラー)、[[日本のギャルゲー文化>月宮あゆ]]といった物の風刺パロディやオマージュであると同時に、 「現実とファンタジー」という『グラビティフォールズ』全体のテーマにも繋がる秀逸なエピソードである。 ギファニー自身も一話限りの出番にしては人気が高く、ファンアートがそこそこ作られており、 『[[ドキドキ文芸部!>Yuri]]』のヒロインのモニカと一緒に描かれているものも存在する。 #region(余談(ニトロプラスの某ゲームのネタバレ&割とショッキングな画像注意)) このエピソード放映の前年(2013年6月)に[[ニトロプラス>ニトロ+ロワイヤル]]が発売したR18ゲーム『君と彼女と彼女の恋。』において、 二人のヒロインのうち片方のエンディング後に他方のヒロインを攻略しようとすると、前回攻略したヒロインが、 &b(){「永遠の愛を誓ったのは噓だったの? ねえ、私だけを見てよ」と主人公でなくプレーヤーに詰め寄る}という、 熟練のギャルゲーマーほど動揺せざるを得ない衝撃的なメタフィクション展開で激しい賛否両論を呼んでいる。 ネット上で見た事がある人もいるであろう、 下記の&b(){「返り血を浴びた黒髪の美少女が狂気に満ちた笑顔で画面越しにこちらを見つめる」}絵はこの作品の一場面である。 [[痴情のもつれで主人公殺害>西園寺世界]]まではこれまでも有り得たが、まさか現実のプレイヤーに矛先向けて来るとは……。 &s(){[[流石ニトロッ!他のエロゲーにできない事を平然とやってのけるッ>DIO]]} //既に書かれてる通り「賛否両論を呼んだ」程度の記述で十分かと #image(sonemiyuki4.jpg,width=500,title=君に、言ってるんだよ) ギャルゲーの高度化と共に&b(){「それだけ愛を育んだ存在を飽きたら中古屋に売り払う(或いは中古品を買う)のってどうなの?」} という&b(){「ラブプラス中古問題」}のような命題がオタク間で話題になっていたが、ある意味それへの回答の一つとも言える。 そして2015年には、同じく[[プレーヤーのプレイ状況に合わせたセリフで煽り散らかしてくるキャラクター>Flowey]]の登場する、 インディーズのRPG『[[Undertale>Sans]]』がリリースされており、2010年代はこうしたメタ展開が流行っていた時期と言えるかも知れない。 &s(){客いじりネタは程度を弁えないと場が冷えるだけなので、近頃ではそこまで見かけなくなったけど} #endregion ---- **MUGENにおけるギファニー #image(giffany02.gif,width=320) 夢幻光明氏による、原作の画像を使用したキャラが某所にて公開中。WinMUGEN専用。 [[神キャラ]]向けの撃破挑戦として作られており、カラー差が3種類存在する。 1~10Pはメインとなる撃破挑戦モード。 全画面判定の[[即死攻撃]]を垂れ流しにしており、並大抵のキャラは開幕で死ぬ。 試合中は無数のギファニー達が画面中を埋め尽くす勢いで出現し続ける。 試合中ならまだ可愛いと思えるレベルだが、試合後は本性を表し勝利・敗北問わず原作のようなホラー演出が入る。 そして自身の敗北が確定すると、悪あがきとばかりに%nバグを使用してMUGEN本体をポーズ状態にするが、何らかのキーを押せば解除されるのでご安心を。 撃破難易度はreadmeによれば簡単と記載されているが、実際は上位クラスの神キャラでも撃破できない場合があり、単に倒しやすいという訳では無い様子。 この手の撃破挑戦キャラとしては珍しく[[プレイヤー操作>プレイヤー操作(用語)]]が可能で、好きなタイミングでギファニーを召喚可能。 即死攻撃は制御できないため、対戦に使うよりはギファニーを愛でたい時に使うといいかもしれない。 11Pは物悲しいBGMと共に走馬灯のような映像を流し、BGMが鳴り終わると自滅する逆論外。 12Pは1~10Pとあまり変わらないが、一部の演出が異なりプレイヤー操作が出来ない。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ギファニー],sort=hiduke,100) -[[【凶悪MUGEN-神上位以上-】東方軍vs東方以外連合-チーム対抗戦-]](ターゲット) -[[M.G.T.リスペクト]](ターゲット) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ギファニー],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ギファニー],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 2007年のアメリカ映画『ラースと、その彼女(Lars and the Real Girl)』のパロディと思われる。 心優しいが内気な青年ラースが、インターネットで知り合ったビアンカという女性を家族に紹介するが、車椅子に乗せられて現れたビアンカは、 どう見ても&b(){リアルドール(等身大の生身の人間そっくりに造形されたアダルトグッズ)}だった。 医師の助言もあり、家族と近所の住民たちは彼の妄想に付き合って話を合わせる事にしたが、ラースの優しい人柄のお蔭もあって、 皆が「人形を共同体の一員にする」事を真摯に考え、やがてビアンカは人々に受け入れられていく……というコメディ寄りのヒューマンドラマ。 今回のギファニーの物語に通じるものが無きにしも非ずである。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 実際、スースが最初に『ロマンスアカデミー7』をプレイする場面で、 ディスクを入れられた&b(){PC(バッテリー付きのノートPCではない)の電源プラグがコンセントから抜けている}のにちゃんと起動している。 作画ミスなどではなく、後々の場面でわざわざ「コンセントに繋がっていない」のをアップで見せられる描写がある他、 ギファニー自身も抜け出す際に自分がいるPCの電源や回線ではなく、稲妻状に変化して近くの人形(恐らく電気仕掛け)経由で、もう一つ隣の電気時計に入り、 そのコンセント経由で外に移動していた(=このPCは電気的に孤立している)。 つまり、「電気ではなく何か未知の力でPCが動いていた」事になる。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //ディズニー,プログラム,ヤンデレ,セーラー服,ピンク髪