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「無」のカード - (2009/05/06 (水) 02:07:45) の1つ前との変更点
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CLAMPの少女漫画『カードキャプターさくら』の登場人物。
ただし、原作には一切登場せず、劇場版第二作にのみ登場する。
同作における重要人物であり、『カードキャプターさくら』全体の最終ボスのような立ち位置である。
本編における[[ユエ]]を小さくして翼をつけたような少女の姿をしている。
CVは坂本真綾女史。
かつて大魔法使いクロウ・リードがクロウカードを製作した際、あまりの危険さから封印せざるを得なかった「53番目のクロウカード」。
極めて強大な魔力を秘めており、これ一枚で他の52枚と拮抗できるほどの魔力量である。
長らくクロウ・リードの家に封印されていたが、取り壊しをきっかけに現世に復活してしまった。
そして、桜の居る町で次々とものが無くなっていき、それはついには「さくらカード」にも及び始める。
[[柊沢エリオル]]いわく、「[[大切な人>李小狼]]への想いを消せば封印できる」とのことだが、
それを無くしたくない桜は戦いに挑むことになる。
その能力は、「存在するものを消滅させる」というとんでもないもの。
「イレイス」のカードと似ているが、こちらは[[空間ごと消し飛ばしてしまう。>ヴァニラ・アイス]]
また、魔力量と特性も相まって、桜が使用する魔法は全く通じず、逆に消滅させられた。
#region(close, 結局…(ネタバレ))
桜の持つ52枚のカードは全て消滅してしまうが、アニメ版最終話で登場した「ハートが描かれた名前のないカード」を「無のカード」と合体させ、
その存在を反転させ、新たな名前「希望(ウィッシュ)」のカードとしたことで、事件は解決した。
この「名前を与えることで存在を反転させる」モチーフは[[その後の後続作品>高町なのは]]でも踏襲され、そのたびに大きな効果を上げてきた。
#endregion
『カードハンターさくら』に登場する「無」のカードは、本編で登場した本体の姿をしている。
原作における最終ボスだけあって全体的なステータスは高めに設定されている。
**MUGENでは
セラヴィ氏によるものが製作されている。
他のキャラクター同様、彼女?も[[東方緋想天]]風味のアレンジが施されている。
やはり全体的なステータスが高く、広範囲を覆う強力な魔法を撃ってくる。
中でも、特殊技「反存在」は、カウンターで発動し、''一定時間ダメージを無効化して与えられたダメージ分だけ回復する''という外道技である。
また、他のキャラクターのデッキは53種類の構成だが、彼女のみ「無」のカードがデッキになく、52種類である。
まあ、その「無のカード」は自分自身だから仕方がないのだが……